ウルップソウがいっぱい! 美濃戸口から硫黄岳、横岳、赤岳周回
- GPS
- 09:55
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,872m
- 下り
- 1,738m
コースタイム
-7:55硫黄岳山荘8:04-8:44奥の院8:53-9:19鉾岳9:33-10:08地蔵仏
-10:11赤岳天望荘10:25-10:36県界尾根分岐-11:05赤岳南峰11:15
-11:39赤岳天望荘-11:42地蔵仏-12:18行者小屋12:30
-13:42美濃戸13:56-14:11乗車-14:19美濃戸口
天候 | 晴れのち曇り(小雨あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜美濃戸 林道歩き 美濃戸まで入る車があるので注意 美濃戸〜赤岳鉱泉 最初は林道歩き 登山道になった時点で、北沢コースと巻き道コースに分岐 北沢コースは、木道が整備され歩きやすい 赤岳鉱泉〜硫黄岳 大同心への入口、ジョウゴ沢の入口を右手にみて通過した後、 ジグザグに登る樹林帯の道 針葉樹林からダケカンバ林になり明るくなったら赤岩の頭分岐まですぐ 硫黄岳〜横岳 硫黄岳からの下りは少し歩きにくい 鞍部に硫黄岳山荘 山荘の横に散策路がある 横岳奥ノ院への登りはハシゴとクサリがあるがホールドが多く問題なし 横岳〜地蔵仏 鉾岳のピークの西側にウルップソウが多数ある草付がある (今回は、ここのウルップソウが一番良かった) 日ノ岳からの下りの岩場が長い 一部濡れている部分があるので要注意 地蔵仏〜県界尾根へのトラバース道 前半はよく整備されている 後半は、ガレた沢や雪渓を横切る 雪渓は短いものの急傾斜 県界尾根上部〜赤岳山頂 急な岩場の連続 ハシゴとクサリが設置されている ホールド、ステップは十分ある 一部ザレている岩場があり落石注意 赤岳山頂〜地蔵仏 一部クサリあり それほど急傾斜ではないのでクサリをつかまずに下りると少し不格好か・・・ 地蔵仏〜行者小屋 上部は岩場でクサリあり 濡れている部分もあるので注意 ボールド、ステップは十分にある 階段もところどころにある 下部は岩でステップが作ってあり歩きやすいが、 一部ザレているところもありスリップ注意 行者小屋〜美濃戸 長い樹林帯の歩き 前半はゆるやかな下り 美濃戸〜美濃戸口 7月はアブが多い。刺されないよう注意 (体の周りを多数まとわりつく) |
写真
感想
感想
今回の山行の目的は
1.ウルップソウを見ること
2.クサリをつかまずに岩場を通過すること
3.できればタカネヒカゲ(高山蝶)を見ること
でした。
前日の夜に帰宅後すぐに出発したのですが、大失敗をしました。
山用のズボンとTシャツを忘れました!!
ということで、仕方なく下着なしの長袖シャツと綿のチノパンという格好で登る羽目になってしまいました。
(稜線で濡れる可能性があれば即撤退を考える覚悟です・・・)
美濃戸口の駐車場についた4時過ぎは空は雲でおおわれていましたが、歩いているうちに徐々に晴れてきて
稜線に出るころには快晴になりました。
6月中旬以降の山行は曇りばかりでしたので、久々の好天です。
硫黄岳からの展望はあいかわらず素晴らしいです。
南側の、横岳から赤岳、阿弥陀岳の南八ヶ岳の山や北側の、天狗岳、蓼科山、北アルプスの眺めを満喫しました。
硫黄岳山荘までの砂礫地では、今日の目的の一番目のウルップソウにも出会えました。
ヤマレコユーザーさんの報告にあるとおり、この辺りにはたくさん咲いています。
コマクサは、まだ少し早くつぼみの状態です。
昨年見た白コマクサは、今回は見つけられませんでした。
硫黄岳山荘について、山荘の下にある散策路を一周しました。
去年は、ここで珍しい八ヶ岳のタカネヒカゲがいました。
そのときは、コンデジしか持っていなかったのでまともな写真がとれなかったのす。
今回も、と期待しましたが、残念ながらいませんでした。
少し時期が早かったのでしょうか・・・
地蔵仏にかけての稜線でクサリ場がところどころにありますが、何回か通過したところでもあり、
クサリにつかまらないでも問題なく通過、2番目の目的もクリアできそうです。
稜線沿いにチョウノスケソウもたくさん咲いています。
チョウノスケソウは、新しい花と散った花が混じった状態でした。
ところどころにウルップソウもあります。このあたりは、砂礫地以外の草付にも咲いています。
一番良かったのが、鉾岳のピーク西側で、持っていった三脚(重いです)を据えて撮影しました。
(3枚大きめのサイズでアップしています)
天望荘でトイレを借りて赤岳に向かいますが、直登ルートは何回かあるいていますので、
今回は、トラバース道から県界尾根コースを通じて登頂することにしました。
トラバース道前半(小屋寄り)は、よく整備してあり歩きやすかったです。
後半(県界尾根寄り)は、幅が狭まり、アップダウンも結構あります。
また急な雪渓を渡る部分もあり少し緊張しました。
県界尾根はトラバース道から上部も岩場の連続で楽しめました。
一部岩場に岩屑が積もった状態になっているところがあるので注意が必要です。
こちらもクサリにノータッチで通過できました。
鉾岳通過のころからガスが出てきたので、赤岳山頂の展望はありませんでした。
頂上からは天望荘へ向けて直登ルートを下り、地蔵尾根を行者小屋へ向けて下りました。
直登ルートはクサリノータッチ達成、地蔵尾根もほぼ達成です(ザレた部分で一瞬つかみました)。
行者小屋からは美濃戸山荘までは長いです。
かなり一生懸命に下りましたが、1時間12分かかってしまいました。
(いいわけとしては、多くの登山者が登り優先で来たので待ちました)
美濃戸山荘の手前あたりで小雨がパラパラ。山荘についたときに一瞬本降りになりかけましたが。
その後すぐにやみました。
山荘から美濃戸口までは、広い林道歩きなので、一部走りながら下ります。
(先週の北岳日帰りで体力がついたのか余裕でした)
昨年ほどではないのですが、この道ではアブにたかられます。
二俣に分かれた先で、釣りに来たという方に軽トラックに乗せていただいきました。
ということでロガーのゴール地点は途中になっています。
トラックなので悪路でも余裕ですが、地面の凹凸で大きく揺れます。
(自分の車で入らないで正解でした)
その方によると、トラックの荷台に箒などの道具を乗せておけば、工事関係車両と思われ
どこにでも駐車できるとのこと・・・ 参考になりました。
総括
今回は、久々に好天に恵まれ光量も十分ありいい写真がたくさん撮れました。
また、たまたま通った県界尾根が予想外に楽しいルートで満足できました。
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