記録ID: 919518
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳 桂小場登山口から 雄大な中央アルプスの稜線を楽しむ
2016年07月18日(月) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:25
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,954m
- 下り
- 1,952m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:23
距離 21.6km
登り 1,960m
下り 1,953m
16:14
ゴール地点
朝寝坊で計画より1時間遅れの山行スタートでした。
駐車場の台数が少ないので、皆さん道路脇などの空いている場所に駐車されていました。
朝6時少し前に到着した私も、そんな空いている幅員広めの道路脇に何とか駐車できました。
駐車場の台数が少ないので、皆さん道路脇などの空いている場所に駐車されていました。
朝6時少し前に到着した私も、そんな空いている幅員広めの道路脇に何とか駐車できました。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小黒川沿いに上流へ向かうと桂小場登山口にたどり着きます。 登山口付近に砂利で整備された広い駐車場はあるが、多くの部分をバスの転回スペースが占めているので、実質使用できるのは10台以下。 多くの車は登山道より奥の道路脇などの空きスペースを利用していました。 私も河川上流側の幅員に余裕のある道路脇を利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 標識などを新しくする事業が行われており、これから設置する予定の標識などが登山道に準備されていました。 登山道の脇に標高を示す小さな標識が所々に設置されており、励みになりました。 全体に比較的歩きやすい登山道という印象ですが、森林限界を過ぎた後は岩場を歩くシーンもありますので、注意力が必要です。 |
その他周辺情報 | 温泉施設は、伊那市営の「みはらしの湯」、南箕輪村営の「大芝の湯」があります。 登山口はソースかつ丼やローメンの地域づくりを行っている伊那市ですので、ネット等で検索して食してみることお勧めします。 |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
登山口の風景です。
右手の東屋の中に登山カードのポストあります。
この道の左側、東屋の反対側が駐車場ですが。
スペースのほとんどはバスの転回のためのものです。
これより先の道路脇に相当台数停められます。
右手の東屋の中に登山カードのポストあります。
この道の左側、東屋の反対側が駐車場ですが。
スペースのほとんどはバスの転回のためのものです。
これより先の道路脇に相当台数停められます。
登山口にある案内板。
初めての方は登る前に読まれると事前の情報が楽しみを倍増させてくれる気がします。
私はといえば、寝坊したので帰ってからこの写真で「そ〜だったのか」と後で勉強しているわけで・・・。
いずれにしても参考になります。
初めての方は登る前に読まれると事前の情報が楽しみを倍増させてくれる気がします。
私はといえば、寝坊したので帰ってからこの写真で「そ〜だったのか」と後で勉強しているわけで・・・。
いずれにしても参考になります。
昭和50年7月24日落雷の事故現場とされています。
詳細は存じていませんが、ネットで検索する中では事故にあわれた方はその後回復されたとの記述を発見し、少し心が安らかになりました。
それにしてもこの標高の低い場所で落雷とは・・肝に銘じます。
詳細は存じていませんが、ネットで検索する中では事故にあわれた方はその後回復されたとの記述を発見し、少し心が安らかになりました。
それにしてもこの標高の低い場所で落雷とは・・肝に銘じます。
六合目到着です。
アサヒビール株式会社からの環境保全のための援助で登山道の整備が行われているとのことで、この標識の奥にはその事業により設置される新たな案内標識などが置かれていました。
ありがたいと思います。
アサヒビール株式会社からの環境保全のための援助で登山道の整備が行われているとのことで、この標識の奥にはその事業により設置される新たな案内標識などが置かれていました。
ありがたいと思います。
またまた分水嶺の標識です。
もちろん少し場所も違います。
右が桂小場m左が冬道。
そして左手前が(夏道)西駒山荘という矢印があります。
冬道は将棊頭山の稜線越えルートということかもしれません。
もちろん少し場所も違います。
右が桂小場m左が冬道。
そして左手前が(夏道)西駒山荘という矢印があります。
冬道は将棊頭山の稜線越えルートということかもしれません。
中央の大きな岩になにがしかのプレートが埋め込まれていました。
内容は、昭和52年に将棊頭山で逝った航空高専山岳部の仲間を偲ぶために設置されたものでした。
この山で幾多の遭難事故があったことが偲ばれ心が痛みます。
山に遊ぶものとして心に刻んでおきます。
内容は、昭和52年に将棊頭山で逝った航空高専山岳部の仲間を偲ぶために設置されたものでした。
この山で幾多の遭難事故があったことが偲ばれ心が痛みます。
山に遊ぶものとして心に刻んでおきます。
宝剣岳と中岳の間に山小屋が見えています。
この景色は本当に力を与えてくれるけど、右手に見える木曽駒ケ岳山頂は自分のイメージより、実際に歩いてみると遥かに遠く、遥かに険しかった。
この景色は本当に力を与えてくれるけど、右手に見える木曽駒ケ岳山頂は自分のイメージより、実際に歩いてみると遥かに遠く、遥かに険しかった。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
|
---|
感想
当日は晴天で、大気の状態も安定しているということで雷の心配も少なく、自分としては長めの山行、下山時刻も遅めに設定できました。
かつて40年以上前に登山口は違いますが中学校の登山で初めて登った山です。
今やロープウェイで登る方々が圧倒的に多くなっています。
できれば下から自分の足で登りたいと思っていたのですが、思ったより早く実現できました。
森林限界を抜け、稜線を将棊頭山山頂やいくつかの峰を超えて目的地の木曽駒ヶ岳山頂まで歩く間の景色は格別で、そこまでの疲労が嘘のように回復して楽しい山行でした。
北アルプスの眺望は若干稜線が不明瞭でしたが、南アルプスや八ヶ岳、富士山、御嶽がよく見えました。
一番感動したのは、中央アルプスの稜線を普段とは違う角度で望んだことでした。
山頂周辺から展望する伊那前岳、三沢岳、南部の空木岳、南駒ヶ岳の姿は素晴らしかった。
まだまだ中央アルプス歩きたいところがいっぱいです。
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コメント
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当日同じコースを登った者です。
当方、黄色いザックでサングラスをかけた背の低いオッサンです。
時間的に、濃ヶ池分岐〜大樽小屋でお会いしたかもです。
素晴らしいレコの記述に感心しました(私のレコが恥ずかしい)
何はともあれ、お疲れ様でした。
聖職の碑で最初にお会いして、その後幾度か一緒になり会話を交わさせていただいた方ですね。
私はライトグリーンのウェアにオレンジ色のザックを背負っておりました。
山ではちょっとした会話でもありがたいですね。
お世話になりました。
コメントいただき感謝です。
またどこかでお会いするの楽しみにしています。
はじめまして。
同じ上伊那郡に住んでいます。(単身赴任のアパート暮らしですが)
木曽駒ヶ岳は福島から遊びに来た家族と千畳敷から登っただけ,その時のあまりの喧噪さと今ひとつ”ここがアルプスの頂上だ!”って感じがなくてもう行かなくていいなぁ、とずっと思ってました。
が、QuincyBowさんのレポはじめ最近いくつかのレポでこのルートを知りました。何しろ登山口まで近い!!高山植物も眺めも素晴らしい,おかげで行ってみたいルートに格上げになってしまいました。聖職の碑もDVDで見ましたが,映画を見ただけではダメですね。体で感じなければ!(ただし晴の日に行かせてもらいます)
今後のご活躍期待しています。
コメントありがとうございます。
昨年から久しぶりに山行を再開したところで体力不足を何とかしようとしているところ、hayabusaHanの記録拝見して健脚ぶりがうらやましい。
地元に素敵な山があるのにこれに登らぬてはあるまいと思い、山行計画はいくつも準備、いや妄想しています。
私の知り合い、当地出身者は西駒登山(木曽駒ケ岳登山)を中学生の時代に学校登山として経験している者が多いですね。
近年ロープウェイで身近になった反面、観光客が多くてかつての西駒登山とは様変わりしています。
山行を再開してから、自分の足で地元の山を登ろうとルートを探っています。
今回の桂小場ルートもその一つ。
気にしていただけて嬉しいですね。
是非登ってみてください。
返信が遅くなりご無礼いたしました。
新たな山行記録楽しみにしています。
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