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Yamareco

記録ID: 95021
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ついに八ヶ岳の洗礼(硫黄岳&赤岳)

2011年01月14日(金) 〜 2011年01月15日(土)
 - 拍手
onsen その他1人
GPS
64:00
距離
16.6km
登り
1,986m
下り
1,971m

コースタイム

コースタイムは「山と高原地図」の時間を記入。
時間はデジカメから記入。

◆到着時間◆   ◆場所◆    ◆出発時間◆◆所要時間◆◆コースタイム◆
1月14日(金)
          赤岳山荘駐車場       06:50ーーー1:52ーーー2:00
 08:42     赤岳鉱泉        09:17ーーー2:25ーーー1:50
 11:33     赤岩の頭        11:35ーーー0:21ーーー0:20
 11:56     硫黄岳山頂       12:00ーーー0:14ーーー0:15
 12:14     赤岩の頭        12:18ーーー0:52ーーー1:20
 13:10     赤岳鉱泉        07:38ーーー0:57ーーー0:57    
1月15日(土)
 08:35     行者小屋        08:35ーーー1:26ーーー1:00
 10:01     赤岳と中岳のコル    10:04ーーー0:35ーーー0:40
 10:39     赤岳山頂        10:48ーーー0:57ーーー1:10 
 10:45     阿弥陀岳と文三郎尾根分岐11:00ーーー2:08ーーー1:50
 13:08     赤岳山荘駐車場 
天候 1月14日 
 曇りのちガス
1月15日
 曇りのち雪
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場 一日\2,000
美濃戸口から赤岳山荘までのダートはチェーン必携ですが、この日はFF+スタットレス
でも大丈夫でした。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは美濃戸口バス停にあります。

美濃戸口から赤岳山荘は悪路ですが、1月14日の朝はFF+スタットレスでも通過でき
ました。
通常、タイヤチェーンがあれば四駆でなくても通れると思います。
(積雪期に3回通って3回とも通れました)


◆赤岳山荘駐車場〜赤岳鉱泉(北沢ルート)
砂防ダムまでは一部林道を歩きます。
その先、橋を13本渡りながら右岸、左岸を歩く情緒豊かな登山道。
傾斜は緩やかで南沢より歩きやすい。

◆赤岳鉱泉〜赤岩の頭
赤岳鉱泉から森林限界まで危険箇所なし。
赤岩の頭から下る、数mは吹き溜まりのため滑落注意。

◆赤岩の頭〜硫黄岳
トレースはありません。
ガスっていたため、視界不良。登山道を外れないように。

◆赤岳鉱泉〜行者小屋
危険箇所なし。

◆行者小屋〜赤岳と中岳のコル(文三郎尾根)
文三郎尾根上部〜赤岳と中岳のコルの間は風が強いので注意。
文三郎尾根の階段は殆んど埋没。鎖は一部埋没。
新雪の為、上り下りは慎重に。

◆赤岳と中岳のコル〜赤岳山頂
トレースはありません。
ガスのため視界不良。稜線上は踏み跡は微かに判ります。外れないように。
頂上直下は新雪のため上り下りはズルッと滑りやすので慎重に。


もみの湯(\500)
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html
美濃戸口から10分程度で、ロスなく諏訪南I.Cに乗れます。
朝の赤岳山荘駐車場。向こうに阿弥陀岳が見えますが、山頂部分はガスってました。
2011年01月14日 06:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 6:46
朝の赤岳山荘駐車場。向こうに阿弥陀岳が見えますが、山頂部分はガスってました。
北沢コースの堰堤広場。
2011年01月15日 18:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:50
北沢コースの堰堤広場。
その堰堤広場に掛かっている一つ目の橋。
2011年01月14日 07:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 7:41
その堰堤広場に掛かっている一つ目の橋。
そこを渡って左の沢コースへ。右は増水時に通るまき道。
2011年01月14日 07:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 7:42
そこを渡って左の沢コースへ。右は増水時に通るまき道。
橋を全部で13本渡ります。
2011年01月15日 18:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:51
橋を全部で13本渡ります。
赤岳鉱泉とアイスキャンディー。横岳はガスの中。
2011年01月14日 08:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 8:42
赤岳鉱泉とアイスキャンディー。横岳はガスの中。
振り返れば少し青空が・・・
2011年01月14日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 9:34
振り返れば少し青空が・・・
見上げたら・・・おっ?回復の兆し?
2011年01月14日 10:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 10:31
見上げたら・・・おっ?回復の兆し?
赤岩の頭。周りはガスガスです。
2011年01月14日 11:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 11:33
赤岩の頭。周りはガスガスです。
硫黄岳の最後のケルン。
2011年01月14日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 11:55
硫黄岳の最後のケルン。
硫黄岳山頂はガスの中。
2011年01月15日 18:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:52
硫黄岳山頂はガスの中。
画像では判らないでしょうが、風は凄く強い。爆裂方向に吹いているので、火口の傍に怖くて近寄れない。
2011年01月14日 11:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 11:59
画像では判らないでしょうが、風は凄く強い。爆裂方向に吹いているので、火口の傍に怖くて近寄れない。
横岳方面を見るが全く見えず。
2011年01月14日 11:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 11:59
横岳方面を見るが全く見えず。
赤岳鉱泉の晩飯。左上は豚キムチ鍋。ホッケの干物。サラダ、果物。何時も美味しいです。
2011年01月14日 18:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 18:08
赤岳鉱泉の晩飯。左上は豚キムチ鍋。ホッケの干物。サラダ、果物。何時も美味しいです。
鍋にご飯を投入。雑炊で食べました。
2011年01月14日 18:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/14 18:22
鍋にご飯を投入。雑炊で食べました。
朝食。卵は温泉卵。焼き魚はサバの塩焼き。海苔、沢庵、小梅、昆布佃煮、オレンジ、味噌汁、ごはん・・・・以上。
2011年01月15日 06:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 6:37
朝食。卵は温泉卵。焼き魚はサバの塩焼き。海苔、沢庵、小梅、昆布佃煮、オレンジ、味噌汁、ごはん・・・・以上。
赤岳、阿弥陀岳方面。200m先しか見えず。こりゃ荒れてると予想。
2011年01月15日 07:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 7:32
赤岳、阿弥陀岳方面。200m先しか見えず。こりゃ荒れてると予想。
峰の松目方面。ガスってます。
2011年01月15日 07:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 7:32
峰の松目方面。ガスってます。
北アルプス方面・・・全くダメ。
2011年01月15日 07:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 7:33
北アルプス方面・・・全くダメ。
文三郎尾根から赤岳方面。凄い風です。先行者の単独者2名、この尾根で離脱です。
2011年01月15日 09:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 9:31
文三郎尾根から赤岳方面。凄い風です。先行者の単独者2名、この尾根で離脱です。
赤岳と中岳のコルの分岐。えびの尻尾を見ると風の向きは左から右。すなわち南アルプス方面から北八方面ですが、本日は全く逆向きの風。しかし、この風の強さは想定内。
2011年01月15日 10:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:02
赤岳と中岳のコルの分岐。えびの尻尾を見ると風の向きは左から右。すなわち南アルプス方面から北八方面ですが、本日は全く逆向きの風。しかし、この風の強さは想定内。
中岳のコルから赤岳方面。トレースは全くありません。踏み跡をなんとなく確認しながら慎重に登ります。踏み跡を外すと膝まで雪で埋まります。
2011年01月15日 18:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:54
中岳のコルから赤岳方面。トレースは全くありません。踏み跡をなんとなく確認しながら慎重に登ります。踏み跡を外すと膝まで雪で埋まります。
風は相当キツイですが、あと少しだと確信して登る。
2011年01月15日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:12
風は相当キツイですが、あと少しだと確信して登る。
ここを越えれば、山頂直下の登りになるはず。
2011年01月15日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:12
ここを越えれば、山頂直下の登りになるはず。
権現岳方面への分岐。新雪が覆われちゃってます。ここまでくれば、風は納まります。
2011年01月15日 10:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:13
権現岳方面への分岐。新雪が覆われちゃってます。ここまでくれば、風は納まります。
山頂直下の登り。鎖はハッキリ見えてますので迷うことはありませんが、何ヶ所か新雪で登り下りを阻まれます。
2011年01月15日 18:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:54
山頂直下の登り。鎖はハッキリ見えてますので迷うことはありませんが、何ヶ所か新雪で登り下りを阻まれます。
赤岳山頂方面を見るが見えず。
2011年01月15日 10:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:25
赤岳山頂方面を見るが見えず。
ヤッター赤岳登頂! 苦労して登頂したので喜びもひとしお。
2011年01月15日 18:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:54
ヤッター赤岳登頂! 苦労して登頂したので喜びもひとしお。
何も見えないので取敢えず撮りましたが・・・
2011年01月15日 10:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:39
何も見えないので取敢えず撮りましたが・・・
どこ方面でしょうか?
2011年01月15日 10:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:39
どこ方面でしょうか?
赤岳頂上山荘。寒いので風をしのげる場所まで降りて、そこで少しの間休憩して下山に備えます。
2011年01月15日 10:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 10:39
赤岳頂上山荘。寒いので風をしのげる場所まで降りて、そこで少しの間休憩して下山に備えます。
南沢ルートの樹林帯。雪がきれいだったので。
2011年01月15日 18:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 18:55
南沢ルートの樹林帯。雪がきれいだったので。
おつかれさんでした。駐車場まで後ちょっとです。
2011年01月15日 13:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/15 13:05
おつかれさんでした。駐車場まで後ちょっとです。

感想

この1月14日と15日は南八ヶ岳に行ってきました。

この両日の天気予報はよくありませんでしたが、それはそれで、勉強だと思い突入
しました。
東京を22:00過ぎに出発したのですが、途中止まっては休んでを繰り返して、14日の
5:30に美濃戸口へ。
気温は-13℃。
美濃戸口から赤岳山荘までは悪路ですが、路面が凍ってなければFF+スタットレスでも、
通過することができます。
もし、凍っていてもFF+スタットレス+チェーン装着で、四駆でなくても通ることが
できると思います。

赤岳山荘から北沢ルートで赤岳鉱泉へ。
柳川北沢の右岸と左岸を行き来して、13本の橋を渡る緩やかな登りの登山道です。

赤岳鉱泉で今夜の宿泊の手筈を整え、いざ硫黄岳方面へ。
下から見たら赤岳から横岳はガスってました。
「山頂は相当荒れてるな」と思いつつ、横岳方面へ行けるところまで行こうと思っ
ていましたが、
ちょっとしたトラブルで時間を大幅に過ぎてしまい、硫黄岳止まりになってしまい
ましたが、赤岩の頭から先、先行者の単独登山者はそこで下山。
それ以上のトレースはありません。
新雪を歩くと膝までずっぽり。しかし、どこかに踏み跡がある筈と、注意深く見ると、
「あぁ・・・ある。ある。」登山道らしき道が。
暫く歩くと、硫黄岳直下の岩の尾根があります。ただ、新雪が多いですし、風も強い
ので、左にトラバースして尾根の上に出ます。
実はこのトラバース、11月に通った時に覚えていて、そちらから登りました。
山頂は風が相当強いです。
気温は-15℃。体感温度は-20℃以上。逃げるところもないので速攻で下山です。

赤岳鉱泉はお気に入りの小屋です。
何と言っても食事がイイ! 
部屋もトイレもキレイ!
いつも◎です。
毎回食事の内容が違います。
一年を通じてどのくらいのレパートリーがあるのでしょうか?
通ってみたいと思いました。
掃除は徹底して、全員総出でやっています。

15日は赤岳登頂予定ですが、朝から山は全く見えません。
「こりゃ、荒れてるな」
でも、行けるところまで行くのが今回のテーマです。
とはいいつつも、赤岳へのルートは一番簡単と言われている文三郎尾根から取りつきます。
ここまでガスっていれば、文三郎尾根は赤岳と中岳のコル方面からの相当強い風と、
若しくは吹雪いているだろうと想定できます。
ただ、どんなに吹雪いていても赤岳と中岳のコルを過ぎて、赤岳直下の岩場まで
行ければ、そこからは風は止むはずだと思っていました。

赤岳鉱泉を出てすぐに雪が降ってきました。
行者小屋まで歩くにつれて、更に雪は強さを増します。
文三郎尾根に取りつく前に、行者小屋の手前の風の少ない樹林帯で休憩をします。

文三郎尾根の階段手前まで着ました。
トレースはありません。
・・・・と、思っていました。
しかし、階段下まで来たら先行者が、階段の上部に2名見えます。
ほんの10分程でトレースを消してしまう程の雪が積もってるということです。
最初の数段を除き、階段はほとんど見えていませんでしたが、流石にチェーンが
隠れるほどではありませんが、雪で階段が邪魔になるという程ではありませんでした。
一つ目の階段上部に登るにつれて、風が左横から強く吹き付けます。
でも、思っていた風向きとは逆だと思いました。
それと、新雪が滑って、行く手を塞いでいる感じです。
先行者の一人は途中で、下山して来ました。
もう一人は、一番目と二番目の階段の岩陰で休んでいて、すれ違いましたが、
それ以来一度も会わなかったので下山したと思われます。

そんな時、アクシデント発生です。
一番上の階段を登ったところで、私のゴーグルが曇って全く見えなくなってしまい
ました。
ゴーグルの曇りは内側を拭いても取れません。
二重構造で、その更に内側が曇ってしまいました。
でも、あと100mか200mで赤岳と中岳のコルに出る筈です。
仕方なく、サングラスに変更です。
意外に使えます。
曇ったらすぐに拭けますので行けると思いました。
でも、ここが私にとっては一番辛かった所で、心が折れそうになった瞬間でした。

100mも歩くと案の定、そこからは見えませんでしたが、赤岳と中岳のコルに着き
ました。
ここまで登れば、「もう大丈夫」と確信しました。
何故なら、過去2回同じルートで登っています。
2回とも赤岳と中岳のコルまで強風。山頂直下の岩場まで登れば、風は止んでいたのです。
風は逆でしたが、やはり今回もそうでした。

ただ、ガスって視界が極端に悪く、コルから取りつきまでの間の登山道が殆ど判り
ません。
もちろんトレースなんて吹き飛んでいます。
じっと、尾根を凝視し踏み跡を探します。これは、帰り道も同じでした。
登山道を逸れると、尾根から滑落も考えられますから慎重に探りながら登りました。

山頂直下の岩場までくれば、鎖伝いに登れば山頂です。
でも、風が無いだけ新雪が阻んでいます。
一歩一歩、足場を探しながら登ります。

やっと、山頂にたどり着きました。
思わずガッツポーズです。
そりゃそうでしょ?
私は冬山2か月のど素人ですから、喜びもひとしおでした。

しかし、いつまでも喜びに浸っている訳にはいきません。
風は強く身体に吹きつけています。
気温は-20℃。体感温度はー30℃以上になっていると思われます。
少し下がった、風を防ぐ岩陰で、水分と食料を簡単に摂り、下山に備えます。
先ほど登ってきた岩場を上からルートを確認しながら下山しますが、下りは更に
慎重に下ります。

山頂直下から赤岳と中岳のコルまで、普段なら何でもない尾根です。
ただ、ガスって視界は極端に悪く、下山ルートを間違って、谷筋へ進すすむと、
滑落転落することもあり得ますので、ここは一番気を使ったところです。

そして、赤岳と中岳のコルに着いたとき、思わずホッとしつつ、文三郎尾根の核心
部分まできました。
こんな急な尾根を登ってきたのかと思いながら、下っていたら、片足が滑りました。
しかし、片足だけ滑って止まるのかと思ったら、そのまま両足滑りだします。

「えっ?滑落?」

最初はスローモーションのようにゆっくり滑りだしました。
オーバーズボンだから滑るのか止まりまりません。
数メートル滑って、即座にピッケルで滑落停止をしたら、すぐに止まりました。
富士山や八ヶ岳での雪上訓練がここにきて初めて役に立ちました。
自分でも凄く冷静に対処できたことに、100点満点をあげたいと思った滑落停止でした。


今回、かなり条件の悪い赤岳に登頂できたのは、過去2回の経験が物をいったのだと
思うとともに、その経験を生かした事が、今回の登頂に結び付いたのだと思います。
冬山の経験はまだ少ないのですが、今後も「授かった試練」を自分なりの収穫に
したいと思います。
少なくとも八ヶ岳だけでも、あと何回かは登り、自分なりの登山を模索したいと思った、
実りある今回の硫黄岳&赤岳登頂でした。


onsen♨

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コメント

いい経験ができましたね
お疲れ様でした。
悪条件でしたが赤岳に登頂出来て良かったですね。
こういう厳しい条件下での経験がこれからものを
いうと思います。そういう意味でとても意義のある
山行だったのではないでしょうか。

私もまだ冬山は3シ−ズン目です。
今冬は八ヶ岳に拘ってみようかと思っています。
お互いに安全に八ヶ岳を楽しみましょう。
2011/1/16 2:03
今年は沢山のヤマレコユーザーさんとお会いしたいです。
siriusさん

おはようございます。

ある登山家に「登山の三条件」を聞いてみたところ。
一に体力。二に技術。三に装備だそうで・・・

私の年齢は今年52歳。
体力が飛躍的に向上するのは、ほとんど無理で、それを
維持するのが本当の所でしょう。

siriusさんの装備は判りませんが、歩きの速さは体力が
勝っていることもあるでしょうが、それ以上に技術が
抜きに出ているのではないかと思っています。

そう思うと、私も経験を積んで技術を習得し、装備を
充実させたら結構良いレベルまで行くかもしれません。
最近、のめり込めばのめり込む程、登山が楽しくなって
しまったのは、綺麗な景色や達成感に浸れる事もそうですが、
そういう理由が原因かもしれません。


>今冬は八ヶ岳に拘ってみようかと思っています。
私も、そんな理由で八ヶ岳に拘りたいと思っています。
そのうち、本当にお会いできるかもしれませんね。
お会いできることを楽しみにしています。

>お互いに安全に八ヶ岳を楽しみましょう。
安全に登山を楽しむは、私のモットーでもあります(笑)
宜しくお願い致します。


onsen♨
2011/1/16 8:28
こんにちは!
硫黄岳への登りでの先行者はたぶん私だと思います。
私は赤岩の頭で途中敗退しました・・・
実は硫黄岳は初めてだったもので赤岩の頭からは
トレースが無かったし山頂付近は雲の中にスッポリ
で風はゴーゴーうなっていたので・・・
来週は赤岳に行きます。快晴になるのを祈ります。
ちなみにトラブルとは赤岩の頭手前でのけ○かですか?
2011/1/16 9:10
あははは!
yamatyanさん

はじめまして!

って、いうか2度目ですね
全くその通りです(笑)
でも、あれは喧嘩ではありません。
大自然を相手にしての、大事な話し合いです。
それに、ちゃんと風が直接当たらないような所を選んで、
なるべく体を冷やさないように考えた場所でした。

あれはCLとして大事なことでした。
同伴者を安全に下山させるのが、私の仕事だと思っているので、
それを阻むならちゃんと話し合いをしなければ、それ以上は
進めないと思っていました。
事実、下から見ても硫黄岳は荒れているのが判りましたし、
二人の息が合わなければ、山頂まで登れないと思っていました。
結果的には力を合わせて登頂できることができまして、
本当に嬉しかったです。

あそこで、あんなことしてなかったら、時間的に
yamatyanさんも一緒に登頂できてたかもしれませんね?
それが、少しだけ申し訳なかったと感じていました。

赤岳の天気は快晴を祈ってます。
そして、きれいな景色を存分に堪能できたら良いですね。
風は相当強いかと思いますが、山頂直下までだと思いますので、
是非登頂して頂きたいと思います。


今後ともヨロシクお願いします。

onsen♨
2011/1/16 9:53
onsenさん、こんにちは。
悪天の中大変な山行でしたね。
新雪はズルズル行ってしまうので怖いですね。

私ももう少し安定したら八ッに行きたいと思っています。
2011/1/16 11:15
ありがとうございます!
こちらこそよろしくお願いいたします。
2011/1/16 12:18
それほど大変ではありませんでした。
MATSUさん

こんにちはー

確かに天候は荒れてましたが、実にみのりある山行でした。

新雪はやっかいですね。
仙丈ケ岳でも戸惑いました。
今更ですが、12月のカチカチの富士山はある意味歩き
やすかったと思うようになってきました。
(滑落したらメタメタ怖いですけど )

MATSUさんの当面の目標は東京マラソンですよね?
納得の走りができるようお祈りします。

実は、心拍数を管理するお話・・・・
かなり、意識して実行してます。
相当の効果があるようです。
もっと、突き詰めてみたいです。

onsen♨
2011/1/16 12:26
宜しくお願いします。
yamatyanさん

是非とも、赤岳の山行記録をUPして頂きたと思います。
赤岳登頂を yamatyanさんなりにどう感じたかを教えて
頂きたいです

onsen♨
2011/1/16 12:54
すごーい!
onsenさん

すごい!
滑落停止まで実際の山行で体験するとは、もう完全にしろーとの域を超えてますね。
山行のペースもすごいので、疲労も溜ってるかと思います。
くれぐれもお気を付けて〜

ぼくもGWくらいまでに30年ぶりに八ヶ岳行ってみようかと思います。
ではでは

kanemaru
2011/1/17 8:25
お褒めのお言葉、「ありがとうございます」
kanemaruさん

おはようございます。


山に登ってる頻度は結構行ってる方だと思います。
それだけ行ってれば、注意してても滑って、滑落っぽい
こともあるでしょうね。

滑ってる間、ピッケルは自然に雪に刺せました。

本来なら、この程度の滑落なら初期制動で止まらないと
ダメだったんですよね。
それでも止まらなきゃ、滑落停止っていうのが、ピッケルの
使い方の流れでしょうね。

でも、ま、止まれたんだから「良し」としました。
素人なので、やはり100点満点です。

onsen♨
2011/1/17 9:56
ゲスト
さらにレベルアップですね
お疲れ様です!

悪天候、滑落停止
しかも今回はリーダーですからお見事です。

もう八つはお庭ですね
2011/1/17 19:21
反省
mic726さん

こんばんはー

レベルアップだなんて言われたら、今は恥ずかしいです。

確かに、登頂した直後や帰ってから暫くしても、難しい
あの状況で、素人の私が登れたし、事故の予防もできて
凄く嬉しかったのは事実なのですが、冷静になって考えれば、
赤岳や阿弥陀岳では毎年何人もの登山者が遭難して、
最悪亡くなっている方もいますし、視界不良で、風が強かった
あの場面では速攻下山も選択肢にあったのかなあと、
今頃になって思ったりもしています。

どれが答えかは判りませんが、「安全で楽しい登山」を
モットーとする私の登山とは少し違ってしまったようで、
少なくとも、人を連れてリーダーシップを取るCLの姿
ではなかったような気もしました。


今週の金峰山。
天気になるといいですね。
いってらっしゃい!


onsen
2011/1/17 20:09
景色が無くとも素晴らしい山行ですね
onsenさん こんにちは

凄いですね
どんどんスキルアップ
羨ましいというより尊敬です

私は以前は海スポーツにはまっていました
その時は、とっさに安全確保できるまでには
色々と痛い思いをして時間がかかりましたが
onsenさんの判断と危機回避技術は短時間の集中
特訓ですでに自分の物にされてますね

ひよっこの私としてはご一緒いただけると思うと
とても心強く思います

段々と八ヶ岳は厳しい状況になっているようですが
安全そうなタイミングでご一緒させていただけると幸いです。
2011/1/18 11:17
手に汗にぎる思いです!
onsenさん

赤、硫黄お疲れさまでした

素晴らしい山行ですね

私もここのところ、onsenさんと同じような気持ちで八ヶ岳やってますから、すごくよくわかります
そして、このコンディション下での、赤、硫黄が登頂できた満足感も、すごく想像できます

この間の週末は八ヶ岳に行けませんでした・・・
明日お休みとれたので、行って来ようと思ってます

Utundu
2011/1/18 12:55
一生懸命頑張ります!
to4さん

こんばんはー
励ましの言葉やら、お褒めの言葉やらすごく嬉しいです。


一緒に山に登れるのは、凄く嬉しいし、楽しみにしてる
のですが、その反面、私などがto4さんの水先案内人に
なれるのか?
これは、とても疑問です。

やはり、経験不足とでも言うのでしょうか・・・重荷と
までは言いませんが、人の命に拘ることですし、慎重の
上にも慎重をきたして、事に取り組んでいきたいと
思っております。

当初、一泊二日で、初日は硫黄岳、二日目は赤岳と思って
おりましたが、初日に初期制動と滑落停止と耐風姿勢
くらいは、みっちり練習をやっておきましょうか?
その方が、私も少しは安心ですし、to4さんも安心じゃ
ないですか?

そして、二日目に赤岳登頂っていうのはどうでしょうか?

できるできないは別として、要望は何でも言ってください。
行く日にちだけ先に決めてしまいましょう。
以後、細かいことはメールにて決めましょう。

宜しくお願いします。

onsen
2011/1/18 22:38
いってら〜
Utunduさん

おはようございます。

お返事遅くなりまして、大変申し訳ございませんでした。
そして、お褒めのお言葉・・・本当に有難うございます。

最近の私の山に対する思いは・・・

山に行けば行くほど、山に登れば登るほど、山にはまれば
はまるほど、その魅力の虜になっています。

「今度はどこへ行こうか・・・・」
最近はそればっかりです(笑)

鞄の中には地図がいつも3冊は入っていますし、ヤマレコの
みなさんの記録を眺めては、思いは山ばっかりの山バカです。
特に今は雪山を「もう嫌だ!」というくらい強烈に体験して
みたいです。


Utunduさん。今頃は赤岳に登ってるのでしょうか?

天気予報では マークですがどうなんでしょう?
是非、安全で楽しい登山してきてほしいと思います。


onsen♨
2011/1/19 10:49
初めて年齢を知りさらに驚きました☆
onsenさん

パソコンが壊れていまして、コメント遅くなりました・・・
毎回言っていますが、onsenさんの成長ぶりはほんとにすごいですね。
なんだか、毎週のお休みを山に行っているような感じに思えますが平気なんでしょうか(笑)
今回は年齢を公表されていますが、実はもっと自分に近い年齢かと思っていました。
これだけ短期間に、これだけの山行をこなすとは・・・
ほんとに素晴らしいし、羨ましい限りです。

それと、同時に急激なスピードで成長されいるのでそれが少し心配です・・・
自分はあるヤマレコユーザーさんに忠告をいただき、ハッとしたことがあります。
ドンドン自信がついて、少し自分を見失いそうになっていました。
自分はのめり込みやすい性格なので、冷静に自分を見つめなおす機会が持ててとても良かったです。
今では、そのヤマレコユーザーさんに感謝をしています。
山は逃げませんので、ゆっくりステップアップをしていきましょう。

それでももちろん、onsenさんの活躍には大いに期待していますよ☆

star
2011/1/19 23:51
涙が出るくらい嬉しいです!
starさん

こんにちわー


ありがとうございます。

ヤマレコユーザーさんは優しいですね。
私の身体を気遣って、忠告してくれることは本当に嬉しいです。

そうですね、毎週のように山に登っても疲れはそう感じません。
逆に山行が2週間も空いてしまうと、かえって疲れてしまうようで、
間を開けずに登るほうが調子が良いようです。
課題であった、「苦しかった呼吸」も、最近は心拍数を減らす
ことで克服してきたのか、楽に登れるようになってきました。
ただ、筋肉痛は毎回あるのですが、お蔭さまで登った日の夜だけで、
次の日には持ち越さないようです。
それでも、疲れが蓄積してしまう時には、行きつけの整体に行き、
オーバーホールをして頂いて、リセットしておきます。

どちらかと言うと、毎週のように山に行き、職場の仲間からは
白い目で見られながらも、それを振り切って山に登っている
方が辛いですね(笑)


ご存じの通り、私は4月で52歳になります。
私も、starさんのお歳は30代後半くらいだとは思っていましたが、
更にお若いんですよね。

仰る通り山は逃げないのですが、この年代になるとスタミナや
体力は毎年どんどん衰えます。
その歳年でないとできない山の登り方もあると思うんです。
私の山歴は始めたばかりで、殆んど有りません。ド素人って
事ですね。
この上でもお話した、登山の三要素は「体力」「技術」「装備」
だとすると、「装備」はお金で何とか揃えられても、一番大事な
「体力」は毎年衰えてきます。
私は趣味でゴルフもやっています。
ゴルフのエチケットで、前後の組を大きく空けず、スムーズな
プレーを心がけるという暗黙のルールがあります。
初心者ですと失敗を重ねて、どうしてもスローペースになって
しまうケースがあります。

Starさんもゴルフをなさっているから判ると思いますが、
プレー中の失った時間を取り戻すためには、クラブを何本も
持って走ることもたびたびです。
若ければそれもできるのですが、歳をとってくるとあれ「キツイ」
んですよね(笑)
私もその道を通ってきましたが、ゴルフはある程度若い内に
覚えておかないと後では難しいと思います。それに年齢を
重ねれば重ねる程、覚えるのにも時間が掛かりますしね。

そう考えると、登山に於ける「技術」も同じことが言える
のではないでしょうか?
ある程度、「技術」を自分の物にするためには、今のうちに
山へ足を運んで、色々なことを経験しなければならないと共に、
知識も兼ね備えなければならないと思います。
練習場で何度もスイングを確認しながら、同じことを繰り返し
練習し、ゴルフ場でプレーして、また失敗を重ねて、そして、
また練習場で練習するゴルフと一緒だと思います。

どちらにしても、安全に歩くのが一番大事なことだと思って
いますので、登山に対する自信は持ちつつも、決して慣れや
おごりで、登山をないがしろにはしないつもりです。

ゴルフに於いてのOBは2打罰で済みますが、登山のOBは
すなわち滑落。死を意味しますので慎重に歩きたいと思います。


onsen♨
2011/1/20 9:19
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