薬師岳

2022年09月11日(日) 〜 2022年09月15日(木)

• GPS: 20:50
• 距離: 30.2km
• 登り: 3,299m
• 下り: 2,331m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:45

11:20 折立
12:30 12:30 青淵三角点
13:45 13:55 五光岩ベンチ
14:20 14:40 太郎平小屋
15:05 薬師峠

2日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:20

7:25 薬師峠
8:00 8:00 薬師平
8:40 8:55 薬師岳山荘
9:30 9:50 薬師岳
10:30 10:40 北薬師岳
11:50 12:00 間山
12:45 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:45

8:10 スゴ乗越小屋
8:40 8:40 スゴ乗越
10:30 10:40 越中沢岳
12:10 12:20 鳶山
12:55 五色ヶ原山荘

4日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 2:15
• 合計: 7:10

6:20 五色ヶ原山荘
6:45 6:45 ザラ峠
7:40 8:00 獅子岳
9:25 9:45 浄土山南峰
10:05 10:15 一の越山荘
10:55 11:05 立山室堂山荘
11:25 12:30 みくりが池温泉
12:45 12:55 室堂ターミナル
13:30 立山高原ホテル

天候

11日＝晴れのちガス、12日＝晴れ時々ガス、13日＝晴れ、14日＝晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

立山9:27〜有峰口10:20(富山地鉄)
有峰口10:20〜折立11:15(富山地鉄バス)

写真

9/11 11:26

折立から登山道へ。三泊四日の道のりがスタート

9/11 14:40

太郎平着。十字路を左、薬師岳方面へ

9/11 14:59

今夜の宿営地、薬師峠を見下ろす

9/11 15:57

テン場の一番端に設営。この日は30張りほど。思った以上に多い

9/11 17:36

初日ディナーはハンバーグカレー

9/12 5:27

一夜明けて雲ノ平方面の雲海

9/12 9:17

2日目、めざす薬師岳山頂が姿を現す

9/12 9:28

避難小屋跡を通過、稜線から振り返ると薬師岳中央カールが見事

9/12 9:32

山頂の薬師堂めざし登っていく

9/12 9:38

着いた！けどガスで展望は今ひとつ…

9/12 10:05

北薬師への稜線から振り返る。ガスに見え隠れする薬師山頂

9/12 10:07

今回一番の難所。北薬師への稜線

9/12 12:46

こぢんまりしたスゴ乗越小屋。テン場は歩いて3分ほど

9/12 14:21

広いテン場に独りぼっち

9/12 16:02

小屋の向こうに間山

9/13 8:09

右からスゴの頭、越中沢岳、さらに左奥に鳶山。3つのピークを越えていく

9/13 9:20

スゴの頭から越中沢岳を望む

9/13 10:37

越中沢岳山頂から鳶山方面を望む。右奥に五色ケ原と今夜の宿、五色ケ原山荘が見える

9/13 12:14

鳶山山頂から五色ケ原を望む

9/13 12:47

五色ケ原山荘は近い

9/13 12:57

着きました。最後の夜は屋根の下で寝ます

9/14 5:16

夜明け前。後ろ立山連峰の朝焼けが美しい

9/14 6:52

出発。ザラ峠まで降りる

9/14 7:20

獅子岳へ一気の登り。見下ろす五色ケ原の奥に薬師岳

9/14 7:56

獅子岳山頂から立山方面。360度の好展望

9/14 9:06

浄土山への急登。立山カルデラが一望に

9/14 9:24

浄土山の肩。ここまで来ると「帰ってきた」感が

9/14 9:30

好天で剱岳がよく見える

9/14 9:43

立山(雄山)。浄土山の肩から見るのが一番カッコいい、と思う

9/14 11:12

一ノ越経由、室堂平まで降りてきた。みどりが池から見る雄山

9/14 11:22

大日連峰

9/14 13:04

チングルマロードから立山高原ホテルへ

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

ヘッドランプ 懐中電灯 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 山岳保険加入者証 保険証 飲料 ティッシュ ウエットティッシュ 手ぬぐい タオル 手袋 携帯電話 予備バッテリー 熊鈴 雨具 防寒着 ストック カメラ 双眼鏡 時計 高度計 温度計 ツエルト ザックカバー バーナー ガスカートリッジ コッヘル はし 糧食 帽子 サバイバルシート サバイバルキット ホイッスル ライター ナイフ 下着 靴下 サングラス レジャーシート まな板 シュラフ マット グラウンドシート

感想

隼鷹

奇跡のような4日間の好天に恵まれた。1日目、2日目は雨こそ降らなかったもののガスの襲来で必ずしも好展望とはならなかったが、北アルプスの女王と呼ばれる名峰・薬師岳の稜線を歩くだけでテンションUP。ガスで視界が悪い中、踏み跡のたどりにくい岩稜帯をたどるのは精神的にも足も疲れたけれど、スリリングな経験だった。

厳しいアップダウンの多いこのコース、3泊4日の余裕あるスケジュールを組んだのは正解だった。歩きとおした達成感は大きかった。

ただ、このエリアだけなのかもしれないが、トイレ、水場などテン場の施設の使い勝手の悪さはいただけない。これだけ利用者が多いにもかかわらず、施設が古いまま手を入れられず使われている。これは勝手な想像だが、施設管理が民間任せになっているのではないか。行政など公共団体が施設管理にかかわる可能性を探れないものだろうか。

しかし、全体的には登山道はよく整備されていて、しっかり地図を読みこんでいれば、道迷いの心配はまずないであろう。これは関係者の努力のたまものであり、本当にありがたい。感謝したい。