ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 485236
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳周回コース 〜扇沢より時計回りで〜

2014年07月26日(土) 〜 2014年07月27日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.1km
登り
2,193m
下り
2,191m

コースタイム

7/26
扇沢5:25
大沢小屋6:30-6:35
針ノ木大雪渓始点7:05-7:15
針ノ木大雪渓終点8:20-8:30
針ノ木小屋9:00-9:45
針ノ木岳10:35-10:50
スバリ岳11:50-12:00
赤沢岳13:25-13:35
鳴沢岳14:25-14:35
新越山荘15:10

7/27
新越山荘4:30
岩小屋沢岳5:05-5:10
種池山荘6:15-6:40
柏原新道
登山口8:20
扇沢8:30
天候 7/26 快晴
稜線上が暑く、水分をよくとる自分は、2.5リットルが足りなくなりそうでした
7/27 曇り後雨 稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢 大町市営無料駐車場を利用
0:20頃に到着時は9割程度の入りでした
コース状況/
危険箇所等
●扇沢〜大沢小屋〜針ノ木大雪渓
・心地よい樹林帯の道
・途中、舗装された林道と出会います

●針ノ木大雪渓
・雪歩き初心者にとっては、雪質が程よい固さで安定していました
・雪山入門用に買って、結局使っていなかった12本爪アイゼンを初使用
・雪質の良さもあって食いつきがよく、歩きやすかったです
・雪渓が終わると夏道となり、もうしばらくのがんばりで針ノ木小屋です
※落石注意
・50cmほどの岩が、雪渓のコース上ど真ん中をハイスピードで転がってきました
・突然音もなく現れ、先行の方の「ラク!」で気づきました
 それがなかったら危なかったと思います(前方注意ですね・・・)
・結局その落石は、他の大岩にぶつかり、自分の50mほど上で止まりました

●針ノ木小屋〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘
・稜線からは黒部湖越しに剱、立山の眺めが最高です
・人は少なめと聞いていましたが、本当にそうでした
・ガレ場ザレ場の部分的に険しいアップダウンを繰り返すハードな道です
(後半バテました)

●新越山荘〜岩小屋沢岳〜種池山荘
・それまでと比べると歩きやすかったと思います
・崖っぷちを行く場所が何カ所かあります

●柏原新道
・よく整備された歩きやすい道です
その他周辺情報 ●新越山荘
・こじんまりとした、感じの良いきれいな小屋でした
・窓から見る剱岳方面の夕焼けがきれいでした

●下山後の温泉
「薬師の湯」露天風呂で、以前ミツバチにたかられたことがあり、他の温泉を開拓
近くの「上原(わっぱら)の湯」へ
きれいな公共施設です
露天風呂はありませんが、登山の汗を流すだけなら十分です
食事処はありませんが、大広間でくつろぐこともできます
扇沢を出発
アルペンルートではありませんがね
1
扇沢を出発
アルペンルートではありませんがね
奥に登山口があります
1
奥に登山口があります
快晴ですね
稜線までもってほしい
2
快晴ですね
稜線までもってほしい
まずは心地よい樹林帯
2
まずは心地よい樹林帯
しばらくで大沢小屋登場
1
しばらくで大沢小屋登場
針ノ木大雪渓始点
2
針ノ木大雪渓始点
鯉のぼりがルートの目印です
1
鯉のぼりがルートの目印です
下を見ると少し怖い
1
下を見ると少し怖い
この上で落石を目撃
止まって良かったです
音もなく怖かった
1
この上で落石を目撃
止まって良かったです
音もなく怖かった
雪渓終点
右側の夏道を少々で針ノ木峠です
2
右側の夏道を少々で針ノ木峠です
針ノ木峠到着
後立山方面
鹿島槍
北と南が明確に分かれています
3
鹿島槍
北と南が明確に分かれています
何と富士山まで
南アルプスが見えると嬉しい
1
南アルプスが見えると嬉しい
針ノ木小屋
槍様
相変わらず整った形
1
槍様
相変わらず整った形
穂高も
ジャンダルムもなんとなく分かります
1
穂高も
ジャンダルムもなんとなく分かります
爺ヶ岳
なだらかで優美な形です
1
爺ヶ岳
なだらかで優美な形です
針ノ木岳へ向かいます
右奥がピークかな
1
針ノ木岳へ向かいます
右奥がピークかな
途中で剱岳登場
ザレ場、ガレ場の登り
1
ザレ場、ガレ場の登り
薬師岳?
頂上、近いようで遠いね
1
頂上、近いようで遠いね
ようやく到着
高瀬ダムが見えます
1
ようやく到着
高瀬ダムが見えます
意外と広い頂上より
立山、剱
2
意外と広い頂上より
立山、剱
五色ヶ原?
黒部ダム湖も鮮やかです
4
黒部ダム湖も鮮やかです
次に目指すスバリ岳
1
次に目指すスバリ岳
ガレ場注意
ダム湖に遊覧船が
2
ダム湖に遊覧船が
蓮華岳
こちらもまたいつか
1
蓮華岳
こちらもまたいつか
素晴らしい斜面
ジグザグの急登
これは偽ピークだったような
2
ジグザグの急登
これは偽ピークだったような
以外と険しい道です
2
以外と険しい道です
コマクサ発見
群落でした
スバリ岳到着
ズバリじゃなくてスバリでした
1
スバリ岳到着
ズバリじゃなくてスバリでした
針ノ木峠と蓮華岳
バテてきましたが、少しは進みましたよね
1
針ノ木峠と蓮華岳
バテてきましたが、少しは進みましたよね
針ノ木岳を振り返ります
1
針ノ木岳を振り返ります
次に目指す赤沢岳
ちょっとしたキレットのような道ですね
1
次に目指す赤沢岳
ちょっとしたキレットのような道ですね
遠くに新越山荘が見えます
1
遠くに新越山荘が見えます
すばらしい稜線ルートです
1
すばらしい稜線ルートです
縦走はいいですね
1
縦走はいいですね
鞍部まで下りました
1
鞍部まで下りました
赤沢岳まで以外と遠いな
1
赤沢岳まで以外と遠いな
崖っぷちの場所
岩場の急登
ハードですね
1
岩場の急登
ハードですね
ようやく赤沢岳頂上
標識が痛んでいて可哀想ですね
1
ようやく赤沢岳頂上
標識が痛んでいて可哀想ですね
剱がずっと友達のように併走してくれます
2
剱がずっと友達のように併走してくれます
扇沢もクリアに見えます
1
扇沢もクリアに見えます
ガレ場の下りは要注意
1
ガレ場の下りは要注意
お次は鳴沢岳
ぐるりと回り込みながら登って頂上です
1
ぐるりと回り込みながら登って頂上です
新越山荘が近くなってきました
コースタイムであと30分です
1
新越山荘が近くなってきました
コースタイムであと30分です
歩きやすくなってきました
1
歩きやすくなってきました
が、まだまだ急下り
1
が、まだまだ急下り
気が抜けません
剱の辺りは雲がとれてきました
1
剱の辺りは雲がとれてきました
今回の旅、時期的にお花が咲き誇っていました
1
今回の旅、時期的にお花が咲き誇っていました
新越山荘に到着
バテましたが、無事たどり着けて嬉しいです
1
新越山荘に到着
バテましたが、無事たどり着けて嬉しいです
夕食は2回転の2回目でした
味噌汁も美味しかったです
1
夕食は2回転の2回目でした
味噌汁も美味しかったです
針ノ木大雪渓と針ノ木峠
あそこを登ったんですね
1
針ノ木大雪渓と針ノ木峠
あそこを登ったんですね
立山方面に沈む夕陽と剱
2
立山方面に沈む夕陽と剱
今日歩いてきた稜線が輝いています
1
今日歩いてきた稜線が輝いています
喫茶室メイプルより
1
喫茶室メイプルより
夕焼けの始まり
きれいです
こんなのはなかなか見られない
頭に焼き付けて
1
こんなのはなかなか見られない
頭に焼き付けて
いつまでもきれいな夕焼けでした
3
いつまでもきれいな夕焼けでした
2日目
強風です
天候急変で怪しい雲
1
2日目
強風です
天候急変で怪しい雲
出発です
前線通過よりも早く稜線を通過しよう
1
出発です
前線通過よりも早く稜線を通過しよう
不気味な雲間に朝焼けの空
3
不気味な雲間に朝焼けの空
爺ヶ岳方面が朝焼け
5
爺ヶ岳方面が朝焼け
鹿島槍の上に分厚い雲
1
鹿島槍の上に分厚い雲
強風の中稜線を進みます
1
強風の中稜線を進みます
剱方面の下部だけ朝日があたります
1
剱方面の下部だけ朝日があたります
岩小屋沢岳頂上
崖っぷちの場所がいくつかありました
1
崖っぷちの場所がいくつかありました
蓮華岳はまだ見えています
1
蓮華岳はまだ見えています
種池山荘が見えてきました
1
種池山荘が見えてきました
樹林帯をアップダウンしながら進みます
1
樹林帯をアップダウンしながら進みます
これが種池?
種池山荘到着
ここで雨になりました
朝食後カッパ着用
1
種池山荘到着
ここで雨になりました
朝食後カッパ着用
稜線から下山開始です
1
稜線から下山開始です
雨の中、柏原新道を進みます
1
雨の中、柏原新道を進みます
素晴らしい虹が出ていました
4
素晴らしい虹が出ていました
登山口です
駐車場までは車道を少々登っていきます
1
駐車場までは車道を少々登っていきます
久しぶりの北アルプスの山旅
無事終了です
1
久しぶりの北アルプスの山旅
無事終了です

感想

以前、立山から黒部湖越しに眺め、形の良さが印象に残った山
それが、針ノ木岳でした。
その後、縦走が好きになるにつれ、針ノ木小屋〜種池山荘の稜線もいつか歩いてみたいと思っていました。

縦走には、つらいアップダウンはつきもので・・・
それが醍醐味でもあり楽しいのですが・・・
実際に歩いてみると、このコースもなかなかハードでした。
快晴で、この先進んで行く稜線はずっと見えています。
これを進んでいくのか・・・
各ピークごとにガレ場、ザレ場のアップダウンを繰り返して行きます。
ピークに着いた!と思うと、実は手前の偽ピーク・・・なんてことも数度。
宿泊予定の新越山荘が時折見えても、道のりは長かったです。

扇沢起点の時計回り周回コースだと、昭文社地図ではコースタイム15時間余り。
早月や黒戸と同程度の所要時間なら・・・と、
最初は日帰り挑戦も頭に浮かびました。
しかし、標高2000m以上の山は10ヶ月ぶり。
トレーニング不足で、おそらく体ができていません。
今回はせっかくの機会なので、1泊としました。
結果的には新越山荘まででバテバテ。
もうそれ以上は無理でした。(元々、予約してあったんですけどね(笑))
15時間コースでも登って下るピークハントとは違いますね。
稜線上ではアップダウンでペースが上がらず、コースタイム維持がやっとでした。
ヤマレコなどを拝見していると、同じコースを日帰りで行かれたり、初日に種池山荘まで進まれたりする方もありますが、感心してしまいますね。
先人の皆さんのレコには、とても勇気づけられております。

2日目は前線通過の影響か、天候急変。
強風&雨となり、寄り道予定だった爺ヶ岳にも登らずそそくさと下山。
しかし、1日目は1日中文句なしの快晴。
午後もガスに巻かれることがありませんでした。
左側にはずっと、剱岳・立山が併走していく感じで見え続けていました。
夜になっても、小屋の窓からは剱・後立山などの展望を楽しむことができました。
全般的にこのコースは人も少なめ。
落ち着いた雰囲気のもと、最高の山歩きを楽しむことができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:929人

コメント

お疲れ様でした
同一行程で登りはじめの時間も一緒でした。26日は本当に天気が良く眺望も最高でしたね。2日目はちょっと残念でしたが。お疲れ様でした。
2014/7/29 8:43
Re: お疲れ様でした
sayoshida 様
同一行程だったのですね。
ご丁寧にありがとうございます。
しかし、私よりなかなかのハイぺースで、健脚でいらっしゃいます。
26日の晴天は本当に最高でした。
こちらこそお疲れ様でした。
2014/7/29 17:25
お疲れさまでした!
3120mさん

数年前に同ルート(針ノ木小屋泊)を歩きましたよ。
針ノ木岳からの360度展望、縦走路からの立山&剱岳展望は圧巻でしたね。
2014/8/7 0:45
Re: お疲れさまでした!
こんにちは
あのコース、晴れていると最高ですね。
アップダウンは結構ありますけどね。
今年は、体力面がだらしなくてバテバテで・・・

黒戸、頑張られたようですね。
JINさん、さすがですよ。
2014/8/7 17:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら