伊吹山 〜BlueTrainの山 第2幕は心の山・伊吹から〜

2016年09月01日(木) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,172m
• 下り: 1,162m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:39

12:50 伊吹山上野登山口
13:08 13:08 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
13:21 13:22 伊吹山二合目
13:48 13:53 伊吹山三合目
14:07 14:11 伊吹山四合目
14:13 14:26 伊吹山五合目
14:37 14:38 伊吹山六合目避難小屋
14:48 14:48 伊吹山七合目
15:01 15:01 伊吹山八合目
15:24 15:31 山頂周回道分岐・合流点
15:38 15:59 日本武尊像（伊吹山）
16:09 16:18 伊吹山
16:21 16:21 日本武尊像（伊吹山）
16:29 16:42 山頂周回道分岐・合流点
16:52 16:53 伊吹山八合目
17:02 17:06 伊吹山七合目
17:10 17:10 伊吹山六合目避難小屋
17:18 17:19 伊吹山五合目
17:23 17:23 伊吹山四合目
17:31 17:31 伊吹山三合目
17:56 17:56 伊吹山二合目
18:04 18:04 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
18:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口から少し上がった旧ゴンドラ乗り場横の駐車場を利用　料金300円

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・以前は滑りやすい土の斜面だった箇所に階段が設けられ登りやすくなった
・8合目付近は岩がちな急登箇所があるので、慎重に通過されたい

≪危険動物情報≫
・クマ：遭遇せず。クマ注意の看板がある。
・ヘビ：帰りの1合目〜駐車場の林道でマムシに遭遇。
・ヤマビル：遭遇せず。
・その他：7合目付近でシカの群れに遭遇。30匹ほどいた。

その他周辺情報

≪温泉・お風呂≫
・上野登山口近くのジョイ伊吹に入浴施設有り。温泉ではないが薬草風呂がある。料金６００円（JAF会員は５０円引き）　月曜日定休

写真

9/1 12:45

駐車場脇にて　ツユクサ

9/1 12:46

同じく駐車場脇にて　花名不明・・・

9/1 12:50

1合目まで序盤は杉の植林地を登る

9/1 13:02

オトコエシ？？

9/1 13:07

1合目手前のきれいな自然林の箇所

9/1 13:13

外来種かと思いきや　メハジキという在来種
血流を整える薬草になるそうだ

9/1 13:13

ゲンノショウコ

9/1 13:18

1合目を過ぎるとバックには大パノラマが広がる

9/1 13:22

かつてのゲレンデ跡の脇を登る2合目〜3合目

9/1 13:25

クサフジ

9/1 13:25

山ぶどうではなくヤマゴボウ

9/1 13:38

空に向かって登る

9/1 13:43

また帰って来たよ！　伊吹山

9/1 13:45

キセワタ

9/1 13:49

イブキノエンドウ？？
花期的にはクサフジかな？

9/1 13:51

コオニユリ

9/1 14:20

5合目の休憩所にて　かき氷を頂きます！
ここまでの登りでバテバテだったので、最高に美味しかった。

9/1 15:04

6合目からは眼下には大パノラマが広がる

9/1 15:04

9合目横のピーク
どこかのアルプスと言われても信じてしまいそう

9/1 15:05

ハクサンフウロ

9/1 15:07

キバナノカワラマツバ？？

9/1 15:13

クサボタン

9/1 15:19

クルマバナ

9/1 15:23

山頂台地にて
フジテンニンソウの群落

9/1 15:24

アキノキリンソウ

9/1 15:27

山頂台地にもクサフジの群落

9/1 15:28

サラシナショウマの群落

9/1 15:30

こう見えてもキンポウゲ科の花なのです。

9/1 15:34

カワラナデシコ
北岳ではこれの高山型タカネナデシコに会えた

9/1 15:36

アケボノソウ
伊吹山にも咲くのだね

9/1 15:38

山頂の売店付近の植物園
アケボノソウはここで2株ほど栽培されている？？

9/1 15:40

山頂から関ケ原方面を俯瞰する

9/1 15:45

伊吹山山頂に到着

9/1 15:48

ルリトラノオはもう終わりかけ

9/1 15:42

イブキフウロ
まだ残っていてくれた！

9/1 15:58

エゾフウロの一種で伊吹山の特産種
花の先端の切れ込みが特徴。
個人的にとても好きな花 (^^♪

9/1 16:04

イブキレイジンソウ

9/1 16:05

イブキジャコウソウ
アルプスでもおなじみの花

9/1 16:08

シモツケソウも若干咲き残っている

9/1 16:09

伊吹山山頂の三角点
こちらが本当の山頂

9/1 16:12

シオガマギク

9/1 16:13

色の濃いシオガマギク

9/1 16:14

濃尾平野が一望できる
空気が澄んでいれば南北中央アルプスも一望できる

9/1 16:16

コイブキアザミ
こちらも伊吹山の特産種

9/1 16:20

イブキトリカブト

9/1 16:26

サラシナショウマと青空と

9/1 16:35

わずかに咲き残るルリトラノオ

9/1 16:38

リンドウ
割りと大きな花

9/1 16:39

ツルキジムシロ
春の花なのだがまだ咲いている

9/1 16:43

素晴らしい高度感
これより下山開始

9/1 16:49

琵琶湖が一望

9/1 16:53

空気が澄んでいれば養老山と藤原岳の間から伊勢湾も見える

9/1 16:56

輝く湖面と竹生島

9/1 17:07

7合目付近でシカの大群に遭遇
これだけ跳梁跋扈されては高山植物が減るわけだ

9/1 17:12

秋の伊吹山と6合目避難小屋

9/1 17:19

ススキと霊仙山

9/1 17:26

ハクサンフウロ
夏のアルプスではあまり会えなかったので伊吹で会えてうれしい

9/1 17:34

これ何でしょうか？？

9/1 17:34

花のアップ

9/1 17:36

ネジハナ
ありふれた野草だけど拡大すると美しいラン科の花

9/1 17:38

ツリガネニンジン

9/1 17:43

夕映えの伊吹山
また来るよ〜

9/1 17:51

霊仙山　左端には藤原岳も頭をのぞかせる

9/1 17:59

夕映えの琵琶湖

9/1 18:00

琵琶湖一望

9/1 18:12

比良の山に太陽が沈む

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

Tomi-Ton

奥穂高岳から無事帰ってきて、BlueTrainの山 第二幕はどこから始めようかと思っていたら…
夏が終わってしまいました。

このまま山に行けないと、脚力が落ちてしまうなぁ。
それならば、心の山の一座である伊吹山で鍛えよう！
ということで、BlueTrainことわたくしの山 第二幕は伊吹山から始めることにしました。

標高差1200mもあるのでいいトレーニング・ダイエットになる。
秋の花と咲き残った夏の花に会える。
頑張れば半日でも何とか往復できる。
伊吹はとても楽しい山なのです。

今日は昼からの遅い出発でした。
朝晩爽やかになってきた今日この頃でも、日中は厳しい残暑。
2合目で樹林帯を抜けてしまうので、夏は灼熱の登山道となる伊吹山は、今日もなかなか厳しかった。
持参したハイドレーション2ℓとペットボトル500mlもどんどん消費してしまいます。
暑さにたまりかねて、5合目休憩所でかき氷を頂いて一休み。
火照った身体にかき氷の冷たさがなんともしみわたる〜。
最高の贅沢ですね・・・。

元気を取り戻して、山頂まで一気に登りました。
初めて登った時はとてもキツく感じた道も、今日はサクサク登れました。
何度も来させてもらう山だし、夏のアルプス遠征で脚もそれなりに鍛わったかな…。

山頂台地で花を探してウロウロしていると時間はすぐにたってしまい
下山のリミットにしていた16時半になってしまったので、花が多いであろう東遊歩道に進むのは自粛しました。

9合目付近のピークから琵琶湖を眺め、誰もいない登山道を駆け下りました。
普段は大勢の人でにぎわう登山道も、夕方とあって人影は無し。
途中、一人とすれ違い、一パーティーを追い抜いただけで、こんなに空いている伊吹は初めてでした。
夕方になると昼の暑さが嘘のように涼やかな風が吹き渡り、山には秋が訪れていることを実感します。

暮れ行く琵琶湖を眺めながらどんどん下り、1合目からは林道経由で戻りました。
意外にも木々の間から夕陽や竹生島を望むことができ、春の花の時期にはこちらの林道脇にもいろいろ咲きそうで、新たな発見ができました。

今日の花は秋の花が主体。
3合目ではハクサンフウロ、クサフジ、ツリガネニンジンなど。
山頂台地ではサラシナショウマ、シオガマギク、コイブキアザミが主体でした。
夏の花はほぼ終わり、秋の花が咲き始めているといった感じです。
もう咲き終わってしまったかと思っていたイブキフウロに会えたので、個人的には大満足の花旅になりました。

伊吹で今日もトレーニングできたので、次は夏のアルプス遠征フィナーレ、燕岳へ。
来週も晴れてくれ〜。