記録ID: 961191
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【小6娘】憧れの裏銀座縦走は断念…双六小屋で風雨のテント泊と小池新道「沢下り」(新穂高温泉から往復)
2016年09月17日(土) 〜
2016年09月19日(月)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 52:00
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,725m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:05
距離 11.6km
登り 1,569m
下り 40m
15:55
2日目
- 山行
- 1:51
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:53
距離 5.7km
登り 147m
下り 474m
3日目
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:39
距離 9.4km
登り 18m
下り 1,193m
1日目:新穂高温泉5:50→笠新道登山口7:00→7:15わさび平小屋7:40→小池新道登山口8:00→8:55秩父沢出合9:10→10:40シシウドヶ原10:55→12:00鏡平山荘12:50→14:00弓折乗越14:05→15:55双六小屋(テント泊)…[10時間05分]
2日目:双六小屋13:05→弓折乗越14:15→15:00鏡平山荘…[1時間55分]
3日目:鏡平山荘6:00→シシウドヶ原6:30→秩父沢出合7:30→8:30わさび平小屋8:45→9:50新穂高温泉…[3時間50分]
2日目:双六小屋13:05→弓折乗越14:15→15:00鏡平山荘…[1時間55分]
3日目:鏡平山荘6:00→シシウドヶ原6:30→秩父沢出合7:30→8:30わさび平小屋8:45→9:50新穂高温泉…[3時間50分]
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:雨 3日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
稜線で出会った方から、鏡平山荘より先が大雨で通行止めになったと聞く。今日の泊りは想定内としても、明日だって帰れる保証はなさそうだ。しばし思案も、この風雨の中を笠新道経由というわけにもいかないだろうな…
ふむ。うろうろしていたら、小屋のご主人が出てきて、状況を説明してくれました。普段は涸れているチボ岩付近の沢が増水して危険とのこと。朝は小屋のスタッフが付き添って渡っていたがもう限界で引き揚げた、と。はい、無理するつもりはありません、泊めていただきます。
晩ご飯。揚げたての春巻きなんて、ぜいたく〜
父、ビール飲んだらご飯が食べられず、娘の茶碗にドサッ(笑)
この席でご主人からさらに説明あり、明朝6時に小屋のスタッフが先導して秩父沢へ向かうそう。もちろん、水が引いていなければ戻ってくる場合もある、と。とはいえ、ツアーのガイドさんの話によれば、ここはもともと水はけがよく、通れないのは短時間に大量の雨が降った時だけということ(だからこそ普段は涸沢なのだと)。だから、予報通り明朝早くに小降りになるのであればその数時間後には渡渉可能だろうと。
父、ビール飲んだらご飯が食べられず、娘の茶碗にドサッ(笑)
この席でご主人からさらに説明あり、明朝6時に小屋のスタッフが先導して秩父沢へ向かうそう。もちろん、水が引いていなければ戻ってくる場合もある、と。とはいえ、ツアーのガイドさんの話によれば、ここはもともと水はけがよく、通れないのは短時間に大量の雨が降った時だけということ(だからこそ普段は涸沢なのだと)。だから、予報通り明朝早くに小降りになるのであればその数時間後には渡渉可能だろうと。
この木道の意味もようやく分かったという感じ。この先でスタッフさんが待っており、「涸沢も秩父沢も渡れるようなので、気を付けていってください」とのこと。わざわざここまで降りてこられるとは本当にご苦労様です。お礼を言って下山します。
橋の傍らに立ち、傘をさして登山者を見守っていたのは双六小屋グループの支配人さん。「こんな、前線があがってきてる日に山に来ないでくださいね。人がたくさん死んでもおかしくないくらい水が流れていたんですよ。」と軽くお小言をいただきました。はい、そういうことを含めて、もっとレベルアップしたいと思います。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
タオル
着替え
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
着替え
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ストック
カメラ
テント
テントマット
|
感想
台風に刺激された秋雨前線が危険であることは頭の中では理解していましたが、出発前日に見たときにはまだ南海上で距離があるように思えたので、それほど心配していなかったというのが正直なところ。
時折、台風が遠巻きに吹き飛ばした雨雲がやってくるだろうけど、それをうまく小屋でやり過ごせば…という魂胆でしたが、実際には雨雲は間断なく押し寄せ、危うく帰れなくなるところでした。
雨の中を歩く経験が豊富になってきたこともあって、恐怖感が薄れてしまっているかも?これはいけませんね。
天気に関する感度を高めなければと反省した山行でした。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
SWどうしようもなかったです。
私も2泊3日で南アルプス横断しようとしたのですが初日だけ歩いて2日目の朝から撤退しました。
二日目の停滞は仕方がないですね。
沢沿いを下るようなルートだと下山できないリスクがある…大変参考になります。
傍から見るとこんな天候の時に山登るだなんて…と言われてしまい、現にその通りの結果に終わってしまいました。
お互いに山行するか否かの見極めできるようになりたいものです。
なにはともあれ私もそうですが無事下山出来て何よりです。
それにしても娘さん、雨の中にも拘わらず元気ですね!
hiyopaさんも元気をもらったのではないでしょうか?
今度はスカッとした青空の下、山歩きたいです
tomhig さん、こんばんは。
去年、このコースをスカッとし過ぎな青空の下、歩いたもので(笑)ちょっと警戒が緩んでしまったところはあります。
地形を見れば谷を登っているのは明らかなのですが、「沢」という認識が希薄でした。雨が降ればここに水が流れ込んでくることは当たり前ですよね
実はこの計画とは別に、娘にせがまれて槍ヶ岳も考えていたのですが、こちらはその名も「飛騨沢」ですから、すぐに頭の中に警報が鳴りました。それなのに同じことをやってしまうのですから、まだまだということでしょうね
こんにちは〜
hiyoriちゃんの着てるTシャツ、可愛いですね✨とってもお似合い〜😊
夏の北岳で買ったんですか?
子ども用?が売っていたなんて気がつかなかったです💦
うちも、欲しかった…
最近、お天気悪過ぎですよね💧
大雨の中、お疲れさまでした。
mamy さん、こんばんは。
あは、実は父娘おそろいのTシャツです…f(^^;)北岳から荷下しするのはツラいので広河原山荘で買いましたが…
子供用じゃなくて、うちはもう普通に大人のSサイズですよ
今週末も雨っぽいですねえ…そろそろ清々しい山歩きをしたいものですが
小池新道で双六のコースは好きなコースで2度歩いたことがありますが、雨によってこんなに姿が変わるなんて!とても参考になりました。ピークは残念でしたが、娘さんと2人の山行はうらやましいですね。無事の下山良かったです。
moon850 さん、コメントありがとうございます。
秋晴れのさわやかな小池新道のイメージがあると、なかなかこんな刺激的な光景は想像できないのではないでしょうか
本当は面白がっている場合ではなくて、お叱りをいただいて当然なのですが…f(^^;)それでも、また自然に対する認識を新たにすることができたのはよかったと思ってます。
今シーズンは子離れの決意もしたのですが、ラッキーなことに娘との3回の山行の機会を得ました。幸せなことです。秋からはまたソロで出かけますよ
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