【1日目:上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高岳往復】
紅葉目当てに、涸沢を経て奥穂高岳を目指します。上高地バスターミナルから歩き始めると、
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10/3 7:00
【1日目:上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高岳往復】
紅葉目当てに、涸沢を経て奥穂高岳を目指します。上高地バスターミナルから歩き始めると、
わずかで河童橋へ。吊尾根の上空には雲ひとつない青空が広がり、紅葉見物に期待は高まります。
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10/3 7:17
わずかで河童橋へ。吊尾根の上空には雲ひとつない青空が広がり、紅葉見物に期待は高まります。
振り返れば焼岳。
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10/3 7:20
振り返れば焼岳。
梓川の対岸に望む明神岳は、2236m峰と第5峰が並び、おリボンこそ付けていませんがキティさんのお顔のようです。
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10/3 7:44
梓川の対岸に望む明神岳は、2236m峰と第5峰が並び、おリボンこそ付けていませんがキティさんのお顔のようです。
明神館を過ぎ、
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10/3 7:53
明神館を過ぎ、
さらに進むと、明神岳の奥に前穂高岳が見えてきます。
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10/3 8:24
さらに進むと、明神岳の奥に前穂高岳が見えてきます。
徳沢に達します。
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10/3 8:30
徳沢に達します。
頭を垂れるフジアザミ。
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10/3 8:58
頭を垂れるフジアザミ。
横尾に達し、ひと息つきます。
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10/3 9:17
横尾に達し、ひと息つきます。
横尾大橋を渡って、横尾谷を遡ります。岩小屋跡を過ぎると、木々の間から迫力ある屏風岩の大岩壁が見えてきます。
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10/3 10:05
横尾大橋を渡って、横尾谷を遡ります。岩小屋跡を過ぎると、木々の間から迫力ある屏風岩の大岩壁が見えてきます。
本谷橋を渡って右岸に移ると、しばらくは傾斜のきつい登りが続き、
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10/3 10:26
本谷橋を渡って右岸に移ると、しばらくは傾斜のきつい登りが続き、
傾斜が落ち着くと、周囲は色づく木々に彩られます。
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10/3 10:51
傾斜が落ち着くと、周囲は色づく木々に彩られます。
ナナカマドの紅葉とダケカンバの黄葉が織りなす眺めは素晴らしく、
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10/3 10:56
ナナカマドの紅葉とダケカンバの黄葉が織りなす眺めは素晴らしく、
青空が木々の色づきの鮮やかさを一層引き立てます。
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10/3 11:17
青空が木々の色づきの鮮やかさを一層引き立てます。
道の両側を覆うナナカマドの紅葉。
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10/3 11:25
道の両側を覆うナナカマドの紅葉。
その先には、涸沢カールを取り巻く稜線。
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10/3 11:28
その先には、涸沢カールを取り巻く稜線。
燃え上がるようなナナカマドの紅葉に目を奪われながら、石畳の道を登っていくと、
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10/3 11:36
燃え上がるようなナナカマドの紅葉に目を奪われながら、石畳の道を登っていくと、
涸沢ヒュッテに達します。
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10/3 11:38
涸沢ヒュッテに達します。
涸沢ヒュッテのテラスからの眺めを楽しみます。ナナカマドの紅葉の先には、
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10/3 11:41
涸沢ヒュッテのテラスからの眺めを楽しみます。ナナカマドの紅葉の先には、
前穂高岳から吊尾根で繋がる奥穂高岳、ザイテングラートが突き上げる白出のコルに建つのはこれから向かう穂高岳山荘、鋭く尖った涸沢槍を経て北穂高岳まで、涸沢カールを取り巻く稜線を仰ぎ見ます。
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10/3 11:42
前穂高岳から吊尾根で繋がる奥穂高岳、ザイテングラートが突き上げる白出のコルに建つのはこれから向かう穂高岳山荘、鋭く尖った涸沢槍を経て北穂高岳まで、涸沢カールを取り巻く稜線を仰ぎ見ます。
紅葉と峻厳な稜線を眺めながら、テントサイトを通り抜けて、
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10/3 11:48
紅葉と峻厳な稜線を眺めながら、テントサイトを通り抜けて、
涸沢小屋に向かいます。涸沢カールを見渡すテラスから、
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10/3 11:56
涸沢小屋に向かいます。涸沢カールを見渡すテラスから、
前穂高岳から明神岳を経て屏風の頭へと、徐々に高度を下げながら続く稜線を眺めながら、ひと息つきます。
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10/3 11:58
前穂高岳から明神岳を経て屏風の頭へと、徐々に高度を下げながら続く稜線を眺めながら、ひと息つきます。
涸沢小屋を後にして、岩がごろごろとした急斜面を登っていくと、ダケカンバや、
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10/3 12:43
涸沢小屋を後にして、岩がごろごろとした急斜面を登っていくと、ダケカンバや、
ナナカマドが青空に映え、ひと際鮮やか。
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10/3 12:48
ナナカマドが青空に映え、ひと際鮮やか。
文字どおり出色の美しさに、見とれるばかり。
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10/3 12:49
文字どおり出色の美しさに、見とれるばかり。
青空とのコントラストが眩しい、
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10/3 12:52
青空とのコントラストが眩しい、
ナナカマドの紅葉に沿って登っていきます。
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10/3 12:53
ナナカマドの紅葉に沿って登っていきます。
カール底を上がってきたパノラマコースを合わせると、岩屑のトラバースを経て、
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10/3 13:09
カール底を上がってきたパノラマコースを合わせると、岩屑のトラバースを経て、
ザイテングラートに取り付きます。ここからしばらくは急傾斜の岩尾根が続き、
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10/3 13:35
ザイテングラートに取り付きます。ここからしばらくは急傾斜の岩尾根が続き、
鎖場や梯子を通過するところもあります。
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10/3 13:45
鎖場や梯子を通過するところもあります。
涸沢カールを背後にしながら、どんどん高度を稼ぎ、
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10/3 13:57
涸沢カールを背後にしながら、どんどん高度を稼ぎ、
左手の前穂高岳に続いて見えてくるのは、右手の北穂高岳。
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10/3 14:09
左手の前穂高岳に続いて見えてくるのは、右手の北穂高岳。
やがて今晩のお宿、穂高岳山荘に到着します。
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10/3 14:22
やがて今晩のお宿、穂高岳山荘に到着します。
山荘前のテラスで寛ぎながら、涸沢カールを見下ろします。その先に望むのは、先日辿った常念岳から蝶ヶ岳にかけての稜線。
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10/3 14:30
山荘前のテラスで寛ぎながら、涸沢カールを見下ろします。その先に望むのは、先日辿った常念岳から蝶ヶ岳にかけての稜線。
山荘でひと息つくと、日没までまだ時間がありそうなので、奥穂高岳を目指すこととします。二連梯子が架かる急斜面の岩場に取り付くと、涸沢岳を背にしながら登り、
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10/3 15:41
山荘でひと息つくと、日没までまだ時間がありそうなので、奥穂高岳を目指すこととします。二連梯子が架かる急斜面の岩場に取り付くと、涸沢岳を背にしながら登り、
強い風が吹き付ける稜線を進んで、
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10/3 15:48
強い風が吹き付ける稜線を進んで、
巨大なケルン上に穂高神社の嶺宮が鎮座する奥穂高岳の頂上に到着します。
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10/3 16:00
巨大なケルン上に穂高神社の嶺宮が鎮座する奥穂高岳の頂上に到着します。
展望指示盤の先にそびえ立つジャンダルム。
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10/3 16:08
展望指示盤の先にそびえ立つジャンダルム。
南側には、前穂高岳とジャンダルムの左右に広げる尾根に挟まれて、岳沢が上高地へと流れ下り、彼方には南アルプス、中央アルプス、御嶽山や乗鞍岳を見渡します。
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10/3 16:15
南側には、前穂高岳とジャンダルムの左右に広げる尾根に挟まれて、岳沢が上高地へと流れ下り、彼方には南アルプス、中央アルプス、御嶽山や乗鞍岳を見渡します。
前穂高岳の彼方に目をやると、甲斐駒ヶ岳の左肩から富士山が端正な姿を見せています。
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10/3 16:05
前穂高岳の彼方に目をやると、甲斐駒ヶ岳の左肩から富士山が端正な姿を見せています。
振り返って北方には、北穂高岳の先に槍ヶ岳。西方の笠ヶ岳へと伸びる稜線越しには黒部五郎岳、薬師岳や立山が顔を見せ、槍ヶ岳の右手には後立山連峰、北東方向には常念山脈が連なります。
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10/3 16:10
振り返って北方には、北穂高岳の先に槍ヶ岳。西方の笠ヶ岳へと伸びる稜線越しには黒部五郎岳、薬師岳や立山が顔を見せ、槍ヶ岳の右手には後立山連峰、北東方向には常念山脈が連なります。
槍ヶ岳と対面しながら、来た道を引き返し、
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10/3 16:24
槍ヶ岳と対面しながら、来た道を引き返し、
穂高岳山荘に戻ってしばらくすると、日没の時間を迎えます。笠ヶ岳をシルエットにして西の空を橙色に染める夕陽が、
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10/3 17:31
穂高岳山荘に戻ってしばらくすると、日没の時間を迎えます。笠ヶ岳をシルエットにして西の空を橙色に染める夕陽が、
彼方に没するのを、吹き付ける冷風を我慢しながら見届けると、夕食の時間です。
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10/3 17:35
彼方に没するのを、吹き付ける冷風を我慢しながら見届けると、夕食の時間です。
【2日目:穂高岳山荘〜涸沢岳往復〜涸沢〜屏風ノ耳〜徳沢〜上高地】
強風は一晩中止むことなく、日の出の時間目前には、飛騨側から湧き上がるガスに稜線はたちまち覆われてしまったので、ご来光は山荘前の展望テラスから眺めることとします。日が昇るとほどなく、
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10/4 5:40
【2日目:穂高岳山荘〜涸沢岳往復〜涸沢〜屏風ノ耳〜徳沢〜上高地】
強風は一晩中止むことなく、日の出の時間目前には、飛騨側から湧き上がるガスに稜線はたちまち覆われてしまったので、ご来光は山荘前の展望テラスから眺めることとします。日が昇るとほどなく、
何とか持ちこたえていた涸沢側にもガスが流れ込むようになりましたが、雲の隙間から日の光がカールに降り注ぐ様子は、かえって幻想的ですらあります。
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10/4 5:50
何とか持ちこたえていた涸沢側にもガスが流れ込むようになりましたが、雲の隙間から日の光がカールに降り注ぐ様子は、かえって幻想的ですらあります。
取り敢えず涸沢岳を往復することとしますが、
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10/4 6:22
取り敢えず涸沢岳を往復することとしますが、
すっぽりとガスに覆われた頂上からは、当然のことながら何も見ることはできず、すごすごと退散します。
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10/4 6:27
すっぽりとガスに覆われた頂上からは、当然のことながら何も見ることはできず、すごすごと退散します。
穂高岳山荘に引き返し、ザイテングラートを下ります。はじめはガスに視界を遮られていましたが、下るにつれて涸沢カールを見通せるようになり、
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10/4 8:02
穂高岳山荘に引き返し、ザイテングラートを下ります。はじめはガスに視界を遮られていましたが、下るにつれて涸沢カールを見通せるようになり、
前穂高岳もガスを振り払って姿を見せ始めます。
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10/4 8:33
前穂高岳もガスを振り払って姿を見せ始めます。
カール底を行くパノラマコースに足を進め、見晴岩に達すると、赤や黄に色づく木々が山肌を染め、
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10/4 8:34
カール底を行くパノラマコースに足を進め、見晴岩に達すると、赤や黄に色づく木々が山肌を染め、
涸沢カールを見渡します。
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10/4 8:35
涸沢カールを見渡します。
ダケカンバの黄葉の中を通り抜け、
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10/4 8:41
ダケカンバの黄葉の中を通り抜け、
岩陰を彩るのはチングルマの草紅葉。
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10/4 8:44
岩陰を彩るのはチングルマの草紅葉。
大勢の人で賑わう涸沢ヒュッテに到着し、稜線を振り返ります。
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10/4 9:00
大勢の人で賑わう涸沢ヒュッテに到着し、稜線を振り返ります。
テラスでひと休みしてから、軒先からダケカンバ越しに屏風ノ頭を見定めると、
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10/4 9:27
テラスでひと休みしてから、軒先からダケカンバ越しに屏風ノ頭を見定めると、
パノラマコースに進みます。カール底を赤や黄に染める木々がパッチワークのようです。
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10/4 9:32
パノラマコースに進みます。カール底を赤や黄に染める木々がパッチワークのようです。
ほどなく道は細くなり、桟道や鎖場が連続する険しい道へ。
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10/4 9:35
ほどなく道は細くなり、桟道や鎖場が連続する険しい道へ。
小刻みにアップダウンを繰り返しながら、登り基調の道を進みます。
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10/4 9:44
小刻みにアップダウンを繰り返しながら、登り基調の道を進みます。
断崖を穿って付けられたような道からは、
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10/4 9:54
断崖を穿って付けられたような道からは、
左手に、槍沢の奥にそびえる槍ヶ岳が見えてきますが、高度感があって落ち着いて眺めを楽しむ余裕はありません。
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10/4 9:56
左手に、槍沢の奥にそびえる槍ヶ岳が見えてきますが、高度感があって落ち着いて眺めを楽しむ余裕はありません。
やがて前穂北尾根を乗り越すと、稜線をしばらく辿って、
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10/4 10:09
やがて前穂北尾根を乗り越すと、稜線をしばらく辿って、
屏風のコルに達します。
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10/4 10:14
屏風のコルに達します。
この先は屏風ノ耳を往復します。急坂を登ってハイマツ帯の岩場に差し掛かると視界が開け、
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10/4 10:23
この先は屏風ノ耳を往復します。急坂を登ってハイマツ帯の岩場に差し掛かると視界が開け、
穂高連峰を背にしながら登っていきます。池塘の横を通過し、
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10/4 10:25
穂高連峰を背にしながら登っていきます。池塘の横を通過し、
狭い岩頭の屏風ノ耳に到着します。
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10/4 10:44
狭い岩頭の屏風ノ耳に到着します。
遮るものないピークから、穂高連峰と槍ヶ岳の大展望をほしいままにします。
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10/4 10:39
遮るものないピークから、穂高連峰と槍ヶ岳の大展望をほしいままにします。
東方に望むのは、梓川が流れる横尾を隔てて、常念岳と蝶ヶ岳の稜線。
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10/4 10:48
東方に望むのは、梓川が流れる横尾を隔てて、常念岳と蝶ヶ岳の稜線。
屏風のコルに引き返し、下りに転じたパノラマコースを辿ります。前穂高岳を仰ぎ見ながら南斜面をジグザグに下り、
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10/4 11:11
屏風のコルに引き返し、下りに転じたパノラマコースを辿ります。前穂高岳を仰ぎ見ながら南斜面をジグザグに下り、
山肌を黄色く染める、
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10/4 11:25
山肌を黄色く染める、
ダケカンバ林を通り抜けます。慶応尾根を乗り越し、しばらく下ると、
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10/4 11:27
ダケカンバ林を通り抜けます。慶応尾根を乗り越し、しばらく下ると、
奥又白谷を横切ります。
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10/4 12:02
奥又白谷を横切ります。
砂防堰堤の脇を何度も通り過ぎ、治山運搬路に合流すると、
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10/4 12:15
砂防堰堤の脇を何度も通り過ぎ、治山運搬路に合流すると、
梓川に架かる新村橋を渡って、往路に合流します。
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10/4 12:34
梓川に架かる新村橋を渡って、往路に合流します。
ほどなく徳沢に達し、ひと息つきます。この先は梓川左岸のなだらかな道を進むだけ。
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10/4 12:44
ほどなく徳沢に達し、ひと息つきます。この先は梓川左岸のなだらかな道を進むだけ。
明神を過ぎてしばらく歩き続けると、やがて上高地に帰り着きます。
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10/4 13:37
明神を過ぎてしばらく歩き続けると、やがて上高地に帰り着きます。
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