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記録ID: 346058
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ジャンダルム初挑戦 〜上高地より日帰りで〜

2013年09月19日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.9km
登り
1,776m
下り
1,761m

コースタイム

上高地バスターミナル5:20
河童橋5:25
岳沢登山口5:35
風穴6:00
岳沢小屋6:50-7:00
天狗沢
天狗のコル8:40-8:50
コブの頭9:45
ジャンダルム9:55-10:15
ロバの耳
馬の背
奥穂高岳11:00-11:30
穂高岳山荘11:50-12:15
ザイテングラート
涸沢小屋13:10-13:30
本谷橋14:20
横尾14:55-15:05
徳沢15:50
明神16:25-16:35
河童橋17:10
上高地バスターミナル17:15
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡第2駐車場利用
平日のためガラ空き

※上高地まで
行き:乗合タクシー
帰り:シャトルバス終了後で、17:25発新島々行きバスを利用
   沢渡の各バス停にも停車してくれます(降車ボタンを押す)
   この時期の最終は18:00発です

※沢渡駐車場 昨年までとの違い
 バスターミナルが新設され、その横に第3駐車場ができている
 そこに朝の乗合タクシーが来てくれるのか分からず、第2Pを利用
 第2P近くのバス停は「沢渡足湯公園」に名称変更
コース状況/
危険箇所等
●岳沢小屋〜天狗沢〜天狗のコル
・上部のガレ場の石や岩は、ほとんどが浮き石
・落石を起こさないように注意
・大きい石でも不安定に動き油断ならない
・天狗のコルが見えているのになかなか近づかない

●天狗のコル〜ジャンダルム〜奥穂高岳
・言わずと知れた日本最難関ルートの一部
・岩稜歩きの経験は必須で、クライミング経験があると尚良いと思う
・集中力とともに、体力と度胸もある程度必要かと・・・
・ペンキマークが薄かったり間隔が広い箇所がある
・鎖場が何ヶ所かあるが、鎖はしっかりと取り付けられていて安心
・鎖に頼っているときは、ザックの重みで振られないように

●奥穂高岳から穂高岳山荘への下り
・山荘に近づくにつれ急な下りになり、気が抜けない
・鎖場、ハシゴあり
・山荘の石畳に降りるまで気をつけて

●ザイテングラート
・涸沢が見えているのになかなか近づかない
・石を蹴飛ばして落石を起こさないように注意
早朝の河童橋を出発
あの上に行くんですね
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早朝の河童橋を出発
あの上に行くんですね
岳沢登山口
風穴
この時期、風は無しか・・・
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風穴
この時期、風は無しか・・・
岳沢小屋
天狗沢
ガレ場の登り
あのコルを目指します
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天狗沢
ガレ場の登り
あのコルを目指します
なかなか急で、足場が不安定です
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なかなか急で、足場が不安定です
近いようでなかなか着かない
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近いようでなかなか着かない
苦しんで、ようやく近づいてきました
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苦しんで、ようやく近づいてきました
コルの避難小屋
コルの分岐点
いよいよ最難関ルートへ
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コルの分岐点
いよいよ最難関ルートへ
岩陵の登りです
振り返ると笠ヶ岳
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振り返ると笠ヶ岳
縦走路の様子
天狗のコルからコブの頭までキツい急登が続きます
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縦走路の様子
天狗のコルからコブの頭までキツい急登が続きます
気をつけて行きます
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気をつけて行きます
上に人が見えます
ルートが分かると励みになります
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上に人が見えます
ルートが分かると励みになります
西穂方面
コブの頭に到着
目の前にジャンダルム
裏側から見るとこんな感じ
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コブの頭に到着
目の前にジャンダルム
裏側から見るとこんな感じ
ジャンダルム頂上へ行く道と縦走路の分岐点
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ジャンダルム頂上へ行く道と縦走路の分岐点
ついにジャンダルム頂上に到着!
やりました!
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ついにジャンダルム頂上に到着!
やりました!
奥穂〜吊り尾根〜前穂
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奥穂〜吊り尾根〜前穂
富士山と南アルプス
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富士山と南アルプス
北アルプス北部方面と槍様
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北アルプス北部方面と槍様
ジャンダルム直登コース?
下るのはやめておきました
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ジャンダルム直登コース?
下るのはやめておきました
降りてから信州側を巻いて進みます
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降りてから信州側を巻いて進みます
通過した後振り返ったジャンダルム
直登コース?には×印が
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通過した後振り返ったジャンダルム
直登コース?には×印が
ロバの耳
飛騨側を巻いて進み・・・
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飛騨側を巻いて進み・・・
ふと振り返るとジャンダルム
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ふと振り返るとジャンダルム
そして怒濤の下りです
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そして怒濤の下りです
下ったら、正面の壁を登り返します
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下ったら、正面の壁を登り返します
壁を登り切ると馬の背が現れます
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壁を登り切ると馬の背が現れます
馬の背の取り付き
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馬の背の取り付き
下から見上げた馬の背
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下から見上げた馬の背
ナイフリッジを進みます
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ナイフリッジを進みます
馬の背を登り切ると奥穂が正面に
まだまだ気が抜けません
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馬の背を登り切ると奥穂が正面に
まだまだ気が抜けません
振り返ってジャンダルム
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振り返ってジャンダルム
奥穂高岳頂上に到着
一安心です
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奥穂高岳頂上に到着
一安心です
穂高岳山荘へ向かいます
さよならジャンダルム
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穂高岳山荘へ向かいます
さよならジャンダルム
山荘まで下り
結構急です
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山荘まで下り
結構急です
穂高岳山荘
見事な石畳!
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穂高岳山荘
見事な石畳!
ザイテングラートを下ります
涸沢が見えているのになかなか近づかない
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ザイテングラートを下ります
涸沢が見えているのになかなか近づかない
涸沢小屋で休憩・・・
と言えば、ソフトクリーム
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涸沢小屋で休憩・・・
と言えば、ソフトクリーム
涸沢も相変わらず素晴らしい場所
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涸沢も相変わらず素晴らしい場所
横尾に到着
ここまで来れば一安心
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横尾に到着
ここまで来れば一安心
河童橋まで返ってきました
日帰り達成!
あの上まで行っていたんですね
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河童橋まで返ってきました
日帰り達成!
あの上まで行っていたんですね

感想

憧れのジャンダルムへの挑戦。
機会を伺っていましたが、8月後半から休みの度に悪天候で、延期していました。
そろそろ稜線は積雪の季節。
なんとかそれまでに達成できないかと思っていたら、台風一過で晴天続き。
有休をとり、ようやく挑戦できました。
ただし、日程の都合で1日だけの行程。

日帰りで・・・
色々参考にしてルートを考えましたが、岳沢経由天狗沢から登り奥穂を目指すのが良さそうでした。
下山は足が疲れているところへ重太郎新道の下りは怖いので、オーソドックスにザイテングラート、涸沢、横尾経由で。

最高の天候に恵まれました。
ジャンダルムからの眺め、360度の展望。
忘れられません。
今までに行った山がほとんど見え感動でした。

平日ということで、すれ違いや追い抜き・追い越されが少なく、良いペースを維持して進むことができました。
11:00には奥穂に到着することができました。
時間的に余裕ができるのは、日帰り登山では大きいことで、安全面でも気分的にとても楽になります。

登山を始めた2年前に奥穂から見たジャンダルム。
その時は別世界の岩といった感じでした。
そこに登れる日が来るとは思っていませんでした。
それもよくもまあ日帰りで・・・
一つ一つ経験を積んできて本当に良かったと思います。
天狗のコルから西穂方面はまだ未踏のままですが、またいつか挑戦したいと思います。

※下山後は膝周りの疲労がすさまじいです。


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コメント

参考になります
岳沢からコルまでの登り、
ガイドには詳細ありませんが登れるのですね。
ベストの天気とベストのコース
参考になりました。
2013/9/21 17:09
ひ、日帰りで!
3120mさん、こんばんは。

ジャンダルムって日帰りで行けるもんなんですか!?!  しかも岳沢からコルまで登ってしまうなんて考えた事すらなかったです
トレランシューズで行かれました?さすがマラソンで鍛え上げられたこその3120mさんだと改めて尊敬しました
2019/9/3 21:25
Re: ひ、日帰りで!
karuさん、こんばんは
ありがとうございます。

本当は奥穂-西穂も一気にやりたかったのですが、なかなか泊まりで行けず、この年に2分割で行いました。
当時は今よりも暇とお金?があったのか(笑)、アルプスの高峰ばかりを目指して燃えていたようです。
ジョガーとしての全盛期末期の頃でもあり、今よりも脚力がありましたね。
この年は夏後半の週末が雨ばかりだったので、痺れを切らして有休取って行ったのを覚えています。
靴は普通の重たい登山靴を履いていました。
スカルパのオレンジ色のセミワンタッチアイゼン対応のもので、片足700gほど。
ザックも32リットルの普通の登山ザックで、ヘルメットももっていきました。
そんな装備で今よりもいいペースで歩いていたのですから、ウルトラライト装備もいいけれど、基本はやはり体力と熱意だなあと思う次第です。
この時のルートは、下山は涸沢→横尾回りでした。
吊尾根経由重太郎新道は下りでの重大事故が多いので、疲れのくる後半は避けた次第です。
ザイテンは混んでいますが、涸沢まで下ってしまえば、後は高速道路ですね。
最終バスの時間との戦いで、重い登山靴で走ったりしていました(笑)。
槍ヶ岳を日帰りしちゃうkaruさんのペースなら、十分に回れると思いますよ。
2019/9/4 21:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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