幌尻岳 二岐川出合-戸蔦別岳-幌尻岳往復(チロロ林道) 1泊2日
- GPS
- 32:58
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,729m
- 下り
- 2,728m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:59
天候 | 1日目/曇・強風 2日目/曇(30分だけ晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日高沙流川オートキャンプ場 http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/camp/ チロロ林道は途中のつり堀入口までは舗装されていますが、最後の30分くらいはダート。でも、普通の乗用車で走れます。駐車スペースば10〜15台くらい。トイレあり。水場はありませんが幕営は可能でしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は最初のうちあまり刈り払われている状態ではなく、フキが覆いかぶさっています。雨の後などはズボンがびしょびしょになるので、暑くなければ雨具のパンツを履いたほうがよいです。靴の中に水が入ってこないようスパッツも。渡渉が何度もありますが、注意して渡れば大丈夫でしょう。軽アイゼンを持っていきましたが雪渓では使いませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は吹上温泉保養センター白銀荘 http://www.navi-kita.net/shisetsu/hakugin/ に泊まりました。二段ベッドでひとり2,600円。 |
写真
感想
二岐川出合のゲート脇から林道を1時間くらい歩くと北海道電力の取水施設が左側に見え、林道はここまで。テントを張れる広いスペースがあります。雨でなければここまで来て幕営するつもりでした。
ここからの登山道、二ノ沢出合までの緩やかな上り坂はフキが道にかかって歩きにくい。前日がフキにかかっていて、ズボンがびしょびしょになりました。スパッツも履いてなかったので、靴に水が侵入。
ヌカビラ岳までの急坂の途中、「トッタの泉」でおいしい水がかなりの勢いで出ています。
途中、薄日も差したのですが、稜線に出ると予報通りの強風。そして霧。ときに風速20メートルを越えるくらいの風ですっかり消耗しましたが、トッタの泉で水を持たなかったので、北戸蔦別岳で幕営することはできず、予定通り七ツ沼カールまで進むことに。
強風は止まず霧も晴れず、七ツ沼カールに下りる道を見失い、先に進んだところにあるもう一つの七ツ沼カールに下る道は急坂に雪が残っていて危険で下りられず、やむなくハイマツで風が避けられる登山道に4人用テントを張りました。登山道上なのできちんと張ることはできず、なんとか食事を作り、4人で折り重なるように寝ました。
翌日、風は少し収まりましたが霧は晴れないなか、荷物をデポして軽い荷物で出発。
幌尻岳を往復して荷物を回収。七ツ沼カールの降り口付近で奇跡的に霧が晴れ、登ってきた幌尻岳や、雲に浮かぶ日高の山並みを望むことができました。
無雪期の百名山に人に会わないのは珍しいと思っていたら、ヌカビラ岳から二ノ沢出合の間に2人組2パーティーとすれ違い。いずれも北戸蔦別岳に幕営するといっていたので、まだ雪のあるこの時期はそのほうが一般的なのかも。
下山もとにかく長い。試練の山だと感じました。
下山翌日は、大雪山・旭岳〜トムラウシ山縦走2泊3日に続きます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-912493.html
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