前穂高、奥穂高 〜岳沢、涸沢テント泊周回〜

2021年07月16日(金) 〜 2021年07月18日(日)

• GPS: 18:34
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,997m
• 下り: 2,013m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:45

10:37 上高地バスターミナル
10:41 10:41 無料トイレ
11:01 11:02 河童橋
11:06 11:06 日本山岳会上高地山岳研究所
11:15 11:15 岳沢湿原・岳沢登山口
12:07 12:12 見晴台
13:21 13:21 岳沢小屋
13:22 宿泊地

2日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 2:19
• 合計: 10:24

3:41 宿泊地
6:32 6:45 紀美子平
7:08 7:50 前穂高岳
8:14 8:24 紀美子平
10:07 10:08 南稜の頭
10:19 10:19 奥穂高岳
10:23 10:23 穂高岳
10:29 10:29 奥穂高岳
10:29 10:47 穂高岳
11:30 12:18 穂高岳山荘
13:08 13:08 ザイテングラート
13:25 13:27 パノラマ分岐
13:54 13:59 涸沢小屋
14:05 涸沢

3日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:19

2:38 涸沢
2:41 2:54 涸沢ヒュッテ
3:20 3:21 Sガレ
3:35 3:35 大崩落地
4:07 4:07 本谷橋
4:44 4:44 横尾岩小屋跡
5:04 5:19 横尾
6:01 6:01 新村橋
6:13 6:14 徳澤園
6:56 6:56 徳本口
7:00 7:00 明神館
7:35 7:35 小梨平
7:43 7:48 河童橋
7:48 7:49 無料トイレ
7:55 7:57 上高地バスターミナル
7:57 ゴール地点

天候

16日　晴れのち曇り
17日　快晴！
18日　快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アカンダナ駐車場　1日　600円

アカンダナ駐車場　⇄ 上高地　　濃飛バス
往復　2090円　(7日間有効)　所要時間　約35分
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/kamikochi-line/#fare

コース状況／危険箇所等

■上高地〜岳沢小屋
一般的な登山口、危険箇所なし
草刈りもされていました。

■岳沢小屋〜前穂高〜奥穂高　(重太郎新道)
小屋から1時間ほど登ると急登が始まる
岩陵地帯多く梯子、鎖場あり。
滑落や落石(自分が落とす方も)に注意必要
雪渓は全くありません。

■奥穂高〜穂高山荘
山荘手前から急な下りで梯子、鎖あり。

■穂高山荘〜涸沢　(ザイテングラード)
一部岩陵もあるが穂高周辺よりは難易度低い。
山荘直下と途中1箇所雪渓あるが、整備されているのでアイゼンは必要無い。
パノラマコース雪渓があるので涸沢小屋の方へ下りるのが無難。

■涸沢〜横尾〜上高地
一般的な登山道、危険箇所無し
本谷橋は水量多く吊橋渡るしか無い。

写真

7/16 10:51

飲酒からのスタート！

7/16 11:37

岳沢へ向かいます、妻ルンルン♪

7/16 11:42

きのこの季節

7/16 11:58

天然クーラー
この時期はマジで嬉しい

7/16 12:12

だってこの天気ですから

7/16 13:19

枯れ沢を登る

岳沢小屋とうちゃく

7/16 15:04

テント設営
小屋から枯れ沢を挟んだ対岸にある

7/16 14:31

テラスでまったり
正面に霞沢岳

7/16 18:16

夕食はキムチ鍋

7/17 3:47

2日目スタート
まだ暗いけどご機嫌

7/17 3:52

花は見逃してもハリブキは見逃さない！

7/17 4:27

初ハシゴで超ご機嫌♪
ハシゴ＆鎖場大好きな妻

7/17 4:41

ダケカンバ林の草付きを登る

7/17 4:47

振り返れば霞沢岳、乗鞍、焼岳

カモシカポーズをお願いしたら
拒否された

7/17 4:59

焼ける焼岳(笑)

7/17 6:06

初めて見た花、かなり調べたけど名前分からず…、無念
⇒調べまくった結論
タカネヤハズハハコ　舌噛みそう

7/17 6:22

ハクサンイチゲちゃん

7/17 6:37

紀美子平到着
目の前にラスボス奥穂高

7/17 6:41

でも今回のメインは前穂です

7/17 6:46

イワウメ
新たに覚えた花

7/17 7:15

山頂直下

7/17 7:20

前穂高登頂！
夫婦で奥穂、北穂、西穂、前穂全て登った！

7/17 7:30

ビールで乾杯
何故か冷えてた

7/17 7:16

八ヶ岳と南アルプス

7/17 7:34

四阿山と浅間山

7/17 7:34

大天井、東大天井、横通岳
その奥に頸城山塊

7/17 7:34

白馬までくっきり見える

7/17 7:35

ここでも寝るか・・(汗

7/17 8:23

紀美子平へ戻る

7/17 8:25

西穂の奥に白山

7/17 8:27

奥穂に向かいます

7/17 9:11

岩陵地帯に花

7/17 8:59

こっちも

7/17 9:18

東側をズームするとテーブルマウンテンな荒船山
この山が北アルプスから見える日はそんなに無いはず

7/17 9:34

眼下には上高地

7/17 9:48

岩稜地帯、テンション上がる

7/17 9:57

鎖場
手掛かり沢山あるので楽勝

7/17 9:59

振り返って前穂高

7/17 10:02

霞沢岳を見下ろす

テント装備が重いぜー！

ジャンダルムを眺める

7/17 10:41

ジョイマンポーズ⁉

7/17 10:45

ジャンダルム
奥に白山

7/17 10:45

笠ヶ岳

7/17 11:00

標高3000mの稜線歩き
槍まで行きたいですね

7/17 11:09

ぴーかんなのに雷鳥に会えラッキー

7/17 11:09

ずっーと砂浴びしてました

7/17 11:32

山荘直下は危険地帯

7/17 12:17

穂高山荘到着

7/17 11:47

カレーと迷ったけど担々麵にしました
結構美味かった

7/17 12:21

雪渓は整備されまくり

7/17 12:23

前穂高北尾根、別名ゴジラの背中
こうやって見ると簡単に行けそうな気もするんですがね〜

妻お得意ポーズ

7/17 12:27

常念岳
見事な三角錐

7/17 13:31

雪さえあれば滑ります(笑)
お尻ビチョビチョになるけど直ぐ乾く

7/17 13:38

一凛だけのチングルマ

7/17 14:02

涸沢
テント場の聖地

7/17 16:29

明日は早いので涸沢小屋の方へテント設営

7/17 14:52

ビアタイム♪
涸沢小屋はマムートジョッキ！
でもおでんがインスタントだったので…

7/17 15:19

涸沢ヒュッテにハシゴ(笑)
おでんは涸沢ヒュッテ、ビールは涸沢小屋が
おススメです

7/17 15:18

いただきあーす！

7/17 19:53

明日に備え速攻で寝たけど
地震で起こされる

7/17 20:06

涸沢小屋に自販機あったの思い出した
自分を褒めたい(^.^)

7/18 6:49

最終日
消化試合は相変わらず長かった…

7/18 7:50

大満足な3日間でした♪
おしまい

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

きや

昨年は群発地震の影響で諦めた前穂高、今年の夫婦夏山登山第1候補。
今回の休みも妻と1ヶ月前から合わせていた。しかし梅雨明け前だろうし本番は8月予定で、それに向けての足慣らし的な山か、雨なら温泉でまったりぐらいの気持ちでいた。
しかし日が近づくにつれ予報は良くなる一方で最終的には梅雨も明けてぴーかん予報。
妻はもう一発トレーニング登山挟みたかったようだがもう行くっきゃない！

金曜日の早朝に福井出てアカンダナ駐車場へ。バスに乗り換え10時過ぎ上高地到着。
直ぐに隠れてしまったけど到着時は河童橋から穂高がバッチリ見えていた。
今日は岳沢小屋までなので楽勝、ビールでも飲むか？って言う感じでホントに飲んだ。ベンチもそこら中空いてて座り放題、この時期これほど空いてる上高地は初めてだ。
ほろ酔い気分(事実ほろ酔い)で右岸から登山道へ取り付く。岳沢小屋までは緩やかな登りで足慣らしには丁度良い。
岳沢小屋に到着しテント設営した後テラスで再びビールを頂く。歩荷ビールは雪渓で冷やすつもりだったがもう近くに雪は無かった、残念。

翌日は4時前出発、重太郎新道を慎重に登る。4年前にも夫婦で登ったのだが重太郎新道は妻お気に入りのようだ。
その時は前穂スルーしてジャンダルムピストンしたので、今回は行き損ねた前穂をピクりに来た。
無事前穂高登頂、快晴かつ空気も澄んでいたのでほぼ全ても山が見渡せる絶景であった。
紀美子平へ戻り吊り尾根を経て奥穂に向かう。眼下には上高地、今頃河童橋辺りからこちら側をバックに沢山の人が写真撮っていることだろう。
ある程度人も増えて来たので奥穂山頂で記念撮影だけして山荘へ。

この天気なので全く期待していなかったが下山中雷鳥に遭遇、雛を4羽も連れていたがそっちのけで砂浴びしていたのが可愛かった。
山荘で坦々麺とビール飲んで涸沢へ、ビールは涸沢まで待てなかった(笑

ザイテングラード辺りはまだ雪渓残っているとの情報だったので少し心配していたが、ステップまで切ってあり整備されまくり。分かってはいたが軽アイゼンは要らんかった。

涸沢到着が14時頃、計画ではこのまま上高地出て帰る予定だったし実際時間的にも間に合いそうだったが、涸沢でテン泊にした。
翌日は夜勤なので泊まるにしても横尾か徳沢まで行きたい気持ちもあったが、どうせ泊まるならやっぱ涸沢がイイ。

涸沢小屋と涸沢ヒュッテでおでん&ビールをはしごして早めの就寝。・・だったけど地震で起こされた。寝てたのですぐに地震と分からず大きな落石でも落ちて来たのかと思いビックリした。

翌日は2時過ぎに起きて下山、横尾からの11kが毎度の如く長い。途中から1番バスの方達とのスライドが始まったので、装備と歩き方見ながら何処まで行くのか想像しながら歩いた。この区間は人間ウォッチングでもしないと飽きてしまう。
河童橋まで戻って消化試合終了。この日も快晴で雲一つない青空だったので、出来ればもう1日居たかった。
唯一の誤算は時間が早すぎて「平湯の森」がまだ開いてなかったことかな。

これで穂高(奥穂、北穂、西穂、前穂)全て夫婦で登頂！
予定が空いた8月は何処へ行こうかな(^。^)