南八ヶ岳周遊(美濃戸より阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳)〜1年越しの八ツへ〜の巻
- GPS
- 09:17
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
8:11 行者小屋
9:18 阿弥陀岳(-9:25)
10:45 赤岳(-11:22)
11:50 三又峰
12:39 横岳(-12:45)
13:32 硫黄岳(-13:38)
13:49 赤岩の頭
14:36 赤岳鉱泉
15:45 美濃戸
計 9:17
天候 | 11月10日(土) 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入間IC→八王子JCT→中央道→小淵沢IC→県道11→美濃戸→美濃戸登山口 《復路》 往路の逆を行く。 ○最終コンビニは小淵沢ICを下りた後、右側にセブンイレブン、ちょっと先の左側にローソンがあります。 ○美濃戸口までは小淵沢ICから約20分、ひたすら案内板を頼りに進みます。最後の案内板が分かりづらいですが、左に道なりではなく真っ直ぐ道をそれます。 ○美濃戸口から先ははっきり言って悪路です。当方FFのノーマル車ですが、何回か腹を擦りました。ローギアで進みましょう。 ○やまのこ村 駐車場1日 1000円 トイレ・水場あり 駐車料金は、早朝でしたがおばちゃんが小屋から出てきくれたので、前金で払いました。 これより一段上にも広い駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
毎度写真はありませんが、少しでも参考になれば幸いです。 (もう少しで我が家にもアイテー革命が、、、写真アップしました!) ○美濃戸〜行者小屋 スタートあたりから、まず最初に目指す阿弥陀岳が望めます。行者小屋までは2時間で約600mアップのなだらかな登りです。この時期、雪はなく特に危険箇所もありません。 ○行者小屋〜阿弥陀岳 コルまで雪がちらほらで、アイスバーン状態の箇所が多々あり要注意です。 コルから山頂まではしばらくはわりと急峻な道で、この時期一部雪付きなので要注意。 ○阿弥陀岳〜赤岳 途中、中岳あたりから赤岳山頂までのジグザグの道が確認できます。赤岳山頂直下は岩肌がむき出しの登りですが、特に危険箇所はありません。赤岳を目指すには一番易しい道では。こちらは雪もほとんどなし。 ○赤岳山頂 The360度!八ツは標高もあり、日本アルプスのど真ん中のポジションかつ独立峰なので、眺望はおそらく日本一なのではないでしょうか。この日はイマイチでしたが。 ○赤岳〜横岳 赤岳天望荘までの下りはそこそこ雪が付いており、一部カチカチになっていました。本コース中アイゼンがあった方が楽だなと感じた唯一の箇所。 横岳の岩稜は、この時期微妙な雪のためちょっと歩きづらい箇所あり。いずれにしてもやせた箇所があるので要注意。 ○横岳〜硫黄岳 横岳の北側直下もやせていますので、慎重に歩きましょう。硫黄岳まではゆるやかにケルンをたどりながら登ります。爆裂火口は必見ですよ。このあたりから下山まで全く雪なし。 ○硫黄岳〜赤岳鉱泉 わりと急な下りのあとは、樹林帯をなだらかに下っていきます。北沢を過ぎればゴールは近いです。 ○赤岳鉱泉〜美濃戸 赤岳鉱泉にはウワサのボルタリングの練習場があり、チャレンジャーの方が何人かいらっしゃいました。 北沢はかなり整備されていて、南沢よりさらに歩きやすいです。ラスト残り3分の1ほどは車道歩きです。 ○ふれあいセンターもみの湯 美濃戸から車で10分もかからない距離にあるので利用しました。施設は古い感じでしたが、お湯はなかなかでゆっくりできます。 日帰り 500円 塩化物泉 露天風呂は源泉掛け流し |
写真
感想
今年もいろいろな山を旅したが、他の山頂から目にする機会が多かった八ツ。去年山と高原地図まで購入してやる気満々だったがお流れになり、行くぞ行くぞと早一年。
なんだかんだ山の旅再開後はお初。前回の南アに続き連戦になっちゃいますが、土曜はなかなかの天気だったので行っちゃいました。八ツとの一年戦争を終結すべく、いざ。
そういえば美濃戸から登るのは初めて。車で入れるという情報を頼りに登山口まで行く。
うーん、凄まじい悪路。普通車で車をそこそこ大切にしている方には全くオススメできません。ちょっとダルいが美濃戸口から歩きましょう。
ということで、悪路走りで少々グロッキー(最近こんなんばっかり)になってしまったが、体調はまずまず。やまのこ村のかわいいイラストを後にサクサクと南沢を進む。
行者小屋に着くと、これから歩く稜線がスッキリと望める。山小屋は閉まっており閑散とした雰囲気。
本コースはこの時期、全体を通して雪はあまり付いていなかったが、微妙な雪ってイヤですよね。アイスバーンな箇所も多々あったし。逆にもっと雪が付いていた方が歩きやすいなと。ピッケルは必要ないと思うし、アイゼンもまだお守り代わりでオッケーでしょう。
一つ目のピーク、阿弥陀岳山頂からは先週登った甲斐駒、仙丈ヶ岳も望め感慨に浸る。いつも思うことだが、前回は良く頑張った!感動した!
少し西に視線をずらすと、おお!御嶽さま。先週の仙丈ヶ岳からも良かったが、このあたりの角度から見る御嶽山が一番好きですね。日本にこれほど存在感のあるどっしりとした山は他にあるまい。あ、富士山は例外ですよ。
赤岳は近くに来るとさらによく分かるが、岩肌むき出しの岩山。1年越しの想いとともに無事山頂に到達。うーん、長かった八ツとの戦いにも終止符。残念ながら北アの眺望はなかったが、山頂にて昼食のカップラーメンを食す。
ここでちょっと無駄話。
前から気になっていたが、最近「山専ボトル」なるものを購入。これがスゴいスゴい。保温力がとても優秀で、今回だと熱湯を入れて5時間くらいたっていたにもかかわらず、温度そのまま激アツ状態。これからのシーズンはお世話になりますね。持っていらっしゃらない方は是非!
大ケガをしないと分からないアホな我々は、アイゼンを付けず山頂を後にする。
横岳は岩稜帯歩き入門みたいな道。思ったより険しい道が続く山です。この日は所々、中途半端な雪と凍結した岩があり歩きづらかった。
見た目通り緩やかな登りの硫黄岳。楽しい稜線歩きです。ぶっ飛んだ爆裂火口と間近にそびえる天狗岳を拝み、下山開始!
赤岳鉱泉のテン場は人もテントが少なく寂しい感じ。私も一年前はここでテン泊の山行予定をたてていたが、よく考えるとテン泊するにはビミョーなコースなんですよね。私的にはあまり惹かれるテン場でもないので、だったら軽装のメリットを生かしちょっと頑張って日帰りで歩いた方が良いかなと思う。南八ツのテン場って北に比べると、なんだか…ね。
北沢の道は南沢以上に整備されていてとても歩きやすい。途中から林道になるが、このあたりまだ紅葉が残っておりとてもキレイ。途中、停まっていたジープを恨めしく思いながらひたすら下る。
なんとか下山完了!しかし、わりとロングなコースですよね。山を歩く時、旅モードとスポーツモードを使い分ける私ですが、今回はスポーツモード。山頂からの眺望は先週がスゴ過ぎたためかあまり感動はなかったが、シーズン終了ということで人が少なく静かな山歩きを楽しめました。
しかし!本番はここから。
美濃戸口までの悪路。
下りの道、腹を擦ること3回(笑)。
ホントなんとかして下さい。
※赤岳山頂で写真を撮って頂いた、シャルモを履いていた爽やかお兄さん、またどこかの山でお会いしましょー!
kamesenninさん、お疲れ様でした
まだ登られるのでしょうか
森林限界を越えるような高山は12月くらいまでですかね。
今のところ本格的な雪山をやる予定はないので、冬はもっぱら2000mくらいまでの低山ですよ
おっ、それこそ裏妙義ですかね(笑)
skipos0208さんはスキーもやられるから、冬はウハウハですね!
スキーもやるって言うか、スキーがメインで山にちょっとだけ手を出した感じなのです・・・
なので山はビギナーなのです
冬でも2,000mって凄いですね!
3連休は立山でBCスキーの話が出てるので、冬用のアウターシェル買うしかないな〜という感じです
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