霧雨の火打山、青空の妙高山

2016年10月03日(月) 〜 2016年10月04日(火)

• GPS: --:--
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,919m
• 下り: 2,102m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:04
• 合計: 8:20

7:50 笹ヶ峰登山口
7:50 7:50 黒沢橋
11:07 11:20 富士見平
12:17 12:40 高谷池ヒュッテ
12:57 13:00 天狗ノ庭
13:40 13:50 雷鳥平
14:27 14:35 火打山
15:03 15:10 雷鳥平
16:10 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:15

5:30 高谷池ヒュッテ
6:33 6:45 黒沢池ヒュッテ
7:43 7:46 大倉乗越
8:43 8:53 黒沢池分岐
10:15 10:35 妙高山
10:50 10:55 南峰
11:15 11:20 燕登山道九合目・鎖場
12:15 12:30 光善寺池
14:00 14:05 称明滝・光明滝
14:45 燕温泉登山口

行動時間に小休憩も含まれています。
団体登山の為、岩場などの待ち時間、ロスタイムなども含まれています。

天候

1日目　曇り一時霧雨、ほぼ無風。
　　　　夜は雲の切れ間から星空
2日目　雲流れるも晴れ⛅、やや風
　　　　下山した燕温泉は、霧

アクセス

利用交通機関：

バス

ツアーバス利用

コース状況／危険箇所等

■火打山　緩やかな場所は、木道か泥濘が多かったが、急登、岩場もある。
高谷池、天狗の庭と呼ばれる湿原と池沼地帯を通り抜けて木階段、稜線に出て山頂を目指す。

■高谷池ヒュッテは改装中でしたが、不自由ながら仮設営業していました。
登山者にとってはありがたいです。

■妙高山　黒沢池に下り外輪山の大倉乗越を登り下り、中心部のドームに取り付く。岩混じりの急登が山頂まで続く。
北峰、南峰を経て下山にかかるが、岩場、鎖場などがある急下降。
天狗堂付近からは泥濘の場所もある。
落石地帯を過ぎて川床の赤い谷筋を2回渡渉するが、増水の跡があったので注意が必要。
称明滝、光明滝を眺め、温泉取入小屋を過ぎたら、燕温泉を目指して舗装された道を歩く。

その他周辺情報

前泊した赤倉温泉の旅館「おかやま」の料理とご飯がおいしかった！
地酒もおいしい！「君の井」を燗で頂きました。

写真

10/3 5:57

1日目の朝、
前泊した赤倉温泉宿から妙高山を眺める。
右は外輪山の神奈山

10/3 5:58

妙高山中央ドーム、左は外輪山の前山。
火山なんだと改めて認識。

10/3 8:06

笹ヶ峰登山口から歩き出すと、キノコがたくさん。

10/3 8:47

ブナ林を歩きます。

10/3 8:47

10/3 9:03

黒沢。橋が架かっています。

10/3 9:52

紅葉きれい！今年は色づく前に落葉しているのも多い。

10/3 10:37

シラビソ林の急登が続き…

10/3 11:07

富士見平の分岐

10/3 11:41

ガスがかかり、霧雨が降ってきた。

10/3 12:50

高谷池もガスの中。

10/3 12:56

天狗ノ庭もすでに花はない。

10/3 13:05

霧の中の池沼群

10/3 13:06

10/3 13:06

…

10/3 13:06

これはこれで雰囲気ある。

10/3 13:50

10/3 13:52

束の間ガスが切れて、妙高山が姿を見せた。

10/3 13:59

火打山も顔を見せる。

10/3 14:00

日本海が見えているようだ。

10/3 14:01

火打山山頂が近づく。

10/3 14:33

山頂は霧雨と風の中で寒いのですぐ下山。

10/4 6:03

2日目、晴れました！
高谷池ヒュッテから妙高山を目指す茶臼山、風で硫化硫黄の臭いが感じられます。

10/4 6:27

黒沢池、こちらもいい感じ。
後方にカヌレの様な妙高山主峰。

10/4 6:30

山肌のダケカンバは葉を落とし、白い幹がキレイ。

10/4 7:43

外輪山の大倉乗越を乗り越え…なぜか主峰ドームの写真撮ってないが、どーんと目の前に圧倒的存在感だった。

10/4 8:17

火口内側に下る。

10/4 8:45

ここから主峰ドームに取り付き、急登。

10/4 9:50

昨日霧雨で見えなかった焼山が見えてきた。
影火打山と右に火打山。

10/4 10:15

急登を詰めると妙高山北峰に到達。

10/4 10:16

下界は雲海の中。

10/4 10:16

妙高山南峰、向こうの方が少し高い。

10/4 10:24

噴煙上げる焼山、影火打山、昨日登った火打山と雷菱。

10/4 10:25

北アルプス正面は白馬岳

10/4 10:26

左の方にちょこんと尖がっているのは、剣岳だそうです。

10/4 10:27

穂槍も薄く見えています。

10/4 10:46

南峰へ移動。

10/4 10:50

南峰には妙高大神が祀られています。

10/4 10:51

10/4 10:52

南峰から北峰を振り返る。

10/4 11:01

下山ルートは溶岩の岩山です。

10/4 11:02

地獄谷から水蒸気も立ち上っています。

10/4 11:29

鎖場あり、楽しめます。

10/4 12:14

だいぶ下ってきました。

10/4 12:42

10/4 13:39

温泉成分で川床が赤い。

10/4 13:59

湯の花で白濁して流れます。

10/4 14:00

振り返ると称明滝、光明滝の白い落水。

10/4 14:21

10/4 14:30

妙高山登山口に出ました。
霧が発生中。

10/4 14:48

燕温泉登山口到着。

撮影機器：

IXY DIGITAL 910 IS CANON

URBANO V02 au 京セラ

感想

luneaciel

　頸城三山の2座、火打山と妙高山は、以前より登りたいと思っていた山でした。　前泊した赤倉温泉の麓から妙高山を間近に眺めて、その異形の姿に改めて火山の大きな力に圧倒される思いでした。明日はあそこまで登るのだと気を引き締める。
　
　今回も天気に気を揉まされ、前線を伴った低気圧と台風18号が接近中でしたが、幸い2日目は天気に恵まれました。1日後だったら強風だったでしょう。
　期待した紅葉は、色づかぬままの落葉が多く今一つでしたが、変化のある地形は楽しく、火打山山頂手前からは日本海側の海岸線も確認できました。
　
　妙高山では、火口の底から見上げた主峰をお菓子のカヌレの様だと思いながら、決して甘くない急登を登りきり、得られた眺望。
前日には霧雨で見えなかった焼山と火打山の姿に満足する。
　この位置から白馬岳を真正面に見る北アルプスも私には新鮮で、来年はあそこを歩きたいナと思う。小さくツンと見えてた剣岳も印象的。
下山時には見えた八ヶ岳、信越、関越、東北の山並、苗場山も近い。

　同行者のお一人が、妙高山で百名山達成！みんなで「おめでとう！」って拍手しました。