素敵なショーを見せてくれた唐松岳

2016年08月20日(土) 〜 2016年08月21日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.4km
• 登り: 921m
• 下り: 914m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:23
• 合計: 3:28

7:44 八方池山荘
8:05 8:05 八方山
8:26 8:26 八方池
9:16 9:26 雪渓
9:41 9:41 丸山
10:20 10:30 唐松岳頂上山荘
10:45 10:48 唐松岳
11:12 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 1:52
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:07

5:52 唐松岳頂上山荘
6:21 6:21 丸山
7:04 7:19 八方池
7:59 八方池山荘

天候

8/20　晴れのちガスのち雨
8/21　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

カフェテリア黒菱前の駐車場（無料）

コース状況／危険箇所等

八方尾根は全体的に蛇紋岩なので滑りやすく危険
（岩が濡れているとさらに危険）

写真

黒菱駐車場からの白馬三山
左から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳

文明の利器にてズルする

鹿島槍、五竜のてっぺんには雲が

奥左から雨飾、妙高連山、乙妻・高妻山、戸隠、飯縄

左に行くとまき道、右に行くとケルンのある八方山
もちろん右へ

八方尾根を振り返る

八方尾根は蛇紋岩ばかり

蛇紋岩は黒光りしてツルッと滑るので気をつけよう

八方山ケルン

鹿島槍、五竜の雲がとれた！

鹿島槍が助さん、五竜が格さん
という勝手なイメージを持っている

左から、なだらかな天狗尾根と白馬三山

右から天狗の大下り、不帰キレット、一峰、二峰、三峰

一峰、二峰、三峰

八方池越しの不帰キレット

トリカブト

最後の丸山ケルン

蛇紋岩地帯以外ではここら辺が危険かな

唐松頂上山荘到着
今宵のお宿

山荘から15分くらいで山頂

雷鳥先生

先生はメタボ気味

つがいのコマクサ

孤高のコマクサ

これから太陽と山と雲のショーが始まる

山々と雲はスタンバイを始めている

各山一斉に、いまかいまかと出番を待っています

八ヶ岳、富士山も準備OK

脇役なんて言わせねーぜ！
と、奥秩父の山達

王者たる風格
一番最初にスポットライトが当たるのはもちろんこの人か！
（あ、人じゃないか）

でも、浅間山がオラオラ！プシューッ！っと噴煙あげて
一番気合い入ってます！

いつもは地味な四阿山が隣の浅間山にあおられながら頑張っています！

格さん、もとい五竜岳はチラリズムでスタンバイOK

立山、剱岳も準備万端

と、思ったら！
ちと、雲がフライング気味！
立山・剱岳ピーンチ！

水晶、赤牛も雲が頑張りすぎてスポットライトが当たる前に出番終了かっ！

ヘビー級の南アルプス群はやはり落ち着き払っている！
（いや、あくまでも想像の世界）

あー！もう剱岳は角だけに！
本日出番なし！
さよーならー！

北関東軍団かっ？
遠すぎてわからん！

不帰キレット軍団はスモークを使い、おどろおどろしさを演出

そして、幕が開きスポットライトが…

大映のオープニングな感じで

ピカーっと！手前の山は眩しすぎて、もはや何山だかわらからない！残念！

不帰キレットから白馬岳

唐松岳と不帰キレット

相変わらずスモークの演出が憎いね不帰キレット

浅間山、噴煙あげて興奮中です

今日は控えめな王者
(主役は浅間君に…(本人談))

八ヶ岳軍団も頑張りました

南アルプスオールスターズ
いぶし銀な感じでやはり最高です！

チラリズム度が増した五竜岳

ちょっとだけよーん(本人談)

でも今日の一番は唐松岳！

唐松山頂は人々で押し合いへし合い状態
（いやー、頭のてっぺんがこそばゆくて大変でしたー(本人談)）

影唐松岳とブロッケンまで作って頑張ってくれたよ！

影唐松岳とブロッケン

偉いぞ、唐松岳！
頑張れ、唐松岳！

唐松岳から不帰キレット

朝のショーはこれでおしまい
さて、では下りますか

影唐松に対抗して、影自分です

落石危険

網、張ってくれてます

気持ちのよいトラバース道

相変わらずおどろおどろしい不帰キレット

雪渓の雪は少ないです

どうやら月もショーに参加していたらしい

白馬三山

相変わらずチラリな五竜岳

唐松岳、またね

丸山ケルン

なんだか神々しい

仏像のようで手を合わせたくなるな

唐松はもう見えない

八方池によりみち

まだ早いので人がいない

逆さケルン

池周辺は花が沢山

シモツケソウ

わからぬ

ミヤママツムシソウ

ヤマホタルブクロ？

ウメバチソウ？

ハッポウウスユキソウかな？

ミヤマコゴメグサ

ハクサンシャジン

どうしても顔みたいに見える

八方尾根をぐんぐん下る

八方池山荘が見えてきた

到着

クワッドでまたズルします

リフトでさらにズルします
ははは

感想

yamafuji

ご来光を見るために、久しぶりに山小屋泊をしてみました。

1日目の前半は天気が良かったが、山小屋に着いてから小雨が降り出し、
夜までずっと雲の中。
迷走台風が二つ近くにいるため明日の天気が読めない。
山荘の天気予報は霧であったが、
ネットの予報によると明日の午前中まではギリギリ晴れるかもしれないとの事。

明日何も見えなかったら、それはそれで仕方がないと一か八かで泊まってみた。

一向に晴れる気配もないまま、就寝。

夜中に目が覚めて外に出たら月の明かりに照らされた剱岳や立山、唐松岳が見えていた。
月明かりに照らされた山々は、とても美しく、
神々しいショーを見ているようだった。

どうにか明日の朝までこのまま持続してほしいと願わずにいられなかった。

2日目
外に出たら、目の前に剱岳、立山がくっきりと見えている。
やった、晴れたー！

まだ薄明るい空の中、山々や雲海は、いまかいまかと陽が昇るのを待っているようだった。

そして、陽が昇り、
雲と山々はとても素敵なショーを見せてくれました。