大弛峠→甲武信→雲取山→奥多摩駅のはずが…


- GPS
- 31:00
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 2,681m
- 下り
- 4,413m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:34
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 11:49
天候 | 初日 曇り時々晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 丹波温泉からバス 奥多摩からJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて実線のルートなのでほとんど問題ありませんでしまが、将監峠から飛竜権現に少し崩落箇所がありました。 |
その他周辺情報 | 丹波山温泉 600円 休憩は持込ありです。 |
写真
感想
奥多摩から行くか迷いましたが、土曜日の雲取山避難小屋は混んでそうなので、塩山からバスで大弛峠まで行ってそこから甲武信岳を越えて破風山避難小屋で一泊。そして2日目は雲取山まで歩いて避難小屋で一泊。石尾根を歩いて奥多摩駅までにしました。
大弛峠から国師岳までチラホラいた人も国師岳を越えると全然いませんよ。2人ほどすれ違った程度。
毛木平からの合流を過ぎるとまた人がチラホラ出てきて甲武信岳山頂はソコソコの賑わい。そして甲武信小屋を過ぎて破風山に向かうとまた誰もいない。で、破風山避難小屋も誰もいない。占有! 日が暮れると鹿が小屋の近くまで遊びに来る程度
4時に小屋を出て、破風山山頂でアンテナが立ってネットで錦織をチェックするとなんと1stセットを7-6で取っている。勝てば帰らないと。で、水晶山と古礼山の間でアンテナが立った時に勝利を確認。うーん、一気に石尾根歩いて奥多摩駅まで行くか。この時はまだ元気だった。
古礼山からの富士山と南アルプスが最高。燕山から下りたところの雁峠が素晴らしく綺麗だ。でも誰もいない。北アの燕はすごい人だろうに。
笠取山に行くと作平🅿からのピストンのハイカーがチラホラ。でも黒エンジュ山方面に向かうとまた人がいない。黒エンジュ山を過ぎたあたりでかなり疲労が。唐松尾山前後の岩場で完全に奥多摩駅は諦めて丹波山へと。将監峠から少し行ったとこでドカーンという感じの飛竜を見たら、ガッテン承知、アンタの勝ちです!
雁坂小屋で頂いた水2Lも疲労とともに心細くなってきた。このままだと丹波山までもたないかも。地図に水場があると出てるので注意深く歩いていたはずが、通り過ぎてしまった。いざとなれば雲取山避難小屋で飲むつもりで雁坂小屋で買ったビールがある。それにオレンジジュースも半分くらい残ってるばす。
ところで丹波山からのバスが微妙。頑張れば15:45に間に合うかもしれず、それを外すと18:20。ま、温泉もあるから外してもいいことはいいが、できれば頑張りたい、と思ってヘトヘトの足を叱咤激励しながら将監峠からコースタイム2時間20分をなんとか1時間半で行かないかと頑張ったが、ほぼ2時間。20分しかゲインできなかった。唐松尾山の下りあたりからつま先が悲鳴を上げだした上にここに来て今度はザックのストラップが当たる肩鎖関節あたりが文句を言い出した。
飛竜権現に着いたのは12:54。バスまで3時間。そしてコースタイムは3時間35分。84% 登りならこの程度の疲労でも可能だが下りはなぁ。だいたいコースタイムだから。でも頑張ってみた。が、最初の35分の前飛竜のちょい先まで35分。あんなに頑張ったのにぃ。残りコースタイム3時間を2時間20分 78%。 次のマイルストーンの熊倉山に着いたのは14:10。ここで諦めて5分ほど休憩してビール! さすがにガソリン入れると違う。やっぱり行けるんじゃないかと俄然元気が出る。サオラ峠までの35分を20分ちょいで。ここからコースタイム90分を60分で下りれば間に合うではないか。ここからバス停まで2本のルートがある。一つは90分。もう一つは100分。でも90分のほうは急傾斜の山道とある。ちょっと迷ったが絶対値の低い90分のほうに。これがやっぱり間違いだった。急傾斜のため走るに走れない。でも頑張って走れるところを走って、20分くらいのとこで地図を見ると1/3は来てるではないか! このペースで行けば! しかし急傾斜と疲労のためペースを保てない。さらに20分後に地図を見てみると…ああ、もうダメだ。 そう思った途端にペースガタ落ち。途中で抜いたキノコ採りのおじいちゃんにも追いつかれそう。
下の舗装路が見えてきたとこで鹿よけの柵。そこにバス停まであと10分とある。時計をみるとバスであと7分。ああ、あそこで諦めたいなければ、と思いながらもまた走る。6分走ったとこでやっぱりダメじゃんと諦める。あの、バス停まで10分は絶対ウソだ! 結局バス停に着いたのはバスが行った5分後。 天は私に丹波山温泉に入って行けと宣うた。
帰りの電車ではもつシューズを履いてられず、靴下とシューズ脱いでザックに括り付け持っていたサンダルで、青梅で乗換え、立川で乗換え、今国分寺で特急待ちしてます。でも奥多摩から全部座れて、これ書いてたらもうすく我が荻窪に到着です。そろそろ靴下とシューズ履きますかね。
そうそう大事なことを忘れてました。今朝雁坂小屋を過ぎたあたりでiPhoneの充電中に滑落しそうになって電源ケーブルを破損して充電不能に。その時残り72%くらい。その後節電モードにして、なるべく地図を見ない、写真も撮らないようになんとか丹波山温泉まで。で、温泉の休憩処で隣の人にケーブル借りてなんとか35%まで復帰。さらにその方同じバスで奥多摩駅までだったので、よかったら奥多摩駅までいいですよ、と。いい人に巡り合えて幸せな山行でした。
コメント
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先日は雁坂小屋へお立ち寄りいただきありがとうございました。
星空と翌朝の眺め、いいタイミングで見ていただけて良かったです。
『雁坂小屋で頂いた水2Lも疲労とともに・・・』ということでしたら、「返さなくていいですよ」と一言添えてドラム缶でも差し上げればよかったですね。
いろいろアクシデントがあったようですが、また機会がありましたらお越しくださいませ。
その節はありがとうございました。北側の山々はホントに素晴らしいの一言でした。それも写真と合わせて見せていただきながら山の名前も全部教えていただいおかげです。
ドラム缶いただいても…鍛えておきます!
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