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Yamareco

記録ID: 4832470
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

屋久島 宮之浦岳、永田岳 淀川登山口から白谷雲水峡

2022年10月20日(木) 〜 2022年10月22日(土)
 - 拍手
ちゃむ その他17人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
47:46
距離
29.2km
登り
1,743m
下り
2,490m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:53
休憩
0:00
合計
0:53
15:23
53
16:16
2日目
山行
8:49
休憩
1:59
合計
10:48
5:52
102
7:34
7:40
9
7:49
8:00
19
8:19
8:20
32
8:52
8:55
1
8:56
9:19
108
11:07
11:16
21
11:37
11:49
16
12:05
12:13
54
13:07
13:29
50
14:19
14:30
28
14:58
15:11
40
15:51
15:51
49
3日目
山行
7:34
休憩
1:55
合計
9:29
5:30
65
6:35
6:48
6
6:54
7:07
81
8:28
8:50
28
9:18
9:42
108
11:30
11:31
57
12:28
12:32
10
12:42
12:57
9
13:06
13:13
19
13:32
13:33
21
13:54
13:59
38
14:37
14:41
9
14:50
14:56
3
14:59
天候 1日目:曇り、2日目:曇り・ガスのち晴れ、3日目:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 飛行機
淀川登山口からスタート
下山は白谷雲水峡登山口
大阪空港からの直行便で屋久島空港に到着
2022年10月20日 13:05撮影 by  SO-53C, Sony
10/20 13:05
大阪空港からの直行便で屋久島空港に到着
昨年、雨で登頂を断念した宮之浦岳。今度こそ島の中心部まで登るぞ!今回は、よくお世話になるPツアーに参加しての再挑戦です。
2022年10月20日 13:13撮影 by  SO-53C, Sony
10/20 13:13
昨年、雨で登頂を断念した宮之浦岳。今度こそ島の中心部まで登るぞ!今回は、よくお世話になるPツアーに参加しての再挑戦です。
初日は、淀川小屋泊まりですのでタクシーで淀川登山口へ。
2022年10月20日 15:09撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/20 15:09
初日は、淀川小屋泊まりですのでタクシーで淀川登山口へ。
いきなり屋久杉も現れて雰囲気は満点です
2022年10月20日 15:36撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/20 15:36
いきなり屋久杉も現れて雰囲気は満点です
小屋までは1時間ほどでしたが、足慣らしに丁度良かった
2022年10月20日 15:46撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/20 15:46
小屋までは1時間ほどでしたが、足慣らしに丁度良かった
淀川小屋に到着
この日は小屋の中は我々のグループだけだったので快適でした
2022年10月20日 16:18撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/20 16:18
淀川小屋に到着
この日は小屋の中は我々のグループだけだったので快適でした
今回は、ツアーガイドさんが全部の食糧や燃料を運んでくださったのでホント楽でした。初日の夕食はちゃんぽんと餃子でした。
2022年10月20日 17:16撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/20 17:16
今回は、ツアーガイドさんが全部の食糧や燃料を運んでくださったのでホント楽でした。初日の夕食はちゃんぽんと餃子でした。
二日目は、行程が長いので暗いうちに出発です
2022年10月21日 05:44撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/21 5:44
二日目は、行程が長いので暗いうちに出発です
カメラの調子が悪く、いきなり小花之江河です。湿地になっています。
2022年10月21日 07:35撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 7:35
カメラの調子が悪く、いきなり小花之江河です。湿地になっています。
振り返るとガスの中に薄らと高盤岳の大きな岩がのぞきます。
2022年10月21日 07:36撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 7:36
振り返るとガスの中に薄らと高盤岳の大きな岩がのぞきます。
更に十数分進んだところにある花之江河。屋久島は水は豊富でこの辺りの流れでも十分飲めるそうです。
2022年10月21日 07:49撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 7:49
更に十数分進んだところにある花之江河。屋久島は水は豊富でこの辺りの流れでも十分飲めるそうです。
休憩していたら雄のシカが登場。みんなのカメラの的になりながら悠々と通過していきました。屋久シカは少し小ぶりのようです。
2022年10月21日 07:55撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 7:55
休憩していたら雄のシカが登場。みんなのカメラの的になりながら悠々と通過していきました。屋久シカは少し小ぶりのようです。
投石平。あいにくのガスの中です。
2022年10月21日 09:01撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 9:01
投石平。あいにくのガスの中です。
それでも時折ガスが薄くなって周囲の風景が見えました。黒味岳方面。岩交じりの特徴的な斜面が面白い。
2022年10月21日 09:05撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 9:05
それでも時折ガスが薄くなって周囲の風景が見えました。黒味岳方面。岩交じりの特徴的な斜面が面白い。
クリオ岳付近で見かけたヤクシマリンドウ。屋久島の固有種だそうです。
2022年10月21日 09:27撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 9:27
クリオ岳付近で見かけたヤクシマリンドウ。屋久島の固有種だそうです。
栗生岳(1,867m)。ずっとピークを縫うように歩いてくるのでこれが最初のピークです。
2022年10月21日 11:12撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 11:12
栗生岳(1,867m)。ずっとピークを縫うように歩いてくるのでこれが最初のピークです。
山頂の岩の隙間を入った石室に設けられた祠。宮之浦岳や永田岳、他にも数カ所で祠を見ることできま、古い時代からの信仰を感じさせました。
2022年10月21日 11:14撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 11:14
山頂の岩の隙間を入った石室に設けられた祠。宮之浦岳や永田岳、他にも数カ所で祠を見ることできま、古い時代からの信仰を感じさせました。
右手の岩の隙間の奥に祠が有ります。
2022年10月21日 11:15撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 11:15
右手の岩の隙間の奥に祠が有ります。
ガスの中、宮之浦岳への最後の登りです。
2022年10月21日 11:33撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 11:33
ガスの中、宮之浦岳への最後の登りです。
宮之浦岳(1,935m)に登頂です。見下ろして撮られると少し登頂感が薄れますね。雨は降っていませんが、風が強いので少し下にある祠の近くで休憩しました。
2022年10月21日 11:39撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 11:39
宮之浦岳(1,935m)に登頂です。見下ろして撮られると少し登頂感が薄れますね。雨は降っていませんが、風が強いので少し下にある祠の近くで休憩しました。
焼野三叉路。ここから永田岳への道が左に分かれます。
2022年10月21日 12:12撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:12
焼野三叉路。ここから永田岳への道が左に分かれます。
荷物をデポして永田岳まで往復3kmのピストンです。
2022年10月21日 12:17撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:17
荷物をデポして永田岳まで往復3kmのピストンです。
かかっていたガスが晴れてきて、
2022年10月21日 12:19撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:19
かかっていたガスが晴れてきて、
あっという間に永田岳の全貌が現れてくれました。青空も見えます。
2022年10月21日 12:20撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:20
あっという間に永田岳の全貌が現れてくれました。青空も見えます。
シャクナゲのトンネルを潜ります。
2022年10月21日 12:38撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:38
シャクナゲのトンネルを潜ります。
さあ、愈々登るぞ
2022年10月21日 12:45撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 12:45
さあ、愈々登るぞ
山頂近くは岩だらけ
2022年10月21日 13:08撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:08
山頂近くは岩だらけ
永田岳。こちらも山頂は大岩ですので標識が一番奥の下の方にあります
2022年10月21日 13:15撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:15
永田岳。こちらも山頂は大岩ですので標識が一番奥の下の方にあります
永田岳山頂からは残念ながら雲に隠れて宮之浦岳を始めとした奥山の数多くのピークの姿は望むことができなかった
2022年10月21日 13:20撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:20
永田岳山頂からは残念ながら雲に隠れて宮之浦岳を始めとした奥山の数多くのピークの姿は望むことができなかった
山頂周辺の風景。石庭の感じが良いです。もう少し周囲のガスが晴れてくれると良いのですが。それでも右奥には海が見えているようです
2022年10月21日 13:21撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:21
山頂周辺の風景。石庭の感じが良いです。もう少し周囲のガスが晴れてくれると良いのですが。それでも右奥には海が見えているようです
それでも永田岳からの下山途中、どうしてもガスが取れなかった宮之浦岳の斜面が少し見えてきて
2022年10月21日 13:35撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:35
それでも永田岳からの下山途中、どうしてもガスが取れなかった宮之浦岳の斜面が少し見えてきて
ほぼピークと思われる輪郭が見られた一瞬です
2022年10月21日 13:46撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:46
ほぼピークと思われる輪郭が見られた一瞬です
降りてきた永田岳
2022年10月21日 13:51撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 13:51
降りてきた永田岳
永田岳。右の方の岩はネマチという名前が付いているようです
2022年10月21日 14:11撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:11
永田岳。右の方の岩はネマチという名前が付いているようです
焼野三叉路近くから宮之浦岳を見上げる。これもガスがきれた瞬間です。
2022年10月21日 14:17撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:17
焼野三叉路近くから宮之浦岳を見上げる。これもガスがきれた瞬間です。
分岐まで戻ってきました。ここから宿の新高塚小屋までは3kmです。
2022年10月21日 14:20撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:20
分岐まで戻ってきました。ここから宿の新高塚小屋までは3kmです。
平らな石が多い所という平石。前方に平石岩屋が見えます。笹に覆われた斜面に岩が点在する特徴的な風景です。
2022年10月21日 14:43撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:43
平らな石が多い所という平石。前方に平石岩屋が見えます。笹に覆われた斜面に岩が点在する特徴的な風景です。
振り返ると永田岳とネマチがかっこいい。ガスが取れてよかった。
2022年10月21日 14:48撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:48
振り返ると永田岳とネマチがかっこいい。ガスが取れてよかった。
平石岩屋への登り
2022年10月21日 14:58撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 14:58
平石岩屋への登り
平石岩屋。ここの岩陰にも祠が有ります。
2022年10月21日 15:03撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 15:03
平石岩屋。ここの岩陰にも祠が有ります。
紅葉をする樹は少ないようですが、ナナカマドやヒメシャラなどがほんのりと色づいていました。この頃からまたガスがかかってきました。
2022年10月21日 15:10撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 15:10
紅葉をする樹は少ないようですが、ナナカマドやヒメシャラなどがほんのりと色づいていました。この頃からまたガスがかかってきました。
坊主岩。春に登った大崩山にも似たような岩が有りました。
2022年10月21日 15:48撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 15:48
坊主岩。春に登った大崩山にも似たような岩が有りました。
2日目の宿泊地、新高塚小屋に到着しました。10時間を越える長い行動でした。
2022年10月21日 16:39撮影 by  SO-53C, Sony
10/21 16:39
2日目の宿泊地、新高塚小屋に到着しました。10時間を越える長い行動でした。
この日は、荒川から上がってきた別のグループなども一緒でしたので小屋はほぼ満員でした。
2022年10月21日 17:34撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/21 17:34
この日は、荒川から上がってきた別のグループなども一緒でしたので小屋はほぼ満員でした。
翌日は、縄文杉の方向に歩くことになります。
2022年10月21日 17:35撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
10/21 17:35
翌日は、縄文杉の方向に歩くことになります。
3日目も暗い時間から行動開始。7時前に高塚小屋に到着しました。
2022年10月22日 06:48撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 6:48
3日目も暗い時間から行動開始。7時前に高塚小屋に到着しました。
縄文杉
2022年10月22日 06:58撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 6:58
縄文杉
上の展望台からの縄文杉。確かに立派です。
2022年10月22日 07:01撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 7:01
上の展望台からの縄文杉。確かに立派です。
こちらは少し下った別の屋久杉。名前は大王杉だったかな。
2022年10月22日 07:43撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 7:43
こちらは少し下った別の屋久杉。名前は大王杉だったかな。
ウィルソン株の手前辺り。ガスの切れ目の奥に覗くのが宮之浦岳だそうです。
2022年10月22日 08:03撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 8:03
ウィルソン株の手前辺り。ガスの切れ目の奥に覗くのが宮之浦岳だそうです。
こちらも右端が宮之浦岳。左の方に投石岳、安房岳、翁岳。この山はホントにガスがなかなか切れてくれない。
2022年10月22日 08:04撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 8:04
こちらも右端が宮之浦岳。左の方に投石岳、安房岳、翁岳。この山はホントにガスがなかなか切れてくれない。
お馴染みのウィルソン株のハートマーク。ギリギリ入った。
2022年10月22日 08:41撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 8:41
お馴染みのウィルソン株のハートマーク。ギリギリ入った。
大株歩道入口でトロッコ軌道道に合流。
2022年10月22日 09:22撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 9:22
大株歩道入口でトロッコ軌道道に合流。
暫し、軌道敷きを歩きます。
2022年10月22日 09:42撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 9:42
暫し、軌道敷きを歩きます。
軌道からも宮之浦岳(右奥)、翁岳(左)を望むことができました。
2022年10月22日 09:47撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 9:47
軌道からも宮之浦岳(右奥)、翁岳(左)を望むことができました。
2022年10月22日 09:47撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 9:47
橋もわたります。ここは今でもトロッコが現役で走るそうで、骨折などの大怪我をした時などの搬送に使ったりするそうです。
2022年10月22日 10:35撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 10:35
橋もわたります。ここは今でもトロッコが現役で走るそうで、骨折などの大怪我をした時などの搬送に使ったりするそうです。
三代杉で昼食休憩を取って、楠川別れから辻川峠、太鼓岩まで約300mを登り返します。
2022年10月22日 11:31撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 11:31
三代杉で昼食休憩を取って、楠川別れから辻川峠、太鼓岩まで約300mを登り返します。
峠近くにあった大きな石室。数十人は収容できそうな広さが有りました。
2022年10月22日 12:24撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 12:24
峠近くにあった大きな石室。数十人は収容できそうな広さが有りました。
辻川峠から太鼓岩を目指します。
2022年10月22日 12:31撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 12:31
辻川峠から太鼓岩を目指します。
雲の切れ目に宮之浦岳(右)と翁岳(左)が見えました。
2022年10月22日 12:44撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 12:44
雲の切れ目に宮之浦岳(右)と翁岳(左)が見えました。
太鼓岩まで上がると凄い高度感で展望が開けました。先ほどまで歩いていた安房川沿いの大株林道が左下に見えます。
2022年10月22日 12:44撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 12:44
太鼓岩まで上がると凄い高度感で展望が開けました。先ほどまで歩いていた安房川沿いの大株林道が左下に見えます。
辻川峠へ戻って白谷へ下ります。武家杉、公家杉辺りでしょうか。
2022年10月22日 13:26撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 13:26
辻川峠へ戻って白谷へ下ります。武家杉、公家杉辺りでしょうか。
苔生す森
以前はもののけ姫のモデルとかでもののけの森と称した時が有ったそうですが、著作権の関係もあってか今は「苔生す森」という標識が出ていました。
2022年10月22日 13:47撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 13:47
苔生す森
以前はもののけ姫のモデルとかでもののけの森と称した時が有ったそうですが、著作権の関係もあってか今は「苔生す森」という標識が出ていました。
確かにシシ神や可愛いコダマが出てきても良さそうな雰囲気はありますが、ここだけでなく周辺はどこでも同じような感じでした。
2022年10月22日 13:50撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 13:50
確かにシシ神や可愛いコダマが出てきても良さそうな雰囲気はありますが、ここだけでなく周辺はどこでも同じような感じでした。
二股になったくぐり杉
2022年10月22日 14:04撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 14:04
二股になったくぐり杉
さつき吊橋を渡れば終点は近いです
2022年10月22日 14:44撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 14:44
さつき吊橋を渡れば終点は近いです
飛龍おとし
去年雨の時に来たときは真ん中の岩なんかが見えないほどの水量で流れ落ちていました
2022年10月22日 14:51撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 14:51
飛龍おとし
去年雨の時に来たときは真ん中の岩なんかが見えないほどの水量で流れ落ちていました
そして登山口に到着です。全員事故もなく縦走しました。お疲れ様でした。
2022年10月22日 14:59撮影 by  SO-53C, Sony
10/22 14:59
そして登山口に到着です。全員事故もなく縦走しました。お疲れ様でした。

装備

MYアイテム
ちゃむ
重量:-kg

感想

昨年の8月に来ながら折からの大雨予報で宮之浦岳登山を断念した屋久島にリベンジの再上陸。
今回は、ほぼ同じコースながら何から何までお膳立ての揃ったツアーでの参加だった。天候的には雨はなさそうな予報で、空港から淀川登山口へ移動、1日目の宿である淀川小屋へ向けて足慣らしの登山を開始した。小屋は我々18人だけの利用だったので広々と快適に使うことで来た。
2日目は行程の長さも考慮してまだ暗い5時50分に出発。明るくなってきたころには花之江河を通過した。ただ、残念ながら朝からかかっている霧はなかなか晴れず周囲の山も瞬間的に見えることが有ってもすぐにガスに隠れるという始末だった。
そんな状態が宮之浦山頂までずっと続き、宮之浦岳そのものをずっと眺めることなく山頂に到着した。この日は気温も高く東風で上昇気流がガスを巻き上げていたものと思われる。屋久島特有なんでしょうね。
宮之浦岳を越えて焼野三叉路から永田岳へのピストンに出る頃から明るくなってきて周囲の風景が見えるようになり、正面に永田岳が姿を見せてくれた時は、全員で歓声を上げた。笹やシャクナゲなどの低木の中に大きな石が点在する風景は独特でなかなか面白い。その一方で宮之浦岳の方はピーク付近のガスがなかなか晴れようとしないのももどかしかった。
永田岳は新日本百名山にランクされているらしくなかなかに重厚な感じの山である。登れば宮之浦岳を始めとした屋久島の数多くのピークが望めるのだろうが、この日は残念ながらガスに巻かれてその殆どを目にすることができなかった。
諦めて下山を始めたころに徐々にガスが上がっていき宮之浦岳の斜面が現れ、何度かガスが薄れた瞬間に山頂の輪郭を含めた全貌を拝むことができた。
焼野の分岐まで戻って平石、坊主岩などを見て二日目の宿泊地の新高塚小屋に到着した時は既に5時近い時間になっていた。永田岳のピストンの2時間が利いた感じではあるが、それに値する景色を見せてくれたので大満足であった。
3日目も暗いうちから歩きだし、縄文杉やウィルソン株を見物しながら下山するが、その頃から荒川の登山口から登ってくる登山者とのすれ違いが多くなり待ち合わせに随分と時間を取られた。何故、早くに出発するかというのが不思議だったのだが、このすれ違いによる渋滞を避ける意味だったんだと後で気づいた。
大株林道を降り切り、軌道敷きを楠川別れまで4kmほど歩く間も時々宮之浦岳や翁岳を望むビューポイントが有るのだが、これらはガイドが居なければ知らずに通り過ぎていたんだろうと思う。
楠川別れから辻川峠までは凡そ250mの登り返し、なかなかしんどいがこの後の太鼓岩からの絶景が待っていることを思えば頑張り甲斐は有る。岩の絶頂に立つと小杉谷を挟んで凄い高度感で向い側には縦走してきたルートが一望できるのだろうが、この日は雲に遮られてそれはならなかったが、僅かに雲の切れ目から宮之浦岳の山頂(と思しきもの)と翁岳は確認することができた。
太鼓岩までは白谷雲水峡から上がってくる登山者も多くいて、白谷小屋を経由しての雲水峡までの下山はなかなか賑やかなものになった。

今回の宮之浦岳登頂によって南アルプスから西側の日本百名山は全て登ることができた。以前から関西から西側の百名山制覇というのが目標だったが、ようやく実現することができた。
先ずは古希の祝いということにしておきましょう。
それにしても今回のツアー参加者は殆ど65歳以上だったのには驚いた。まだまだ自分も頑張らねばならないと痛感させられた。

【2022年の山行 37回目】
 今回の歩行距離:27.7km 2022年の累積距離:569.8km
  1日目:1.5km、2日目:13.2km、3日目:13.0km
 今回の累積標高:2,257m 2022年の累積標高:49,237m
  1日目:127m、2日目:1,228m、3日目:902m

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コメント

こんにちは。

鹿児島からフェリーで屋久島に向かっています。今夜は淀川小屋に泊まり、明日は同じルートを縦走するつもりです。

chsmchsnさんと同じ感動を味わおうと思っています。

この後、開聞岳、韓国岳を登り、同じく関西以西の百名山は終わりです。

昨晩、レコをみてびっくりしました。
とりあえずです。
2022/10/25 10:09
chokusenさん、こんにちは。
ホント、奇遇ですね。晴れていてもなかなかガスが取れてくれない厄介な山ですがそれだけに展望が開けたときの感動は最高です。良い山旅になることを祈っています。
2022/10/25 10:13
chamchanさん
こんにちわ ベニバナヤマシャクヤクの観音峰でお会いしたcicsです。
屋久島レコを懐かしく拝見しました。永田岳から見る景色は特別な感動だったこと今も記憶に焼き付いてます。
Pツアー、私も年に数回利用させてもらってます🙂。
バッタリご一緒するかもしれないですね、楽しみです
2022/10/25 16:38
cicsさん、こんにちは
見て頂いてありがとうございます。
Pツアーは、私も四国、九州、北海道など遠い山へ行く時に活用させてもらっています。お会いできると嬉しいですね。
cicsさんも観音峰以来フォローさせていただき、楽しくレコを拝見しています。
先日の谷川岳も私が学生の頃に何度か歩いたことが有ってとても懐かしく拝見しました。この季節、紅葉がとてもきれいで感動されたことでしょう。
また、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。
2022/10/25 16:59
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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