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Yamareco

記録ID: 243898
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

これぞ丹沢の真髄!キュウハ沢〜塔〜礼掛〜大山北尾根〜三峰山〜土山峠

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
13:21
距離
41.5km
登り
3,312m
下り
3,305m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

土山峠4:03〜(MTBを使用)〜4:55塩水橋5:03〜5:55キュウハ沢出合6:03〜四町四反ノ沢〜8:31竜ヶ馬場〜9:05塔9:35〜新大日〜礼掛11:25〜(途中休憩10分)13:55大山北尾根(大山)14:04〜(途中休憩10分)三峰山15:34〜16:21物見峠16:31〜辺室山16:59〜17:24土山峠

土山峠〜塩水峠はMTB

コースタイム: MTBの土山峠〜塩水橋間を除いて16:25(キュウハ沢出合〜竜ヶ馬場は、丹沢写真館さんの時間で3時間50分を使用)。土山峠〜塩水峠を歩くと2時間30分位がさらに追加。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土山峠にはほとんど駐車スピースが無い。土山峠から塩水橋への近道は途中で道が湖に落ちている為に通行不可。
コース状況/
危険箇所等
<全般>
このルートは、キュウハ沢のバリルートでの沢登、見晴らしの良い稜線歩き、境沢、藤熊川沿いの美しい渓流、大山北尾根や三峰山の痩せた尾根の破線のルートと、丹沢の要素が全て入った丹沢の真髄が楽しめます。しかし土山峠〜塩水橋までの区間を除いても約30キロと長く、しかもルーファイや両側が落ちた痩せ尾根等の技術が必要な難路が多く、アップダウンも大きいので体力も必要です。日が短い今の時期に日帰りで歩くのはお勧めできません。今の時期なら塔ノ岳か礼掛で一泊するのが妥当でしょう。上級者向きのコースだと思いますが、素晴らしいコースなので部分でも歩いてみる事をお勧めします。

<塩水峠〜竜ヶ馬場>
伝道からのバリルートに比べ、踏み跡が非常に薄くてより大変です。稜線の登り口に辿り着ければ、後は稜線沿いに登って行けば迷う事は無いと思います。しかしその登りも傾斜がきついのと、下が柔らかいのでずるずる滑ってしまう為にとっても疲れます。時間に十分ゆとりを持って歩きましょう。まず最初の堰と2番目の堰は左側から薄い踏み跡沿いに歩くと越えられます。3番目の堰を越える際、そのまま薄い踏み跡をたどるとどんどん沢から離れてしまいますから、一旦沢に下ってから越えます。そのままこの踏み跡を進むとyamajinnさんの以下のレコの様に、日高で塔への道に出る様です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-36721.html
4番目の堰と5番目の堰は右側にステップが有るので比較的楽です。5番目の堰の後は滝を左手に巻いて四町四反ノ沢に下り、後は沢を離れて尾根沿いにひたすら登ります。kamogさん達の以下のレコが写真付で判りやすいです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-117889.html

<新大日〜礼掛(沢ルート)>
登山地図では実線ですが林道に着くまで区間は、ちょっとした破線のルートよりずっときついです。沢沿いの道の宿命ですが、所々で登山道が崩落しています。誰にも会わなかった事を考えると、あまり歩く人がいないので保守されていない様です。

<礼掛〜大山(地獄沢橋〜大山北尾根経由)>
破線の道ですが2、3名と会いました。地獄沢橋からだと、地図では暫く道路沿いに進むのですが、赤テープは地図に無い尾根沿いの道にしかありませんでした。迷ったすえに尾根沿いの道を歩きましたが、ピークを巻かずに行くのでその点はきつかったです。ただ尾根沿いの道は判り易かったのでこちらで正解だった気がします。
所々で痩せて両端が切れた個所が有るので注意して歩いて下さい。

<大山〜三峰山〜土山峠>
とにかく三峰山が近づいてから、偽ピークの多さに泣きました。三峰どころが5つも6つも峰が有ります。また痩せて両端が切れた個所が沢山あります。鎖場もかなりありますが、注意して歩けば大丈夫でしょう。
林道終点まで来てキュウハ沢出合を過ぎた事に気づいて引き返す。橋の手前を左に行く。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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林道終点まで来てキュウハ沢出合を過ぎた事に気づいて引き返す。橋の手前を左に行く。
これがその入り口の道標。
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これがその入り口の道標。
4番目の堰。
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4番目の堰。
4番目と5番目の堰の間にある慰霊碑。
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4番目と5番目の堰の間にある慰霊碑。
5番目の堰は左手に登って越える。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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5番目の堰は左手に登って越える。
これを越えた後で四町四反ノ沢に下り、後は沢を離れて尾根沿いに登る。
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これを越えた後で四町四反ノ沢に下り、後は沢を離れて尾根沿いに登る。
途中で日が射してくると紅葉がとっても綺麗。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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途中で日が射してくると紅葉がとっても綺麗。
まるで燃えている様。
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まるで燃えている様。
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紅葉が綺麗でなかなか先に進め無い。
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紅葉が綺麗でなかなか先に進め無い。
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近くの山も紅葉している。
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近くの山も紅葉している。
こちら側の木々は既に落葉して冬の様。
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こちら側の木々は既に落葉して冬の様。
やっとクマザサ地帯に着く。この踏み跡は直ぐに消える。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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やっとクマザサ地帯に着く。この踏み跡は直ぐに消える。
すっかり落葉しているので見晴らしが良い。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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すっかり落葉しているので見晴らしが良い。
竜ヶ馬場の方の稜線。ここから中々近づかない。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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竜ヶ馬場の方の稜線。ここから中々近づかない。
やっと竜ヶ馬場に到着。何ときつい尾根歩きだった事か。
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やっと竜ヶ馬場に到着。何ときつい尾根歩きだった事か。
雲一つない快晴!
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雲一つない快晴!
富士山も綺麗に見える。
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富士山も綺麗に見える。
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丹沢山には今回は寄りません。
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丹沢山には今回は寄りません。
塔ノ岳に到着です。ここからの富士山の眺めも絶景です。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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塔ノ岳に到着です。ここからの富士山の眺めも絶景です。
定番の”M”が大きな塔ノ岳のサイン。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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定番の”M”が大きな塔ノ岳のサイン。
ユーシン方面の山々も紅葉して綺麗です。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ユーシン方面の山々も紅葉して綺麗です。
これから向かう表尾根と大山です。でも今回は直ぐに札掛に下るのでそれます。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これから向かう表尾根と大山です。でも今回は直ぐに札掛に下るのでそれます。
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札掛への沢沿いルートです。あまり歩く人が少ない様で所々で荒廃していました。
2012年11月11日 16:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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札掛への沢沿いルートです。あまり歩く人が少ない様で所々で荒廃していました。
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でも沢沿いの道は日が射すととっても綺麗です。
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でも沢沿いの道は日が射すととっても綺麗です。
緑と紅葉のコントラスト良かったです。
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緑と紅葉のコントラスト良かったです。
でも真っ赤な燃える様な紅葉はやっぱりアップで。
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でも真っ赤な燃える様な紅葉はやっぱりアップで。
この辺は楽になってきました。
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この辺は楽になってきました。
ここまで来ると一息つけます。
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ここまで来ると一息つけます。
ヤビツ峠への道路にかかる吊り橋です。
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ヤビツ峠への道路にかかる吊り橋です。
ヤビツ峠からこちら方面への道路沿いが、こんなにも沢沿いで綺麗だとは思いませんでした。
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ヤビツ峠からこちら方面への道路沿いが、こんなにも沢沿いで綺麗だとは思いませんでした。
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緑と沢がなごみます。
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緑と沢がなごみます。
下に下りて沢で遊びたくなりますがそんな時間が無いのが残念です。
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下に下りて沢で遊びたくなりますがそんな時間が無いのが残念です。
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この辺りの河原にも下りてみたいですが。。。
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この辺りの河原にも下りてみたいですが。。。
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滝もあります。
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滝もあります。
2012年11月11日 16:06撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
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ほんとに快晴の日差しがとってものどかです。
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ほんとに快晴の日差しがとってものどかです。
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大山北尾根の途中もこの様に紅葉が燃えていました。
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大山北尾根の途中もこの様に紅葉が燃えていました。
良いですね。
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良いですね。
見晴らしもとっても良いです。
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見晴らしもとっても良いです。
午前中にいた塔ノ岳、丹沢山方面です。
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午前中にいた塔ノ岳、丹沢山方面です。
来し方を振り返って。
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来し方を振り返って。
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ここも良く紅葉しています。
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ここも良く紅葉しています。
大山がまだまだ遠いです。
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大山がまだまだ遠いです。
ズームするとその手前の山が紅葉しているが判ります。
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ズームするとその手前の山が紅葉しているが判ります。
ここで休憩しました。
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ここで休憩しました。
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こちらを見ると都会が直ぐ広がっているので不思議な感じです。
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こちらを見ると都会が直ぐ広がっているので不思議な感じです。
そのズームですが綺麗では無いですね。。。
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そのズームですが綺麗では無いですね。。。
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大山から三峰山を目指して下っている所です。
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大山から三峰山を目指して下っている所です。
三峰山というだけあって沢山の峰が有ります。
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三峰山というだけあって沢山の峰が有ります。
三峰山へのサインが無い。
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三峰山へのサインが無い。
注意して見ると小さく真っすぐで三峰山と書かれている。これじゃあ見失う人もいるかも。
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注意して見ると小さく真っすぐで三峰山と書かれている。これじゃあ見失う人もいるかも。
三峰山、三つどころか5つも6つも峰が有ってなかなか山頂に着きません。
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三峰山、三つどころか5つも6つも峰が有ってなかなか山頂に着きません。
やっと山頂に着いた時にはへとへとでした。偽ピークが多すぎで、疲れた身にはこたえました。
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やっと山頂に着いた時にはへとへとでした。偽ピークが多すぎで、疲れた身にはこたえました。
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こちら方面を見るとまだまだ高い所にいる様です。
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こちら方面を見るとまだまだ高い所にいる様です。
日が落ちかかった分、紅葉がより赤くなりました。急がないと日が暮れてしまいます。
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日が落ちかかった分、紅葉がより赤くなりました。急がないと日が暮れてしまいます。

感想

今年、計画を貫徹したのはこれが5度目ですが、他の4度は楽目の計画だったので、きつめの計画で貫徹できたのはこれが初めてです。しかも土山峠〜本間橋間、竜ヶ馬場〜新大日間以外は初めて歩く所ばかりで、予想以上にタフなルートの連続。道迷いも何度かした上での計画の貫徹で、非常に満足な一日でした。しかも快晴の絶好の登山日和で紅葉もピーク、丹沢の日帰りではベストだと思います。

しかし出だしは波乱でした。元々は地図に載っている土山峠〜塩水橋の最短ルートで行くつもりだったのですが、土山峠でたむろっていた地元の若者達に念の為に聞いてみたら、道が途中で崩落していて通れない事が判りました。自動車道路だとかなりの遠回りになります。その際に答えてくれて若者にお礼を言い忘れました。もしこのレコを見た人でその若者達を知っている人がいれば”有難うございます。とっても助かりました”とお伝え下さい。

さらにキュウハ沢出合に気づかずに林道の終点までいっちゃうし、3番目の堰を越える道が判らず、踏み跡をつたってあらぬ方向に行ってしまったりと、キュウハ沢のバリルートには手こずりました。さらに滑って片足を水に浸かってしまったりと、前半は災難続きでした。後半は道こそ迷いませんでしたが、尾根沿いの道のタフさに泣かされました。また沢にまだ日が射す前だったので、写真が今一だったも残念でした。ここはもう少し遅い時間に陽光の下で歩いてみたいルートでした。

塔ノ岳ではricalojpさんが浜松名物のうなぎパイを置いて行くというので、尊仏山荘に寄ったのですが、休憩時間が40分位と長くなって後々忙しくなりました。

予定では最初にキュウハ沢のバリルートを歩けば、後は楽だろうと思っていたのですがこれが大間違い。礼掛への沢沿いルートのきつい事。林道に出るまでが大変でした。今の登山道のコンディションなら、登山地図では破線の難路にすべきでしょう。長尾尾根分岐から林道までのコースタイムはもっと長くすべきだと思いました。しかし沢沿いで良い道でした。時間がもっと有ればゆっくりと楽しみながら歩きたいコースです。

礼掛から地獄沢橋経由での大山北尾根での大山登山も、予想していたよりずっと綺麗で良いルートでした。特に礼掛から地獄沢橋の車道が、あんなに沢沿いで綺麗だとは思ってもいませんでした。しかし地獄沢橋から大山までもきつい登りでした。

さらに予想外だったのが、大山からの下山で、煤ヶ谷との分岐後から三峰〜辺室山の区間でした。実線なのでもっと楽かと思っていたのですが、一日の最後に歩くのにはきつい区間でした。

全般的にこのルートは、とっても綺麗で変化が有り、丹沢の全ての要素が入っているのですが、きつい所も多くてなかなかのものでした。ヤマレコの猛者の方で、あんまり丹沢を知らない人に勧めるなら、今回のこのルートだと思います。丹沢は名前に沢がつく様に、綺麗な沢が多いのが特徴だと思います。また低山にも関わらず、木々にじゃまされない展望の良い稜線が有るのも丹沢らしさです。ですからそのどちらか片方でも欠けると、やっぱり丹沢としては物足りない気がするのですね。

ちなみにこのコース、きっかけはkankotoさんの以下のレコです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-180082.html
ただこれだと大山から宮ヶ瀬湖までが何度か歩いた事の有るコースで、それが難点でした。ところが前回、落し物探しに初めて塩水橋から蛭に登った際、同じ日のkumadaroさんの以下のレコを読んでピーンと閃きました。キュウハ沢をルートに入れると問題が解決すると。後は礼掛に下りて大山北尾根で大山に登り返せば完成です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-240580.html

11月は上高地から霞沢岳に登る事を決めていたのですが、これだけ完成されたルートを思いつくと是非歩いてみたくなって、今月は2回の登山をかみさんにお願いした分けです。やっぱり歩いて大正解でした。

今回初めて膝にサポーターを着けましたが、980円の安物でも効果大で驚きました。おかげで膝痛にならなかったので、最後の下りも駆け降りる事ができました。ちょっとロングな山行をする人にはお勧めです。

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コメント

いい感じですね
Futaroさん、こんばんは。

面白そうなルートだなあと思いながら拝見しましたが
いかんせん丹沢は不案内。丹沢に詳しい方が見ると
もっとこのコースの魅力が実感できるのだろうなあ
と思いながら、しかしレコからとってもいい感じな事が
伝わってきます。

以前、Futaroさんから丹沢の沢コースも歩いて欲しい
といったコメントをいただきましたが、こういうルート
をイメージしていたのかな?と思いました。

しかし、相変わらずの暗い内から暗くなるまでのロング
ですね。今は車に積める自転車がないので、このコース
を具体的に考えるのはちょっと厳しいかもです
2012/11/11 22:30
youtaroさんにはとっておきの別のコースで
youtaroさん、こんばんは。

youtaroさんにはとっておきのコースを別に用意しています イメージ的にはこんな感じで、沢と稜線が交互に出てきます。

ただ今回のルートはどちらも2度ずつですが、3度これを繰り返すので難易度はもっと高いです。そちらはもう時期が遅いので来年の4月ですね。沢登して稜線を歩き、別の谷に下りてまた沢登して別の稜線を歩き、また別の谷に下りてまた沢登で別の稜線を歩き、元の谷に戻ります
2012/11/11 23:52
丹沢満喫ルート
Futaroさん、こんばんは

土山峠からの周回お疲れ様でした。
沢あり笹の稜線ありで丹沢満喫ルートですね。

キュウハ沢からの登りから始まって丹沢らしく?
アップダウンも多く結構ハードになりますね。

夏場はヒルの多いルートなのでこの時期か春先が
ベストでしょうか
2012/11/12 22:23
こんばんは
こういうふうに綺麗な円が書けるコース取りはいいですよねー。歩く人のセンスが問われる気がします:D
前回も丹沢馬蹄形楽しめたので、このコース来年行ってみようと思います。
2012/11/12 22:27
改めてkankotoさんの凄さが痛感できました。
kankotoさん、こんばんは。

後でこのルートのきっかけとなったkankotoさんのレコを読み返したのですが、重なっている大山〜土山峠間を比べると改めてkankotoさんの凄さが痛感できました

kankotoさんは逆回りだから登りなのに、自分の下りのCTとあまり変わらないんですね 一度一緒に歩いてみたいですね、丹沢
2012/11/12 23:12
是非歩いてみて下さい。
riCさんならもう少し速いでしょうから自転車は不要ですね ここを歩くなら3月末から4月末位か、10月位が良い時期だと思います。

天気が良ければ絶対面白い事請け合いです
2012/11/12 23:17
チャレンジャー
Futaroさん、こんばんは。

最初、レコを拝見して全くルートがイメージできなかっら
ので、お気に入りに頂いてゆっくり見てみました。

やはりFutaroさんはチャレンジャーですよね。
厳しいルートでしかもガッツリ、私は安全なルートで
ガッツリしかで来ません。
いつかはと思いつつまた地図とにらめっこしようと
思います。

チャレンジ成功、おめでとうございます。
2012/11/13 19:40
近畿以西を除いた本州みたいです。
このルート。

Futaroさんの発想はやはり、、、と思う次第。
大倉尾根ですと、夫婦二人を足せば負けないんですが、大山から向うは行ったことないし、キュウハ沢は無論です。

丹沢を知ってるような奢りは、あかんです。あかん。
ルートで今後とも教えていただければ幸いです。
ありがとうございました。

(丹沢の北面は特に弱いです)
2012/11/13 21:07
ちょっとひねったルートです。
millionさん、ricalojpさん、こんばんは。

ちょっとひねったルートで面白そうでしょう 実際の所、とっても面白かったので是非歩いてみて下さい。

自分も丹沢は登山地図のほとんどの道を歩いて、プラス登山地図に載っていないバリルートもかなり歩いたので丹沢は知っているつもりでした。

この辺りは唯一欠けていた地域ですが、低山すぎてあまり面白く無いだろうと思っていたのですが、歩いてみてびっくりでした。やっぱり低山でも一通り全部の登山道は歩いてみるべきですね。そうすると他の山域を登る時間が取れないのがネックですが

丹沢全山縦走、何十年かけてもまだ登っていない山が有りますね。全沢歩きも入れたら一生かけても終わらないですね当分、新しいルートには困りそうにありません
2012/11/13 22:32
おみごとです!
Futaroさん、こんんにちは。

山越え谷越え、東丹沢制覇。
大山を加えるところも面白い!
おみごとです。

紅葉もかなり進んでいて気持ちよさそうですね。
しかもこのロングコースを日帰りとは、
羨ましい脚力^^。

・・・自分の拙いレコに閃きを感じて頂き光栄です^^
ただ、キュウハ沢への入り口が、自分の写真の並び方を参考にしていると通り越してしまいますね。申し訳ないですTT
コメント付け加えておきますね。

3番目の堰堤越えは、手前から降りれるのですね。
自分は、ロープでズルズルと降りてしまいました^^;

歩き尽くされているような丹沢ですが、オリジナルのルートを発掘し計画を貫徹なされて
見ていて自分も気持ち良くなりました!

とにかく、おめでとうございます。
2012/11/15 8:30
もっと簡単なルートが有りそうです。
kumadaroさん、おはようございます。

3番目の堰堤越えは、kumadaroさんのが正解だと思います。自分はそのロープを見つけられませんでしたから。
自分の場合は3番目の堰の手前で河原に下り、3番目の堰の近くまで行ってから左に高巻、堰を越えて直ぐに河原にまた下りました。

しかしkamogさん達のレコだと、4番目の堰と同様に右から行けると書いています。

”2〜5番目の堰堤はすべて右から手摺りか巻くことができる。”

ちょっと探ってみたくなりますね。四町四反ノ沢で河原に下りたのが最後で、後は稜線コースで沢から離れてしまったので、いつかもう少しこの沢を上流まで歩いてみたいと思います。
2012/11/15 9:58
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