乾徳山 2016夏

2016年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,368m
• 下り: 1,362m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:52

9:43 乾徳山登山口バス停
10:11 10:13 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
10:31 10:47 銀晶水
11:45 11:45 錦晶水
11:51 11:51 国師ヶ原
12:12 12:12 月見岩
13:29 13:29 扇平
13:53 13:58 髭剃岩
14:23 14:45 乾徳山
14:55 14:56 水ノタル
15:58 16:02 高原ヒュッテ
16:05 16:05 国師ヶ原
16:48 16:55 銀晶水
17:08 17:09 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
17:33 17:33 乾徳山登山口バス停
17:35 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカー使用。駐車場は乾徳山登山口のバス停そばです。

コース状況／危険箇所等

○乾徳山登山口バス停〜国師ヶ原
比較的よく踏まれた登山道です。
水場も2箇所あるので、持っていく水の量が少なくても補充可能です。
が、登山口に近い銀晶水は水量が少なかったので、枯れる可能性もあるかもしれません。
また、同行した友人の一人は水が原因か翌日胃腸炎になったので、気になる方は煮沸したほうが良いかもしれません（私は全然平気でしたが。笑）

○〜扇平
若干の樹林帯を抜けると心地よい草原歩きです。
登りはややキツめですが、天気が良ければ甲府市街や南アルプスまでよく見えるでしょう。

○〜乾徳山山頂
草原から一転、山頂までは岩場です。
山頂直下を除けば鎖に頼らなくても登れる岩場が多いのですが、滑りやすい雨のあとなどは特に注意が必要かと思われます。
岩場の練習にはちょうどよいかもしれません。

○〜水ノタル
荒れています。
山頂直下はハシゴのある岩場を通過し、その後は短い樹林帯歩きです。
岩の上に木の根が張ったような道を歩いていくので、ふかふかで面白い感覚ですが心もとない感じがします。

○〜高原ヒュッテ
やや荒れています。
看板にもあるとおり、「ガレ場の急下降」が何箇所かあります。
また、踏み跡が少なく道を誤りそうになりますので、ルートファインディングに気を使います。
コースを通じてマーカー（ピンク色のテープ）はあるので、辿っていければ迷うことはないはずです。

○〜国師ヶ原〜乾徳山登山口バス停
登り同様。難しいところはありません。

写真

8/11 9:41

登山口の駐車場。ここからスタート

8/11 9:54

最初は林道歩きです

8/11 10:14

登り始めるとこんな感じで、やや岩の多い道です

8/11 10:51

登りが続きます

8/11 11:12

コース外はこんな感じの岩場もありますが、しばらく鎖場など険しいところはありません

8/11 11:25

スポーツようかんでエネルギー補給

8/11 11:35

徐々になだらかになってきます

8/11 11:43

錦晶水を過ぎ国師ヶ原が近づくとかなり平坦な道に

8/11 11:46

シカ！結構近くにいます

8/11 11:47

公園のような道になりました

8/11 11:48

山頂（左上）は雲の中ですね

8/11 12:02

心地よい草原ですが、登りは結構急です

8/11 12:02

遠くに見えるのは大菩薩嶺あたりですかね

8/11 13:16

カミキリムシのような虫がのってきました

8/11 13:17

ちょっと天気が良くなった？

8/11 13:17

岩の上ではしゃぐ友人たち

8/11 13:22

分かりづらいのですが、ここにもシカが

8/11 13:28

昼飯もとったので出発

8/11 13:30

樹林帯に再突入すると、すぐ岩場の雰囲気が

8/11 13:37

岩感でてきます（違和感ではない。笑）

8/11 13:44

コース取りの判断が要求されます

8/11 13:52

髭剃岩。実際剃れるんですかね

8/11 13:56

ハシゴもでてきます

8/11 13:57

良い眺めですね

8/11 13:57

下りのハシゴなので注意が必要です

8/11 13:59

鎖場が増えてきました

8/11 14:00

岩登り感あって楽しい！

8/11 14:14

最後の鳳岩。結構な高さと勾配です

8/11 14:15

岩の割れ目に足をかけて登ります

8/11 14:16

中間あたりで右へ

8/11 14:17

うまいこと三点支持をしながら登ります

8/11 14:25

登りきりました

8/11 14:34

山頂にて

8/11 14:38

それなりに眺望はありますが、雲が多めでした

8/11 14:42

あちらは奥多摩方面？

8/11 14:49

下山開始。水ノタルに向けてさらに進みます

8/11 14:49

ここがそこそこ険しい岩場です。下りのハシゴもあります

8/11 14:51

乾徳山2016メートル？

8/11 14:55

水ノタル。ガレ場の急下降ありとの注意書きが

8/11 15:01

道はあまり踏まれていないので、ピンクのテープを頼りに進んでいきます

8/11 15:14

これですかね、ガレ場の急下降

8/11 15:14

道なのか枯れた沢なのかあやしいです

8/11 15:58

平坦になれば、高原ヒュッテはまもなくです

8/11 16:11

錦晶水。水量多めですが、沢の水そのままって感じですね

8/11 16:18

おや？

8/11 16:19

このシカも水を飲みに来たんですかね

8/11 16:50

行きに写真を撮り忘れた銀晶水。水量は少なめです

8/11 16:51

看板もあり、結構湿っているのでわかりやすいです

8/11 17:22

無事下山。水の音が気持ち良いです

8/11 18:51

番外編、風呂上がりのコーヒー牛乳

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ サポートタイツ ズボン 靴下 替え靴下 グローブ 雨具[上下] 着替え 靴 ザック ザックカバー 非常食 調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 熊鈴 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック 水(2.3L) 水500ml x2 スポーツドリンク（粉末） おにぎり ライトミール スポーツ羊羹 ウェアラブルカメラ 予備バッテリー

備考

ガスカートリッジの残量が少ないので換えが必要

感想

Raguon

今年から新設された山の日。
「山の日に山に行かなくてどうする」ということで、日帰りできる＆そんなに混雑しなそう＆それなりの難易度、という条件を満たす乾徳山へ。
朝5時に友人宅を出たにも関わらず、15km以上の渋滞に巻き込まれて30分遅れの到着。。
やはりお盆休みをはじめ連休期間中は車の登山はやめたほうがいいですね。

乾徳山は岩場・鎖場の多い山と聞いていましたが、序盤は比較的歩きやすい登山道。奥秩父らしい山歩きを楽しめるコースです。
国師ヶ原〜扇平は登りこそきついものの、開けた草原となっていて心地よい登山を楽しめます。5月に登った伊吹山を思い出されます。天気はあまり良くなかったものの、南に三つ峠と甲府市街、東に大菩薩嶺、その先に奥多摩の山々まで見通すことができました。天気が良ければ南アルプスまで良く見えそうです。
扇平〜山頂までは前評判通り、岩場の連続。最後の鳳岩を除けば鎖なしでも登れそうですが、慎重に登る必要があるのは間違いないです。

総じて言えば、山登りの楽しさを凝縮したような良い山でした。山の日に乾徳山を選んだのは正解だったと思います。到着が遅れたこともあってか、人も多くなく快適な登山でした。

なお後日談ですが、途中の水場の水が良くなかったのか、友人が胃腸炎に。。
私は問題なかったのですが、気になる方は煮沸したほうがいいかもしれません。
（まあ、煮沸したほうが良いのはどこの水場も同じかもしれませんが）