剱岳 Mt Tsurugi(室堂〜雷鳥平〜剱岳〜雄山)
- GPS
- 53:12
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,016m
コースタイム
2日目:5:15劔沢キャンプ場〜7:05前劔〜8:30剱岳9:30〜12:15剣山荘13:30〜13:50劔沢キャンプ場(テント泊)
3日目:5:50劔沢キャンプ場〜6:55別山〜7:45真砂岳〜8:50大汝山9:10〜9:30雄山9:45〜10:35一ノ越〜11:40室堂
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:バス・ケーブルカー・トロリーバス・ロープウェイを乗り継ぎ扇沢へ。扇沢から信濃大町までは山で出会った方に乗せてもらい、信濃大町からはJRで松本経由で東京へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪道あるものの、アイゼンは必要なし。 カニのタテバイ・ヨコバイはみんな意識するが、意外と気をつけたいのが前劔から一服劔への下り。浮き石多く慎重に下る必要あり。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
8月にモスクワに職場がうつるため、今年はおそらくこれが最後の登山になるだろうと思い、どうしてもテント泊の山行がしたかった。そして、今年最後の山として選んだのは剱岳。
カメラ・三脚も含め、今回のテント泊山行のザック重量は18kg。
山での出会いは楽しいものです。剱岳からの下りで近くを歩いていたお二人と剣山荘でも会い、テントに戻ってからは焼酎などをいただき、いろいろな話をして楽しい時間を過ごさせていただきました。また、扇沢から車で送っていただきました。ありがとうございました。
日記に書きましたが、今回は膝が痛くならないようにと色々情報収集をして準備万端で望みました。テーピングをして、膝バンドを用意して、ロキソニンも用意しました。結果的には特に膝が痛くなることはなく、無事に下山できました。
去年の10月以来のテント泊。テントのたたみ方を忘れていたのは反省点。家に帰ってから復習も兼ねてたたみ直してみたが、やはりなんか違う感じ。やっぱりこまめにテント泊しにいかないといけないですかね。まぁ、これは次回の課題ですね、いつになるか分かりませんが…
剱岳、カニのたてばい・よこばいは、まぁまぁスリリングで楽しめます。でも、一般道だけあって、ものすごい危険ということはありません。しっかり3点確保ができる方であれば問題ないかと思います。
これらが有名なので、どうしても意識がそちらにいきがちですが、実際に登ってみると、一番神経を使ったのは前劔からの下り。浮き石が多く、傾斜もそれなりにあるので、慎重に足を運ばないといけない。一見一番こわそうに思えるところよりも、意外とこういうところのほうが慎重さを求められるのが山だというのが、最近分かってきました。有名なポイントは自然とみんな意識しますが、そうでないところでもちゃんと集中を切らさずに行動しないといけませんね。
そこ以外は特に問題もなく、テントでの2泊も楽しく過ごすことができました。テントで寝るときに、地面が左右に傾いていると非常に寝心地が悪いので、初日にテン場についた時に時間にゆとりもあったこともあり、テント張る前に一生懸命整地しました。2〜3人用のテントを使っているのですが、テントのグラウンドシートを広げると微妙に選んだ場所が狭く、何度か整地し直すはめに。こんなにテント大きかったんだっけ?とちょっとびっくり。雪の上でもテント泊しなきゃいけないかな?そうすれば、テントの大きさやたたみ方を忘れることもないだろうと思った次第。
新しいカメラでいつものように星もとってみましたが、どうも高感度の性能がいまいちのような気がします。性能アップを狙って、より大きくて重いカメラに変えたのに、これにはちょっとがっかり。事前の調査が不十分だったかな、と反省。
しばらく様子をみてみようと思いますが、カメラもなかなか奥が深い。山に登るようになるまではそんなに写真に興味があるわけではなかったのですが、山に来るとこの壮大な景色や星空を撮りたいと思ってしまう。そして、より描写力のあるカメラやレンズに関心が向くようになる。お金もかかるし、装備は重くなるし、足を踏み入れてはいけない世界のような気もしつつ。笑
山頂でもいい景色を堪能できたし、テン場では知り合った方々と夕食後のお酒を飲みながらお話させていただき、本当にいい思い出になりました。しばらく日本の山とはお別れですが、また機会を見つけて北アルプスに戻ってきます。次は大キレットに挑戦してみたい。あと、ジャンダルムにもまた挑戦してみたいなぁ。ロバの耳あたりの緊張感がなぜか忘れられない。
追記: 結局この山行以降、2013年4月現在まで登山ができていません。ということで、写真ばかり眺めていますが、Lightroomの勉強もかねて写真をいくつかLightroomでRaw現像してみました。いやー、かなりいい感じになります。やっぱり、カメラまかせだけではなくて自分で現像するのがデジタル写真の楽しみ方なんですね。
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