黒菱から唐松岳ピストン 朝焼けに大満足！

2014年09月15日(月) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,376m
• 下り: 1,376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:26

3:50 黒菱駐車場
4:46 4:47 八方池山荘
5:32 5:33 八方山
5:55 6:10 八方池
7:07 7:12 扇雪渓
7:21 7:30 丸山
8:16 8:19 唐松岳頂上山荘
8:30 8:54 唐松岳
9:06 9:22 唐松岳頂上山荘
9:57 10:03 丸山
10:12 10:15 扇雪渓
10:57 11:00 八方池
11:12 11:14 八方山
11:37 11:40 八方池山荘
12:16 黒菱駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒菱駐車場
　　普通車約200台止められるそうです。
　　県道322号から白馬ハイマウントホテル方面に進み林道を登っていきます。
　　駐車場までは舗装路ですが、1~1.5車線の道幅狭い道が続くので走行注意。
　　http://www.happo-one.jp/green/trekking/kurobishi.html

トイレ
　　黒菱駐車場にあるカフェテリア黒菱1階にあります。深夜も使用可能でした。

写真

9/15 4:59

ナイトハイクの甲斐あり、八方池山荘上部で夜明けのショーが始まりました。
街の明かりと始まったばかりの朝焼けが同居しています

9/15 5:00

地平線と雲のわずかな隙間。
太陽が隠れてしまわないよう、祈ります

9/15 5:14

登山道コース上部は進入禁止のため、木道コースを進みます。
夜明け前のダイナミックな変化を楽しみながら登っていきます

9/15 5:16

五竜岳もうっすらピンクに染まってきました

9/15 5:21

ピンク色の空に奥秩父、八ヶ岳、富士山、南アルプスのシルエットが浮かぶ

9/15 5:22

幻想的な光景が続きます

9/15 5:24

朝焼けが木道に反射して輝いている

9/15 5:25

早起きして登って来た甲斐があった。
素晴らしい光景に感動！！

9/15 5:27

朝焼けに染まる五竜岳と鹿島槍

9/15 5:31

木道コースで素晴らしい朝焼けに感動。
でも、ふと気づくと白馬三山方面が稜線の影になっている！
急いで石神井ケルンまで駆け上がり、パチリ。
モルゲンロートのピークはもしかしたら逃したかも。。。

9/15 5:31

そして、地平線と雲のわずかな隙間から日の出を拝むことができました。
この日、まともに太陽が姿を現したのはこの一瞬。あとはずっと雲に隠れてしまいました

9/15 5:32

そして、モルゲンロートもスーっと消えてしまいました

9/15 5:43

八方ケルンは曇り空で残念顔

9/15 5:49

八方池手前の分岐。
山はバッチリ見えるものの、曇り空

9/15 5:49

八方池方面の木道に進みます

9/15 5:55

八方池到着。
左周りは通行禁止。
右手に進みます

9/15 5:58

ノコンギク

9/15 5:59

タムラソウが一輪。
茶色に枯れているのはクガイソウかな？

9/15 6:06

定番スポットで定番写真
早朝のため、人もいなくて静かです
風もほとんどなくいい感じで反射してました

9/15 6:08

青空じゃないのが残念！
次回のお楽しみにとっておきましょう

9/15 6:15

八方池を振り返ってパチリ。
まだ人も数人しかいません。
これが、帰りには、、、後半の写真をご覧ください

9/15 6:16

歩き易い尾根道を進みます

9/15 6:17

岩場の天狗尾根と手前の緑の尾根の対比がいい感じ。
二年前に来たときは天狗尾根に雲がかかり、手前の尾根の紅葉が終わりかけてました。
いつか紅葉最盛期の時期に来てみたい

9/15 6:18

完全にうす雲がかかって、晴れる気配がありません

9/15 6:19

でも澄んだ空気のおかげで遠くの山々のシルエットが美しく、富士山まで見える。
ガスに巻かれるよりずっとまし、と前向きに考える

9/15 6:26

タカネマツムシソウ

9/15 6:28

立派なダケカンバの木
このあたりから灌木帯に入ります

9/15 6:28

二年前は紅葉のトンネルでしたが、今回は緑のトンネル

9/15 6:30

白い幹と緑のコントラスト

9/15 6:31

木々の合間から望む鑓ヶ岳

9/15 6:35

ハクサンタイゲキはいち早く紅葉してました

9/15 6:36

タムラソウ

9/15 6:39

オニアザミ

9/15 6:42

尾根の左側を巻くように進むので、五竜岳、鹿島槍の展望が良いです

9/15 6:47

扇雪渓近辺まで多くの花が咲いてました
タムラソウ

9/15 6:48

カライトソウ

9/15 6:49

ハクサンシャジン
別名（タカネツリガネニンジン）

9/15 6:55

ハクサンボウフウとダイニチアザミ？

9/15 6:57

ミヤマシシウド
立派な開き具合でかなりの存在感を放ってました

9/15 7:01

ミヤマキンポウゲ

9/15 7:01

クロトウヒレン

9/15 7:03

ヤマハハコ

9/15 7:03

ミヤマアキノキリンソウ

9/15 7:08

残りわずかな扇雪渓。
融けきらずに冬を迎えるのかな

9/15 7:10

この辺りの木はみんな弓なり

9/15 7:12

ベニバナイチゴの実

9/15 7:18

灌木帯を抜け、ふたたび尾根道へ

9/15 7:26

丸山ケルンに到着

9/15 7:27

天狗尾根の断崖が目の前です

9/15 7:27

不帰キレットも良く見える

9/15 7:28

鹿島槍ヶ岳が五竜岳の影に入ってきました

9/15 7:28

眺めの良い尾根道が続きます

9/15 7:33

薄日が差して、ちょっとだけ立体感がでました

9/15 7:34

唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳一望

9/15 7:37

いい感じに色づいた黄葉と白馬三山

9/15 7:49

オヤマノリンドウ

9/15 7:51

雄大な峰々にばかり目が行ってましたが、、、

9/15 7:52

突然、ライチョウが登山道を横切りました！
クマザサの間から首を突き出して周囲の様子をうかがってます。
また登山道に出てこないかと、しばらく待ちましたがクマザサの中に去って行ってしまいました

9/15 7:55

五竜岳アップ。
どっしりとした存在感あります

9/15 7:55

登りが続きますが、こんな尾根歩きなら苦にならない

9/15 8:05

こんな絶景ポイントを過ぎると、、、

9/15 8:04

木の足場が見えてきます

9/15 8:09

あんまり足元を凝視すると余計怖くなる。
ここはサクッと渡りましょう

9/15 8:14

左側は切れ落ちてますが、歩き易い道なので高所恐怖症の私でも恐怖感ありませんでした

9/15 8:16

唐松岳頂上山荘が見えてきました

9/15 8:18

ツルタテとご対面。
今回はやや雲が多め

9/15 8:19

そして、目指す唐松岳。
左に流れ落ちる斜面が美しい

9/15 8:22

結構近そうに見えるけど、ここから頂上までが意外にキツイ

9/15 8:31

ツルタテに薄日が差して、少しだけ輝いてました

9/15 8:34

唐松岳頂上に到着！
山頂標と三角点、それから不帰ノ嶮をバックに

9/15 8:36

もう一つの山頂票はツルタテをバックに

9/15 8:35

不帰ノ嶮、白馬三山方面。
これは険しい！！でも、いつか歩いてみたい

9/15 8:37

五竜岳に続く稜線。
こう見ると、結構アップダウンのある道のり。
二年前に歩いた時は雲に隠れて、どこを歩いているのかまったく分からなかった。
いつか視界の良い時にもう一度歩きたい

9/15 8:39

唐松岳山頂から見た唐松岳頂上山荘

9/15 8:44

どっしりした佇まいの五竜岳

9/15 8:44

五竜岳アップ。
そのすぐ右奥に槍ヶ岳が見える

9/15 9:08

唐松岳頂上山荘横の稜線にも行ってみました。

9/15 9:11

ここからの朝日もきっと素晴らしいだろう

9/15 9:11

まだ八ヶ岳・富士山・南アルプス見えてます

9/15 9:12

唐松岳と山小屋。
このアングルはやっぱりいいですね

9/15 9:24

眺望や花を楽しみながらのんびり下ることにします

9/15 9:36

タテヤマリンドウ
この場所でしか見ることが出来なかった

9/15 9:56

ミネカエデの黄葉

9/15 10:07

ナナカマド。
これから赤く染まってくるのかな

9/15 10:20

シロバナハナニガナ

9/15 10:25

ミヤマトリカブト

9/15 10:37

オンタデ。
黄色に色づき始めています

9/15 10:41

ハッポウアザミ

9/15 10:48

コウメバチソウ

9/15 10:54

八方池まで下りてきて人の多さにびっくり！
登山装備ではない一般の観光客も結構います

9/15 11:01

ちょうど良い位置にタカネマツムシソウが咲いていました

9/15 11:03

この光景が見られるのなら、ここまで来る価値はありますね

9/15 11:17

木道脇に咲くオニザミ

9/15 11:18

シモツケソウ

9/15 11:20

五竜岳方面に雲が湧いてきました

9/15 11:26

クガイソウ

9/15 11:27

シナノオトギリ

9/15 11:35

八方池山荘から見る白馬三山。
スキーシーズンに見る雪景色の方が迫力があるかな。

9/15 11:40

ノコンギク

9/15 11:44

タテヤマウツボクサ

9/15 11:47

時間も体力もあるのでリフトを使わずトレッキングコースで下山します

9/15 11:49

イワショウブ

9/15 11:53

こちらも見慣れた角度。
カフェテリア黒菱まで滑り降りたらあっという間なのに。
数か月後にやってくるスキーシーズンに思いを巡らせながら下山しました

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

前回の常念岳・蝶ヶ岳がロングコースでヘロヘロになった反動で、今回は短めのコースに気持ちが傾きました。あと、登りでへばって森の中で夜明けをむかえてしまったのが心残りだったのもあって、森林限界上で夜明けをむかえられる場所として、八方尾根から唐松岳ピストンを選択。2年ぶりにこのコースを歩くことにしました。

麓からゴンドラ・リフトを利用すると夜明けには間に合わない。そこで黒菱からナイトハイクでスタート。で、期待通り稜線上で夜明けをむかえ、予想以上の素晴らしい朝焼けを見れて大満足！
あと暗いうちからスタートしたおかげで、人混みも避けられたし。頑張って早起きした甲斐がありました。

昼間の曇り空は残念だったけど、眺望や花を眺めながら、ゆっくり、のんびりの山行を楽しめました。