【八ヶ岳】美濃戸から赤岳〜横岳〜硫黄岳、赤岳鉱泉でテント泊

2019年11月09日(土) 〜 2019年11月10日(日)

• GPS: 26:27
• 距離: 24.1km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,775m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:46

5:54 美濃戸口
5:54 5:59 yatsugatake J&N
5:59 5:59 八ヶ岳山荘
6:51 6:51 やまのこ村
6:57 6:59 美濃戸山荘
7:37 7:37 堰堤広場
8:27 9:07 赤岳鉱泉
9:31 9:31 中山尾根展望台
9:37 9:37 行者小屋
9:53 9:53 阿弥陀岳分岐
10:39 10:47 文三郎尾根分岐
10:57 10:59 キレット分岐
11:02 11:11 竜頭峰分岐
11:12 11:18 赤岳
11:21 11:27 赤岳頂上山荘
11:47 11:47 赤岳天望荘
11:50 11:51 地蔵の頭
11:56 12:04 二十三夜峰
12:15 12:23 日ノ岳
12:26 12:30 鉾岳
12:30 12:32 石尊峰
12:39 12:42 三叉峰（横岳）
12:46 12:49 横岳（無名峰）
12:53 12:58 横岳
13:06 13:07 台座ノ頭
13:21 13:21 硫黄岳山荘
13:41 13:41 硫黄岳
13:53 13:56 赤岩の頭
14:30 14:32 ジョウゴ沢
14:36 14:36 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
14:40 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:52

6:22 赤岳鉱泉
7:00 7:00 堰堤広場
7:31 7:33 美濃戸山荘
7:37 7:37 赤岳山荘
8:12 8:12 八ヶ岳山荘
8:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は美濃戸口の駐車場を利用しました。9日時点では赤岳山荘までは進入禁止でしたが、10日の下山時赤岳山荘の駐車場に車が停まってましたので、使えそうです。（要確認ですが）

コース状況／危険箇所等

【美濃戸口〜美濃戸山荘】
特に無し。

【美濃戸山荘〜赤岳鉱泉】
今回は北沢を通しましたが、道中何箇所か凍結がありました。場所によっては転倒に至りそうな凍結箇所があります。

【赤岳鉱泉〜赤岳（文三郎尾根）】
急登ですが、よく整備されているため問題はありません。ただし、上部は浮石が多い為、ヘルメットはあった方が良いです。凍結箇所はまだ少ないですが、天気予報で雨マークがついた翌日以降はアイゼンが必要になるかもです。

【赤岳〜横岳】
赤岳から展望荘の間は凍結箇所がありました。まだアイゼンが必要なほどではありませんが、天気予報次第では一気に冬山です。
展望荘〜横岳間は岩稜になります。梯子、鎖オンパレードで、際どいとこもあったりですので、初心者にはあまりお勧めしません。

【横岳〜硫黄岳】
特に無し。

【硫黄岳〜赤岳鉱泉】
特に無し。

その他周辺情報

赤岳鉱泉のお風呂は11月最初の3連休で終了となりました。

写真

11/9 5:58

【美濃戸口】
駐車場は上段8割、中段1割って感じでした。この日時点ではまだ赤岳山荘の方の駐車場までは進入禁止でした。

11/9 5:58

【よーいどん】
3度目の赤岳へレッツゴーです。

11/9 6:23

【長い林道歩き】
この林道歩きがナカナカね...。

11/9 6:49

【すぎのこ村あたり】
ここまで来ると赤岳が見えてきます。

11/9 7:44

【凍結始まる】
もう少しで重アイゼンが必要な時期に。

11/9 7:55

【良い渓相】

11/9 8:07

【横岳方面】
横岳がはっきり見えるところまで来たら、あと少しで赤岳鉱泉です。

11/9 8:33

【赤岳鉱泉】
お風呂が終わってた...残念。

11/9 8:33

【装備】
80リットル形態。内、35リットルくらいはシュラフが占める...。

11/9 8:59

【一等地確保】
ささっと設営して、ささっと出発です。

11/9 9:00

【アイスキャンディーの棒】
棒ではないか...。

11/9 9:11

【紅葉】
2000mくらいのところはほぼ終わりですが、まだわずかに落葉針葉樹系は残ってるかな。

11/9 9:11

【ヘリポート】

11/9 9:37

【行者小屋】
こちらは小屋閉め完了でした。

11/9 9:37

【阿弥陀岳と中岳】
阿弥陀岳も行きたくなる造形っすねー。

11/9 9:38

【横岳方面】
聳え立つ大同心と小同心がカッコいい。

11/9 10:09

【例の階段】
親切（心折）にも長ーい階段がかかってる、文三郎尾根コースです...。

11/9 10:23

【プチ休憩ついでに赤岳を見る】
厳つい。

11/9 10:39

【ミニマンモス】

11/9 10:46

【中岳分岐】
ここまでくれば、あと少しです。ここから先が文三郎尾根の核心かな？

11/9 10:55

【いわいわ】

11/9 11:07

【龍頭峰分岐】
1番最初にここを踏んだ時は雪に埋まってた。2回目はガスガス。3回目でついに晴れましたが...。

11/9 11:07

【下を見ると】
それはそれは怖いのであった。

11/9 11:11

【頂上直下の梯子】
ここを登れば赤岳頂上です。

11/9 11:12

【赤岳】
ブルーが綺麗な日でした。

11/9 11:16

【頂上から富士山】
あちらはちょっと雲が広がってました。

11/9 11:17

【逆光富士山】

11/9 11:17

【南側】
眼下に権現岳、ギボシ。その更に奥には南アルプスの名峰。

11/9 11:17

【北側】
これから硫黄岳まで歩く道と、さらに奥に先週行ってた天狗岳。

11/9 11:17

【頂上山荘】
こちらも小屋閉め完了済み。

11/9 11:17

【東側（野辺山方面）】
こちらもちょいと雲多め。

11/9 11:18

【西側】
北アルプスはすっきりと！雪すくねー！

11/9 11:21

【登山続行】
休憩も少なめに、まずは急降下から。

11/9 11:22

【そこかしこに小さな冬】
アイゼンはまだいりませんが、不用意に踏むと殺意MAXです。

11/9 11:22

【諏訪湖】
遠くに諏訪湖が見えました。さらに先には乗鞍。

11/9 11:43

【展望荘】
こちらも閉まってます。GW頃には開くかな？

11/9 11:51

【地蔵分岐】
お背中をパシャリ。

11/9 11:51

【横岳へ】
地獄の階段と鎖場が始まります。

11/9 11:56

【際どい梯子】

11/9 11:57

【はいぱー急登】
浮いている石も多め。

11/9 12:02

【天国へ】
登った先もまだまだ大変なんですけどね。

11/9 12:10

【鎖場】
これはまだ優しい方ですかね。写真撮る余裕がありましたから...。

11/9 12:34

【三叉峰分岐点あたり】
不思議と横岳の東側は平和なんですよね。（杣添尾根）

11/9 12:40

【穏やかな天気】
この日はかなり穏やかな天気で、風もほとんどなく、気温も最適で始終快適でした。

11/9 12:53

【横岳】
横岳を境に北と南で思い切り山容が変わります。硫黄岳に至る道はこれまでの道は何だったのかと言いたくなるほど快適に...。

11/9 12:54

【小同心の頭】
横岳から少し北に進み、西の方を向くとあります。

11/9 12:54

【大同心の頭】
こっちは稜線からなら歩いて行けるかな？

11/9 13:02

【快適な道】

11/9 13:20

【硫黄岳山荘】
閉めっ。こちらに宿泊して夜中抜けだして硫黄岳の山頂で星空撮影とか、やってみたいすね。

11/9 13:20

【硫黄岳へ】
本日最後の大のぼり返し。足がそろそろきつかったり。

11/9 13:40

【爆裂っ】
先週に引き続き爆裂火口。今回は先まで行かず。

11/9 13:40

【佐久市方面】
雲はとれてましたね。奥に先日噴火警戒レベル1まで落ちた浅間山。混んでそうだ。

11/9 13:40

【歩いてきた道】
中々に歩きごたえがある道でした。

11/9 13:41

【硫黄岳山頂】
周りを見渡しても人がいなかったので、何か焦ってしまい、とっとと下山開始してしまった。コーヒーでも飲んどくべきでした...。

11/9 13:41

【蓼科方面】
いつか全部繋げたいすね。

11/9 13:44

【赤岩の頭へ】
赤岳鉱泉へ帰るには赤岩の頭へと進みます。

11/9 13:53

【分岐点から硫黄岳】
ここから見る硫黄岳への道、山体もまた違う趣があり素晴らしいですね。

11/9 14:37

【大同心沢】
ちょこっと見えてる大同心。

11/9 14:40

【ゴール】
赤岳鉱泉に無事下りれたので、ひとまずコーラで乾杯す。ペプシもおいしい。

11/9 14:46

【今日の我が家】
1畳もない我が家ですが...。

11/9 14:57

【赤岳】
テントを空ければ目の前に赤岳。

11/9 15:28

【夕食の具材】
この時期だから出来る芸当すね。夏だともたない...。

11/9 16:50

【夕食】
白湯鍋になりました。おいしゅうございました。

11/9 16:28

【夕焼けに染まる稜線】

11/9 16:36

【文字通りの赤岳】

11/10 6:17

【日付変わって】
晴れ渡ったようで、めちゃくちゃ寒い朝になりました。

11/10 6:18

【浮かび上がる横岳】

11/10 6:41

【苔ワールド】
下山時には苔の他、ギリギリもってくれている紅葉が楽しめます。

11/10 7:44

【秋空と紅葉】

11/10 7:52

【もうちょいとだけ紅葉】
赤岳鉱泉から上は紅葉は終わってますが、美濃戸あたりからはまだまだ楽しめます。そして八ヶ岳高原ラインは最高でした。

11/10 8:04

【橋】
しっかりと復旧されてました。頭が下がります...。

11/10 8:11

【ゴール】
この後は紅葉ドライブで、八ヶ岳高原ライン、R141の野辺山〜小海間は最高でした。あと数日は持つかと思います。

撮影機器：

EOS 6D Mark II ボディ CANON

ZenFone 4 SIMフリー ASUS

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

つんちゃん

　先週に続いて八ヶ岳。今回は赤岳に行ってきました。先週硫黄岳から赤岳を見たら、フツフツっと行きたい欲求がマックスになったので...。そして今山行で赤岳〜硫黄岳間を接続して、南部と中部をようやく接続することになりました。
　
　赤岳は権現から1度（死ぬほど怖かった）、赤岳鉱泉から地蔵尾根を経て1度と過去に2度行ってたりはします。今回は文三郎尾根から行ってみました。階段が嫌になりますが、比較的緩い感じで、心穏やかに登ることができました。それでもキツい上に、最後の登りが結構えげつないのは変わりないですが。

　赤岳よりやばいのがその先にいたりします。横岳君です。
　まずもってかわいくない鉄梯子と鎖場が続き、きわっきわなトラバース（写真撮る余裕無し）ありと、精神ポイントを削り取ってくるような山でした。デカイ荷物つけて南北縦走する場合、核心になること間違い無しの山って感じ。でも大同心、小同心がカッコいいから許せてしまう...。そして横岳から硫黄岳間はご褒美か？ってくらい緩く、幸せな道で、失った精神ポイントを取り戻せる感じです。

　そんなこんなで先週も行った硫黄岳を踏んで赤岳鉱泉におりて、テントで泊まって無事下山、今に至るって感じです。

　この時期の八ヶ岳は秋と冬の入れ替わりのタイミングで、いきなりコンディションが変わるので難易度が安定しませんが、時期的には人も少なく、連休でもなければ赤岳鉱泉も個室予約とかできるんじゃないかってくらいで、静かな山行が楽しめる良い時期かと思います。空気も秋っぽく、澄んでますので遠くまでキレイに見渡せます。
　また、登山後の八ヶ岳高原ラインとR141の野辺山〜小海間の紅葉は素晴らしいものがあり、写真に撮るものもったいないほど見事なものです。