北八ヶ岳(ロープウェイ山頂駅から稲子湯へ)
- GPS
- 26:33
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 1,900m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:45
天候 | 9/1:曇、9/2:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り)稲子湯→小海駅(小海町営バス)、⇒〈JR小海線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通じて危険箇所はない。 雨池峠から高見石を経て中山峠付近まで段差のある岩ゴロのアップダウンが続く。 中山峠から先は東天狗岳の岩場の急登はあるが、稜線上の道は安定して歩ける。 夏沢峠から稲子湯まで少々長いがなだらかで歩きやすい道が続く。 |
その他周辺情報 | 下山地の稲子湯では古風な温泉が味わえる(入浴料600円) |
写真
感想
今年の夏山の締めは北八ヶ岳とした。
北八ヶ岳は2006年、2011年に続き5年毎に訪れることになる。今回は北から南に縦走し、夏沢峠から稲子湯に下りる1泊2日の計画だ。
初日、台風一過の好天を期待して北八ヶ岳ロープウェイ駅からスタートするが、天気はあまり芳しくない。雨池峠からはシラビソとコケの森に入る。独特の雰囲気でこれが北八の魅力だ。もう一つ、石ゴロの厄介な道も北八の特色と言えよう。
樹林帯が続く縦走路において縞枯山と茶臼山の展望台は変化を与えてくれる一種のオアシス、でも展望は雲がたれて今ひとつだ。
麦草峠から意外とタフな道が続いて今宵の宿の高見石小屋に。宿泊者は計4名とゆっくりと過ごせる。
夜半にベランダに出て満天の星空を眺めた。
2日目、夜明けに合わせ小屋上の高見石に上がり、ご来光を楽しむ。
歩き始めは中山への岩ゴロ道、ここもタフな道だ、1時間かけて中山展望台に。ここからは北アルプスや乗鞍岳、御嶽山の大展望が広がる。前日と打って変わった天気で素晴らしい眺めだ。
しかし、そのあと中山峠から東天狗岳の登りにかかる頃には東側から雲が吹き上がり、青い空がどんどん狭まっていくようだ。前回登山時の東天狗岳では展望は今ひとつで、今回の再チャレンジは時間との勝負になり、ちょっと焦りが出てくる。
頂上に着くと、360°の大パノラマという訳にはいかなかったが、西側は大丈夫。北、南、そして中央アルプスははっきりと見える。そして南八ヶ岳も赤岳には微妙に雲にかかっているが十分見て取れる。
ここでじっくり30分、大展望を満喫した。
このあとは根石岳を経て夏沢峠までは気持ちの良い稜線歩きとなる。
そして稲子湯までは途中の本沢温泉やミドリ池に立ち寄り、シラビソとコケの森がやがて広葉樹の森に代わり長丁場に少々飽きがでる頃に稲子湯に着く。
この歴史を感じる古風な温泉で2日間の汗を流し旅の終わりとした。
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