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Yamareco

記録ID: 133163
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳〜焼岳 コンパクトに北アルプスを堪能

2011年09月10日(土) 〜 2011年09月11日(日)
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MDfreak その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:58
距離
27.4km
登り
2,643m
下り
2,702m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10日 上高地 帝国ホテル前(5:55) → (9:15)西穂山荘(10:10) → (12:40)西穂高岳(13:10) → (15:20)西穂山荘
11日 西穂山荘(7:05) → (10:05)焼岳小屋(10:20) → (11:40)焼岳(12:10) → (13:00)焼岳小屋(13:10) → (14:40)焼岳登山口 → (15:20)河童橋 → 上高地バスターミナル
天候 二日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
西穂高登山道入口に登山ポスト有り。
上高地からの西穂高登山道は、あまり利用されていないのか、土曜午前にもかかわらず行交う人は10人に満たず。しかして、特段険しいことはなく、静かな山歩きが楽しめた。
焼岳山頂より中の湯へ下りる旧道(中の湯ルート)は、現在治山工事のため通行不可、とのこと。
帝国ホテル前で下車。
帝国ホテル前で下車。
田代橋を渡って西穂高岳登山道へ。
田代橋を渡って西穂高岳登山道へ。
飲んでみると旨かったので少し給水しておきました。
飲んでみると旨かったので少し給水しておきました。
焼岳との分岐に到着。
焼岳との分岐に到着。
焼岳と乗鞍が。
西穂山荘テン場にて、
早い到着だったので余裕で幕営。
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西穂山荘テン場にて、
早い到着だったので余裕で幕営。
早速に登頂開始。
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早速に登頂開始。
2年前は早朝より登り始め、笠ヶ岳のモルゲンロートに涙したのだったなあ。
2年前は早朝より登り始め、笠ヶ岳のモルゲンロートに涙したのだったなあ。
快晴のもと、山並みが美しい。
快晴のもと、山並みが美しい。
西穂山頂はまだ見えませぬ。
西穂山頂はまだ見えませぬ。
霞沢岳がドッシリと鎮座まします。
霞沢岳がドッシリと鎮座まします。
独標とその先がピラミッドピーク
独標とその先がピラミッドピーク
独標の手前で振り返るとこんな感じ。
独標の手前で振り返るとこんな感じ。
手前がピラミッドピーク、その先のとんがったのが西穂高山頂。
手前がピラミッドピーク、その先のとんがったのが西穂高山頂。
独標からの下り。
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独標からの下り。
ピラミッドピークを超えて西穂高岳へ
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ピラミッドピークを超えて西穂高岳へ
あれまあ、こんなに険しかったかしら。
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あれまあ、こんなに険しかったかしら。
振り返るとピラミッドピークやら独標が。
振り返るとピラミッドピークやら独標が。
ちょうど正午頃、周辺の峰も含めて、山頂あたりの高度ではガスが立ち込めてきました。
ちょうど正午頃、周辺の峰も含めて、山頂あたりの高度ではガスが立ち込めてきました。
2年ぶりの西穂高岳山頂。
2年ぶりの西穂高岳山頂。
ブロッケン現象に遭遇したのは初めて。
ブロッケン現象に遭遇したのは初めて。
来週の山行ではこの先を進む予定なるも、どうなりますことやら。
来週の山行ではこの先を進む予定なるも、どうなりますことやら。
from ピラミッドピーク
from ピラミッドピーク
復路での独標への登り。
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復路での独標への登り。
戻ってみると、テントが増えていました。
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戻ってみると、テントが増えていました。
11日早朝
本日も快晴。
焼岳小屋へ向かいます。
焼岳小屋へ向かいます。
西穂高の全貌が。
西穂山荘〜焼岳小屋間って、実は好展望ですぞ。
西穂高の全貌が。
西穂山荘〜焼岳小屋間って、実は好展望ですぞ。
笠ヶ岳も美しい。
西穂山荘〜焼岳小屋間って好展望ですぞ。
笠ヶ岳も美しい。
西穂山荘〜焼岳小屋間って好展望ですぞ。
焼岳が見えてきました。
焼岳が見えてきました。
左端の方に槍ヶ岳も見ています。
西穂山荘〜焼岳小屋間って好展望ですぞ。
左端の方に槍ヶ岳も見ています。
西穂山荘〜焼岳小屋間って好展望ですぞ。
焼岳小屋に到着。
少し休憩して、ザックをデポして焼岳登頂開始。
焼岳小屋に到着。
少し休憩して、ザックをデポして焼岳登頂開始。
あそこを左側に回りこんでいくのだったなあ。
あそこを左側に回りこんでいくのだったなあ。
あと少し。
山頂手前はけっこうな賑わい。
山頂手前はけっこうな賑わい。
焼岳山頂に到着、
こちらも2年ぶり。
焼岳山頂に到着、
こちらも2年ぶり。
無理なく日帰り可で好展望、標高こそ見劣りするもののちゃんと北アルプスの一座、深田百名山でもありますしね。
私の周りには焼岳に登らず穂高や槍って人もけっこういますが、ここを外すのはもったいないなあ。
無理なく日帰り可で好展望、標高こそ見劣りするもののちゃんと北アルプスの一座、深田百名山でもありますしね。
私の周りには焼岳に登らず穂高や槍って人もけっこういますが、ここを外すのはもったいないなあ。
南峰を歩く不心得者がおりましたね。
南峰を歩く不心得者がおりましたね。
焼岳山頂より中の湯ルートで下山する予定でしたが、工事中で通行不可とのことなので、下山は上高地に変更。
焼岳山頂より中の湯ルートで下山する予定でしたが、工事中で通行不可とのことなので、下山は上高地に変更。
お馴染みのハシゴです。
お馴染みのハシゴです。
2年前より、この先色々と整備されていましたね。
2年前より、この先色々と整備されていましたね。
焼岳登山口
同行のhosomiiさんのリクエストで、ウェストンのレリーフ経由してバスターミナルへ。
同行のhosomiiさんのリクエストで、ウェストンのレリーフ経由してバスターミナルへ。
from 河童橋。
やっぱり穂高はええなあ。
from 河童橋。
やっぱり穂高はええなあ。

感想

西穂山荘のHPによれば、テント場は常に満杯であるよう。
早々に到着すべく、ロープウェイ始発利用に先着すべく、早朝、上高地からアプローチすることとする。

西穂高登山道の利用者は少ないのだろうか、土曜日でも行交う人はわずか。まあ、ロープウェイやと楽ちんですしね。

西穂山荘到着後、テントの受付を済ませ幕営をば。
「混み合うことが予想されますので、後々移動をお願いすることがあるかも知れません。本日はヘリポートのスペースも開放しています。」
とのことなのでそちらへ、木が敷き詰められたスペースを確保。

メンバーは3人なれど、会の4人用のテントは他の山行に譲り、6人用テントを持ち出してきました。テントを張ってユルユルしていると、山荘の方が来られて、これは何人用のテントですか?詰めて張ってくださいね、と。
西穂登頂後、テン場に戻ってみるとスペース的にはまだまだ空きがある様子。この日、最終的にはけっこう余裕があったよう。

山荘の方は夕食のアナウンスがずっと続いてましたから、かなり混み合っていたのでは。
山荘前では遅くまで歌を唄い酒盛りしている輩が多数、そんな非常識さに辟易したりも。

西穂、焼岳とも私は2年ぶりの訪問。
前回は単独の初北アルプスでした。
中の湯ルートで焼岳に登り、焼岳小屋経由で西穂山荘へ。山荘に泊まり、翌早朝西穂高岳をピストン、ロープウェイで新穂高温泉に下りたのでした。

西穂高岳山頂に至ってみると、独標ほどに混み合っておらず、なるほど、独標までとしている人も多いのだなあと。
私の記憶が薄れているのか、こんなに険しかったかな?との感慨もあり。
個人的には、その剣呑さにおいて、先だっての剱岳とさほど変わらないような印象を新たにした次第。

同行のSumiさんは、「mktsanさん、ここって奥穂に登るより絶対難しいですよ。」と。
確かに、あのザイテングラートを思い返してみれば、なるほどそうやなあ。

先月は滑落事故が3件あり、2人死亡で1人重症、いずれもピラミッドピーク周辺でのこと、だったと記憶する。
また、前日に西穂山頂より先でも滑落事故があり、捜索していたへりが10日早朝に遭難者を発見したけれど、既に事切れていた、との報道を目にしたのは帰宅翌日のこと。
そういえば、上高地からの登りの途上、ヘリの音がしていたのはこれだったか。

穂高と名のつく峰の中では3000mに満たず、ロープウェイで簡単にアプローチでき、手軽な印象を抱いてしまうけれど、その困難さは変わることなし。今後も慎重に臨まねばね。

今回、西穂山荘から焼岳小屋へと、前回とは逆のコースを辿ることとした。
前回は正午からの道行となり、道中ずっとガスに覆われた中を歩んだのですが、晴れていると全く違いますね。
基本的には標高を下げることになるも上り下りが続き、道はぬかるんでいるところが多く、けっして歩きやすくはないものの、晴れていれば所々で、穂高から笠ヶ岳方面、焼岳方面の見事な景観が楽しめます。
この道も往く人は少ないのでしょうが、晴れている折であれば、お薦めですよ。

焼岳は無理なく日帰り可で好展望、標高こそ見劣りするもののちゃんと北アルプスの一座、深田百名山でもありますしね。
私の周りには焼岳に登らず穂高や槍って人もけっこういますが、焼岳を外すのは全くもったいない話やなあと。

西穂山頂より下りてくる途上でiPhoneはまたも電池切れ、直ぐに気づかずテントに戻ってから充電しますと、ルート図では山荘までの直線が。いけませんなあ。

先々週の剱岳山行に引き続き好天に恵まれたことが何よりも嬉しい。

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