関西遠征その7 二上山〜葛城山 師走の大縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 690m
コースタイム
天候 | 曇り一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
葛城山ロープウェーにて下山 その後近鉄バスで御所駅 近鉄で二上神社口駅 徒歩で道の駅 |
写真
感想
この師走に関西の方に行ってきました。
関西遠征1 葦毛湿原
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関西遠征2 猿投山
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関西遠征3 金華山
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関西遠征4 三上山(近江富士) そこに山があるから
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関西遠征おまけ 天保山 日本で二番目に低い山を見下ろす展望台
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関西遠征5 愛宕山 風情ある雪景色
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関西遠征6 六甲山 ロープウェー山頂駅より散策
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関西遠征7 二上山〜葛城山 師走の大縦走
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関西遠征8 金剛山 大晦日に散歩
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きつい日とゆるい日を交互に過ごしている。今日はきつめのトレイルを予定している。そう、大阪に来たからにはダイヤモンドトレイルを歩いてみたかったのだ。
で、どこを歩くのかと・・・。いろいろ考え、花の百名山である二上山から葛城山という選択をしたのだ。葛城山は知っていたが、二上山は全く知らない山だ。でも、実際に見てみるとなかなか形の良い山だと思う。ヶして高くはないし大きくもないが、地元の人たちがこぞって登るような山なのであろう。
そもそも読み方を私は間違っていた、「ふたかみやま」とずっと読んでいたのである。PC変換でも「ふたかみやま」としか出てこない。しかし、実際の読み方は「にじょうさん」である。しかし、昔の大和言葉ではやっぱり「ふたかみやま」だったようである。何やらややこしい山だ。
地勢的にはこの山から北を生駒山地とよび、ここから南を金剛山地と呼ぶ。火成岩やサヌカイトなどが多いのでどうやら昔は火山だったようだ。そうであろう、見事な成層火山に見える。
當間寺、二上神社などが祀られ、大津皇子の墓所も作られた。大津皇子はどうも24歳で帝に対し謀反の疑いをもたれ自害を余儀なくされたようである・・・。自分は24歳の時何してたっけなあ・・・。
朝からそんな登山口から登る、どうやら木の食べた串揚げがまだ腹の中に入っている、こういう日は一回汗を出し切らないと本調子にならない、1時間後ぐらいであろう。結局、山頂で水分補給をし、足も快調になってくる。そしてここから縦走路に入る。
ダイヤモンドトレイル、名前がいいね。しかし、名前とは裏腹に、細かいアップダウンが多く、しかもそのほとんどを木の階段であるため、自分の歩幅で歩くことができない。微妙にリズムを狂わされる。
しかし、結構頻繁にある葛城市のキャラクター蓮花ちゃんの笑顔に癒されながら着実に前に進む。地形図が書いてあるのがいいですね。
葛城山まで6.8kmという看板にたどり着く。あと7km近くか・・・。ただただ無心に歩き続ける。眺望もないし、花も咲いていない、風も吹いていない、静寂の中たまに音がするのは誰かのカウベルや鈴の音、あいさつの声。微妙に標高を上げているのはわかる。
葛城山は900mを超えている。2日前に登った愛宕山は雪景色だった。葛城山はどうであろうか、半分期待しながら歩いていく。
葛城山は暴風でした。山頂は何もない吹きっ晒しだ。あっという間に山頂表示、三角点、唯一見えた金剛山を撮影して降りてくる。トイレ前のベンチに来るともう風はない、先客2名が昼食をとりながら山談義に花を咲かしている。私が買ったおにぎりは、ご飯が半分凍っていた。それを砂を噛むように腹の中に入れた。
ロープウェー駅から近鉄までのバスがあり、近鉄で道の駅近くの駅まで行くことができることは知っていた。ただ、問題は連日の登山で足があまり残っていないのだ、ロープウェーに乗るか、1時間半歩いて下山するか迷う、山談義している人にこれまでの話をして、ロープウエーで降りるか歩くか悩んでいるということを伝えると。「おうおう、そんなに歩いたんだったらロープウェーでいいんじゃないの」という答え、なのでロープウェーで降りることにしたのだ。
で、ロープウェーに行くと、ちょうど出たばっかり。30分待ち。仕方がないのでロープウェーの中で待たせてもらう。あとから来た方と山談義に興じる。大阪市平野区から来た方で葛城山や金剛山をホームにしておりよく登りに来るのだそうだ。そして、今年は雪が少ないので、ロープウェーもすいているが、雪が降りそりが楽しめるようになると家族連れがこぞって登るのだそうだ。
そして、金剛に行くんだったら雪が少ない今がいいと勧めてくれた。
ロープウェーを降りバス停に向かうと15分前に出たばっかり、そして50分待ちなのだ。2つ合わせて待ち時間が1時間20分とは・・・しかも暖房が入る待合所がない。寒風の中ホットコーヒーを頬にあて暖をとり0分待った。ああ、バスの中が暖かかったことこの上ない。
かくして、バスと近鉄で車を置いてあった道の駅に戻ってきたのでした。
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