薬師岳〜北ノ俣岳−折立ピストン アルプスはやっぱり大きいな
- GPS
- 28:43
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 2,470m
- 下り
- 2,463m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:35
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 8:11
天候 | 曇り…朝は晴れているが9時〜10時頃からガスがでてくる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・一宮木曽川〜立山IC…2時間30分くらい。白鳥ICから1車線なのでトラック等による当たり外れが大きい。飛騨清見までは70分くらいか。 ・立山IC〜有峰林道 亀谷ゲート…30分くらい。コンビニはある。6時にゲートが開くのでみなさん待っている。 *時期によっては6時にゲートに着いてたら遅い ・亀谷ゲート〜折立…舗装された2車線。ただし車線規制工事をしまくっていて結構時間がかかった。それでも30分くらい。 *規制場所によっては10分くらい止められる ・auは当然のごとく圏外。ただし有峰ビジターセンター付近は使用可能! 帰り *昼間 ・折立〜東谷ゲート…45分くらい。6時ゲート解放だと絶対駐車場負ける… ・西岸線…舗装された2車線。トイレあり。走りやすい ・南岸線…舗装された1.5車線。だがこれでもかと退避場があるので問題無し ・東谷線…舗装された2車線。飛越トンネルにむけてかなり登る。 ・飛越トンネル〜国道471…今回は県道484を神岡方面に進んだが、見座方面であってもどちらも1時間くらい。 ・飛越トンネル手前に大きな駐車場あり。 ・集落のあるごく一部だけ携帯使用可能だがほぼほぼ圏外。 ・少しだけ1.5車線 ・峠を越えるので上り下りが激しい ・41号まで…12分くらい。・41〜中部縦貫道…36分くらい。*旧41号は通らず ・中部縦貫道〜飛騨清見…15分くらい。 ★今回は90号を通らなかったがやはり立山周りの方が距離は増えるが速い。けどナビに言われるほど飛騨周りでも時間はかからない(信号がほぼ無いから)し高速代が2500円くらい安くなるので平日行くなら飛騨周りでいいかな。でも道中ほぼ真っ暗なんだよな〜 おそらくハイシーズンは6時に入っても折立駐車場に止めることができるのは並んでいる先頭あたりだけだと思うので、路駐覚悟なら飛騨周りでもいいか?! 折立駐車場…100台だが平日でもほぼ満車。ただし下山する人がいるので9時〜10時くらいなら空きもでてくるか。太郎泊ならそれでOK。自販機、水洗トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・折立〜太郎平…標高差1000mのうち初めのポイントである三角点までで500m一気に登る。五光岩ベンチまでは数回登り下りを繰り返す。五光岩ベンチを過ぎると木道が続く。雨の日の下りは注意が必要。 ・太郎平小屋…小屋の南側に水場あり。10時から食堂もオープン。 ・太郎平〜薬師岳山荘…木道を進んだ後60mほど下ると薬師峠。キャンプ場になっておりここにも水場あり。登り返しの初めは沢を登っていくので登山道も濡れている箇所ある。薬師平あたりから稜線に乗るので風が気持ちいい。薬師岳がドンと目の前に広がってテンションが高まるが標高2500mを超えるので慌てず。 ・薬師岳山荘〜薬師岳山頂…山荘から見える避難小屋のある所(屋根ないけど)はピークではなくそこまで登ってから左にトラバースしていくと山頂に祠がある。 ・太郎平小屋〜北ノ俣岳…木道をすすみガレ場をグッと登ると稜線にでる。穏やかな稜線にお花畑が広がって良コース。 |
写真
感想
会社が20〜24日まで休みなのでどこに行こうかと考えていたが天気がなかなか読めず結局直前まで決まらずで取りあえず北の方はよさそうなので以前から行きたかった薬師岳に行ってきました。
1つミスったのは飲み物&水を3.5Lも持っていった事。いくら薬師岳小屋が雨水だからって途中に水場あるんだから下から担いでいく必要ないのに(笑)
薬師岳山頂へ向かう途中で出会った70歳のピッケルおじいさんは今日雲の平から来て明日は黒部五郎、明後日は笠ヶ岳、明々後日は焼岳へと行くという。登りが登れなくて30m登ったら呼吸を整えるから全然進まないって言っていた(確かに薬師峠からの登りで一度抜いている。でも下りは普通に降りれる)けど連日12時間とか行動しているってスゴイです。なんでピッケルもってるかっていうとストック買うのがもったいないからだそうで、ピッケルも30年使ってるとか… 山頂までいろいろとお話ししながら登り山頂でもジャーキーを頂いてお話しさせていただいた。順調なら今日は笠ヶ岳だけど無事着いたかな?
薬師山頂で出会った50代後半の女性の方は今日室堂から一気に薬師まで抜けてきた!ってスゴイです。 計画を立ててトレーニングして計画通りに実施できたことを非常に喜んでおられた。
会ったとたんに「あんた スゴイ速いねぇ あっという間に置いて行かれた」って言われたけどそれはTJAR選手の岩崎さんですよ(笑) 服が黄色いってだけです(笑)
薬師岳小屋でお話ししていた方々に100名山ハンターが3名おられて驚いた。お一人が「100名山は生きる目標だ!」って言われていたけど毎日休みなのも大変だそうだ。現役世代の自分としてはいつでも山に行けるから羨ましいって思うけどそうでもないみたい。80以上制覇されている人がお二人いたな。お一人は車の後ろをベッドにして車中泊で周っているそう。「金がある人だけが100名山やっているわけじゃない」って言われていたが、やっぱりせっかく行ったからには〜っていうことで台風が来ていても登ったとか結構怖いなぁということも経験されているみたい。
下山に太郎平小屋へ向かう途中では食堂で隣になったおばさん(えらく軽装なわりにすごく遅い)にストックの使い方をアドバイスしたり、折立に降りる途中ではこれまた小屋でご一緒だった方2組とそれぞれ別の場所で再開してお話しした。
ソロの小屋泊だと一期一会の楽しみがあってこれはこれで好きだ。
二日目そのまま降りるのは物足りなさすぎるので北ノ俣岳へ寄った。山小屋の女将さんも「あそこはお花が綺麗だよ〜」って言われていたので楽しみにして行ったら確かにスゴかった。北ノ俣岳は普通は薬師〜黒部五郎縦走する人しか通らないと思うがなかなかのポテンシャルだ。
自分は100名山には興味がないのだが(100名山に行っているが…)、とにかく頂上に行って写真撮ってくるのが目標になってしまうとしたらちょっと違うんじゃないかな〜って感じる。もっとも昔のおっさんが趣味で選んだだけである100名山だけれど「いい山が多い」ことは確かなので否定はしないけどね。
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