八ヶ岳周遊登山 美濃戸〜阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜美濃戸
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 10:31
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:25
1日目:6時間20分 2日目:4時間50分
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸への林道は整備直後かそうでないかで荒れ具合が大きく変わり、轍が深くなりすぎることが多いです。 美濃戸山荘に有料駐車場とトイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸山荘〜行者小屋 沢沿いの一般的な土と石の道を進みます。ある程度は傾斜が強くなってきます。 行者小屋〜中岳のコル 傾斜のきつい岩の多い道を直登します。 中岳のコル〜阿弥陀岳 相当に段差のきつい高度感のある岩を登り続けます。その後も大きな石がガレています。 中岳のコル〜中岳〜赤岳 赤岳の取り付きまでは稜線上の石の多い登山道を進みます。赤岳斜面に入ると、砂利の多いトラバース道になり、頂上直下は岩場を少しよじ登ります。 赤岳〜赤岳展望荘 一般的な石ころの多い坂道を下っていきます。 赤岳〜横岳 最初は稜線上の石の道ですが、ヨコバイの鎖場を通過します。高度感もあり、少し危険です。 横岳〜硫黄岳 横岳を過ぎると次第になだらかになり、丘を歩くようなゆったりした坂道になります。 硫黄岳〜赤岳鉱泉 赤岩の頭まではザレた砂地を下っていきます。その後は土と石の登山道ですが段差がかなり大きくて体力が削られます。 赤岳鉱泉〜美濃戸山荘 前半は沢の河原に沿って歩いて行きます。石をまたいで越えるような箇所があります。後半は砂利の林道になります。 |
その他周辺情報 | 入浴せずにそのまま甲府の宿に向かいました。 |
写真
感想
深夜から未明にかけて高速を走り、さらに凸凹の林道を走って美濃戸山荘に着きました。
山荘を出てしばらくすると分岐点があり、行者小屋に向けて沢沿いの道を登っていきます。最初は山深い谷筋を登っていきますが、だんだんと赤岳と横岳の稜線が見えるようになってきます。この時点で黒い大きなアブがたくさんで歩いていても服にバンバン止まられ時折刺されていました。
行者小屋で休憩をし、その後は中岳のコルへ向けて急勾配の斜面を直登します。コルに出ても阿弥陀岳までかなり急な岩だらけの斜面を登っていきますので、高度感恐怖感はかなりありました。
阿弥陀岳から下り始めたときに転倒して臀部を強打してしまったため肉離れのような状態で歩き続けることになってしまいました。
中岳のコル・中岳を過ぎると赤岳へのきつい登りが始まり、山頂直下は少し怖さのある岩場をよじ登ると、素晴らしい赤岳の山頂に着くことが出来ました。
山頂からは石だらけの登山道を下り、赤岳展望荘に宿泊しました。
赤岳展望荘はバイキング形式の食べ放題の食事はよかったですが、大混雑の状態で詰め込まれたため、1時間も寝ることが出来ず、屋外で時間を過ごしました。
翌朝は富士山や赤く焼けた赤岳横岳を見た後、横岳・硫黄岳の縦走に出発します。
横岳は切り立った岩のヨコバイなので、鎖場ではすれ違いの渋滞がありました。
横岳を過ぎると、急になだらかな稜線道になり、すごい数のコマクサの大群落が咲いていました。そんなのんびりとした稜線を歩いて硫黄岳のなだらかで広い山頂に近づくと、とてつもない切り立った絶壁の爆裂火口が現れました。その存在を下調べしていなかったのでとても驚きました。
硫黄岳から赤岳鉱泉の道は登るのはしんどそうに感じました。赤岳鉱泉から美濃戸へ帰る道は沢沿いに続きますが、体力不足の足はこの辺りで音を上げ始め、林道に出る頃には足首や足の裏の肉が痛くて仕方なくなっていました。
なんとか下山を完了し、凸凹の林道を再度走って甲府へと出て行きました。
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