また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 102396
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

和名倉山 仁田小屋尾根[地図記載無し]ピストン

2011年02月24日(木) 〜 2011年02月26日(土)
 - 拍手
GPS
61:00
距離
33.0km
上り
1,816m
下り
1,960m

コースタイム

●2011/2/24 雲取林道→仁田小屋まで行けず大洞橋で幕営
10:00 雲取林道入口(バス降車)

13:30 仁田小屋尾根取付き

15:30 幕営(仁田小屋への道を見失い、大洞橋手前に引き返した)

●2011/2/25 大洞橋→仁田小屋尾根→和名倉山山頂→幕営
6:45 大洞橋出発

8:52 仁田小屋

10:30 犬樵平

11:08 仁田小屋の頭

13:26 松葉沢の頭

16:05 ナシ尾根分岐

17:30 和名倉山山頂

少し進んだところで幕営

●2011/2/26 和名倉山山頂→徘徊→来た道を戻る→ステビ
8:15 出発

9:34 戻ることを決める・・・和名倉山山頂出発

12:26 松葉沢の頭

15:00 仁田小屋(ここで1時間ほどまったり)

16:48 取り付き到着

20:00 雲取林道到着

21:00 秩父湖バス停到着

●2011/2/27 始発にて三峰口出発→帰宅
天候 2月24日 曇 時々 小雨
2月25日 晴れ
2月26日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き…西武秩父駅発、三峯神社行きバスで取り付きへ。
(秩父湖〜三峯神社間は自由乗降区間なので、手を上げて運転手さんへ合図し下車します。)

帰り…予定外にピストンになった為、秩父湖まで歩き、タクシーを呼びました。
最寄の、秩父鉄道三峰口駅までで、4500円ほど。
コース状況/
危険箇所等
●雲取林道〜取り付き
この時期、仁田小屋を使用している林業の方やNGOの方々がシーズンオフのため
林道の整備がされておらず、落石だらけでタクシーなどで入れず、徒歩となります。
(オフでなければ、大洞橋までタクシーで行かれるとのこと)
雪も多く、凍結が多いため滑りやすいです。

取り付き箇所は、大洞橋を過ぎて落石のひどいゾーンを越え、「百年の森」の
看板を過ぎて少しした右手にあります。ピンクのテープと、取り付きの奥にある
コンクリの堤防のようなものが目印です。
尚、看板のすぐ右奥にもピンクテープが見え、これを目印に直登しても
正しい道にたどり着きますが、道の踏まれ方はコンクリ堤防横の方がしっかり
しているので、この直登ルートはおすすめできません。

●〜仁田小屋
NGOの方が作ってくださった道らしく、ある程度しっかりした道になっています。
ですが、我々は何を間違えたか道を外れてしまいました・・・
(下山時は正しい道を歩くことができました。どうして間違えたのか
わからないままでした・・・)

取り付いてすぐのところに小屋があり、それを通過し、
あるところから何本かルートがわかれ、ルートサインのテープが散在するエリアに
突入します。このあたりがわかりづらい。
どうやら、いくつかある尾根を直登するルートがあったり、のんびり登るルートが
あったり、好みによって色々な方がテープをつけているようです。
(直登ルートはあまり踏まれておらず、かなり崩れやすくて登りにくいです)
正しいルート(?)は危険箇所が全くありませんので、
危険箇所を通過したら、間違っているかもと思った方がいいでしょう。

途中で鹿よけのネットがあり、出入口があるので、ネットの内側に入ります。
入ってから、柵沿いに進み、柵を出て少し歩くと仁田小屋です。

仁田小屋は、中には入れませんが、沢水を使った水場があり、
沢からひかれたパイプが小屋の脇のシンクに通じています。
日のあたる斜面なので沢水も凍っておらず、ここの水場はいつ来ても
期待して良さそうです(多分)。

●〜和名倉山山頂
仁田小屋の頭を過ぎたあたりに急登・ヤブがあるとのことでしたが、
トラロープが3〜4回ほど登場し、そのあたりの斜面がそこそこ急でした。
が、それほどきつくもなく。

松葉沢の頭付近で6本爪アイゼン装着。
ここを過ぎて南方向に進路を変えて広い稜線を進むと、
ワイヤーのある、通称「ワイヤー広場」に出ます。
その後しばらく進むとまた急登があり、ナシ尾根分岐に到着。
(右に「立入禁止」の黄色いガムテープが貼ってあるところがナシ尾根分岐)

ここから、広くて雪深い尾根歩きを経て、
かなりしんどい登りを経て、
ようやく和名倉山山頂に着きます。
(最後の登りは、おそらく雪がなければそんなに大変ではないと思うのですが、
この時はずっと膝くらいの雪だったのでしんどかったです。)

●〜二瀬分岐
ここで道を見失う・・・テープもいくつか貼ってありましたが、
どれが正しいのかわからず、しかもその次のテープが見当たらず、、、
無理して突っ込むのはやめました。

後で調べてみると、このだだっ広い場所は千代蔵ノ休場という所らしく
昔山火事で焼けた跡とのこと。
雪がなければ、切り株に小さな道標がくっついているみたいなのですが
雪で埋まって見えませんでした。
因みに、斜面下側に向かって右下のあたりで幕営しました。
武甲山が見えます。
武甲山が見えます。
秩父湖凍ってる!バスからの眺め。
秩父湖凍ってる!バスからの眺め。
秩父湖〜三峯神社間の自由乗降区間で下車。雲取林道の入口です。こんなところで降りる人ほとんどいないヨーと運転手さんに言われながら下車。
秩父湖〜三峯神社間の自由乗降区間で下車。雲取林道の入口です。こんなところで降りる人ほとんどいないヨーと運転手さんに言われながら下車。
ここから2時間ほどの林道歩きです。
ここから2時間ほどの林道歩きです。
右に小さな祠がありました。とりあえずお参り。
右に小さな祠がありました。とりあえずお参り。
この林道は落石が多いらしく、、、落石で凹んだと思われる痛々しいガードレール。
この林道は落石が多いらしく、、、落石で凹んだと思われる痛々しいガードレール。
岩から染み出した水が凍っています
岩から染み出した水が凍っています
左斜面で伐採作業中とのことで、林業のおじさん達に「あぶないからねー」と声をかけられる。そして「こんな時期に、寒いのによく行くねー」とも言われるw
左斜面で伐採作業中とのことで、林業のおじさん達に「あぶないからねー」と声をかけられる。そして「こんな時期に、寒いのによく行くねー」とも言われるw
林業用の作業道入口のようです。
林業用の作業道入口のようです。
林道歩き中に何本か越える川(橋)のひとつめ。鮫澤を渡る橋。橋の左側に沢の名前、右側には橋の名前が書かれています。
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林道歩き中に何本か越える川(橋)のひとつめ。鮫澤を渡る橋。橋の左側に沢の名前、右側には橋の名前が書かれています。
この時期にこんなところ歩く人といえば、、、Roadmanさんですよねw
この時期にこんなところ歩く人といえば、、、Roadmanさんですよねw
しばらくの間、Roadmanさんとシカさんの足跡を辿る山行に。。。
しばらくの間、Roadmanさんとシカさんの足跡を辿る山行に。。。
左側に怪しい小屋もあり。通過します。
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左側に怪しい小屋もあり。通過します。
沢は軒並み凍ってます。
沢は軒並み凍ってます。
2本目の沢。樽沢。
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2本目の沢。樽沢。
3本目。鷹ノ巣沢。
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3本目。鷹ノ巣沢。
こんなに雪深くても、まだ林道です。
こんなに雪深くても、まだ林道です。
ある意味廃道です・・・石ごろごろ。
ある意味廃道です・・・石ごろごろ。
大聖沢を越えます。
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大聖沢を越えます。
氷柱でかい!!
この氷柱が2日後すごい事に…
(2日後の写真を参照)
この氷柱が2日後すごい事に…
(2日後の写真を参照)
荒沢を越えます。この少し先が大洞橋!
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荒沢を越えます。この少し先が大洞橋!
重機庫があります。
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重機庫があります。
熊に遭われたんでしょうかね・・・
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熊に遭われたんでしょうかね・・・
ブラックデビルてww
黒い悪魔なんですかねー。
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ブラックデビルてww
黒い悪魔なんですかねー。
ここを越えていきます。
ここを越えていきます。
ついに大洞橋。落ちてきたと思われる石がダイナミックすぎるエリアへ突入。
ついに大洞橋。落ちてきたと思われる石がダイナミックすぎるエリアへ突入。
雨が降ってきたので雨具を着ることに。予報は晴れだったのに!
雨が降ってきたので雨具を着ることに。予報は晴れだったのに!
この辺りの落石は林道を完全に塞いでいます。
かなり大規模な崩落があったようです。
この辺りの落石は林道を完全に塞いでいます。
かなり大規模な崩落があったようです。
ふれあいの森林 の看板のすぐ右にある、取り付きと見紛う梯子の跡。かつてはここも取り付きだったようですが、今はハシゴもぼろぼろだし、この先の取り付きから登った方が全然ラクです。
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ふれあいの森林 の看板のすぐ右にある、取り付きと見紛う梯子の跡。かつてはここも取り付きだったようですが、今はハシゴもぼろぼろだし、この先の取り付きから登った方が全然ラクです。
梯子アップ。梯子は崩れていますが、登ろうと思えば登れます。でも登らなくて良し!少し先が本当の取り付きです。
梯子アップ。梯子は崩れていますが、登ろうと思えば登れます。でも登らなくて良し!少し先が本当の取り付きです。
ふれあいの森林 看板。写真右上にピンクテープが見えますが、これは見なかったことにして先へ進みます。
ふれあいの森林 看板。写真右上にピンクテープが見えますが、これは見なかったことにして先へ進みます。
道の右側に木材のような木がごろごろしているあたりに着いたら、取り付きです。右奥にピンクテープが見えます。
道の右側に木材のような木がごろごろしているあたりに着いたら、取り付きです。右奥にピンクテープが見えます。
写真左奥に見えているのがコンクリの堤防のようなもの。中央に見えるのが、取り付きを示すピンクテープです。
写真左奥に見えているのがコンクリの堤防のようなもの。中央に見えるのが、取り付きを示すピンクテープです。
緑の柵のようなもので道の脇が固められており、かなりしっかりとした道になっています。
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緑の柵のようなもので道の脇が固められており、かなりしっかりとした道になっています。
尾根に乗ると小さな小屋が。
尾根に乗ると小さな小屋が。
なんだか既にあちこちにテープが貼ってあります・・・
なんだか既にあちこちにテープが貼ってあります・・・
このあたりからもう実は道を間違っているw正しい道にはこんな丸太越えはありませんでした。
このあたりからもう実は道を間違っているw正しい道にはこんな丸太越えはありませんでした。
徘徊するも、ひょっとして取り付きから間違っているんじゃないかという話に。。結局時間的に犬樵平まで行けないなと判断、引き返す。
徘徊するも、ひょっとして取り付きから間違っているんじゃないかという話に。。結局時間的に犬樵平まで行けないなと判断、引き返す。
この矢印なんだろう。。。。
この矢印なんだろう。。。。
でもとりあえず下山。。。
でもとりあえず下山。。。
取り付きまで戻って、更に先に正しい取り付きがあるんじゃないかと捜索するも、熊のようなデカイ足跡を見つけただけでした。
取り付きまで戻って、更に先に正しい取り付きがあるんじゃないかと捜索するも、熊のようなデカイ足跡を見つけただけでした。
やはり先程の取り付きで合っていたようで。
やはり先程の取り付きで合っていたようで。
林道の仁田小屋尾根取付き部分より少し先に行った部分がこのように崩落。
道が消失しつつあります。
この後、この辺りでの幕営は落石が怖いので、大洞橋まで戻ることに。
林道の仁田小屋尾根取付き部分より少し先に行った部分がこのように崩落。
道が消失しつつあります。
この後、この辺りでの幕営は落石が怖いので、大洞橋まで戻ることに。
テント内ごちゃごちゃ。夜間ときたま外で物音がして不気味でした。まさかこんなに寒いのに熊がいるとも思えなかったが、とりあえず熊ヨケで持参したタバコを外で燃やしてみたり。(吸わないので、そのまま燃やすだけ。)
テント内ごちゃごちゃ。夜間ときたま外で物音がして不気味でした。まさかこんなに寒いのに熊がいるとも思えなかったが、とりあえず熊ヨケで持参したタバコを外で燃やしてみたり。(吸わないので、そのまま燃やすだけ。)
はじめてこのマグを山で使ってみた!2重構造が想像以上に効果絶大なんですね。周りをさわっても全然温かくない。
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はじめてこのマグを山で使ってみた!2重構造が想像以上に効果絶大なんですね。周りをさわっても全然温かくない。
2日目の朝。
ザックを置いているのは、100均(CanDo)で売っていた園芸用シート。汚れもつきにくくて、なかなか使い勝手が良い。
ザックを置いているのは、100均(CanDo)で売っていた園芸用シート。汚れもつきにくくて、なかなか使い勝手が良い。
ブラックデビル小屋を後にします。
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ブラックデビル小屋を後にします。
前日に撮影した大崩落地点の遠景
前日に撮影した大崩落地点の遠景
ここの岩を越えたら、、、エッジが鋭すぎて、、、
ここの岩を越えたら、、、エッジが鋭すぎて、、、
スパッツ切ってしまいました(ヤスヨ)。無念。
スパッツ切ってしまいました(ヤスヨ)。無念。
お日様が出てきました。
お日様が出てきました。
道の右側に、木に書かれた赤いペンキの矢印があり、そこを登っていったのですが、これはこの後越えなくてはならない鹿柵への直登ルートだったみたいで、柵を越えるところが非常に大変です。直登ではないルートはどこへ続いていたのか結局よくわからない。
道の右側に、木に書かれた赤いペンキの矢印があり、そこを登っていったのですが、これはこの後越えなくてはならない鹿柵への直登ルートだったみたいで、柵を越えるところが非常に大変です。直登ではないルートはどこへ続いていたのか結局よくわからない。
柵を無理矢理くぐって越えます。越えるとすぐ上に黄色のテープがあり、ここが正規のルートのよう。道もしっかり踏まれていました。この道は左から続いていたので、さっき直登しないでもう少し進んでから右斜面をジグザグ登ればよかったのではないかなという推測。因みに帰りもこの場所につきましたが、帰りは正規ルートを歩くことができました。
柵を無理矢理くぐって越えます。越えるとすぐ上に黄色のテープがあり、ここが正規のルートのよう。道もしっかり踏まれていました。この道は左から続いていたので、さっき直登しないでもう少し進んでから右斜面をジグザグ登ればよかったのではないかなという推測。因みに帰りもこの場所につきましたが、帰りは正規ルートを歩くことができました。
鹿柵を越え少し尾根を直登すると
鹿柵を越え少し尾根を直登すると
NGO整備と思われる正規の登山道に合流しました。
これで一安心。。
NGO整備と思われる正規の登山道に合流しました。
これで一安心。。
また赤い矢印があります。この矢印の筆者は、きっとこの直登ルートで来たのでしょう。
また赤い矢印があります。この矢印の筆者は、きっとこの直登ルートで来たのでしょう。
柵のすぐ脇をひたすらトラバース気味に歩きます。快適。
柵のすぐ脇をひたすらトラバース気味に歩きます。快適。
柵の出入り口から柵を出て、少し行くと仁田小屋が見えます。
柵の出入り口から柵を出て、少し行くと仁田小屋が見えます。
日当たり良好
すぐ脇に沢があります
すぐ脇に沢があります
きれいですが中には入れません。
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きれいですが中には入れません。
眺めも最高。
窓の外から、仁田小屋の内部を撮影w
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窓の外から、仁田小屋の内部を撮影w
まだクリスマス?
何かのサナギですかね?
何かのサナギですかね?
ぷっくり太ってます!
ぷっくり太ってます!
前爪のあるアイゼンの足跡が。これもRoadmanさんですかね?
前爪のあるアイゼンの足跡が。これもRoadmanさんですかね?
水を補給して、出発。
水を補給して、出発。
軽くトラロープなどが張ってありますがロープが必要な程の傾斜ではありません。
軽くトラロープなどが張ってありますがロープが必要な程の傾斜ではありません。
犬樵平ぽい場所。
犬樵平ぽい場所。
こちらにもトラロープ登場。同様にロープに頼って登るほどでもない。
こちらにもトラロープ登場。同様にロープに頼って登るほどでもない。
このように乗越えにくい倒木には切れ込みが。
この辺りはかなり歩きやすく整備されています。
このように乗越えにくい倒木には切れ込みが。
この辺りはかなり歩きやすく整備されています。
仁田小屋ノ頭に到着。
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仁田小屋ノ頭に到着。
ヤブがちになるものの、木にネットが巻いてあるところを辿っていく感じなので迷うことはない。
ヤブがちになるものの、木にネットが巻いてあるところを辿っていく感じなので迷うことはない。
ヤブもすずらんテープで束ねてあったり。
ヤブもすずらんテープで束ねてあったり。
軽アイゼンのラチェットが入りにくかったのでヤスリで削る。
軽アイゼンのラチェットが入りにくかったのでヤスリで削る。
斜面ですべって歩みが遅くなってきたので、アイゼン装着。
斜面ですべって歩みが遅くなってきたので、アイゼン装着。
笹が。。。
このように大分笹藪が深くなって来ました。
このように大分笹藪が深くなって来ました。
初めて、スノーバスケット装着。もっと手前からつけておけば良かった。
初めて、スノーバスケット装着。もっと手前からつけておけば良かった。
だんだん雪が深くなる・・・
だんだん雪が深くなる・・・
ツボ足・ツボ足
ようやく。
面白い形のツタ。
面白い形のツタ。
ワイヤー広場突入か?
ワイヤー広場突入か?
これもRoadmanさんでしょうか。しばらくこの足跡に沿って歩いていたら、足跡が消えました。彼の敗退ポイントがこのヤブ界隈だったかと。
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これもRoadmanさんでしょうか。しばらくこの足跡に沿って歩いていたら、足跡が消えました。彼の敗退ポイントがこのヤブ界隈だったかと。
テープを見失って彷徨います
テープを見失って彷徨います
Roadmanさんはこの辺りで敗退したと思われる。
Roadmanさんはこの辺りで敗退したと思われる。
しかし地形図見る限りでは、この尾根直登すればいい筈だよね。相変わらずテープは見当たりませんが、とりあえず引き返さずに上に向かうことにします。
しかし地形図見る限りでは、この尾根直登すればいい筈だよね。相変わらずテープは見当たりませんが、とりあえず引き返さずに上に向かうことにします。
そうこうしている内にテープ発見。
そうこうしている内にテープ発見。
おそらく雪のない時期には明瞭な道だったのでしょう、ヤブがすずらんテープでまとめられて道が出来上がっている場所がありました。
おそらく雪のない時期には明瞭な道だったのでしょう、ヤブがすずらんテープでまとめられて道が出来上がっている場所がありました。
しかしヤブが道を覆い隠すように、雪の重みで倒れこんでいる。これじゃ見えないわけだ!
ざっくり言って、斜面の割と左側のほうに道がついていました。ここを進んでいきます。
しかしヤブが道を覆い隠すように、雪の重みで倒れこんでいる。これじゃ見えないわけだ!
ざっくり言って、斜面の割と左側のほうに道がついていました。ここを進んでいきます。
凄まじい藪を掻き分け少し登ると、視界が開けて来ました。
凄まじい藪を掻き分け少し登ると、視界が開けて来ました。
ヨッシャ!ヤブ脱出
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ヨッシャ!ヤブ脱出
動物の足跡がいっぱい
動物の足跡がいっぱい
鹿も雪に埋まりながら歩いています。大変なんですね・・・
鹿も雪に埋まりながら歩いています。大変なんですね・・・
雪が深いのでなかなか進まない
雪が深いのでなかなか進まない
ナシ尾根分岐と思われる場所。写真奥に見えるのが立入禁止テープです。
ナシ尾根分岐と思われる場所。写真奥に見えるのが立入禁止テープです。
ナシ尾根分岐近くにある、手袋とカップの目印
ナシ尾根分岐近くにある、手袋とカップの目印
手の平の部分に「赤いきつね」て書いてありますw
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手の平の部分に「赤いきつね」て書いてありますw
ナシ尾根を和名倉山山頂に向かうルートはすごい積雪。ツボ足で時間をかけて進みます。この辺りは確実にワカンがあった方がいいでしょうね。
ナシ尾根を和名倉山山頂に向かうルートはすごい積雪。ツボ足で時間をかけて進みます。この辺りは確実にワカンがあった方がいいでしょうね。
あとちょっとー!
到着でございます。前回二瀬尾根から来た時は時間なくて山頂に来なかったので、和名倉山山頂を踏んだのは今回が初めて。
メジャールートなので、将監峠に向かう踏み跡があると期待したのですが、山頂にも踏み跡が一切無し。。。
この時期は誰も来ないんですね。
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到着でございます。前回二瀬尾根から来た時は時間なくて山頂に来なかったので、和名倉山山頂を踏んだのは今回が初めて。
メジャールートなので、将監峠に向かう踏み跡があると期待したのですが、山頂にも踏み跡が一切無し。。。
この時期は誰も来ないんですね。
仁田小屋尾根に向かう方向を示す道標。
仁田小屋尾根に向かう方向を示す道標。
少しだけ進んでから幕営しようか、と思いうろつきましたが、そうこうしている内に強風がきて、日も落ちたので、諦めてその辺で幕営することに。
少しだけ進んでから幕営しようか、と思いうろつきましたが、そうこうしている内に強風がきて、日も落ちたので、諦めてその辺で幕営することに。
初めての雪上テントで凍えながら設営。登り途中で気付いたのですが、なんとやすよ右足の靴に穴が開いており、靴下びしょ濡れ・・・凍傷の経験ありませんが感覚なくなりかけていたので、すぐに点とソックスに履き替えてホカロンで温めます。
初めての雪上テントで凍えながら設営。登り途中で気付いたのですが、なんとやすよ右足の靴に穴が開いており、靴下びしょ濡れ・・・凍傷の経験ありませんが感覚なくなりかけていたので、すぐに点とソックスに履き替えてホカロンで温めます。
外回りは主にdeepblue担当。テント内はやすよ担当。まさかここまで雪山とは思ってなかったので、フツーのペグしか持っておらず、その辺の枝をペグ代わりに、細引きは立ち木などにくくりつけてみる。
外回りは主にdeepblue担当。テント内はやすよ担当。まさかここまで雪山とは思ってなかったので、フツーのペグしか持っておらず、その辺の枝をペグ代わりに、細引きは立ち木などにくくりつけてみる。
辿って来たトレース。
辿って来たトレース。
テントで雪降ってるw
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テントで雪降ってるw
今回初めてのフェザーフレンズのシュラフ。に、門ベルのシュラフカバーかけて寝てるの図。うっすら雪積もってますね・・・
今回初めてのフェザーフレンズのシュラフ。に、門ベルのシュラフカバーかけて寝てるの図。うっすら雪積もってますね・・・
明け方。テント内側の霜をカップでゴリゴリとはがす。まるで雪。
明け方。テント内側の霜をカップでゴリゴリとはがす。まるで雪。
テントのために踏み固めた場所。こんなことも初めてだったので、うまく平らにできず苦労しました。
テントのために踏み固めた場所。こんなことも初めてだったので、うまく平らにできず苦労しました。
出発準備も案外苦労したので、日がかなり高くなってからの出発となりました。この時点でまだどこへ下山するか未定。距離の短いヒルメシ尾根か、それとも歩いたことのある将藍小屋方面か!
出発準備も案外苦労したので、日がかなり高くなってからの出発となりました。この時点でまだどこへ下山するか未定。距離の短いヒルメシ尾根か、それとも歩いたことのある将藍小屋方面か!
とりあえず昨夜幕営した場所は、最後にみたルートサインから少し離れていたので、テープ箇所まで戻り読図。どうやら、行くべき尾根が見えてしまっているようなので山頂まで戻ってみる。
とりあえず昨夜幕営した場所は、最後にみたルートサインから少し離れていたので、テープ箇所まで戻り読図。どうやら、行くべき尾根が見えてしまっているようなので山頂まで戻ってみる。
一旦山頂まで戻ってみたけれども、降りられそうな尾根はほかにない。やっぱり途中までは合っているのか・・・
一旦山頂まで戻ってみたけれども、降りられそうな尾根はほかにない。やっぱり途中までは合っているのか・・・
昨夜登ってきたのはこちらですね・・・トレースも残っています・・・
昨夜登ってきたのはこちらですね・・・トレースも残っています・・・
悩む・・・。いずれにしても二瀬分岐までの道も不安なわけで・・・
悩む・・・。いずれにしても二瀬分岐までの道も不安なわけで・・・
引き返すことにしました!!トレースもあるし一安心!
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引き返すことにしました!!トレースもあるし一安心!
トレースを辿ったのであっという間にナシ尾根分岐。
トレースを辿ったのであっという間にナシ尾根分岐。
ハイペースで下っていきます
ハイペースで下っていきます
昨日自分たちがつけてきたトレースを、鹿が辿ったようで、、、なんだか微笑ましい^^
鹿もラクしたいんですね。
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昨日自分たちがつけてきたトレースを、鹿が辿ったようで、、、なんだか微笑ましい^^
鹿もラクしたいんですね。
鹿が寝転んだ跡でしょうか。毛がたくさん雪にこびりついています。
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鹿が寝転んだ跡でしょうか。毛がたくさん雪にこびりついています。
昨日は、かなり延々とツボ足で歩いていたように思うのに、いざ引き返してみると、結構あっけなく雪道が終わりに近づいてしまいます
昨日は、かなり延々とツボ足で歩いていたように思うのに、いざ引き返してみると、結構あっけなく雪道が終わりに近づいてしまいます
昨夜の出来事が夢のよう・・・
昨夜の出来事が夢のよう・・・
あぁ、仁田小屋の屋根だ!
あぁ、仁田小屋の屋根だ!
水がぎりぎりだったので、水を節約して飲んでいました。ここでたっぷり補給。んまい!
水がぎりぎりだったので、水を節約して飲んでいました。ここでたっぷり補給。んまい!
小屋の水場は沢水から引いているのでこのような苔が。夏場にこの水を利用する際は少し気をつけた方が良さそうですね。
小屋の水場は沢水から引いているのでこのような苔が。夏場にこの水を利用する際は少し気をつけた方が良さそうですね。
小屋の見晴台?のところからは雲取山が見えます。雲取小屋もばっちり。
小屋の見晴台?のところからは雲取山が見えます。雲取小屋もばっちり。
帰りは正しい道を通ったので、快適でした。
帰りは正しい道を通ったので、快適でした。
正規のゲートを通ったので柵越えも楽勝。
もちろんちゃんとロープで縛っておきました。
正規のゲートを通ったので柵越えも楽勝。
もちろんちゃんとロープで縛っておきました。
ふれあいの森林 看板から直登するとここに出るみたいです。この斜面の下のところ(写真右奥)に看板が。
ふれあいの森林 看板から直登するとここに出るみたいです。この斜面の下のところ(写真右奥)に看板が。
お疲れ様でした!
大洞橋までの道にかかっている橋なんですが、ぶらさがっているコンクリ片が怖い・・・橋の支柱じゃないからまだいいですケド。
大洞橋までの道にかかっている橋なんですが、ぶらさがっているコンクリ片が怖い・・・橋の支柱じゃないからまだいいですケド。
この2日ほど、とても暖かかったみたいで、行きに路面に積もっていた雪が一旦溶けて、また凍って、バリンバリンになってました。寧ろアイゼンが欲しいくらい。
この2日ほど、とても暖かかったみたいで、行きに路面に積もっていた雪が一旦溶けて、また凍って、バリンバリンになってました。寧ろアイゼンが欲しいくらい。
なんと!初日に見たどでかい氷柱が崩れ落ちていました!初日の夜にテントで聞いた物音、もしかしたらこの音だったのかも?と推測。とはいえ、ここまでダイナミックに落ちたのはきっと日中の暖かい時間帯でしょうが。
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なんと!初日に見たどでかい氷柱が崩れ落ちていました!初日の夜にテントで聞いた物音、もしかしたらこの音だったのかも?と推測。とはいえ、ここまでダイナミックに落ちたのはきっと日中の暖かい時間帯でしょうが。
でかい!!
画面右上に見えるのが、落ちなかった氷柱の根元部分。これが落ちるのも時間の問題か・・・
画面右上に見えるのが、落ちなかった氷柱の根元部分。これが落ちるのも時間の問題か・・・
氷塊のサイズはこれくらい。
ポールは110cmに調整してあります。
氷塊のサイズはこれくらい。
ポールは110cmに調整してあります。
ラクダの背のような稜線。
ラクダの背のような稜線。
日がどっぷり暮れました。
この積雪部分は雲取林道の割と一般道寄りなのですが、この時期はこのような状況なので、タクシーで来ても雲取林道の入り口近くまでしか行けません。
日がどっぷり暮れました。
この積雪部分は雲取林道の割と一般道寄りなのですが、この時期はこのような状況なので、タクシーで来ても雲取林道の入り口近くまでしか行けません。
ようやく雲取林道の入口に到着。長かった!けどここから今度は秩父湖バス停まで歩き。もうバスはありませんので。
ようやく雲取林道の入口に到着。長かった!けどここから今度は秩父湖バス停まで歩き。もうバスはありませんので。
バス停から三峰口駅前のタクシー会社へ電話、待つこと40分!ようやくバスに乗ります。
バス停から三峰口駅前のタクシー会社へ電話、待つこと40分!ようやくバスに乗ります。
電車に乗っても家まで帰ることはできない時間のため、ステビとなりました。寝相の悪いワタクシ(やすよ)w
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電車に乗っても家まで帰ることはできない時間のため、ステビとなりました。寝相の悪いワタクシ(やすよ)w
おはようございます◎やすよ本日午後出社のため始発にて東京に戻ります。
おはようございます◎やすよ本日午後出社のため始発にて東京に戻ります。
真ん中に見えるとんがった山が矢岳ですかね?
真ん中に見えるとんがった山が矢岳ですかね?
大持山・小持山・武甲山の稜線
大持山・小持山・武甲山の稜線
駅名の上に武甲山
駅名の上に武甲山
武甲山の勇姿
お疲れ様でしたー!
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お疲れ様でしたー!

感想

元々雪山に行く為に確保した三連休、雪山道具が揃わなかった為、少し手応えのある低山縦走にしようと、前から興味があった和名倉山の、地図に載っていないいくつかのルートのうち、仁田小屋尾根ルートに行く事にしました。

元々は雪解けが終わった後に行こうと思っていましたが、10日くらい前にTwitter・その他で絡んで頂いているRoadmanさんが降雪日に取り付いて敗退。
http://roadman1971.naturum.ne.jp/e1105585.html

色々情報を教えて頂き、ルートを検証した所、なんとか行けそうだと判断し、今回のチャレンジ。

貴重な情報ありがとうございました>Roadmanさん



詳細はyasuyoが感想に書いている通りです。

一番驚いたのは、この時期の和名倉山には誰も来ない事。
山頂にトレースが全く付いていないのはかなり意外でした。

また、トレースの付いていない積雪期の和名倉山をツボ足で歩くのは、かなりつらい。

やはり、和名倉山は奥まった場所に位置する独特の雰囲気のある山で、今後も自分がまだ未踏の破線ルートを開拓して行きたい山ですね。

山の情報的なものは基本情報のところに全部書いてしまったので
感想だけこちらに・・・
ていうか大分グダグダ記事でごめんなさい!


●参考にしたのはこちら(いくつか抜粋)
http://www.asahi-net.or.jp/~ce6n-mngw/yama060.htm

http://2chnull.info/r/out/1095582871/488-490
取り付きについての有力情報は以下のスレッドに!
2009年のレポート上で「腐りかけている」と表現されているハシゴは
今回我々が行った際には既に崩れて倒れていました。

http://www3.atword.jp/gataro/2010/06/27/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E7%99%BE%E5%90%8D%E5%B1%B1%E3%83%BB%E3%81%9D%E3%81%AE86%E3%80%80%E5%92%8C%E5%90%8D%E5%80%89%E5%B1%B1%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%84%E3%81%BE/
GPSデータが掲載されているので、ルートの細かい部分を見るのにお役立ち。

・Roadmanさん⇔deepblue のtwitter上でのやりとり。
数日前にRoadmanさんが途中まで行っていたので、情報分けてもらいました。

http://www.100nen-forest.org/nitakoya.html
これはオマケ。仁田小屋のできるまで。

http://www.100nen-forest.org/wanakura.html
これもオマケです。


●感想
計画は、
初日:犬樵平で幕営
2日目:和名倉山山頂を経てヒルメシ尾根→P1762地点付近にて幕営
3日目:川又へ下山
でしたが、初日からもうイキナリ「振り出しに戻る!」的な状況になり
予定狂いました。

とはいえ、初日の計画はゆるくしてあったので、
ここでとった遅れは、CT上たかだか3時間。
どうにか取り返せるかと思いましたが、雪故に無理でした。

ま、序盤でてこずり過ぎって話ですよ・・・

初日はとにかく地味に悶々と、ちょっと登って引き返すっていう失態。
2日目は、夢の和名倉山についに登ることができて感無量。
3日目は、ちょっと悔しかったけどとりあえず安全に下山できて一安心。
そんな感じでした。

しかし振り返ってみると、出発当時から既にやすよザックが20キロ超え、
deepblueザックも21キロ超えと、2人してヘビー級で、
歩みもノロノロだったので
1日分の食料と水を、大洞橋で消費してから登ったのは
結果としては良かったのかなと思います。
重い荷物は遭難の第一歩。なのです(持論)。

2日目の中盤以降は、ツボ足地獄。
スネ〜膝上くらいまでの雪の中、ワカンも持ち合わせてないので、
ひたすらツボ足で進んでおりました。
思ったよりは自分に体力があったので、ザクザク進めましたが、
雪山は体力より気力ですね・・・3日目の進まなさといったら・・・
一度トレースつけたところを戻っているにしては、進むのが遅かったと思います。
途中のヤブ漕ぎでは、顔に笹が当たって切れるのを防止するためにも
そして日焼け防止のためにも、
夏用のネックカバー兼フェイスカバーみたいなもので鼻から下を覆って歩きました。
私だけですが・・・

夏場は、これつけていても口や鼻から出た蒸気はすぐに乾いていくんですが
冬だと、蒸気で布が塗れて、常に色が変わった状態です。
(外して行動食たべて10分くらい放置していると、次につけるときには凍っていました)

ちなみに、
目はサングラス。
手はグローブ。
肌が出ていないと、ガツガツヤブ漕ぎしても怪我する心配がなくていいです。

あと、雪上テン泊も今回が初めて。
想像以上に寒いし、風は強いし、どうしようかと思いました・・・
ペグも普通のペグしか持ち合わせていませんでしたから。
まぁ、どうにかしましたが、もうあれもこれも面倒臭いし時間かかるし・・・
雪山ソロとかマジ無理。と思いました。

しかも、テントの中に入れとけば平気かなと思って靴をその辺に置いて寝たら
やっぱり凍ってしまってですね、、、
当たり前なんですけどね、、、
経験なかったので、シュラフの中にむき出しで入れるのに抵抗があったんですよ。
山も下のほうは土だらけだったから、靴どろどろだったし。
でも、ビニールなんかに入れずに、靴はそのままシュラフにブチこむべきなんですよね・・・?
靴紐ガチガチで、履くのに苦労しました。
この経験したのが、せいぜい2000mくらいの山で良かったなと。
このミス、3000m級でやらかしたら致命傷ですよね。

3日目、
和名倉の山頂を過ぎて千代蔵の休場あたりは雪がとにかく深くて進めず。
山頂にさえトレースがなく、当然その先にもトレースがどこにもなく、
結局二瀬分岐にも川又分岐にも辿りつけずにうろつき
諦めてもと来た道を辿って下山することにしました。

とりあえず川又分岐まで行って、様子見て、ヒルメシ尾根きつそうだったら
将藍の方に向かおうとしていたんですよ。
ただ、ヒルメシ尾根の方が距離は短い。でもバリエーション。
将藍の方が距離は長い。けどメジャールート。そしてかつて歩いたこともある。
かと言って、どっちの道がどれだけ雪深いかはわからない。
ひょっとしたら東仙波の方も危険なところいっぱいあるんじゃないか。

うーん。

でも川又分岐への道はおろか、二瀬分岐へのルートサインさえ見つからない状態で
突っ込んでいって、果たして今日中に下山できるのか?
と考えて、改めて和名倉山頂に戻ってみて、また考えて
結局いずれも無謀だなと思って、結局引き返して、、、、、大正解。

トレースつけてきたところを辿るだけだもの。
迷わないし、安心だし、安心だから楽しいし。ハァ〜。
翌日の仕事のことも考えたら、やっぱり下山しないとマズイわけだし。
林道の復路はなかなかダルかったですが、とりあえずこの道で戻ってきて
良かったです。ヒルメシだの将藍方面だのに突っ込んでたら遭難していたかもw


●反省点など
・冬だからといって重すぎる荷物はダメ。今回は食料が多すぎた。
・雪のある時期の歩行速度がCTよりも長めにとらないとダメ。
(当たり前なのですが、、、どれくらい長めにとったらいいのかは
今後も考えていかなくては。)
・雪上テン泊用の竹ペグを本気で導入すべき。
(情報としては知っていたけれど、まさかこんなに近々に必要になるとは
思っていなかった。普通のペグは雪上では全く使い物にならない)
・出発前に装備のチェックをすべきだった。本当は毎回すべきなんだろうけど。。
(今回靴に穴開いていたので・・・)


●デビューしたギアたち
・DINEXのマグ
カモシカスポーツの福セットでついてきたマグ。
別に欲しくて買ったわけじゃなかったんですが、、、使用感とても良い!
熱が容器からもれないので、保温性は良いのですが、
手を温めたくてマグを握っても、、、手が温まらないという難点あり。
しかし油分のあるモノを食べたあとでも汚れがつきにくく
拭き取りも結構ラクチン。単品で買っても安いし良いですねー

・Feathered Friendsシュラフ(スペックよくわからないが厳冬期用)
ふっかふか。しかしエアマットが壊れており空気が抜けてぺしゃんこだったので
寒かったです。
これはおそらくマットのせいです・・・なので多分シュラフ的には問題ないかと。

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コメント

参考になります
かなり資料性の高い山行記録、非常に参考になりました。自分もいつかこのコースを、と思っていまして、、、。
2011/4/15 2:22
ゲスト
bjj_saikoさん>>
コメントありがとうございます!

仁田小屋尾根のコースは、地図に記載の無い割にバリルートとしては、危険箇所も無く、難易度の低い良いコースだと思います。

下から登って来た場合、松葉沢の頭から少し先の藪あたりで、一端迷うかも知れませんが、慎重にテープと、笹を束ねたスズランテープを探せば、突破出来ると思います。

また、このコースの難点は、交通機関からのアクセスの悪さです。
三峰口から三峯神社行きのバスに乗り、雲取林道の入口で、運転手さんに言って下車させてもらうのですが、そこから、仁田小屋尾根の取付きまでの歩きが長い事長い事。。。
ピストンの場合は、下山して、バスに間に合うように、また雲取林道を歩かないとならないし、計画されるなら、仁田小屋から入って、別ルートでの下山がいいかも知れません。
今後解消されるかも知れませんが、三峰口からのタクシー利用でも、雲取林道に入ってすぐに落石などで通れなくなってしまいます。(さらに冬〜春は残雪があり、ブルトーザーくらいでないと通れない)
もし、お車があって、林道の落石が整備された時期であれば、大同橋前の駐車スペースまで車で入るのが一番楽ですね(その場合、仁田小屋尾根を下山しないとなりませんが)

2chの人も書いていましたが、和名倉山からの最短下山ルートとして使うのには有用だと思います。
体調不良だったり、天候悪化だったりエスケープルートとしての利用でも、仁田小屋まで辿り着けば、取り敢えず安全は確保出来そうな気がします。

bjj_saikoさんのかなりチャレンジング(笑)な山行記録はたまに拝見させて頂いているので、このコースレベルなら、困難は無いと思いますが、この記録以降、東日本大震災も発生し、林道を含めコースの状況が、変化している場合も考えられますので、行かれる場合は、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
2011/4/17 18:23
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