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Yamareco

記録ID: 918327
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

中部日高☆コイカクシュサツナイ岳だけ

2016年07月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
rakutarou その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:25
距離
14.1km
登り
1,338m
下り
1,314m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
1:21
合計
8:25
5:19
74
スタート地点
9:36
9:44
14
10:18
10:39
87
13:44
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:札内川ヒュッテ前、及び、道道111を挟んで駐車スペースあります。
宿泊施設:札内川ヒュッテ(無料、トイレあり、水場なし)
     札内川園地キャンプ場(無料)・・・札内川ヒュッテより8kmほど手前
     日高山脈山岳センター(有料、予約優先)・・・同上
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜上二股】主に河原歩きで、渡渉もあります。なので沢靴が必要です。降雨後の増水状況などにより、沢スパッツもあった方がいいですが、私は使用しませんでした。渡渉ポイントをうまく探れば、足首から膝下を濡らす程度です。基本的にコイカクシュサツナイ沢から離れないように歩けば、迷い込む心配はないと思います。ただ、ゴルジュや堰堤を巻く際には、ピンククテープをしっかり見逃さないよう注意が必要です。

【上二股】顕著な沢の合流です。ここに尾根取り付きがあります。ここで沢靴をデポし、尾根歩き装備にチェンジします。

【上二股〜コイカク夏尾根頭(1719)】さすがは北海道三大急登「コイカク夏尾根」、序盤からCo1305辺りまでは背丈以上の笹被りや藪漕ぎの急登、1305越えても急傾斜登りをさせられます。ストック使用より手足を使った方が有利です。
「夏尾根頭」直下右はスッパリ切れ落ちてます。ザックが重い時や強風時は振られないよう、十分な注意が必要です。場合によってはヘルメット着用した方がいいかと思います。また、登り以上に下山時は慎重に。

【夏尾根頭〜ピーク】コイカクのエッセンスを堪能するなら1719でピーク感十分かもですね。でも、ここからはお花畑でした。断崖の夏尾根頭直下にも少しありますが、素晴らしかったです。
その他周辺情報 周辺に温泉施設はないと思います。
前泊のため19時頃到着しました。
奥左手が「札内川ヒュッテ」です。駐車スペースも満杯です。釣りで入渓された方もいらっしゃいましたが、ほとんどがカムエクやヤオロ〜1839のテン泊組なのでしょうね。
ちょうど私が到着した時、カムエク(八ノ沢泊)から下山されたソロ男性が駐車場を譲って下さいました。有難うございました。
2016年07月16日 18:54撮影 by  F-02H, FUJITSU
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7/16 18:54
前泊のため19時頃到着しました。
奥左手が「札内川ヒュッテ」です。駐車スペースも満杯です。釣りで入渓された方もいらっしゃいましたが、ほとんどがカムエクやヤオロ〜1839のテン泊組なのでしょうね。
ちょうど私が到着した時、カムエク(八ノ沢泊)から下山されたソロ男性が駐車場を譲って下さいました。有難うございました。
ヒュッテ内です。とても快適ですね(*'▽')
奥右手がトイレで、手前に流し台もあります。ですが、水はありません。二階の小屋裏は6畳ほどの部屋です。
この日の夜は、どなたもいらっしゃらなかったと思います。
私は結局、車中泊しました。
2016年07月16日 19:03撮影 by  F-02H, FUJITSU
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7/16 19:03
ヒュッテ内です。とても快適ですね(*'▽')
奥右手がトイレで、手前に流し台もあります。ですが、水はありません。二階の小屋裏は6畳ほどの部屋です。
この日の夜は、どなたもいらっしゃらなかったと思います。
私は結局、車中泊しました。
翌朝、CLと合流でスタート♪
女性ですが、ものすごい健脚の持ち主です。
輪止めのかつらトンネル抜け、橋一本歩くと登山口(写真左側の看板)です。ここから入渓箇所まで、作業道跡をちょっと歩きます。
2016年07月17日 05:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/17 5:17
翌朝、CLと合流でスタート♪
女性ですが、ものすごい健脚の持ち主です。
輪止めのかつらトンネル抜け、橋一本歩くと登山口(写真左側の看板)です。ここから入渓箇所まで、作業道跡をちょっと歩きます。
基本的に河原歩きの方が多いです。
上二股までコイカクシュサツナイ沢沿いをずっと歩きます。
比較的水量の少ない沢のようですが、降雨時や降雨後の状況はしっかり確認したいものです。
2016年07月17日 05:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/17 5:23
基本的に河原歩きの方が多いです。
上二股までコイカクシュサツナイ沢沿いをずっと歩きます。
比較的水量の少ない沢のようですが、降雨時や降雨後の状況はしっかり確認したいものです。
最初のゴルジュ。
巻道はピンクテープしっかりついてますので、見逃さないよう歩けば大丈夫です。
2016年07月17日 05:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 5:29
最初のゴルジュ。
巻道はピンクテープしっかりついてますので、見逃さないよう歩けば大丈夫です。
砂防ダム。
ここも巻道(ピンクテープあります)ついてます。
帰りに、疲れもあったせいか下ばかり見ていて、すっかりピンテ見逃しダムそばまで歩いてしまいました(;´・ω・)
それでも、戻ってすぐのとこでしたが。
2016年07月17日 05:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/17 5:35
砂防ダム。
ここも巻道(ピンクテープあります)ついてます。
帰りに、疲れもあったせいか下ばかり見ていて、すっかりピンテ見逃しダムそばまで歩いてしまいました(;´・ω・)
それでも、戻ってすぐのとこでしたが。
第二の函。
行きは巻き、帰りはじゃぶじゃぶしました('ω')ノきもちよかったです〜!
でも、途中、落ち込みあり深かったので、そこは攀じ登り巻きましたww
2016年07月17日 05:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/17 5:49
第二の函。
行きは巻き、帰りはじゃぶじゃぶしました('ω')ノきもちよかったです〜!
でも、途中、落ち込みあり深かったので、そこは攀じ登り巻きましたww
上二股です。
沢靴が沢山デポしてありました。
さあ(^^♪地獄尾根の序曲が聞こえてきますw
2016年07月17日 06:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 6:34
上二股です。
沢靴が沢山デポしてありました。
さあ(^^♪地獄尾根の序曲が聞こえてきますw
笹被りどころじゃありません。
でも、この笹の根強さが急登登りに一役買ってくれるのです。
とにかく終始両手両足総動員でした!
2016年07月17日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 7:02
笹被りどころじゃありません。
でも、この笹の根強さが急登登りに一役買ってくれるのです。
とにかく終始両手両足総動員でした!
チラトコミ、もとい、ピラトコミやま。
正直、写真撮影どころじゃなかった(;´Д`)
2016年07月17日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 8:00
チラトコミ、もとい、ピラトコミやま。
正直、写真撮影どころじゃなかった(;´Д`)
シャクナゲの花
2016年07月17日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 8:09
シャクナゲの花
Co1305、ここで初めてザックおろして小休止。
滝汗が止まらなかったです。
テントが一張りありました。
2016年07月17日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 8:15
Co1305、ここで初めてザックおろして小休止。
滝汗が止まらなかったです。
テントが一張りありました。
お花の向こうに1823峰ですかね。
とにかくシンドかったー。写真撮るにも呼吸が乱れ手がブレブレ。笑
2016年07月17日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:05
お花の向こうに1823峰ですかね。
とにかくシンドかったー。写真撮るにも呼吸が乱れ手がブレブレ。笑
キレッキレでございます。
2016年07月17日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:07
キレッキレでございます。
全神経を手足に集中。しっかりと行きました。
2016年07月17日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:08
全神経を手足に集中。しっかりと行きました。
下山される方とスライドしました。
比較対象があると高度感伝わりますよね。
とにかく、この付近は登りも下りも十分な注意が必要です。
2016年07月17日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:10
下山される方とスライドしました。
比較対象があると高度感伝わりますよね。
とにかく、この付近は登りも下りも十分な注意が必要です。
何でしたっけ?名前が出てこず(笑)
夏尾根頭直下付近にはお花も少しありました。
2016年07月17日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:18
何でしたっけ?名前が出てこず(笑)
夏尾根頭直下付近にはお花も少しありました。
キツイ登りも1823が背中を押してくれます。
その横左にカムエク様いらっしゃるはずですが、雲の中でした。
2016年07月17日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:30
キツイ登りも1823が背中を押してくれます。
その横左にカムエク様いらっしゃるはずですが、雲の中でした。
やっと夏尾根頭が見えてきたー!
2016年07月17日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/17 9:34
やっと夏尾根頭が見えてきたー!
うひょー(*'▽')

でもザンクに微妙な雲が(^^;
夏尾根頭(1719)到着しました!標高といい眺望といいピーク感満載でしたよ♪
写ってませんが、この日はテントも二張りあったと思います。

嗚呼、いつかあの稜線を歩きたい・・・。
2016年07月17日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:36
うひょー(*'▽')

でもザンクに微妙な雲が(^^;
夏尾根頭(1719)到着しました!標高といい眺望といいピーク感満載でしたよ♪
写ってませんが、この日はテントも二張りあったと思います。

嗚呼、いつかあの稜線を歩きたい・・・。
コイカクからヤオロ。
左手ポコポコの右ぽこがコイカク山頂で、こちらにもテントもが見えますね。その中間に北大レリーフが見えます。
ここから山頂まではトラバース気味に歩きます。


2016年07月17日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:36
コイカクからヤオロ。
左手ポコポコの右ぽこがコイカク山頂で、こちらにもテントもが見えますね。その中間に北大レリーフが見えます。
ここから山頂まではトラバース気味に歩きます。


今までで一番近くに見えたけど、遠いヤマ・・・
2016年07月17日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:36
今までで一番近くに見えたけど、遠いヤマ・・・
北の方面。
1823が存在感抜群でした!その横カムエクはずっと水平な雲のなかでした^^;
2016年07月17日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:38
北の方面。
1823が存在感抜群でした!その横カムエクはずっと水平な雲のなかでした^^;
夏尾根頭にザックをデポして、山頂まで草原歩きの気分♪
この間は本当にお花畑が凄くて見頃を迎えていましたよ。
2016年07月17日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:45
夏尾根頭にザックをデポして、山頂まで草原歩きの気分♪
この間は本当にお花畑が凄くて見頃を迎えていましたよ。
2016年07月17日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/17 9:46
レリーフでは手を合わせ、
2016年07月17日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:53
レリーフでは手を合わせ、
山頂にテント二つがありました。
2016年07月17日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/17 9:57
山頂にテント二つがありました。
そして山頂です。ありがとうございました!
2016年07月17日 09:58撮影 by  F-02H, FUJITSU
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7/17 9:58
そして山頂です。ありがとうございました!

感想

憧れの「1839峰」。
コイカクはその前衛峰で途中に踏まれることの多いヤマかもですが、日帰りで「これぞ、ザ☆日高!」を堪能するにはうってつけかと思います。
ですが、ハッキリ言って今のボクにはキツかったですー(;´Д`)
沢靴も十数年ぶりに物置から出しました(笑)

このたびは、先日カチポロ山頂で初めてお会いし、コイカク山行をお約束していたHさんとの山旅でした。
中部日高にもお詳しく、その健脚は圧巻の方です。
単独で上がるには挫けそうなヤマでしたが、Hさんのリードでキツくも念願の中部日高主稜線に立てることができました。
この場をお借りしお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

いつかはコイカク〜ヤオロ〜1839を踏みたいというキモチが強くなった一日でした(*'▽')

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コメント

rakutarouさん
コイカク山行ご苦労様でした 苦しかった思い出のある山こそ 達成感が よりいっそう 倍増してることかと思います きっと何年たっても きのうのことのように 鮮明に記憶が何度もよみがえることでしょう これでまた前進ですね また新たな目標が見えてくるかと思います ほんとうにお疲れ様でした
2016/7/18 13:06
Re: rakutarouさん
troutt22さん、ありがとうございますm(__)m
おっしゃる通り、達成感のある山旅でした。
今後も、ハードな山行も乗り切れる、より一層の自身の体力・精神力づくりに努めたいです。
あとは、まとまった休日です〜 そこがボトルネック的部分ではあるのですが
2016/7/18 17:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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