日帰り×2 編笠山+県界尾根・赤岳・真教寺尾根【写真を追加しました】

2011年09月23日(金) 〜 2011年09月24日(土)

• GPS: 14:05
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,440m
• 下り: 2,418m

コースタイム

9月23日
　6:26観音平-7:11雲海-7:48押出川分岐-8:54編笠山9:39-10:09青年小屋10:28-11:32押出川分岐-12:06雲海-12:41観音平

9月24日
　5:19たかね荘-5:43舗装道終点-6:08登山道入口-6:40小天狗-7:30大天狗-8:55赤岳9:19-11:44牛首山-12:14賽ノ河原-12:51羽衣池-13:02たかね荘

天候

9月23日　晴時々曇り
9月24日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

編笠山
　観音平〜押出川分岐
　　樹林帯の歩きで、展望はありません。
　　押出川までは比較的歩きやすい登山道です。

　押出川分岐〜編笠山山頂
　　編笠山に多い大きな岩がゴロゴロしています。
　　急登にある個所もあります。
　　頂上手前からところどころに背後に南アルプスの展望があります。

　編笠山山頂〜青年小屋
　　急な下りがあります。
　　青年小屋手前で大岩のゴーロ地帯となります。
　　青年小屋を見ながらの下りとなります。
　　正面に権現岳が見えます。

　青年小屋〜押出川分岐
　　結構長いです。
　　台風による雨の影響か一部登山道で水がかなり溜まっていました。

　押出川分岐〜観音平
　　特に問題ありません。

県界尾根
　たかね荘〜登山道入口
　　車で来た道を少し戻ってサンメドウスキー場へ向かって舗装道を進みます。
　　正面に赤岳が見える部分があります。
　　舗装道路終了後は、旧工事用の谷沿いの道でいくつかダムを越えます。

　登山道入口〜小天狗
　　やや急登ですが、短いです。樹林帯です。

　小天狗〜大天狗
　　比較的傾斜の無い歩きやすい尾根道です。
　　小天狗の標識から5分程度進んだところで展望の良い小ピークがあります。

　大天狗〜赤岳
　　しばらくダケカンバ帯を進みますが、ほどなく岩場になります。
　　岩場は、鉄の桟橋のトラバースで始まります。
　　トラバース終了地点から登りになりますが、ここが核心部といわれています。
　　あまり凹凸がなくしっかりしたホールド・ステップではないのでクサリなしでは無理な感じだと思いましたが、
　　登ってみればクサリなしで登ることができました。
　　その先に長いルンゼの登りがありますが、それぼど難しくはないと思います。
　　ただ、水がしみだしているので、凍結時は怖いところだと思います。
　　この部分を過ぎるとすぐ赤岳天望荘からのトラバース道の分岐になります。
　　分岐から上も岩場が結構続きますが、それほど難しくありません。
　　展望は、岩場の手前で迫力ある赤岳東稜の絶壁が望めます。

真教寺尾根
　赤岳〜真教寺尾根分岐
　　竜頭峰から権現岳方面へ結構下ったところに分岐があります。
　　(地図で見ると竜頭峰あたりでの分岐に見えます。
　　　不安になったので登ってきた方に聞いて確認しました)

　真教寺尾根分岐〜牛首山
　　分岐から岩場が始まります。岩場が連続し結構長い区間です。
　　核心部といわれる部分のクサリは、ステップが少ない部分がありやや苦労したものの、クサリに触らずに下降できました。
　　そのひとつ上にあるクサリは、中間部分でホールド、ステップがなくやむを得ずクサリを頼りにしました。
　　下りた後に振り返ってみるとクサリの無い左側のところを使えばよさそうでした。
　　(のぼりであれば、多分左側を登ったと思います)
　　核心部の少し下にひとつクサリがありそれで岩場はほぼ終わりになります。
　　ただし、小石が溜まった急坂の下りなので滑らないよう要注意です。
　　ほぼ平坦になった後が長く、牛首山までかなりの距離だと感じました。

牛首山〜賽ノ河原
　　急坂ですが比較的歩きやすい部分です。
　　賽ノ河原の少し下にリフトがあります。
　　この日は、リフトで上がってきた家族連れでにぎわっていました。

賽ノ河原〜羽衣池
　　この時期は登山道の両側のクマザサが伸びて登山道を覆う形になっています。
　　登山道も丸い岩やヌカルミがあり、その上をクマザサが覆っているので、
　　個人的には歩きにくく嫌な道でした。
　　登りであれば、それほどでもないかもしれません。

羽衣池〜たかね荘
　　よく整備されており非常に歩きやすい道です。

写真

9/23 6:23

9/23 7:48

9/23 8:00

9/23 8:22

9/23 8:35

9/23 8:36

9/23 8:47

9/23 9:05

9/23 9:10

9/23 9:10

9/23 9:13

9/23 9:23

編笠山から赤岳

9/23 10:00

9/23 10:20

9/23 10:42

台風の影響か登山道が完全に水たまりとなっています。

9/23 11:10

9/23 20:19

南アルプスの上空に天の川

9/24 5:20

9/24 5:20

9/24 5:36

9/24 5:41

9/24 6:08

9/24 6:19

9/24 6:19

9/24 6:40

9/24 6:46

小天狗先の展望のあるピーク

9/24 6:46

赤岳と権現岳

9/24 6:46

富士山方面

9/24 6:47

赤岳ズームアップ

9/24 6:48

横岳

9/24 6:50

権現岳

9/24 6:52

9/24 7:26

9/24 7:27

倒木がありました。
多分台風で倒れました

9/24 7:30

9/24 7:51

牛首山の向こうに南アルプス

9/24 8:05

県界尾根の核心部

9/24 8:25

県界尾根から赤岳東稜

9/24 8:26

トラバース道との分岐

9/24 8:34

天望荘と横岳、向こうには硫黄岳

9/24 8:38

9/24 9:07

赤岳から権現岳

9/24 9:07

権現岳の向こうには南アルプス

9/24 9:07

昨日登った編笠が権現の後ろに

9/24 9:08

左が県界尾根、右が真教寺尾根

9/24 9:09

富士山
初冠雪

9/24 9:11

阿弥陀岳
まだ登ったことがありません

9/24 9:11

北アルプス

9/24 9:15

白馬三山

9/24 9:30

権現への下り

9/24 9:40

この梯子を下れば真教寺尾根への分岐があります

9/24 9:45

9/24 9:54

9/24 9:59

9/24 10:07

ここだけクサリを使って下りました。
左側を下ればクサリがいらなかったかも・・・

9/24 10:09

さらに下って見上げる

9/24 10:10

9/24 10:26

真教寺尾根核心部の大きな岩場
左側の方がやさしい

9/24 10:52

9/24 10:55

9/24 11:44

9/24 12:13

9/24 12:18

9/24 13:02

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

YatsuJunin

好天が予想される三連休ということで、八ヶ岳方面へ出かけました。

早朝に中央道を走りましたが、大月のあたりで雨が降っていました。
このあたりで雨が降っていても笹子トンネルを抜ければ晴れていることがよくあったてので心配していませんでしたが、この日は甲府のあたりまで降っていました。
それでも八ヶ岳方面は晴れ間があるのがみえたのでほっとしました。

三連休の初日ということもありパーキングが混んでいて、駐車場所を見つけるのに苦労するほどでした。

編笠山の方は、家内も行くということで比較的楽なコースです。

県界尾根・真教寺尾根は6月に途中で撤退したのでそのリベンジでした。

どちらも天候に恵まれ絶景を楽しめましたが、風がつめたく山頂でじっとしていると少し寒く、いよいよ秋になったということを実感しました。

県界尾根、真教寺尾根ともクサリを使わずに通過することにチャレンジしましたが、登りの県界尾根はクリア、下りの真教寺尾根は一ヶ所クサリを使うという結果でした。
下りてから見ると、クサリの無いルートを下れそうでしたので、ここは次回への宿題ということで・・・

今年は、不帰の嶮、槍穂縦走としましたが、真教寺尾根はそん色ない岩場ルートだと思います。
赤岳山頂は、人でごったがえしていましたが、こちらのルートは比較的人も少なくてお勧めだと思います(ある程度の体力と岩場の技術が前提ですが・・・)。