三度目の正直?! ようやく摩利支天まで行けました!
- GPS
- 26:48
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:55
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:20
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中の湯・ロープウェイ・濁河温泉などへバスが出ています。 木曽町生活交通は片道1,500円。 濁河温泉は往復割引あり(片道2,320円 往復4,100円)木曽福島駅前のおんたけ交通の事務所で買えます。 http://www.rosenzu.com/ontake/ 中の湯、濁河温泉とも駐車場あり。 中の湯の駐車場は、30台ほど? 私が着いた時点で空いてました。 濁河温泉は下山時点で一番近い登山口のところは満車。ちょっと下のところは空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中の湯、濁河温泉いずれも登山口に登山ポストあり。 濁河では登山届の提出を呼びかけていたようです。 中の湯も、小屋の方が提出するように声かけしていました。 <中の湯〜女人堂> 木の階段がずっと続きます。やや朽ちているものもあるものの、特に危険はありません。 <女人堂〜二の池〜摩利支天乗越〜五の池小屋> ザレの急登箇所もあります。滑らないようお気を付けください。 また、賽の河原は濃霧時、道迷いが多いとのことです。小屋に泊まっていた方の話しでは、過去に遭難多発しているとのことでした。 また、ハイマツが茂って、少し歩きにくいところもありました。 摩利支天乗越〜五の池のあたりはガレ場もあります。 <摩利支天乗越〜摩利支天> こちらもザレ・ガレがあります。 ちょっとした岩登り箇所もあります。 摩利支天山頂は狭く、1グループでいっぱいになると思います。 <五の池小屋〜四の池〜継子岳〜飛騨頂上> こちらもザレ・ガレ・岩場がありますので注意ください。 四の池のところは1箇所渡渉があります。 マークもしっかりしているので特に危険はないと思いますが、増水時は渡りにくいのかも? いずれのルートも、濃霧でなければマークや道標がしっかりしていて、特に迷う危険はないと思いますが、強風時は森林限界から上は注意です。 摩利支天、三ノ池、飛騨頂上の西側は結構風が強くなる印象です。 |
その他周辺情報 | 湯元館(¥500) http://yumotokann.com/ 旅館おんたけ(¥1,000) http://www.ryokan-ontake.jp/ どちらもとても親切です。 私は前回も今回も湯元館利用しました。広くはないですが、綺麗で、2回とも時間的なものか(日帰りの方が多いので夕方は混んでいるのかも?)、空いてましたので、ゆっくり使えました。 旅館御岳はお土産ショップやラウンジもあり、外のテラスでビールの提供もあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
お盆だし、どこへ行っても混んでるよな〜〜
アルプスのどこの小屋も布団一枚で何人かだろうし…
そうだ、五の池へ行こう!
五の池小屋なら布団一枚に一人で眠れるはず!
ということにしました(^^)
そして、濁河温泉ピストンのつもりでしたが、山友さんが、二の池が通れるようになったのだから、中の湯かロープウェイで行くのもいいですよ、と教えてもらい。
それなら、どうせ二の池は見に行きたいと思ってるので…と、中の湯から登ることに。
木曽福島駅からバスで中の湯へ。
さて、今回は来週の縦走に向けて…来週はがっつりでCTより早く長く歩くことになるので、実際に自分がどのくらいCTより早く歩いているのかの確認も含めて歩きます。
(結果、だいたい予定のCT8がけで歩けているのがわかりました〜〜。)
が…ひたすら続く木の階段に段々心が折れそうになってきますw
仲間がいればまだ気がまぎれるのだけれど…景色もあまり変わらない中、延々階段登るのってキツいわ〜w
といいつつ、なんだかんだと女人堂へ。
ここでお昼休憩とって、また、登ります。
ここからは景色が変わり、荒々しい斜面が。そして、道も木道から石がごろごろした道に。
曇り空だったのですが、少し青空ものぞきはじめ、剣ヶ峰の稜線が見えるとおおーー! っという感じです!
石室山荘の中を抜けて進み…立ち入り禁止の剣ヶ峰への道に張られたロープを見つつ、二の池本館へ。
以前に読んだ御嶽山噴火のドキュメントを思い出します…このあたりはかなりの噴石が飛んできていたところ…白っぽい灰が登山道脇に積もっているのは見ながら進んできましたが…
更に進んで…二の池のところに積もる灰を見ると、なんとも言えない気分になります…
道標を見るに…灰が深く積もっているのがわかります…
そして…灰で白くなってはいますが、二の池の水面は澄んでいて…あたりには色とりどりの花もたくさん咲いていて…変わらぬ自然の営みと噴火の爪痕の風景に…なんだかとても切ない気持ちになりました。
私は、あの噴火の日の頃はまだ山歩きを始めたばかりで、御嶽山はまだ手の届かない山で、里山をうろうろしているのが精一杯でしたが・・・来年は行けるといいな、と思っていたところ・・・結局、噴火があり、剣ヶ峰は未踏のままです。
二の池も、噴火前とは随分違うのでしょうが、前を知らない私には比べようもありません。
でも、これを見ておきたかったのです。もっと綺麗に噴火の痕跡がなくなってしまう前に。(これでも噴火直後とは全然違うのでしょうが)
まだ噴火の陰が残る二の池周辺を…
山歩きをする者として、そして、御嶽が比較的身近な地域に住む者として…噴火の時期が違っていれば…私もここにいたのかもしれません…
また…この先、山歩きをしていて遭遇することがないとは言えません…
うまく言葉になりませんが…二の池付近を訪れ、この景色を心に刻んでおきたかったのです。
そして、やはり実際に目にすると、開田や濁河から登った時には感じなかった気持ちを感じました。
剣ヶ峰を見上げ…亡くなられた方に心からご冥福をお祈りしました。
まだ行方不明の方もいますが…もう捜索のニュースは聞かず、諦められていまっているのでしょうね…
その先も、賽の河原に咲き乱れる花を見ては…色々な思いがよぎりました。
そして、剣ヶ峰を振り返りつつ、摩利支天乗越まで来ると、そこを境目にその先は濃い霧でした。
なので、今日も摩利支天は諦め、そのまま五の池小屋に進みます。
新しくできたごろ寝テラスを横目に受付を済ませます。
先月来ていたのを覚えていただいてました( ´ ▽ ` )ノ
布団はご配慮いただき、ここなら、男性は入らないから、と当初新館だったのを、変えてもらってしまいました♪
ザックを置いて、早速ごろ寝テラスでごろごろ。
気持ちいい!!
でも、ごろごろしていたら体が冷えてきてしまったので、山友さんが先日食べていた、五の池特製おしるこを食べます♪
ココナッツミルクが入っていて、もう絶品です!
美味しすぎる!
外は相変わらずガスガスなので、ひたすらまったりです♪
夕飯をいただいて、またまたまったり♪
この日は夕陽は見えなかったものの、日が暮れてから、星が見えるよ!
という、他の宿泊者さんの声に外へ出ると、さっきまでのガスが嘘のよう。
満点の星空です( ´ ▽ ` )ノ
早速ごろ寝テラスに向かって星空鑑賞。流れ星も3つ見て、大満足です♪
そうこうしているうちに夜は更けて…
結局、8人のブースの両端に1人づつの2人、という贅沢な状態で寝ました( ´ ▽ ` )ノ
やっぱりお盆は五の池にして正解でした( ´ ▽ ` )ノ
(いえ、小屋にしてみたら、ありがたくない話しでしょうが。。。)
あ、ピザは…今回は他のソロの方と女性お二人とシェアしようと話してましたが、夕飯でお腹いっぱいだったりして、食べ損ねてしまいました(^^;;
朝、アラームで目を覚ますと…残念なことにガスで真っ白という声が聞こえてくるので…
ありゃ、これはダメか〜〜と二度寝。
結局5時に起きて、トイレに行くと、快晴ではないですか❗
あの声は夢だったのか(笑)その後晴れてきたのか、モルゲンロートが綺麗なので写真を撮って、朝日も撮りました♪
どうやら雲が厚くて、日の出時間より遅れてご来光があったらしいんですが、ご来光は見損ねてしまった(^^;;
朝ごはんを食べて、急ぎ支度をしてアタックザックで摩利支天と継子に向かいます♪
白山に北ア、八ヶ岳&中ア&南アも雲が下がって見えてきます♪
中アのコルになっているところからは富士山も( ´ ▽ ` )ノ
多分、徐々に雲があがってきてしまうので、早いうちに登って景色を楽しむ作戦成功でした( ´ ▽ ` )ノ
摩利支天や継子ではちょっとした岩場もあって楽しかった( ´ ▽ ` )ノ
たっぷり贅沢な景色を楽しんで五の池へ戻ってシフォンケーキ♪
ふわふわで美味しかったーー!
あ、そして、戻ると五の池のスタッフさんかお帰りなさい、どうでした?
と話しかけてくれます♪
こういうアットホームさが五の池はたまりません!
他だとデポしたザックを取りに戻ってもこういうのはないですからね〜〜。
昨夜ちょっとお話しした男性二人組と一緒にシフォンケーキを食べ、なんとなく一緒に下山でした。
五の池小屋から見る摩利支天が綺麗だし、ずーっとこれを眺めてごろごろしてたい!
降りたくない! けれど…仕方ありません(^^;;
湯の花峠をまで一緒に降りて、お昼を五の池のお弁当を頼んでいた私はそこでランチタイム。
男性お二人は先に降りていかれました。
(といっても、結局、温泉でまたお会いしましたが(笑))
というわけで…五の池小屋、3回目にしてようやく、快晴! 摩利支天に登れました!
earielお姉さんは3回目の御嶽。
CTの8掛けのペースか
寅はCTの1・5倍増し ヘタすりゃ2倍でビックリ 。
大展望だし、好天気に恵まれて、ウマイものもイッパイ食べれたし。
高山で流星を見るって、そんな機会は滅多にありませんよ。
三ノ池のブルーはいいね。
お姉さんの一人山行は、よかレコでした。
寅も再度御嶽山へと思案中
前回は2012年10月10日(噴火の2年前、レコアップ済み)
心残りがあるんよ。
一番大事な三ノ池の御神水を頂くこと。ついでに摩利支天も。
濁河温泉スタート 。貧脚、鈍足でも (いつ行けるんだろうネ・・・)
toradoshiさん、こんばんは(*´∀`*)
8掛けペース、結構キツイですけどねぇ(^^;
次の週末、体力がもつのか、ちょっと不安です(^^;
流星はまさかの幸運でしたヽ(´▽`)/
三ノ池のお水、私はまだいただいたことがないです〜〜!
美味しいそうなので、次はいただいて来ようと思います♪
是非是非、御獄山への山行レコ、楽しみにしてます(*´∀`*)
earielさん
こんにちは
ようやくたどり着きましたね。
私も早くシフォンケーキを味わいたいものです。秋にお邪魔しようか思案中。
今年はタイミングが難しそうですね。
来週は縦走ですか?表銀座?裏銀座?さて何処でしょうか。楽しみにしております❗
kazuさん、こんばんは(*´∀`*)
はい♪ 二度ともガスガスだったりだったので、3度目でようやく快晴の日に当たって、良かったです(*´∀`*)
是非是非、シフォンケーキ食べてきてください!
来週は・・・さて、どうなるのか?!
念願の縦走の一つなので、無事完歩のレコをあげられるよう、頑張ってきます!
お姉さん、三ノ池は酸性の水で”万年腐らない神秘の水”=御神水と呼ばれているんよ。
詳しくはネットで「三の池の御神水」で検索してね。
そうなんですね!!
ありがとうございます!
ちょっと調べてみます(*´∀`*)
なんと!
今、ようやく寅さんのレコを拝見して気がつきました!
プロフ画像は御嶽山だったんですね!
全く気づいてませんでした( ̄▽ ̄;)
こんばんは、earielさんヽ( ̄▽ ̄)ノ
摩利支天登頂おめでとうございます!
色々な思いをめぐらせながらで、複雑な気持ちたったのですね
私は未踏の地ですので、いつかは行きたいところです
ごろ寝テラス気持ち良さそう(*´∇`*)
私は爆睡してしまいそうです(笑)
最近の山行は快晴続きになってきましたね♪
earielさんの日頃の行いが良いのかな?
こんばんは、tsuyoponさん♪
はい。愛知で生まれ育った私にとっては木曽のおんたけさんは冬には学校から見えたり、何かと身近な山。その山で起きた噴火とたくさんの被災された方、色々と考えてしまいました(^^;
ようやくお天気に恵まれて摩利支天に登れましたよ♪
(いえ、別に行けないことはなかったんですが、ガッスガスでは楽しくないですしw)
ごろ寝テラスいいですよ〜!
爆睡してもお泊りなら大丈夫です!(笑)
最近は1日は晴れになってるんですが・・・さて、日頃の行いだといいんですが(^^;
まだまだ本命の山行が待ってますので(^^;
earielさん こんにちは
「ごろ寝テラス」いいですね〜
昨年五の池小屋を覗きましたが、
とても雰囲気の良い小屋だったこと思い出します。
私も同日に御嶽山登っていました。
天気も良くてサイコーでした。
どうやら女人堂のお食事中にすれ違ったようですね。
五の池小屋まで行きたかったのですが、
摩利支天山まででした。
五の池小屋まで行ってたら、
ゴロゴロして駄目人間になれたのですね...残念
goldengateさん、こんばんは!
山行に行ってまして、お返事遅くなりましてすみません。
五の池は本当に雰囲気が良いところですよ(^^)
あら! そうだったんですね!
女人堂ですれ違っていたとは、びっくりです!
五の池小屋のごろ寝テラスでダメ人間になっていたら・・・
もう五の池に泊まるしかなくなりますよ(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する