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Yamareco

記録ID: 992839
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

霧降高原BS→女峰山→唐沢避難小屋→小真名子山→大真名子山→男体山→二荒山神社前BS

2016年10月26日(水) 〜 2016年10月27日(木)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
30:37
距離
22.2km
登り
2,964m
下り
3,041m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:28
休憩
1:25
合計
6:53
9:26
9:26
15
9:41
9:46
2
9:48
9:49
4
9:53
9:54
60
10:54
10:56
55
11:51
11:52
50
12:42
12:48
80
14:08
14:55
33
15:28
15:38
8
15:46
15:58
11
2日目
山行
10:23
休憩
0:35
合計
10:58
4:55
40
5:35
5:38
18
5:56
5:57
11
6:08
6:08
46
6:54
6:59
46
7:45
7:47
28
8:15
8:18
49
9:07
9:07
73
10:20
10:21
48
11:09
11:14
135
13:29
13:30
5
13:35
13:47
45
14:32
14:33
42
15:15
15:15
36
15:51
15:52
1
15:53
ゴール地点
天候 1日目:晴
2日目:曇りのち晴
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
・一里ヶ曽根および唐沢避難小屋下の水場は水量十分
・志津小屋の水場は枯渇
その他周辺情報 ◆電波状況
女峰山◯
唐沢避難小屋◯
男体山◯
大分進んでいるとは言えまだ紅葉を楽しめます。
2016年10月26日 09:24撮影 by  NEX-5T, SONY
3
10/26 9:24
大分進んでいるとは言えまだ紅葉を楽しめます。
まずは木製の階段歩きから。
2016年10月26日 09:27撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/26 9:27
まずは木製の階段歩きから。
久しぶりに地球の丸さを感じました。
2016年10月26日 09:31撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 9:31
久しぶりに地球の丸さを感じました。
階段終点1445段。
2016年10月26日 09:44撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 9:44
階段終点1445段。
うっすら富士山が見えました。上部が見えづらいのは冠雪のためか。
2016年10月26日 09:46撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 9:46
うっすら富士山が見えました。上部が見えづらいのは冠雪のためか。
初めて名前を知った高原山。300名山にも選ばれているようです。調べてみると低い割に登りごたえはあるようですね。
2016年10月26日 09:47撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 9:47
初めて名前を知った高原山。300名山にも選ばれているようです。調べてみると低い割に登りごたえはあるようですね。
丸山と赤薙山の分岐点。
スタートの時間が遅かったのでパスしましたが、丸山に寄り道してもよかったかな。
2016年10月26日 09:50撮影 by  NEX-5T, SONY
3
10/26 9:50
丸山と赤薙山の分岐点。
スタートの時間が遅かったのでパスしましたが、丸山に寄り道してもよかったかな。
赤を通り越して茶色かな。もう少し早ければもっと綺麗だったのだろうか。
2016年10月26日 10:14撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 10:14
赤を通り越して茶色かな。もう少し早ければもっと綺麗だったのだろうか。
赤薙山山頂。眺望は今ひとつと思いきや、
2016年10月26日 10:55撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/26 10:55
赤薙山山頂。眺望は今ひとつと思いきや、
少し先からこの眺望。
2016年10月26日 10:55撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 10:55
少し先からこの眺望。
こちらから見る男体山は大した山に見えません。(失礼)
2016年10月26日 11:28撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 11:28
こちらから見る男体山は大した山に見えません。(失礼)
赤薙山奥社跡といっても、全く跡らしい跡はみあたらず。
2016年10月26日 11:53撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 11:53
赤薙山奥社跡といっても、全く跡らしい跡はみあたらず。
栃木には海がない…
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました


雲の向こうに見える筑波山はまるで海に浮かぶ島のようでした。
2016年10月26日 12:45撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 12:45
栃木には海がない…
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました


雲の向こうに見える筑波山はまるで海に浮かぶ島のようでした。
この水場の標識から右手に歩いてすぐ
2016年10月26日 13:03撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 13:03
この水場の標識から右手に歩いてすぐ
しっかり水の出ている水場あり。
2016年10月26日 13:04撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 13:04
しっかり水の出ている水場あり。
右上の高い山、はじめは日光白根山と思ったのですがおそらく燧ヶ岳が正解。
2016年10月26日 13:40撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 13:40
右上の高い山、はじめは日光白根山と思ったのですがおそらく燧ヶ岳が正解。
この崩壊が赤薙山の由来ということでしょう。
2016年10月26日 13:51撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 13:51
この崩壊が赤薙山の由来ということでしょう。
女峰山山頂。
2016年10月26日 14:28撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 14:28
女峰山山頂。
登頂時はガスで隠れていた男体山が姿を見せてくれました。
2016年10月26日 14:55撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 14:55
登頂時はガスで隠れていた男体山が姿を見せてくれました。
雲が取れた所で改めて女峰山山頂。
2016年10月26日 15:02撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 15:02
雲が取れた所で改めて女峰山山頂。
翌日歩く稜線に思いを馳せます。
2016年10月26日 15:04撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 15:04
翌日歩く稜線に思いを馳せます。
唐沢避難小屋まで結構下ります。途中はご覧のガレであるき辛い。
2016年10月26日 15:23撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 15:23
唐沢避難小屋まで結構下ります。途中はご覧のガレであるき辛い。
唐沢避難小屋。結構ガタが来ている印象。
この日は一人でした。
2016年10月26日 15:40撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 15:40
唐沢避難小屋。結構ガタが来ている印象。
この日は一人でした。
小屋まで大分下った上にさらに10分ほど下ったところにある水場。2度と汲まずに済むよう、残った水はコッヘルにあけて満タンにしました。
2016年10月26日 15:56撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 15:56
小屋まで大分下った上にさらに10分ほど下ったところにある水場。2度と汲まずに済むよう、残った水はコッヘルにあけて満タンにしました。
小屋までの登り返しがきつい…。
2016年10月26日 15:57撮影 by  NEX-5T, SONY
10/26 15:57
小屋までの登り返しがきつい…。
小屋の前は樹林ですが、少し移動すると開けます。
2016年10月26日 16:48撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/26 16:48
小屋の前は樹林ですが、少し移動すると開けます。
夕日はあいにく雲隠れ。
2016年10月26日 16:51撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 16:51
夕日はあいにく雲隠れ。
ちなみに小屋の前から見る日没はこんな感じでした。
2016年10月26日 17:19撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/26 17:19
ちなみに小屋の前から見る日没はこんな感じでした。
帝釈山、と思いきや地図に載っていない専女山で肩透かし。
2016年10月27日 05:57撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 5:57
帝釈山、と思いきや地図に載っていない専女山で肩透かし。
こちらが帝釈山。微妙に青空が覗く瞬間があるも、ほぼガス。
2016年10月27日 06:12撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 6:12
こちらが帝釈山。微妙に青空が覗く瞬間があるも、ほぼガス。
富士見峠。結構広い道が通っています。
2016年10月27日 07:00撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:00
富士見峠。結構広い道が通っています。
小真名子山の登り口。区間は短いとは言えなかなかの急登でした。
2016年10月27日 07:06撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:06
小真名子山の登り口。区間は短いとは言えなかなかの急登でした。
帝釈山山頂付近の雲が取れてきました。
2016年10月27日 07:44撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 7:44
帝釈山山頂付近の雲が取れてきました。
大真名子山?と思いきやその向こうの男体山がない。太郎山が正解でした。
2016年10月27日 07:46撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:46
大真名子山?と思いきやその向こうの男体山がない。太郎山が正解でした。
山頂標識がいたるところにあり。
2016年10月27日 07:48撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:48
山頂標識がいたるところにあり。
こちらは女峰山方面も見えます。
2016年10月27日 07:49撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:49
こちらは女峰山方面も見えます。
大真名子山と男体山。同じようなボッテリした形に見えます。
2016年10月27日 07:55撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 7:55
大真名子山と男体山。同じようなボッテリした形に見えます。
小真名子山、大真名子山の間は富士見峠とは違って鬱蒼としたコルです。
2016年10月27日 08:17撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 8:17
小真名子山、大真名子山の間は富士見峠とは違って鬱蒼としたコルです。
昨日登った稜線を一望。
2016年10月27日 08:59撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 8:59
昨日登った稜線を一望。
大真名子山山頂。
山頂はやや木が邪魔になってスッキリ眺めが見えなかったのですが、
2016年10月27日 09:12撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/27 9:12
大真名子山山頂。
山頂はやや木が邪魔になってスッキリ眺めが見えなかったのですが、
少し降りるとドッシリした男体山の全貌が。
2016年10月27日 09:21撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 9:21
少し降りるとドッシリした男体山の全貌が。
裾野は紅葉で色づいています。
2016年10月27日 09:22撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 9:22
裾野は紅葉で色づいています。
大真名子山から下山するところには数カ所鎖がついていました。
2016年10月27日 09:25撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 9:25
大真名子山から下山するところには数カ所鎖がついていました。
銅像が
2016年10月27日 09:34撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 9:34
銅像が
散見されます。
2016年10月27日 10:09撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 10:09
散見されます。
八海山神像。
2016年10月27日 10:10撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 10:10
八海山神像。
志津林道に出ました。
ここからしばらく地獄を味わうことになるとは…。
2016年10月27日 10:17撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 10:17
志津林道に出ました。
ここからしばらく地獄を味わうことになるとは…。
この標識を見落としたおかげで一時間近く時間と体力をロスしました。
2016年10月27日 11:08撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 11:08
この標識を見落としたおかげで一時間近く時間と体力をロスしました。
これが志津避難小屋の水場?と思いきやちがったらしい。
2016年10月27日 11:11撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 11:11
これが志津避難小屋の水場?と思いきやちがったらしい。
こちらが正解。しかし水は枯れてありませんでした。
しかし枯れてなかったとしても、水質的にあまり良くないようなので、ここは期待しないのが正解でしょうか。
2016年10月27日 11:17撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 11:17
こちらが正解。しかし水は枯れてありませんでした。
しかし枯れてなかったとしても、水質的にあまり良くないようなので、ここは期待しないのが正解でしょうか。
太郎山と大真名子山。
2016年10月27日 11:35撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 11:35
太郎山と大真名子山。
女峰山が随分遠くに見えます。
2016年10月27日 12:33撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 12:33
女峰山が随分遠くに見えます。
北面は風が冷たいと思っていたら氷柱が。
2016年10月27日 13:04撮影 by  NEX-5T, SONY
10/27 13:04
北面は風が冷たいと思っていたら氷柱が。
小屋をズームで。こうしてみると崩壊が迫っているなぁ。
2016年10月27日 13:17撮影 by  NEX-5T, SONY
3
10/27 13:17
小屋をズームで。こうしてみると崩壊が迫っているなぁ。
2016年10月27日 13:28撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 13:28
山頂の刀。ステンレス製ということなので、私の生きている間はきっと立派に立っていることでしょう。
2016年10月27日 13:33撮影 by  NEX-5T, SONY
3
10/27 13:33
山頂の刀。ステンレス製ということなので、私の生きている間はきっと立派に立っていることでしょう。
なんかゴチャゴチャ作り過ぎな感じもあります。
2016年10月27日 13:36撮影 by  NEX-5T, SONY
3
10/27 13:36
なんかゴチャゴチャ作り過ぎな感じもあります。
男体山の祭神、二荒山大神。聞いたことない(失礼)と思ったら、スサノオの息子(子孫)の大国主命(オオナムチ)の事らしい。
2016年10月27日 13:38撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 13:38
男体山の祭神、二荒山大神。聞いたことない(失礼)と思ったら、スサノオの息子(子孫)の大国主命(オオナムチ)の事らしい。
中禅寺湖を望む。
2016年10月27日 13:38撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 13:38
中禅寺湖を望む。
皇海山と日光白根山の縦走、してみたいなぁ。
2016年10月27日 13:41撮影 by  NEX-5T, SONY
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10/27 13:41
皇海山と日光白根山の縦走、してみたいなぁ。
この日歩いた山々を振り返って。
2016年10月27日 13:47撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/27 13:47
この日歩いた山々を振り返って。
麓に近づくにつれて紅葉がきれいになってきました。
2016年10月27日 14:57撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/27 14:57
麓に近づくにつれて紅葉がきれいになってきました。
2016年10月27日 15:32撮影 by  NEX-5T, SONY
2
10/27 15:32
神社の境内もいい感じ。
2016年10月27日 15:53撮影 by  NEX-5T, SONY
1
10/27 15:53
神社の境内もいい感じ。
撮影機器:

感想

先週に続いて遅まきながらも夏季休暇を使って縦走計画。
天気予報が直前まで安定せず、直前に同行予定のメンバーが体調不良でキャンセルなど、慌ただしい計画となった。

1日目
平日ということもあって、電車の混雑などが気になったが東武日光駅までは早朝かつ下り方面ということもあってか問題なく座って行くことができた。東武日光駅で下車する人は多数。駅前のバス停も行列ができていた。平日とはいえ好天の紅葉シーズン、観光地はあなどれない。幸い今回予定していた霧降高原方面へ行く人は少なく、余裕でバスに乗ることができた。
高原へ近づくにつれて紅葉も美しくなりテンションが上がる。バスを降りてすぐ横にある階段を登る所からスタート。季節外れだという暖気に汗が滴り落ちる。しかし眺めは最高。周囲に高い山がないのもあって、振り返ると地球の丸さを再確認できるパノラマが広がっていた。途中で同じく景色の良さそうな丸山への分岐があったが、今回はスタート時間も遅いのでパスし、途中の水場で念のため水を補給して先へと進む。
女峰山山頂到着時には男体山との間に雲が湧いていたので、ラーメンを作ってシャッターチャンスを待つ。しばらくすると雲が取れ、男体山をスッキリ拝むことができた。満足した所で唐沢避難小屋へと向かう。なかなかの急坂で途中はガレており、歩き辛い。ようやくついた小屋には誰もおらず、人の目を気にせず荷解きして水を汲みに行くことにする。水場まで10分ということで一苦労。二度と汲みに行かずに済むよう、手持ちの水をコッヘルに開けて満タンにする。
小屋到着時は気温が16度ほどあって、今夜は楽勝かと思いきや夜はやはり冷え、そろそろ薄いシュラフ+シュラフカバーでは限界を感じてきた。夜景を撮るために起きるのも億劫で、降雨の音まで聞こえてきたので諦めてゴロゴロして夜明けを待つ。

2日目
寝ては覚めを繰り返して目覚ましが鳴るのを待っていたが、明らかに遅い。電気をつけて確認してみると起床予定時刻の3時半を過ぎていた。しかし、外はガスと風でコンディションはよくなさそうなので、はやる気持ちを抑えて体を温めるためにラーメンを作る。結局予定より約30分遅れの5時近くになって出発する。麓の明かりは見えるものの、空はどんよりと暗い。途中でのエスケープも考慮しながら女峰山へ到着。風が出て寒いが、ここでスマホを使って天気予報を確認。予報は晴なので、天気が好転することを信じて先へと進む。帝釈山あたりに来るとわずかに空が明るくなり始めて行く先に期待が高まる。
帝釈山の先は小真名子山、大真名子山、男体山とアップダウンの連続。特に小真名子山の登りは最も急だった。しかし小真名子山に登るにつれて徐々に雲が晴れ、後は予報通りの晴が続く。連続するアップダウンに疲れつつも好天に気を良くしていたが、問題は最後の男体山への取り付きで起こった。志津避難小屋への分岐を見落とし林道を進みすぎてしまった。手元の地形図では破線ルートが伸びているので、そちらから登山道に行けばいいと思ったのがさらなる間違いの始まり。道らしい道が見当たらないのでGPSで確認できる適当な所から山に入る。これが致命的にまずかった。道らしい雰囲気がない樹林の中を西に行けばそのうち道に出るとウロウロしたが道が見当たらない。明らかに地形図の破線の上を行ったり来たりしているはずなのに踏み跡が見当たらない。廃道になったのかも…と山と高原地図のルートで確認したが、この時には地形図と同じように見えた。(下山後に確認したら明らかに違ったのだが…)一度は頂上方向へ進めばいずれは登山道に出るかも…と思ったものの、あまりに踏み跡らしいものがないので下山を決意。しばらく歩いてなんとか元の林道に出ることができた。林道を引き返す最中に藪に覆われた標識を発見、小屋の方へと進む。小屋にたどり着き、いざ男体山へ向かおうとすると地形図のルートの方向へついた道はロープで閉鎖されていた。脇についた道に進もうとするが、明らかに方向がおかしく、確認すると林道に戻る方向だった。再び小屋に戻って、あたりを探索すると地形図と反対方向に道がついているのを発見。この一連の彷徨で一時間近くをロスしたが、この好天のチャンスを逃すまいと男体山へアタック。寝坊や道迷いで予定より遅れたものの、それもあって人の少ない山頂を楽しめたのかもしれない。
男体山から中禅寺湖を見下ろす眺めは最高で、長い旅路が報われた気がした。下山は数組抜いて割りと急いだつもりだったが、結局ほぼコースタイム通りでガックリ。
帰りは少し麓の紅葉でも楽しんで帰ろうと思ったのだが、神社前の通りは平日だというのに観光客と思われる来るまで渋滞中。バスも遅れていそうだったが、ちょうど神社前のバス停に到着したので慌てて乗り込む。バスも補助席が必要なほどの満員でビックリ。汗が引いておらず、着替える間もなく乗り込むには少し躊躇するような状況だったがやむを得ない。途中のいろは坂あたりから見る紅葉が綺麗だった。

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