ロープウェイを使わない木曽駒ヶ岳。空木岳まで日帰り縦走


- GPS
- 11:47
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 2,851m
- 下り
- 3,550m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇、時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
路線バス(菅の台→北御所):560円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:特になし <水場> ・北御所登山道の沢 ・木曽駒テント場 ・義仲の力水(夏を過ぎるとアテにならない) ・池山小屋手前の水場 <避難小屋> 檜尾避難小屋 空木平避難小屋 駒峰ヒュッテ ※木曽殿山荘は完全予約制 温泉:こまくさの湯(バスセンターより山側に徒歩3分ほど) |
写真
感想
木曽駒ヶ岳から空木まで縦走、まだ日が長いのでロープウェイを使わない方法に挑戦してみました。
(ロープウェイを使う方法 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-221624.html)
さすがに夏休みですね。大賑わいでした。
特に驚いたのがバスセンターで、4時過ぎに着いても、臨時4台目のバスになってしまいました。ですので、ロープウェイの待ち時間が30分とか1時間になったのではないかと思います。
バス運転手さんの話では、山上で一夜を過ごした人は、1000人近くあったと言うことです。
そこそこ歩ける自信が出てきた方は、ロープウェイで時間を使うのではなく、木曽駒ヶ岳まで試してみる価値があります。コースタイムは宝剣山荘まで6時間半、木曽駒まで7時間半とありますが、登山道は整備されていて歩きやすいので、日帰り往復も十分に可能です。
とても静かで落ち着いた雰囲気のなか、登るに連れて展望も開けてくるので、自信も感動も深まると思いますよ。
今回、ほとんど走らずに3時間40分で木曽駒山頂に到着しました。宝剣に戻る時、「バスを途中で降りた方でしょう!」と何人かに声をかけて頂いたので、おそらく3時間で登れれば、今の時期のロープウェイと同時間ぐらいでしょうか。
足が疲れたら、下りはロープウェイを使ってもいいと思いますし、すこし長いのに挑戦してみようかな?という方は、檜尾岳まで行って、檜尾尾根を降りるルートもあります。
伊那前岳の手前でお会いした、池山尾根から縦走してきたというお兄さんに、その反対周りで日帰りする話をしたら、ずいぶん心配していただき嬉しく思いました。檜尾避難小屋で一泊したそうです。池山尾根から木曽駒に向かうほうが難度が高いと思います。
この木曽駒から空木、池山尾根を下るルートは、TJAR(トランスジャパンアルプスレース)の一部なので、試走しているトレイルランナーの方々もおられました。中でも、池山尾根〜檜尾岳往復を日帰り試走という方に途中で抜かれたのですが、私のやってる周回よりもはるかにハードな試みに驚きました。TJARの人たちは違うなぁ、と、いろいろ元気をもらうことができました。
今回、体調があまり良くなかったこと、檜尾までで水を使いきってしまったこと、木曽駒〜宝剣の渋滞を予定に入れてなかったこと、天気が下り坂であったことが、精神的な余裕を削りました。
2013年7月29日、檜尾で遭難がありました。
1515-30頃、空木で私がすれ違ったパーティだと思います。
挨拶しても無言だったり、アニョハセヨ と返ってきたりしたので、韓国の方と判りました。4-6人が数グループでした。
記録にも書いたように、空木→木曽駒方向はすこしハードです。
この悪天候下だと、木曽殿山荘から宝剣山荘まで1日というのは、かなり厳しい目標かと思います。
言葉が通じない異国での遭難ですから、恐怖や不安も想像できないほどかと思います。落ち着いて行動し、無事に下山することをお祈りしてやみません。
中央アルプスで韓国人ら遭難か 6人と連絡取れず
http://www.asahi.com/national/update/0729/TKY201307290281.html
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