春を背負いにw：蒼井優ちゃんと雷鳥に出遭う立山

2014年06月06日(金) 〜 2014年06月08日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 10.4km
• 登り: 978m
• 下り: 972m

コースタイム

08:28　雷鳥沢キャンプ場
10:53　一ノ越山荘（停滞）　12:16
13:32　雄山山頂　13:55
14:48　大汝山
14:58　大汝休憩所
15:15　富士ノ折立
15:58　真砂岳・大走り分岐
17:15　雷鳥沢キャンプ場

天候

6/6　曇りのち夜は雨
6/7　午前霧雨、12時から晴れ、15時から雨
6/7　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

6/6（金）の扇沢無料駐車場はガラガラ
6/8（日）は8割がた埋まってました

コース状況／危険箇所等

キャンプ場管理人さんによれば、どうやら6月がもっとも厄介な季節だそうで。
ザクザクな腐った残雪と浮石だらけの稜線上は、冬以上にキケンだとか。
確かに稜線上の岩場はグラグラな浮石だらけで歩きにくいったらなかった。
捻挫、落石、滑落防止のため歩行に集中力が必要！

＜雷鳥沢キャンプ場〜一ノ越＞
この時期のブル道は、山高地図のマル迷ポイントから西へと曲がり、登山道から外れて室堂山荘へ向かう。
そのため自力でトラバースルートを開拓。
霧・雨・風の急傾斜ルーファイはなかなかシビレたけど、滑落だけは気をつけながらひたすら左上を目指せば祓堂ルートにぶつかるとは思います。

＜一ノ越〜雄山＞
急登なので落石とルーファイミスに注意。
雪が解けて浮石だらけなのと、丸印や矢印の頻度がそれほど多くないため。

＜雄山〜大汝山＞
山頂直下のトラバース2ヶ所が超怖えぇです。
雪が腐っとるか凍っとるもんで、靴が食わんのです。
下りてから分かったんだけど、素直に分岐道を歩かず山頂神社の裏から岩場を這い降りた方が安全でしょう。
大汝山までの稜線にも腐れ雪トラバースがいくつかあるんで、怖えぇです。

＜大汝山〜富士ノ折立＞
大汝山直下から休憩所まで腐れ雪に埋まってるんでルートを考えなきゃいかんです。
それ以降は夏道。

＜富士ノ折立〜大走り分岐＞
キケン箇所なし。

＜大走り分岐〜雷鳥沢キャンプ場＞
分岐から5〜6分で腐れ雪の斜面となる。
尻セードで行きましょう！（＾＾）/
ただし左右の沢に流れないように。
また山高地図の「整備不良」ポイントあたりは急傾斜となりアイスバーンもあるため、尻セードやり過ぎ注意！

写真

6/6 13:20

6/6の長野道。
う〜む・・・

6/6 14:28

扇沢まで登ります。
天気、悪くないね。

6/6 14:57

無料駐車場はガラガラでしたよ。

6/6 15:00

もちろんトロリーバス乗り場もガラガラ。

6/6 15:00

室堂2450mは13.1℃。
暖け〜。
あれだけ降った今年のドカ雪も、ドンドン雪解け進んでます。

6/6 15:05

観光バスはともかく、有料駐車場に停めてる人はほとんど・・・

6/6 15:06

バスもほぼ貸切状態。

6/6 15:09

15時に出発〜

6/6 15:10

架線が電車的な風景。

6/6 15:19

法律的にもトロリーバスは「電車」なんだそうです。
下りは満員ですな。

6/6 15:28

黒部駅もガラガラ。

6/6 15:31

おれ、生後6ヶ月。

6/6 15:31

おれ、満1歳。

6/6 15:31

おれと黒部は同い年なんだな〜。

6/6 15:31

でも黒部はずいぶん立派だ。w

6/6 15:32

おれは小せぇな〜。

6/6 15:34

でかい黒部を渡っちゃる。

6/6 15:34

ちょ、右ムリ！

6/6 15:35

左オーライ。

6/6 15:36

誰もいないよ？

6/6 15:41

寂しい黒部ダムが終了。

6/6 15:42

どこも閑古鳥な時間帯。

6/6 15:44

計量です。
カズエモン15kg。
罰金片道500円。

6/6 15:45

おれ22kg＋1kg。
もちろん罰金片道500円。
10kg超過または50L超過の荷物は罰金です。w

6/6 15:47

次はロープウェイです。

6/6 15:51

最大斜度31度つったかな？

6/6 15:58

大観望（2316m）でロープウェイに乗り換え。

6/6 16:00

バイバイ黒部ぇ。

6/6 16:00

山な人はおれらだけだね。

6/6 16:07

最後はも一回トロリーバスね。

6/6 16:09

トロリーバスは国内にはもうこの2路線しか残っていないそうです。
ここだけはずっと残りそうだね。

6/6 16:12

えらく狭い道を上手に走ります。

6/6 16:16

はい到着〜。
この老夫婦は長崎から1週間以上かけてクルマで旅行してきたそうです。
どこまで、いつまで走り続けるかは気分次第だそうで。
羨ましいなぁ〜。

6/6 16:18

ガラ〜ンな室堂駅。

6/6 16:19

今朝は小雨、5℃、北西風2〜3m、稜線ガスですか。
朝はカチカチ・日中グズグズ、アイゼン・ピッケル・滑落注意ですな。

6/6 16:20

ここで登山届けを出しました。

6/6 16:38

外は・・・
曇りでぜんぜん寒くない。
悪くないね。

6/6 16:49

みくりが池。
まだほんの少し。

6/6 16:51

みくりが池温泉を左手に見ながら雪道と石畳を進みます。

6/6 16:51

みくりが池温泉の庭から大日三山を望む。

6/6 16:55

もちっと進むと観えてくる地獄谷。
硫黄臭くなってきます。
立ち入り禁止。

6/6 16:55

美しい稜線の大日三山。

6/6 17:03

お！
雷鳥くんじゃないか。
こんにちは、よろしくね。
雪解けが進んだからもうずいぶん黒くなってるね。

6/6 17:07

雷鳥荘越しに望む奥大日岳。

6/6 17:15

ここに優ちゃんが泊まってるって知ってたら、きっとこれ以降の行動が違っていたでしょうな。w

6/6 17:18

こんなに降りるの？

6/6 17:24

雷鳥沢キャンプ場も見えた！
テントはひと張り！w

6/6 17:25

雷鳥沢ヒュッテを回り込むのはメンドウなのでスキーリフト脇をまっすぐ下る。

6/6 17:31

着きました！
2泊2名で2000円ですな。

6/6 18:57

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！
担ぎ上げたスーパードライを雪に埋めて冷やしてたら、カズエモンがピッケルぶっ刺して噴出！
なんてことすんだよ〜。
重たかったのによ〜。（泣

6/6 18:57

ともかく日暮れ前に自宅完成。
今夜は向こうの1名と併せて3人だけです。

6/6 19:01

ガスとともに夕闇が迫る。

6/6 19:26

寒がり。

6/6 19:38

少し残ってましたw

6/6 19:39

美味そうな鍋をつくってくれたから、ビールピッケル事件は無罪とする！w

6/6 20:02

今夜の管理小屋は無人です。
了解！

6/6 20:22

寒いからこうやって熱燗飲んでると・・・

6/6 21:12

やたら近くなります。

恒例の、トイレチェ〜ック！w

6/6 21:13

清掃の行き届いたキャンプ場のトイレって嬉しいよね。

6/6 21:13

ナニ人？
火星人？

6/7 5:59

おい！起きろ！
雨上がってるぞ！

6/7 6:19

ひと晩中続いた風雨で、テントがバタバタバラバラひどくて、あんまり眠れなかったんす・・・
でも、やんでる！

6/7 6:47

お隣さんは一足早い決断で雷鳥沢を登って行きました、

6/7 7:06

よし、飯だ！
マーボー丼と・・・

6/7 7:06

カレー丼が朝ごはん。
辛くて元気出るね。

6/7 8:35

一ノ越を目指してブル道を南下。
青空も見えて嬉しくなったり。

6/7 8:59

ざくっざくっ！

6/7 9:24

山と高原地図の「迷」ポイントあたりからブル道を外れ、左の斜面を登り始めます。
地図にある夏道はまったく分かりませ〜ん。
雨も降ってきたからカッパね。

6/7 9:35

斜面がキツくなってきて、延々続くトラバースがおっかなくなってきたんでストックからピッケルにチェンジ。

6/7 9:49

背中に望む奥大日岳。

6/7 10:18

なんも見えない急斜面を延々とトラバース登り・・・

6/7 10:28

久し振りに人工物があった！
うれしい。
これが祓堂コースだろうな。

6/7 10:31

おれは少し離れててよく見えなかったけど、カズエモンによるとでかいキャメラとか三脚とか機材を背負った一群とすれ違ったらしい。
立山でムービーキャメラといえば・・・むむむ？！

6/7 10:31

そのとき稜線から「ひゃっほ〜〜〜〜！！」とバッカンの皆さん。
楽しそうだよね。

6/7 10:52

やっと稜線に届いたよ。
遠かった・・・

6/7 10:53

一ノ越山荘。
霧と風と雨がスゴイから一休みさせてもらおう。

6/7 11:11

ここもトイレは非常にキレイですね。
トイレチェ〜ック、失礼しますw

6/7 11:11

ありがとうございました。

6/7 11:27

ホットココアが胃に沁みますわ。

6/7 12:09

しばらく窓を見ながら休んでるとガスが飛んだ！

6/7 12:16

さっきまで山頂付近では強風とガスと雹で荒れ狂ってたそうだけど、急に風もガスも消えたぞ！
小屋で好天待ち停滞してた数名の同士はみんな弾けるような笑顔に。
風雨雹を押して無理やり登頂して下りてきた韓国のパーティーはその皮肉に恨めしそう。

6/7 12:24

よっしゃ！
ヤマテン予報を信じて、立山三山縦走、行くぜっ！

6/7 12:29

いやぁ〜、雪解け直後だから浮石ひどくて歩きにくいな〜。

6/7 12:42

ハァッ、ハァッ！
さすがに空気薄いね。

6/7 12:57

見えてきた雄山の山頂！

6/7 12:59

落石注意ね。
向こうは東一ノ越越しに望む後立山連峰。
スバリ岳、針ノ木岳かな？
すてき。

6/7 13:19

ホテル立山があんなに下になった。

6/7 13:32

よ〜し！
本日1峰目、雄山2991.6m！

6/7 13:32

でも山頂はアッチです。

6/7 13:33

後立山連峰。

6/7 13:33

槍穂高は見えませんなぁ。
右下のサル又のカールの雪渓は、2012年に日本初の「氷河」に認定されたんだってさ。

6/7 13:33

みくりが池越しに奥大日。

6/7 13:35

好天ありがとうございます。

6/7 13:36

立山雄山神社本宮に、歩兵第七連隊の落書き。
ばか者！

6/7 13:43

もう鳥居をくぐることができます。

6/7 13:55

着きました。

6/7 13:51

ついに山頂！
3003m。

6/7 13:52

うひゃひゃ！

6/7 13:46

お腹減りました・・・

6/7 13:46

小屋を10分ほど前に出発した先行の若い2人が、もう大汝山に取りついてる。
足が速いなぁ〜！

6/7 13:49

天候変化でおかしな数字になったんで高度計を合わせます。

6/7 13:59

じぇ〜〜〜っ！
大汝山に向かう雄山の山頂裏。
ここ、落ちたら間違いなくアレです。

6/7 14:01

超怖いっす・・・
ロープ持ってくるべきだった・・・

6/7 14:05

まだあんの？
うえ〜〜〜ん。
凍結してるし・・・

6/7 14:06

この山頂裏の崖を這い降りた方が安全な気がする。
失敗だ。

6/7 14:15

まだまだ安心できない。
浮石だらけ！

6/7 14:32

コイツも乗り越え大汝山へ！

6/7 14:32

ガスが出てきた。

6/7 14:34

じぇじぇじぇ〜〜〜〜っ！
こりゃまたおっかねぇトラバースだなぁ。
ここも滑落したら、もちろんアレです。
先行2名はずいぶん頑張ったなぁ。

6/7 14:36

雪腐ってるし。

6/7 14:39

やぁ。
きみは大汝の主かい？

6/7 14:39

おや、奥さんも一緒じゃないか。
仲良く卵を暖めてくださいね。
また赤ちゃん観に来るよ。w

6/7 14:43

主に出会えてうれしい気分のまま、間もなく大汝山。

6/7 14:46

山頂部はグズグズ雪。

6/7 14:47

だからズボーッと！w

6/7 14:48

本日2峰目！
大汝山3015m。
主峰じゃないけど立山最高峰。

6/7 14:50

だいぶヤラれてるカズエモン。

6/7 14:51

大汝休憩所に降りよう。
でも、ズボズボ怖いっす。

6/7 14:51

ありゃ、「すみれ小屋」（大汝休憩所）はまだぜんぜん埋まってますなぁ。

こうなるのは春じゃなくて夏なんだね。
6/14、公開！
https://www.youtube.com/watch?v=CJhNxs97n2c
https://www.facebook.com/haruseotte

6/7 14:58

物語の舞台をパスするのは、あまりに惜しい。
きっと、また来よう。
主題歌の山崎まさよしが美しく脳内ローテしちゃうよ。
https://www.youtube.com/watch?v=O8lffxKtKo4

6/7 15:13

富士ノ折立（2999m）は危ないんで登りません。
西側をトラバってかすめます。

6/7 15:14

ちょ、ここ降りるのは悩むね。

6/7 15:15

結局尻モチついて滑り落ちたカズエモン。w

6/7 15:16

ひばりの仲間かな？
あちこちでチュリチュリ鳴きながら飛び回ってたね。

6/7 15:35

また雨降ってきたよ〜。
めまぐるしく変わる山の天気。

6/7 15:43

折立の向こうに下れば大走りに抜けられるから、稜線をエスケープしよう。
晴れ待ちで時間も押したし、雨はツライ。

6/7 15:49

折立北側も浮石三昧な急下りです。
転倒注意！

6/7 15:55

内蔵助（くらのすけ）カールの雪渓も、2013年に「氷河」であると認定されましたとさ。

6/7 15:58

今回は真砂岳と別山をあきらめて、大走り経由で下山します。
楽しみにしてた剱岳の雄姿も終日ガスってて観えないし。

6/7 15:59

大走りはこっちね。

6/7 16:05

やぁ、きみらは大走りの主かい？
よろしく。

6/7 16:07

すぐに雪になるからアイゼン着けます。

6/7 16:21

で、ピックを雪に刺して尻セード〜！

6/7 16:22

きゃ〜〜〜〜〜っ！って喜ぶカズエモン。

6/7 16:27

あの谷底のキャンプ場まで尻セードすっぞ！w
速い速い！

6/7 16:38

ひょ〜〜〜〜っ！
すげー勢いで遅れを取り戻します。w
30分以上短縮できたね。

6/7 16:48

一番最後はものすご急だし、アイスバーンでピックが跳ねてすげぇ速度で落ちちゃったw（この右側ね）
大走りの最後は危ないんで歩きをオススメしまっす。

6/7 16:53

ここから斜度が緩いんで、ジャ〜〜〜〜ン！
ヒップソリ〜〜〜。

6/7 17:02

でも雪が腐っててズブズブ埋まって滑りませんでしたとさ。w
わざわざ持ってきたのに・・・

6/7 17:22

戻ってテント見ると、雨で周囲が20cmも掘られてテーブル状になってた。
寝てる間に転げ落ちそうだから、テント引越ししました。w

6/7 18:04

昼は行動食だけで昼飯食ってないから腹減ったねぇ。
でも土砂降りになってきたよ。
重たかったけどミニテーブル持って来てよかったなぁ。

6/7 18:36

今夜は鶏肉で柚こしょう鍋だ！
ビールとワインであっという間にグズグズになって沈没〜〜（＾＾

カメラも浸水…。

6/8 7:22

昨夜は風がなかったから雨音は激しかったけどワリと寝られたね。
朝飯は「山の棒ラーメン（カレー味）」、これ、大好き！

朝はさらにレンズに水が入ってボワボワに！

6/8 7:40

コーヒー沸かしてたら小降りになったよ。

6/8 8:26

雷鳥沢ヒュッテのブル。

6/8 8:27

空も明るくなってきた！
よし、撤収！

6/8 8:27

お片付け。

6/8 8:48

日が差してきた。
全部濡れてて荷物が重たいなぁ。

6/8 8:48

その格好じゃ暑いんじゃね？

6/8 8:52

お世話になった雷鳥沢野営管理所にご挨拶。
まだ管理人さんに会ってないしね。

6/8 9:09

愉快な管理人さんだった。
普段は常駐だそうです。
お世話になりました！

6/8 9:16

またレンズ曇っちゃった。

6/8 9:17

こりゃ登山な荷物じゃないよね。

6/8 9:27

ゲレンデ直登はキツイんで、今日は雷鳥沢ヒュッテ経由で戻ります。

6/8 9:41

それでもかなりキツイ急坂。

6/8 9:44

雷鳥沢と別山、またね。

6/8 9:45

昨夜、大雨が降ったからか、地獄谷の噴煙が盛大だ！

6/8 9:57

雷鳥荘越しの立山三山（富士ノ折立・大汝山・雄山）。
なんだか雷鳥荘前に人がたくさん集まってるな。

6/8 10:02

そこには有名人が何人もいた！
優ちゃん顔ちっちぇ〜、笑顔かわいーーー！
豊悦かっけーーーー！
松ケンちょんまげ着けてない。w

木村監督じゃないですか！
最新作「春を背負って」、必ず観に行きますよ！

6/8 10:03

嬉しいハプニングで疲れも吹き飛ぶね！

6/8 10:21

こんな素晴らしい山で撮影したんですね。

6/8 10:22

おれらはぼちぼち立山連峰の見納めだね。

6/8 10:37

今日のみくりが池は空を映して美しい。

6/8 10:38

おや、歩道脇に。
ぐぇ〜〜〜

6/8 10:39

人だかりができます。w
ぐぇ〜〜〜〜

6/8 10:47

さぁ、室堂まで登り続きで大汗かいたねぇ。

6/8 10:47

外国語な皆さんがワラワラいます。

6/8 10:55

確かに朝まで降ってました。

6/8 10:56

うって変わって日曜のロビーは大混雑。

6/8 11:06

トロリーも満席。

6/8 11:21

面白いのがあったから買ってみた。

6/8 11:22

大観望は辛口端麗でしたよ。

6/8 11:27

うはっ、人酔いしそう。
大声な外国語だし・・・
むり。

6/8 11:39

ひゃっほぅ！
クロベェ。

6/8 11:41

超満員！
日曜はとっとと下山するが正解。

6/8 12:16

3時間遅けりゃ、ここも怒涛の人波だろうね。

6/8 12:17

クロベェ。

6/8 12:19

明るいと雰囲気違うね。

6/8 12:22

赤牛岳かな？

6/8 12:36

ちょっとあり得ん工事風景の展示！

6/8 12:36

そーとーあり得んトレッキングコース！
おれムリ！

6/8 12:49

修学旅行の生徒たちで満席な上りトロリー。

6/8 12:59

やっとこ扇沢に到着〜〜。

6/8 13:11

無事に下りてきましたよ、フィーちゃん。

6/8 13:12

雪焼けしたなー。
ヒリヒリするよ。

6/8 13:39

大町の田園風景。
いいな〜〜。

6/8 14:36

ふっと寄った蕎麦屋。

6/8 14:29

ももはち。

6/8 14:15

そーとー美味いっす！
大ざる1050円也。

6/8 14:17

巨大海老の天丼、めちゃくちゃ美味いっす！！！
1050円也。
これはオススメ！

6/8 14:36

常磐町交差点の百八。
ここは覚えておこう。（＾＾

撮影機器：

iPhone 4S Apple

α NEX-5N SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

4

1/25,000地形図

1

コンパス

1

笛

1

保険証

1

飲料

2L

タオル

1

携帯電話

1

レインウェア

1

ダウンジャケット

1

冬ゲイター

1

手袋

1

スペア1

ストック

1

スノウバスケット

ビニール袋

1

替え下着

1

シュラフ

1

ザックカバー

1

カップ

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

2

ピッケル

1

アイゼン

1

テントシューズ

1

ヒップソリ

1

シュラフカバー

1

共同装備

テント

1

テントマット

1

ツェルト

1

ランタン

1

ガスストーブ

1

ガスカートリッジ

2

コッヘル（鍋）

一式

ファーストエイドキット

一式

医薬品

一式

ラジオ

1

カメラ

1

2Lプラティパス

1

山と高原地図

1

筆記具

一式

ライター＆マッチ

2

ナイフ

1

計画書

1

食器

一式

トイレキット

一式

レスキューキット

一式

エスビット

1

感想

whitepapa

梅雨入りしちゃったんだよね〜。
もう一週間早けりゃ抜群な青空と星空に出会えたんだろうけど。
それでも“神の2時間”とも思える、強風・雨・霧から一転した晴天のおかげで、立山三山を縦走することができた。
さらに、「ぜひ観たい！」と思ってた映画の監督やキャストやスタッフの皆さん、そして多くの雷鳥たちに出会えたのは、このスケジュールだからこそ。
おれらはラッキーだったんだ、と思う。




まさに「絵になるロケ地」、立山連峰。
ヘリを使わずキャストもスタッフも自らの脚でここまで登り、暮らし、そして撮ったんだと思うと「スゴイ」と思う。




そんな場所をタイムリーに歩くことができた幸運に感謝。




しかし、ものすご厳しい撮影だったんだろうなぁ〜。
ちなみに、木村大作監督の代表作品は、『八甲田山』、『復活の日』、『駅 STATION』、『火宅の人』、『鉄道員（ぽっぽや）』、『劔岳 点の記』。
錚々たるもんだ。
70代半ばとは思えない監督の気力迫力は見習わんといかん。

【6／6（金）】
平日だから扇沢の無料駐車場もアルペンラインもガラ空き。
天気は悪かったけど貸し切り感覚の移動が楽しめた。
雷鳥沢キャンプ場は幕営二張りのみ。
キャンプ料金は一人一晩500円也（トイレ使用料を含む）。
雪のキャンプでは、自爆の可能性があるため缶ビールを完全に埋めないようにね！w
鍋とビールと焼肉と熱燗で爆沈するも、一晩中風雨が激しくあまり眠れず・・・

【6／7（土）】
＜雷鳥沢〜一ノ越＞
朝方、風雨がやんで青空も。
朝飯かき込んで歩き始めたけど、一ノ越へ登り始めると同時に風雨霧が激しくなる。
踏み跡も視界もない雪の斜面を登り続けるのは勇気が要るね。
一ノ越山荘では同士数名が停滞中。
先ほど雄山登頂にチャレンジした先輩によると「猛烈な強風とデカい雹のため到底登れる状況じゃない」そうだけど、小屋泊まりらしい韓国の女性パーティーが賑やかに山頂から下りて来た。
しかしなぜか皆カッパじゃなくてポンチョ姿。
韓国じゃポンチョが標準雨具なんだろうか。
「あんな格好でよくまぁ登頂したもんだ。日本人なら登らないよ。命知らずな！」だそうで。
ガイドらしい男性もいたが、高山がない韓国ならではのガイドっぷりなんだろうか。
昨秋の中央アルプス韓国人パーティー遭難事件は韓国では報じられてないのかね？
と突然、ガスが晴れ風雨も止んだ。
しばらくはもちそうな空模様だったので縦走続行を決意し、先行2名に遅れて岩場に取り付く。

＜一ノ越〜雄山＞
「雪解け間もないこの時期は一年でもっとも歩きにくいんだ」とはキャンプ場の管理人さん。
稜線はザクザクの腐れ雪と浮石だらけの岩場が交互に現れ、アイゼン履きっ放しにできないのがツライとこ。
とはいえ雄山までは雪がないので、落石と浮石、そしてルートミスに気をつけながら登れば大丈夫。
北アルプス最北端の3000m級らしい素晴らしい遠望を堪能しながら、急登を楽しく登れる。

＜雄山〜大汝山＞
御山の本宮から少し戻って縦走路が伸びてるんだけど、この時期はそれキケン！
雪の急斜面を数箇所トラバースする必要があり、確保なしじゃちとヤバイ。
越えてから判ったんだけど、頂上本宮の裏手から崖を這い降りた方が安全だと思われ・・・。
その後も雪の急斜面トラバースが数箇所あり、緊張を強いられた。
大汝山手前の岩峰に雷鳥夫婦を発見！
奥さんは恥ずかしそうに岩場に隠れちゃったけど、旦那さんはいつまでも奥大日岳を雄々しく睥睨してたのが印象的だった。

＜大汝山〜富士ノ折立＞
大汝山頂を越えた直下に大汝休憩所があるんだけど、そこまでの夏道は雪に閉ざされてるからなるだけ安全なルートを探さなきゃ。
休憩所はまだ1階が雪に埋まった状態で、一服もかなわず。
「春を背負って」では“菫（すみれ）小屋”として物語が展開する舞台なんだけど、雰囲気だけでも味わいたかったなぁ。
その先は雪のトラバースや急坂もあるけど、おおむね歩きやすい岩場が続く。

＜富士ノ折立〜大走り分岐＞
折立からの急下りも浮石多く要注意だが、コル道に下りればもう安心。
本当は剱岳を間近に望むため別山まで歩きたかったんだけど、再び雨が降り出したし登りに時間がかかり過ぎたんであきらめよう。
大走りでエスケープ下山。

＜大走り分岐〜雷鳥沢キャンプ場＞
分岐から左へトラバースを始めるとすぐに雪が現れた。
そこからはなだらかな尾根を下るだけだから、左右の沢に落ちないように気をつけながら尻セードぉ！
単純に楽しいし、下山時間の短縮には最高だね！w
ただ、最後のダメ押しだけは急傾斜なんで気をつけて！
キャンプ場の手前で、お隣さんが雷鳥沢からテン場に下るのを発見。
どうやら剱岳に登ってたんだろうね。
終日ガスな剱岳の様子を訊いてみたかったけど、すぐに休んだようで話しかけられず。
今日は土曜だけどテントは4張りのみ。
昨夜と今日の雨でテントの周囲がごっそり20cmも掘り取られててまともに寝られそうになかったから、テントを引越ししたですよ。
この晩も土砂降りになったから、引越しは正解だったね。
鍋とビールとワインと熱燗で早々に撃沈！

【6／8（日）】
目が覚めたら小降り。
朝飯の間に雨は上がった。
やったね！
でも大量な酒が減って軽いはずのザックが、濡れたテントやウェアなんかでやたら重い。
だから室堂までの雪の登りがやたらキツかった〜！
だがそれを差し引いて余りあるハプニングが雷鳥荘の広場にあった。
「春を背負って」を観に行く前にわざわざ来た春の立山に、まさかの「春を背負って」の皆さんがいたんですわ！（驚
広報番組の撮影中だったから話すことも握手もできなかったけど、尊敬する木村監督やカワイイ優ちゃん、カッケー豊悦、大人っぽくなった松ケンに遭うことができた。
こんな幸運はなかなかないだろうね。
今週末の封切が楽しみ！
室堂駅周辺と駅の中は上ってきたばかりの観光客でごった返してた。
遊ばずに下山して正解だね。
もし昼過ぎまで室堂にいたら、下りはオバちゃんたちからもみくちゃにされること請け合い。w