朝日岳、雪倉岳、白馬岳
- GPS
- 56:36
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 2,994m
- 下り
- 2,990m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:20
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:50
天候 | 7/25曇り後雨 7/26雨 7/27雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ・登山後の温泉:蓮華温泉800円 |
写真
感想
7/25(月)山行1日目
早朝5時過ぎ蓮華温泉登山口を8名で出発。
「蓮華の森」の樹林帯を通り、湿原「兵馬ノ平」の木橋を色鮮やかな高山植物を見ながら進む。
登山口から1時間ほどで瀬戸川に到着、立派な鉄製の瀬戸川橋を渡り休息する。ここが今日の最低点で登山口から300m以上下ったことになる。
そして朝日岳山頂まで再び1300m以上登ることになる。
「白高地沢」を越え急坂の樹林帯を抜けると尾根に到達する。
「花園三角点」だ。その北側に広大な「五輪高原」が拡がり、木橋が延々と伸びている。五輪高原のお花畑にはピンク、黄、白、紫色の鮮やかな色彩の花々が咲いている。
五輪山をトラバース、ガレ場を過ぎると「吹上のコル」に到着する。
ここが「朝日岳」と「栂海新道」の分岐点だ。やっと朝日岳山頂が目前に現れてきました。雨が降り出し急いで雨具を装着、PM13:30に雨に煙る朝日岳山頂に到達する。
山頂を下りPM14:30に今夜の宿「朝日小屋」に到着する。
本当に長く感じられた一日となりました。
でも朝日小屋はきれいで食事が大変美味しく感じました。
7/26(火)山行2日目
今日の天気予報は最悪です。
早朝、雨具を装着し朝日小屋を出発する。
朝日小屋から「水谷のコル」の分岐までは直ぐだ。
分岐から朝日岳をトラバースしながら水平道を軽快に進む。
2時間ほど経過して「小桜ケ原」に到着する。更に東に赤男山を見ながらガレ場の登山道を進む。
この頃から風雨が強まり、気温が下がり最悪の天候になる。
ずぶ濡れで身体が冷え、ガタガタと震えがくる。嵐のなかを2時間ほど歩くと「雪倉岳」山頂だ。誰もが足早に山頂を素通りし「雪倉岳避難小屋」に急行する。AM11:30頃に雪倉岳避難小屋に到着する。他のツァー団体の10人程の登山者が既に避難していた。
身体が冷え切った状態なので湯を沸かし部屋を暖め、身体を温めて長めの休息をとる。そして天候の回復を見ながら避難小屋を出発する。
緩やかな尾根道を進み「鉱山道分岐」で小休憩をとる。ここから急坂の岩稜尾根を登り、漸く「三国境」に到着する。
出発から約9時間半、PM15:25に「白馬岳」山頂に到達するが、ここも素通りし「白馬山荘」に直行する。
PM15:40山荘に辿り着き、今日の山行は終了する。
靴やザックのなかの物も全てが濡れ、カメラも完全に使用できない状態。濡れた装備を乾燥室に入れ、着替えをしてやっと落ち着く。
そして雨音を聞きながら深い眠りに落ちてゆく。
7/27(水)山行最終日
早朝に目覚めると雨音がする。窓越しに覗く外は、深い霧に覆われ小雨が降っている。気合を入れ雨具を装着し元気に出発する。
白馬山荘からの急坂を上ると、直ぐに白馬岳山頂だ。
山頂から引き返す人、「白馬大池」や「朝日岳」に向かう登山者が交錯し山頂は大変な賑わいだ。
霧が立ち込め展望が効かない山頂で記念撮影をし、直ぐに白馬岳山頂から「小蓮華山」に向かう。尾根道は緩やかで歩きやすい。
次第に天候は回復し青空が広がり、山頂まで伸びる美しい稜線が確認できるが山頂は依然、霧に包まれ全容を現わすことがない。
アップダウンはあるが緩やかな下り、足の運びは軽快だ。
AM10:00に「白馬大池山荘」に到着する。そして山荘前でゆっくり食事をして休息をとる。
白馬大池から3時間半、PM13:20蓮華温泉登山口に再び、無事戻ることができた。
最後に硫黄の匂いが漂う蓮華温泉に浸かり、汗を流し爽快な気持ちを取り戻しホッとする。散々な天候の3日間でした。
大雨と湿気でカメラは使えなくなったのは残念でしたが、逆に大変、記憶に残る山行となりました。
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