記録ID: 918776
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
日向山~甲斐駒ヶ岳周回ルート
2016年07月16日(土) 〜
2016年07月17日(日)



体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 33:16
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,966m
- 下り
- 2,969m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:08
距離 12.0km
登り 2,029m
下り 608m
天候 | 1日目は雨のち曇、2日目は曇時々晴れ、時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◾矢立石~日向山 歩きやすいハイキングコースです。日向山で一気に展望が開けます。が、この日はガスガス&雨でした。 ◾日向山~駒岩~大岩山 日向山から駒岩への登山道が少し見つけにくいです。日向山から雁ヶ原方面に進むと、錦滝への導標が立っていますが、導標の示す左方向ではなく、直線方向に進むと日向八丁尾根が現れます。 しばらく樹林帯の細い尾根歩きとなりますが、ルートは明瞭で迷うことはありません。しばらく歩くと駒岩(大岩山と鞍掛山の分岐点)に至ります。駒岩から大岩山は、山と高原地図では点線ルートとなりますが、危険箇所は皆無です。赤テープもたくさんあるので迷うことは無いと思います。 ◾大岩山~三ッ頭分岐 山と高原地図には載っていないルートです。ですが、赤テープ、マーク、鎖、梯子等、ルートはしっかり整備されており、安心して進むことができます。一部、藪漕ぎが必要な箇所もありますので、そのあたりは赤テープや踏み跡をしっかり見極める必要があります。 大岩山から少し歩くと、激下りが始まります。狭い等高線に対し法線方向に進むので、かなり急です。長いロープ、鎖場が連続するので注意が必要です。激下りが終わると、しばらく緩やかな尾根歩きです。 烏帽子岳直前で、今度は急な登りが始まります。歩行困難というわけではないですが、烏帽子岳付近は断崖絶壁なので注意が必要です。烏帽子岳を超え、少し進むと三ッ頭分岐に至ります。甲斐駒ヶ岳と鋸岳を結ぶ稜線です。 ※大岩山~三ッ頭分岐の標準コースタイムは3.5時間~4時間程度です。 ◾三ッ頭分岐~六合目小屋 断崖絶壁を歩行したり、藪漕ぎする箇所もありますが、基本的には歩きやすい道です。赤テープが少ない箇所もありますが、落ち着いてルートファインディングすれば問題ありません。 ※三ッ頭分岐~六合目小屋の標準コースタイムは30分程度です。 ※六合目小屋付近が少し見つけにくいかも知れません(甲斐駒ヶ岳方面から歩いてくれば、すぐに見つかります)。六合目小屋手前で、直線方向に進む道と斜面を登る道の二手に分かれます。斜面を登る道が甲斐駒ヶ岳への登山道です。直線方向に進むと六合目小屋です。 ※水場は非常に分かりにくい箇所にあります。六合目小屋手前の砂地(お墓と白い木の棒が立っている)を10分程下ると水場が出現します。かなり急な道です。 ※六合目小屋内は10名程度収容可能な避難小屋です。半分がフローリング、半分が土間になっています。私たちのパーティ(2人)が到着した頃、フローリング部分は他の登山者ですでに占領されていたため、土間にテントを張りました。なかなか快適でした。 ◾六合目小屋~甲斐駒ヶ岳 岩稜帯を歩きます。断崖絶壁を歩行する箇所もあります。また、一箇所だけ垂直に近い鎖場があります。鎖場以外は難しい所は無かったです。 ◾甲斐駒ヶ岳~駒ヶ岳神社 いわゆる黒戸尾根です。刃渡りまでは鎖場、梯子が連続し、なかなかハードです。 刃渡り以降はひたすら樹林帯を下ります。長過ぎて辛いです。 ◾駒ヶ岳神社~矢立石 日向山ハイキングコースの一部なので、危険箇所等は皆無ですが、黒戸尾根を下った後なので、結構辛いです。 ※駒ヶ岳神社~矢立石の標準コースタイムは50分です。 |
その他周辺情報 | 尾白の湯で汗を流しましょう! |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 雨降りの際は、ゴミ袋、ジップロック等が重宝します。 |
感想
ずっと黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登りたいと考えていましたが、インターネットで色々と調べていくうちに、日向山経由で甲斐駒ヶ岳に登れることを知り、是非このコースで登りたいと考えるようになりました。
山と高原地図にも記載されていないルートですが、ルートは比較的明瞭でした。六合目小屋の水場が涸れていることを想定し、6kgの水を背負ったため、かなりキツい山行となりました。(2016年7月16日現在、水場は涸れていませんでした!)
天気には恵まれませんでしたが、雲の消えた時間帯もあり、何よりロングコースを歩ききったことで、大変満足度の高い山行となりました!
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