八ヶ岳 赤岳・阿弥陀岳
- GPS
- 09:25
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れ・ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 地蔵尾根登りは急登。 赤岳南面は行き交う人が多いので落石注意 阿弥陀岳は滑りやすく落石しやすいので慎重に。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口より15分 もみの湯が最高です 通常500円。17時以降300円。 なんて素晴らしいんてましょう |
写真
装備
備考 | 阿弥陀のためにヘルメット持って行きました 無くてもいいけどあったら安心てます |
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感想
盆以降週末になると台風やらなんやらで雨続きで山に行けていませんでしたが、今回は久しぶりの晴れ予報。来週の連休はかずさん・川口さんと白馬(変更あり)予定なので、足慣らしに甲斐駒ヶ岳に行く予定でした。
が、仕事を終えて我が家に川口さんと集合したのは23時前で、甲斐駒ヶ岳の出発地 芦安からのバスが5時半発であることを考えると、ほとんど寝れない事が明らかな為、代替えコースとして考えていた八ヶ岳 赤岳に変更することにしました。ここならバスを使わないので時間に余裕が出てきます。
美濃戸口にするか、美濃戸まで上がるか悩みましたが、少しでも寝れるように美濃戸まで進みました。美濃戸口から美濃戸までの林道は昨年、轍でセレナのバンパーを擦ってしまったので心配でしたが無事に赤岳山荘の駐車場に行く事が出来ました。良かったです。到着は3時でした。その後シートをフラットにして就寝。
モンスターを飲んだからなのか川口さんはインター降りてから2回、就寝中に2回もトイレに行き、私の眠りを邪魔するのでした…。
6時半に起きるつもりが7時に起きました。
食事と準備、駐車場のお金1000円を支払って6時50分に出発。美濃戸でホント良かった。
天気は快晴。期待が持てます。でも予想より気温は低く肌寒いくらいで、1月前にかずさんと同じ八ヶ岳の権現岳の時からの季節の移り変わりを感じました。
いつも通り、南沢よりマイペースで登ります。
最近左股関節が痛かったので、ストレッチをしてから登ったのですが、効果あったのか痛みも出ずに歩く事が出来ました。
行者小屋までは八ヶ岳らしいゴロゴロ石の場所もありながら、全体的には歩きやすい登山道を緩やかに高度を上げていく形になります。
北八ヶ岳のような苔むした森を気持ちよく歩くので好きなコースです。
涸れ沢に出ると目の前に横岳方面がドーンと出迎えてくれて、テンションが上がります。そうしてコースタイム通りに行者小屋に到着しました。
行者小屋からは今日の目的地 赤岳、阿弥陀岳がよく見えて これからに期待をしたのですが、地蔵尾根に取り付いた直後より急にガスが美濃戸方面から一気に上がってきて、あたりは真っ白に…。えっ??このタイミングでガスですか?
川口さんのお勧めで時計回りで登ることにしたのですが、私は反時計回りばかりでしたので、ある意味新鮮でした。地蔵尾根は急でハシゴ的な階段が多く、上り下りで渋滞が発生。この時、大阪から1人夜行バスできたというななこさんと会いました。
1人でなんてすごいですね、今日のコースは?
と聞くと、地蔵尾根−赤岳−地蔵尾根 とのこと。ええー、大阪から来てガスの中のピストンはもったいないですねというと、帰路バスが16時で最終で止むを得ず…なのだそうです。八ヶ岳に来るなら1泊しないと厳しい時間運行なんですね。
時間合えば美濃戸までは乗せてあげますよなんて話をしながらガスガスの中を赤岳展望荘まで歩きました。川口さんはMr.晴れ男(自称。でも結構晴れが多いのは確か!)なので この後晴れないかなと期待して赤岳山頂を目指すと、少しづつガスが晴れて展望が見えるように!(晴れ男バンザイ)
赤岳まではザレ場、岩場の急登なのですが 回復する天気を気にしてたらあっという間に登ってしまいました。
赤岳山頂はいつも通り多くの人で賑わっていましたが、圧倒的に反時計回りでくる人が多そうでした。山頂写真は渋滞してたので並んで撮って頂きました。昨年かずさんと来た時はボロボロの山頂看板でしたが 補修されて綺麗になっていました。
ななこさんも 素敵な景色にテンションも上がり?せっかく天候も回復したのでということで一緒に阿弥陀に登ることになりました。まぁ遠方から来てるんだからピストンじゃもったいないですよね。
赤岳山頂で昼食を済ませ、急な岩場を下り文三郎尾根の分岐まで降りました。降りながら阿弥陀の勇姿が見えるのはいいのですが、個人的にはここは登りで使う方がいいかなと思いました。
文三郎尾根分岐より少し上あたりからは中岳越しの阿弥陀岳が素晴らしく格好よく見ることができ最高です。私はここからの景色と、横岳から見た赤岳・阿弥陀岳方面の景色が八ヶ岳で1番好きな場所になっています。今日は晴れて本当に良かったです。
本当はすんなり阿弥陀岳に登れればいいのですが、手前には中岳が 俺も忘れるな! とばかりに立ちふさがります。私は1月振りの登山だからなのか、内腿の筋肉が軽く吊ってしまい ちょっと危ない感じでした。今後が心配だなぁ。
中岳から中岳コルまで下りて、改めて阿弥陀岳に登ります。残念ながらまたまたガスが出てしまい眺望か望めなくなりました。
私はここでヘルメットを被り登りました。阿弥陀岳で行き交う人でヘルメット着用は3人くらいかな?阿弥陀岳の登山道は赤岳以上の岩場急登でザレているので落石には本当に注意した方が良いと思います。
あいにく阿弥陀岳山頂では景色は楽しめませんでしたが、赤岳と違い静かな山頂がこの山の魅力だと思います。
その後、行者小屋まで戻り、ななこさんと川口さんでおでんを買いに行ってくれたのですが、終了間際でほとんど売り切れの為、なんと200円で残り全部をくれました。行者小屋のお兄さん最高です。(浪速の商人ななこさんの交渉効果のような気もする…)
売れ残りは味がしみていてとっても美味しかったです。
帰路は当初北沢の予定でしたが、時間が遅くなったので少しでも早い南沢で帰りました。行きよりも長く感じてしまうのはなぜだろう?疲れてるせいなのでしょうか。
森の中は暗くなるのが早いので、後1時間遅かったらアウトでしたが17時に無事美濃戸に戻ってくることができました。疲れた〜。
帰路の途中で 温泉アプリ 温泉天国(これ、近くの日帰り温泉探すのに本当に便利)で探した、もみの湯に立ち寄りました。美濃戸口から15分で500円なので、こりゃいいやと思ってたら17時からは300円にプライスダウン!街場の銭湯以下の料金で、地元の方が沢山来ていて人気でした。これから八ヶ岳の時はいつもここに来ようと思います。
それから高速バスが出るという茅野駅にななこさんを送り、川口さんと眠さと戦いながら帰りました。
今回の登山では甲斐駒ヶ岳から八ヶ岳に変更した結果、思わぬ出会いもあり またガスにドキドキしながらも主峰赤岳では晴れて、そして男らしい山容の阿弥陀岳の勇姿も楽しむことができて とても楽しい登山となりました。
八ヶ岳はいつ来ても 魅力のある山だと感じます。川口さん、ななこさん、お疲れ様でした。
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