北アルプス西穂高岳登頂2days(モンベルイベント)



- GPS
- 07:48
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 967m
- 下り
- 977m
コースタイム
- 山行
- 0:55
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:56
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:45
天候 | 7/30 雨/曇, 7/31 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
07:05 バスタ新宿 → [高速バス] →12:55 平湯温泉(1時間20分程遅延) 13:50 平湯温泉(10分程遅延) → [路線バス] → 14:20 新穂高RW ロープウェイ往復: 2,600円 (モンベル会員割引) 荷物運賃(6kg以上)往復: 300円 ■7/31 11:30 新穂高RW → [松本行急行バス] → 12:00 平湯温泉 16:00 平湯温泉→ [高速バス] → 22:00 バスタ新宿(1時間30分程遅延) |
コース状況/ 危険箇所等 |
独標〜山頂間の岩稜地帯は難所として知られていますが、ホールド&スタンスが豊富なので、マーキングを見落としてルートから外れなければ(上級者コースとして)難しくないはず。 ここ最近でも、ピラミッドピーク(8峰)から9峰の区間にて下山中の事故が多発しているそうです。実際かなり急峻でトラバースするように進む岩場があるので核心部と言えるかも。 個人的に一番緊張したのは西穂山頂直下の岩場の登り降り。下から見上げると巨大な滑り台のように見える急斜面では下山時にスタンスが取りにくく、上からはマーキングも見えにくいので神経を使った。すれ違いも困難。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉バスターミナル3Fにて日帰り温泉あり(600円)。 休憩所もあるので、帰りの高速バスの待ち時間の間に丁度良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスストーブ
ヘルメット
ハーネス
安全環付きカラビナx2
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感想
以前から登頂したいと思っていた憧れの西穂高岳へ行ってきました。
とは言っても、単身&初トライで独標〜山頂間の難所を越えるには不安があったので、プロの山岳ガイドが付くモンベルのアウトドア・ツアーに申し込みました。
1日目。
新宿を出発した高速バスの遅延のため、平湯温泉で集合時間に1時間程遅れる旨を電話連絡。
ロープウェイに乗って西穂高口駅を出ると外は雨。ここから1時間程歩いて西穂山荘に向かって登り、先行して出発していたツアー参加メンバーと合流します。今回は私を含めて男性2名、女性2名、ガイド1名の計5人のパーティ。
他の団体客も含め多数の宿泊客のため、割り当てられた部屋は寿司詰め状態。
山の夜は夏でも寒いと着込んでいましたが、人口密度が高くて夜中は汗だくでした。
2日目。
3時に起きて出発準備。満天の星空が広がる。
装備を調え4時に出発。雲が増えてきたのが少し気になる。
丸山を通過して独標までは特に難所なし。ここまで1時間程。
独標でガイドとロープを結んで各メンバの安全を確保して先へ挑みます。
・独標から10峰方面へ下る急斜面は道幅が広くスタンス&ホールドが豊富なのでそれ程怖くない。簡単な落石防止対策が施されており整備されているように感じた。
・9峰から少し進んだ所に大きな一枚岩に切られた足場に左足を置いてトラバースする箇所があるが、次の右足の置き場に少し悩む。ホールドはしっかりしている。
・8峰ピラミッドピーク直下の急峻な岩場は事故多発地帯。一部鎖あり。
・8峰より先は一見では分かり難い箇所があるのでマーキングの見落としに注意。ガレ場に浮き石多数。
・4峰チャンピオンピークには標識が立ってないので通過時に気が付かなかった(岩に書いてあるらしい)。
・主峰直下の急峻な岩場が最後の難関。一枚岩のようになっている箇所もあるので慎重にルートを選ぶ必要がある。
心配していた天気も問題なく、西穂高岳山頂は青空の下360度の絶景でした。
奥穂高岳へ登る登山客や剱岳の先端も見える。風も穏やかで20分程山頂に滞在しましたが、後続登山客が増えて混雑してきたので下山開始。
岩場を下りるのは登るよりも難しいので事故が多いです。
特に主峰とピラミッドピーク直下の岩場が急斜面なので通過に神経を使いました。
9:30頃に西穂山荘まで帰還。
荷物の整理を行い、名物の西穂ラーメンを味わった後にRW西穂高口駅まで下山。
予定よりかなり早くイベント終了となりました。
この後、最もショッキングだったのは第1ロープウェイで下りている時に熊を見つけた事。同乗していた子供達が「クマだ〜♪」と騒いでいたので、窓の外を見たらホントに居たので思わず声が出た。。。あんなのと山歩いている時に鉢合わせしたら絶対ムリ。というか、こんな下の方に出没してて大丈夫なのかよ!?と思った。
平湯温泉へ戻るバスに乗っている時に天気が崩れて雨が降ってきたので、タイミングの良い時間帯に行動出来たと思う。
今回初めて山岳ガイド同伴の登山に参加してみましたが、山の知識も豊富でいつもと違う体験できて楽しかったです。危険箇所の通過もロープによる確保があるので、心理的にリラックスした状態で登り降りに集中できました。
SHOHEI510205さん こんにちは。
ザイル確保された方たちと8峰〜9峰辺りですれ違ってた記憶があります。
感想が丁寧に書かれていて初めて西穂に登ったことを思い出しました。とても感心しました。
ひとつ質問ですが、すれ違った時にピンクのウェアの方がザイルを持っていたようでしたが、この方がガイドさんですか?
コメントありがとうございます。
タイムスタンプを比べると、私達がピラミッドピークを下りてる辺りですれ違っているようですね。ややこしい場所でハラハラして避けた記憶があるような?
ピンクのウェアの方が山岳ガイドです。
スッキリしました(笑)ありがとうございます。
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