赤岳＆横岳ルート再挑戦

2017年06月17日(土) 〜 2017年06月18日(日)

• GPS: 30:30
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,798m
• 下り: 1,787m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:53
• 合計: 6:29

4:50 美濃戸口
4:51 5:05 八ヶ岳山荘
5:44 5:45 やまのこ村
5:51 5:54 美濃戸山荘
7:01 7:01 中ノ行者小屋跡
7:45 8:09 行者小屋
8:16 8:16 阿弥陀岳分岐
9:11 9:19 文三郎尾根分岐
9:47 9:48 竜頭峰
9:48 10:18 赤岳
10:21 10:53 赤岳頂上山荘
11:19 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:13

6:04 赤岳天望荘
6:06 6:07 地蔵の頭
6:15 6:19 二十三夜峰
6:31 6:34 日ノ岳
6:41 6:44 鉾岳
6:47 6:49 石尊峰
6:55 6:57 横岳（三叉峰）
7:03 7:04 無名峰
7:07 7:15 横岳（奥ノ院）
7:24 7:24 台座ノ頭
7:39 7:58 硫黄岳山荘
8:16 8:29 硫黄岳
8:45 8:45 赤岩の頭
9:20 9:20 ジョウゴ沢
9:23 9:23 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
9:28 9:38 赤岳鉱泉
10:11 10:11 堰堤広場
10:37 10:40 美濃戸山荘
10:44 10:45 赤岳山荘
11:17 美濃戸口

天候

1日目：晴れ
2日目：曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

[行き]
毎日アルペン号 (23:00 竹橋 → 4:30 美濃戸口BS), \6,500
[帰り]
13:20 美濃戸口BS → 13:57 茅野駅 (路線バス, \930)
14:19 茅野駅 → 16:34 新宿駅（特急あずさ20号）

美濃戸口線 バス時刻表
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi_20170429.pdf

コース状況／危険箇所等

登山道上の残雪は無し。
赤岳天望荘付近の朝晩の冷え込みが都内の真冬並でした。
防寒対策はしっかり。

その他周辺情報

・赤岳天望荘、一泊二食 9,000円 (大部屋)。
モンベルの会員書提示で 500 円引き。
・下山後に美濃戸口BS前の『J&N』にて入浴。
レストランも一緒に利用の場合は、入浴料が半額となり350円。

写真

6/17 4:33

夜行バスに揺られて美濃戸口へ到着。

6/17 5:44

美濃戸付近の駐車場は既に9割方埋まっていました。

6/17 5:55

今回は南沢から向かいます。

6/17 6:05

絶滅危惧種のホテイラン群生地。思ってた以上に小さくて可憐。

6/17 6:28

気持ちの良い森林歩き。

6/17 6:54

中ノ行者小屋跡。この辺りが南沢の中間点。

6/17 7:07

イワカガミ。

6/17 7:40

赤岳見えてきました。

6/17 7:45

行者小屋へ到着。

6/17 8:10

文三郎ルートで山頂を目指します。

6/17 8:17

文三郎分岐。時間的に右へ進み阿弥陀岳へ寄っても良かったのですが、事前にルート情報詳細を調べてなかったので、予定通り左へ。

6/17 8:33

急峻な鉄階段地獄が始まる。

6/17 8:37

結構登ってきた。

6/17 8:37

明日歩く予定の縦走路。

6/17 9:00

石を落とさないように登るので神経使います。

6/17 9:09

文三郎尾根分岐へ。

6/17 9:10

中岳越しの阿弥陀岳の眺望が素晴らしい。後ろには北＆中央アルプス。

6/17 9:12

権現岳の後ろに南アルプス。

6/17 9:12

真上には逆光の赤岳山頂。

6/17 9:30

しばらく登ると岩場が始まる。

6/17 9:35

標高2500m越えの岩登りはすぐに息が切れるので、鎖は積極的に利用するタイプ。

6/17 9:40

ミヤマキンバイかな？

6/17 9:49

山頂直下で息を整えてラストスパート。

6/17 9:57

ついに到達しました赤岳山頂。

6/17 9:58

三角点。

6/17 9:59

麓の行者小屋＆赤岳鉱泉が小さく見える。

6/17 10:00

山頂の祠にお参り。

6/17 9:59

赤岳頂上山荘側のピークへ向かいます。

6/17 10:22

小屋から振り返って赤岳山頂。

6/17 10:21

直下に今日の目的地の赤岳天望荘。

6/17 10:54

のんびりしていましたが、ガスが出てきたので天望荘まで降ります。

6/17 11:11

オヤマノエンドウ。

6/17 11:15

赤岳天望荘へ到着。

6/17 11:51

振り返って赤岳山頂を望む。

6/17 12:16

夜行バスの疲れも重なって超眠たいので早めの受付を終わらせます。

6/17 14:06

小屋周りを散策。赤岳への登りは下から見るとかなり急登。

6/17 14:14

横岳方面。岩肌に人が張り付いているのが見えますが、明日あそこ登るのかよマジかよ！

6/17 17:04

夕食はバイキング形式。ご飯もおかずも美味い。

6/17 18:43

日の入り。

6/18 4:10

一夜明けて、赤岳＆富士山。

6/18 4:13

日の出を待つも、雲が多くて東の空が明るむにとどまる。

6/18 4:46

朝食もバイキング形式。軽めに腹ごしらえ。

6/18 6:07

防寒対策を整えて出発。地蔵の頭を通過。

6/18 6:11

最初の鉄ハシゴ。

6/18 6:13

次の鉄ハシゴはすれ違い渋滞中。

6/18 6:25

天望荘から遠目で見た時に、かなりヤバそうに見えたルンゼ。

6/18 6:27

近づいてみると鎖もあって何とかなりそう。でも雨の日は通過したくない。

6/18 6:32

振り返って赤岳方面。

6/18 6:35

急斜面を登りきるとお花畑。

6/18 6:35

ツクモグサのつぼみがちらほら。

6/18 6:37

この先の下りは絶壁沿いに行列。

6/18 6:39

張り出した岩の上が撮影ポイントになっていましたが、見てるだけで怖いです。。。

6/18 6:50

再び赤岳方面。結構進んできた。

6/18 6:55

三叉峰の分岐。

6/18 6:56

三叉峰のピークから、赤岳＆中岳＆阿弥陀岳方面を望む。

6/18 7:04

鉄ハシゴを登ると・・・

6/18 7:08

やっと横岳到着。

6/18 7:08

次は台座ノ頭の稜線へ。

6/18 7:11

横岳からの下りが急で高度感あり。

6/18 7:14

横ばいの鎖。足下がしっかりしているのですんなり通過できた。

6/18 7:17

横ばいの鎖を過ぎて、横岳を振り返る。

6/18 7:17

大同心。

6/18 7:36

硫黄岳山荘へ到着。しばし休憩。

6/18 7:46

無事な縦走成功に甘酒で乾杯して身体を暖める。

6/18 8:06

硫黄岳に向かって出発。

6/18 8:15

爆裂火口。

6/18 8:16

火口を別の角度から。

6/18 8:23

硫黄岳へ到着。今回の縦走はここまで。

6/18 8:27

前回は見られなかった赤岳方面の絶景。

6/18 8:39

赤岩ノ頭。この先は樹林帯なのでこの絶景とはお別れ。

6/18 8:54

足下の石に注意しながらサクサク下山。

6/18 9:25

いつか宿泊したい赤岳鉱泉を通過。

6/18 9:37

アイスキャンディ跡。

6/18 9:45

帰りは北沢を通行します。

6/18 10:03

川床が赤いので独特の景観。

6/18 10:22

堰堤広場を過ぎて林道を進む。

6/18 10:35

美濃戸山荘を通過。登山客ピーク合間の時間なので静か。

6/18 11:15

ゴールの美濃戸口到着。11:20のバスに間に合いましたが、お風呂と昼食を取りたかったので見送り。

6/18 12:17

以前気になっていた バス停向かいの『J&N』は日帰り入浴も出来るようなので、今回はこちらに立ち寄ります。

6/18 11:53

風呂上がりのビールとカレーで〆。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

RICOH GR リコー

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

SHOHEI510205

初夏の赤岳、硫黄岳への縦走ルートを歩いてきました。
体力的に日帰りも十分可能だと思いましたが、すぐに下山するのはもったいない気がするので美濃戸口を出発して一泊二日、反時計回りで周回します。

一日目は梅雨らしからぬ快晴で風も穏やか。
行きは南沢経由で、今が時期の希少種ホテイランを鑑賞して行者小屋へ。
天気がいいので阿弥陀岳経由も考えましたが、事前にルート情報を調べていなかったので、予定通り文三郎ルートで赤岳直行。急な鉄階段とザレ道を登ると山頂直下に岩場が現れる。標高が高いのですぐに息が切れ鎖も頼りつつ何とか山頂へ到着。
時間的に余裕なのでのんびり景色を楽しんでいましたが、夜行バス移動による寝不足と岩登りの疲れ、空気も若干薄いせいかとにかく眠い。ガスも出てきたので本日の宿、赤岳展望荘へ早々にチェックイン。

二日目朝の天気は曇。昨日よりも風があって早朝が寒い！
身体を動かしているうちに暖まってはくるはずですが、標高2500m越の縦走では岩場の行列待ち等で停滞すると冷たい風にさらされて低体温症の恐れもあるので、上から下までフル防寒装備で出発。
遠くから見てるとかなり難易度が高そうでしたが、実際ある程度道幅があって、危険地帯は鎖も張り巡らされているので、数カ所ヒヤヒヤしましたが落ち着いて行けば問題なし。

スムーズに横岳→硫黄岳まで到着後、赤岳鉱泉へ降りる。
その後、北沢経由でスタート地点まで戻りました。

昨年10月に硫黄岳から縦走して赤岳へ登る予定でしたが、この時は悪天候に阻まれ硫黄岳で撤退。それ以来ずっとモヤモヤしていた赤岳への再挑戦が達成出来てようやく胸のつかえが取れました。