中央アルプス南部縦走1日目（上飯田〜奥念丈岳）〜一期一会の笹薮地獄を行く〜

2016年10月15日(土) [日帰り]

• GPS: 14:41
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,814m
• 下り: 636m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:23
• 休憩: 0:17
• 合計: 14:40

7:30 大平宿
8:02 8:02 東沢林道ロープゲート
9:09 9:10 摺古木自然園休憩舎
10:12 10:13 摺古木山
10:46 10:46 シラビソ山
11:10 11:22 安平路避難小屋
11:51 11:53 安平路山
17:46 17:47 奥念丈岳
22:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上飯田駐車場へはJR飯田駅から16kmほど国道8号線を走り、飯田峠を超えて下りになり、民家（廃村）が見え始めたら、上飯田駐車場は直ぐ近く。
大きな登山口の看板などは無いので、注意深く見ていないと分岐を見過ごしてしまいます。（自分は大平県民の森まで通り過ぎてしまいました）
バス等はないので、車がない場合はタクシーを呼ぶか、走って行く必要があります。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は無いが、安平路山〜南越百山の下辺りまでは完全な笹藪区間。
踏み跡と言えるほど明瞭ではないが、歩かれたところは藪量が少ない為、なるべくそれを見つけて歩くのが体力消耗に繋がります。（特に登り）
晴れていれば、ある程度山に慣れた方なら、奥念丈岳の大崩れを目標に尾根を外さずに南越百山まで歩くことができますが、ガスっていたら注意が必要です。

写真

10/15 7:30

上飯田の駐車場
駐車場っぽくないけど、廃村で誰もいないので、何処に停めても良い

10/15 7:31

登山口の看板
見逃してしまいました

10/15 7:33

10/15 7:43

10/14 8:00

10/14 8:02

10/14 8:09

10/14 8:53

10/14 9:03

10/14 9:09

摺古木山自然園休憩舎まで車で来れます
未舗装路だけど、バイクでも普通にこれるくらい

10/14 9:27

10/14 9:30

笹が多い
虫が付くかもしれないので、Tシャツ短パンはNG

10/14 9:37

10/14 9:51

直登します

10/14 9:59

10/14 10:06

馬っぽい木

10/14 10:06

10/14 10:12

摺古木山

10/14 10:42

10/14 10:46

白ビソ山

10/14 10:55

10/14 11:09

安平路避難小屋

10/14 11:22

水場に下ります
5分と記載されているが、2.5分程

10/14 11:14

10/14 11:15

もう少し下ると黒いホースがあるみたいだけど、ここで給水
この先は下山道に入るまで水場が無い為、2.5L位汲みました

10/14 11:29

10/14 11:32

所々で草が刈られていました

10/14 11:48

10/14 11:51

10/14 11:51

10/14 11:51

安平路山に到着

10/14 12:07

安平路山を過ぎて直ぐの下りで、いきなりピンクテープを見失います
というか、見える範囲の間隔にピンクテープが貼られていない

10/14 12:10

やや右側に寄りすぎていたので、左に進路を修正
ピンクテープを発見しました

10/14 12:12

天気が良い為、奥念丈岳の大崩れがはっきり見えました
晴れ前提ですが、ガスった雪山やバリエーションルートを歩いた経験あれば、地図読みが出来なくても目標物がしっかりしているので歩けます

10/14 14:56

基本、尾根を外さなければ迷うことはない

10/14 14:58

10/14 15:08

10/14 15:26

10/14 15:32

10/14 15:38

見晴らしは良いけど、笹薮地獄

10/14 15:43

10/14 15:57

10/14 15:58

踏み跡の下はこんな感じ

10/14 16:03

踏み跡を歩くと、体力の消耗を防げます
下りだと藪を踏み倒していくので、それほど差は感じないけどね

10/14 16:22

10/14 16:24

10/14 16:33

10/14 16:55

10/14 17:00

10/14 17:24

松川乗越に向かう上りかな？
この辺りが破線ルートの鞍部で、登り返しの始まり
ここが一番藪力が強く、踏み跡を外すと、全く進まなかった

10/14 17:25

10/14 17:53

10/14 17:55

小ピークを過ぎた辺り、湿った地面だと思ったが、沼だった
これは罠としか言い様がない(#゜Д゜)ゴルァ!!

10/14 17:56

泥だらけになる(＞＜)

10/14 17:56

10/14 18:08

10/14 18:16

10/14 18:44

10/14 18:55

藪だらけで座る場所もないので、立ち休憩

10/14 19:17

10/14 19:17

日没が近い、なんとか今日中に藪を抜けて、明日から気持ちよく歩きたい

ペースを上げてスパートを掛けます

没った

下が見えない為、膝をぶつけまくる
夜に藪漕ぎは効率が悪いが、何とか藪を突破したい
歩くペースは半分位になった

10/14 19:45

10/14 19:50

10/14 19:52

やった
藪を抜けた、夜行進した甲斐があった（＾∇＾）
明日はすっきりした気持ちで一般道を歩ける
と、この時は勘違いしていたのでした

10/14 20:18

越百小屋 or 避難小屋まで行きたかったが、ここでビバークします
破線ルートのなかで、唯一ここだけ藪がなかったです
20時に山行を終了して、ツエルトを張りました

撮影機器：

Optio WG-2 GPS ペンタックス

装備

個人装備

ツエルト用ポール

備考

藪漕ぎルートの為、ゲイターは必須。

感想

iwanon

土日に入っていた用事が急遽無くなり、久しぶりの週末の晴れなので、何時か行こうと思っていた中央アルプスの南部縦走をしてきました。
急遽山行を決めた為、出発が遅くなり、笹薮地帯（破線ルート部分を）を1日で抜けられなかった。
安平路山以降は藪の無い落ち着ける場所が限られている為、しっかりと計画して行動しないと、途中でテント泊する場合などに整地しなければならない。
本ルートは藪以外の普通に歩ける道が全く無く、自分の見た限り休憩できるのは奥念丈岳先の崩れのある箇所のみ。
また中間地点に向けて標高を下げていく為、行きは下りで笹薮を踏みつけて歩けば進むが、いざ戻ろうと思った時には、上りでは笹が向って生えているので、なかなか進むまないという罠に陥る。
強度が高い為、体力が無い or 水分・行動食などを持っていないと行動不能に陥る可能性があります。
ゲイターを持って行かなかった為、笹で膝を削りまくり、足が擦り傷だらけになった。