北岳ピストン


- GPS
- 56:00
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,653m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:10
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:40
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
広河原12:45→甲府14:35(\2,050) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありませんが、木の根が濡れると滑りやすいので下山は慎重に。 |
写真
感想
25日 午前5時40分出発。立川・八王子と乗り継いで、8時9分甲府着。登山口
の広河原行きのバスは9時出発だったが、バス停には既に7〜8人が並んでいたので
列の後に並ぶ。
8時55分、バスが到着。振り返ると駅の入り口まで列は伸びていた。
バスに乗り込み一人席に座る。バス2台が準備されていたが全員は座ることが出来ず
10人ほどが立ったままだった。
11時10分広河原に到着。バス停前のインフォメーションセンターで昼食をとり
30分ほど休憩してから出発。林道を少し進み左手の川にかかる吊り橋を渡ると広河原
ロッジ前にでる。ここでも宿泊できるので遅く着くときは便利そうである。ロッジの
左手へ進み登山道に入る。すぐに急登が始まる。登り始めてすぐに小雨がぱらついて
きたが、樹林帯なので雨具は不要だった。
30分ほどで二俣への分岐に到着する。今回は初めてなのでそのまま白根御池小屋
方面へ進む。さらに20分ほど登るとベンチがあった。一人休んでいたので、横を少し
お借りして休息する。
さらに1時間ほど登ったところで急登が終わり左へのびるほぼ平坦な道になる。
少し進むと「白根御池小屋まであと20分」の看板が有ったので少し安心する。
14時40分、白根御池小屋に到着。受付が少し混んでいたので少し待ってから
宿泊手続き行う。10年ほど前に立て替えられたという小屋はとてもきれいだった。
部屋は「クロユリ」、寝床は16番、一番手前の入り口だったが、出入りが容易な場
所なので他の宿泊者に気兼ねなく出たり入ったり出来て楽だった。
夕食は17時30分、朝食は5時から。荷物を置いてから付近を散策する。
白根御池のほとりがテント場になっていて、すでに数張りのテントが設営されていた。
部屋は4枚の布団に6人の割り当てだったが、少し広めの布団だったので楽に寝るこ
とが出来た。夜中に目が覚めたので外に出てみると星が出ていたので、カメラとミニ
三脚を持って外に出て、少しばかり星空の撮影を行った。
26日、午前4時半に起床。早立ちのグループが身支度をして出て行くのを見送り
ゆっくりと朝食をいただく。午前6時、小屋を出発。白根御池のテント場を過ぎて
通称「草すべり」の登山道へ向かう。オタカラコウやマルバダケブキ、キタダケト
リカブトなどが咲き誇る明るい登山道の急登を他の登山者と前後しながら登ってい
き、午前8時ころ二俣との合流点に到着。このあたりで木々がなくなったので森林
限界を超えた模様。さらに40分ほど登り「小太郎尾根分岐」に到着。尾根の向こ
うに甲斐駒ヶ岳の白い山頂が現れ、さらに仙丈ヶ岳の大きな山容が横たわる。
なかなか雄大な眺めでだったので、眺望を楽しみながら少し休憩する。
ここから稜線歩きとなる。右に仙丈ヶ岳を見ながら「肩の小屋北稜線」を進んで
いき、9時50分「北岳肩の小屋」に到着。まずは宿泊手続きをしてから、荷物を
置いて、必要な物をサブザックに入れて北岳山頂へ向かう。小屋の横を通って岩場
を上がっていき10時40分「北岳山頂」に到着。そばに居た女性にシャッターを
お願いし、山頂写真を撮っていただく。今日の登りでほとんど一緒に行動していた
方が居たので挨拶をすると、これから山頂を越えて北岳山荘に泊まることにした、
とのこと。いつかの再開を約してその場で分かれた。10分ほど山頂ですごしてか
ら三角点に別れを告げて肩の小屋へ下山開始。
岩場を慎重に進み、11時40分、肩の小屋に到着。さっそく自分の場所に戻り
荷物を少し整理していると次の宿泊客が到着した。神戸から来られたご夫婦で百名山
登頂を目指しているとのこと、今年は仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へも登る予定で今年中に
49座終了するという事だった。この日の肩の小屋は意外と空いていて、4人の区画
を2人から3人で使うことが出来たので、ゆとりを持って過ごすことが出来た。
夜中にトイレへ行ったとき雨が降ってきたので翌日の天気が心配だったが、翌朝は
日の出を見ることが出来たので、少し安心した。
27日、午前4時半に目が覚めたので外に出ると雲海が広がっていて、東の方角に
雲海から頭を出した富士山が見えていた。5時過ぎに雲海から顔を出した太陽を見
てから朝食を頂く。今日の天気予報は午前中に雨になるとのこと。下山するまで持
ってほしいと祈るばかり。
午前5時50分、下山開始。一晩お世話になった肩の小屋を後にして広河原目指
して出発する。6時20分、小太郎尾根分岐に到着。すこしばかり眺望を楽しんで
から出発しようとしたら小雨がぱらついてきたのでカメラをザックに収納しストッ
クを出して下山を再開する。草すべりを降りていき8時丁度に白根御池小屋に到着。
喉が渇いたのでオレンジドリンクを購入し一息に飲み干す。トイレへ行き小屋のス
タッフに別れを告げて8時10分下山再開。15分ほど歩いた時点で雨が本降りと
なったのでレインスーツを着用し久しぶりに本格的な雨の装備で降りていく。濡れ
た木の根や岩をが続く下山道を慎重に足場を探しながら降りていき、10時20分
二俣への分岐点に到着する。10時40分広河原インフォメーションセンターに到
着。次の甲府行きのバスは12時45分なので、事前にチケットを購入し、少しの
んびりと過ごすことにして、2階で買ったパンと自販機で買った暖かいカフェオレ
で昼食とする。
12時30分発の北沢峠行きバスが出発したあと、甲府行きのバス停に並ぶと
今日下山開始した時点ですれ違った方が近くに並んでいたのに驚いて聞いて見たら
北岳に登ってから八本歯のコルを経由して降りてきたところだと言うことだった。
コースタイムから考えると不可能ではないが、健脚ぶりに感心してしまった。
12時40分、バスが来たので乗り込んだ。今度は全員が座れたので少し安心する。
バスは順調に走っていき、14時35分甲府駅に到着。駅の切符売り場であずさ号の
空席を確認したらたくさん空いていたので15時過ぎ発のあずさ号の切符を買って
帰路についた。
今回は山小屋もそれほど混んでいなかったのでよく眠ることが出来た。おかげで
それほど疲れることもなく、初「北岳」を楽しむことが出来た。
【行程】
25日(木)
稲田堤5:51 → 8:06甲府(JR)
甲府 9:00 → 広河原 11:10(路線バス)\2,050
広河原 11:30 → 14:40 白根御池小屋(宿泊)
=>白根御池小屋 8,300円 090-3201-7683
26日(金)
白根御池小屋 6:00 → 9:50 北岳肩の小屋
(荷物を置いて)肩の小屋10:00 → 10:40 北岳10:55
→肩の小屋 11:40(宿泊)
=>肩の小屋 8,000円 055288-2421/090-4606-2421
27日(土)
肩の小屋5:50 → 8:00 白根御池小屋 8:10 → 10:40 広河原
広河原12:45 → 14:35 甲府(路線バス)2,050円
甲府 15:00 → 18:00 帰宅(JR) 3,310円
【費用】
電車(交付まで) 5,130円 (1,820円+3,310円)
バス往復:2,050円×2=4,100円
宿泊費: 16,300円(8,300円+8,000円)
合計 25,530円
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