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記録ID: 571502
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ハイキング
東海

関西遠征3  金華山  岐阜の名城に向けて登る

2014年12月26日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
367m
下り
367m

コースタイム

日帰り
山行
1:48
休憩
1:17
合計
3:05
11:38
49
スタート地点
12:27
12:27
5
12:32
12:52
54
13:46
14:43
0
14:43
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
近くに有料駐車場がたくさんある。(500円)
コース状況/
危険箇所等
行きは「馬の瀬」、結構な急登である。地元の登山者によると年に10人ほどが滑落するとのこと。
帰りは「めい想の小径」、一番ゆるい道であるがそれでも結構な傾斜があった。
運動靴で登っている人が多かったが、あれば登山靴が望ましいと思う。
近くの有料駐車場に車を停めましょう。
近くの有料駐車場に車を停めましょう。
まずは、瞑想のこみちを上がっていきます。その後烏帽子岩から「馬の背」登山道に入る予定です。
まずは、瞑想のこみちを上がっていきます。その後烏帽子岩から「馬の背」登山道に入る予定です。
上の方にお城が見えますね。
上の方にお城が見えますね。
パスカル「人間は考える葦である」
パスカル「人間は考える葦である」
ゆるやかに登っていきます。
ゆるやかに登っていきます。
魯迅「もともと地上に道はない」
魯迅「もともと地上に道はない」
はい、烏帽子岩に到着しました。
はい、烏帽子岩に到着しました。
老人・幼児には無理です・・・。
老人・幼児には無理です・・・。
岩を登ります。
ただただ、登ります。
ただただ、登ります。
ずっと急です。登山靴持ってくれば良かった・・・。
ずっと急です。登山靴持ってくれば良かった・・・。
ひたすらに登ります。
ひたすらに登ります。
ようやく建造物が見えてきました。
ようやく建造物が見えてきました。
再建された岐阜城、織田信長の居城でしたね。
再建された岐阜城、織田信長の居城でしたね。
お城時計、ザビエルによって日本に持ち込まれ、それを模倣してたくさんの時計が作られたそうである。
お城時計、ザビエルによって日本に持ち込まれ、それを模倣してたくさんの時計が作られたそうである。
そして、ここが金華山山頂になります。
そして、ここが金華山山頂になります。
お城の上の展望台より。
お城の上の展望台より。
岐阜市街方面
北東方面
奥には雪が積もった山が・・・。中央アルプスでしょうか。
奥には雪が積もった山が・・・。中央アルプスでしょうか。
木曽川方面
さて、降りましょうか。
さて、降りましょうか。
北方面、どかんとした大きな山だ。木曽御嶽?
北方面、どかんとした大きな山だ。木曽御嶽?
くだりは、緩やかに・・・。
くだりは、緩やかに・・・。
親鸞「遇し難しくて いま遇うことを得たり」
ちなみに「遇す」とは「もてなす」と読みます。
親鸞「遇し難しくて いま遇うことを得たり」
ちなみに「遇す」とは「もてなす」と読みます。
ここまでくれば、もう大丈夫だ。岩はない。
ここまでくれば、もう大丈夫だ。岩はない。
シェークスピア「なんというすばらしい傑作だ 人間という奴は!」
シェークスピア「なんというすばらしい傑作だ 人間という奴は!」
ガリレオ「それでも地球は動いている」
ガリレオ「それでも地球は動いている」
ユネスコ憲章「心の中に平和のとりでを」
ユネスコ憲章「心の中に平和のとりでを」
シラー「君の運命の星は君自身の胸の中にある」
シラー「君の運命の星は君自身の胸の中にある」
石垣ですね。このような組み方は室町中期っぽいですね。
石垣ですね。このような組み方は室町中期っぽいですね。
都市景観100選だそうです。
都市景観100選だそうです。
日本庭園がありましたね。
日本庭園がありましたね。
結構こういう風景好きなんです。
結構こういう風景好きなんです。
板垣退助の暴漢に刺されたのがここ岐阜、板垣退助遭難の碑が立っています。
板垣退助の暴漢に刺されたのがここ岐阜、板垣退助遭難の碑が立っています。
下から見上げる岐阜城。
下から見上げる岐阜城。
城下にある岐阜市歴史博物館です。結構堪能させていただきました。
城下にある岐阜市歴史博物館です。結構堪能させていただきました。

感想

 この師走に関西の方に行ってきました。
関西遠征1   葦毛湿原
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-571838.html
関西遠征2   猿投山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-571608.html
関西遠征3   金華山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-571502.html
関西遠征4   三上山(近江富士) そこに山があるから
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-569857.html
関西遠征おまけ  天保山  日本で二番目に低い山を見下ろす展望台
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-570728.html
関西遠征5   愛宕山  風情ある雪景色
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-568818.html
関西遠征6   六甲山  ロープウェー山頂駅より散策
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-568902.html
関西遠征7   二上山〜葛城山  師走の大縦走
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-568980.html
関西遠征8   金剛山  大晦日に散歩
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-569236.html

 本日2つ目の山である。この山に登って見たいと思っていた理由は3つある。一つは知り合いのおばあちゃんが戦争時代岐阜に疎開しており、「金華山だけはたくさん登った」「私が登ったことがあるのは金華山だなぁ」と常に言っていたこと、「それはよかったねえ」「行ってみたいなあ」という会話をいつもしていたこと。
 次は、ある山行記録で、金華山の4つのの登山串をすべて通って2登する記録を読んだこと。
 それと、実は私はロープウェーでここに来たことがある。日本百名城登城に挑戦していたころである。とにかく時間がもったいないので(1日は4つ5つは普通に行く)ロープウェーで登り、展望を撮影してまた下がっていった。で、来るなら次は登ってきたいと思っていたのだ。

 で、4つの登山道のうち3つは急登りであるので、楽な登山道はくだりにして登りは「馬の背」を行くことにした。
 看板には、「老人・幼児には無理です」と書かれているが、幼児も登っていた。近くの地元登山者に話を聞いたところ、3日前にも滑落して大けがを負った人がいるらしい。年間10人ぐらいは滑落し、1人程度は死に至るのだという。特に下りに多く急なところでも前向きに降りてきて滑ってしまうのだという。「ここを下るのであれば場所によっては後ろ向きに下らなきゃならないよ」というアドバイスを受けた。
 と、ここにきて登山靴じゃなくてスニーカーで来たことに気づいたのである。登山靴だったら全然大丈夫であろう、でもスニーカーでここを下るのは厳しいかもしれない。
 結局、登りは「馬の背」帰りは「瞑想の小径」を行くことにした。

 確かに、馬の背はきつかった。でも結構ズック靴とかで登っている人も多かった。老人・幼児もいた(幼児の定義はわかるが、老人の定義ってなんだろう・・・)。
 とにかく両手も駆使して登る登る。息をつきながら登る登る、1時間もかからない道だ、でも今日2山目なのもあって結構筋肉にきている。
 そんな中、人工物が見えた時の喜びは・・・。ああ、山頂かぁ。

 さて、この地に岐阜城ができた。1201年にこの地に二階堂氏が砦を築いたのがこの城の始まりとされている。濃尾平野を見下ろし、木曽川や長良川の水利を抑えた要害の地である。
 1400年代から斎藤氏がこの地の守護となり治めることになるが、長井氏の謀反によりいったんは斎藤氏が没落する。その後斎藤道三による下剋上により、再び斎藤氏が治めることになる。
 1567年、織田信長は斎藤氏を滅ぼしこの地を「岐阜」と改め、発展させる。その後、織田信雄、池田氏、豊臣氏が城代を務めることになる。
 1601年、家康による天下統一後、信長のような天下人がまた現れることを忌み嫌い、この城を廃城にした。
 その後、明治時代に復興店主ができて、観光地となった。日本百名城にも選ばれておりたくさんの観光客が訪れるようになった。

 その後、展望台から写真を撮り、おにぎりを一つ食べ、下山する。
 この登山道のユニークな点は、偉人の名言が所々に見られる点である。面白いですね、この言葉から「瞑想」にふけってくださいということなのでしょうね。
 
 その後下ってきてから岐阜公園内を散策し、岐阜市歴史博物館を見学する。板垣退助が暴漢に刺されたのはここだったんですねえ。と妙に感動する。(予定していなかったですから・・・)
 次の日は滋賀県の三上山を予定している、結構な距離を運転せねばならない、関ヶ原でカレーを食べ、暗い中琵琶湖沿いを南下していった。

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