木曽駒ヶ岳〜空木岳(敗退)〜桧尾尾根下山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 850m
- 下り
- 2,316m
コースタイム
菅の台バスセンター(0:30)しらび平駅(0:07)千畳敷駅
(標高800m→2600m)
千畳敷駅(1:30)木曽駒ヶ岳(1:00)宝剣岳(4:00)檜尾根避難小屋
(合計6:30)
檜尾避難小屋(3:00)赤沢ノ頭(1:00)檜尾根登山口
(合計4:00)
天候 | 晴天、稜線強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※宝剣岳へは、鎖はあるが滑落注意 ※強風での稜線歩行時は凍傷、転倒注意 |
その他周辺情報 | こぶしの湯 https://www.chuo-alps.com/family/kobushi/ 入浴料¥610ー¥50引き=¥560(ロープウェイの半券で) アイスクリームのサービス(お食事券と引き換えで、どれでも無料) ソースかつ丼(¥1080) |
写真
感想
2016_0103-04
木曽駒ヶ岳〜空木岳
★概要
クライミングチーム「コブラ」臨時再結成、第2段!!
年末の甲斐駒ヶ岳黄蓮谷左俣アイスクライミングにひき続き
年始は、百名山の木曽駒ヶ岳〜空木岳を目指した
(エルニーニョ現象により積雪が少ないなら、逆にチャンスか?)
しかし結果的には駒ヶ岳、宝剣岳に登頂!
空木岳には体調不良(KTC)もあり登頂せず、檜尾根避難小屋から下山と
なったが、雲ひとつない最高の日出をチームで見ることができた
★チーム「コブラ」
473号、KTC、436号
★行動
【D1】
2016年1月2日(土)
19:30久居、発〜R23〜
21:30西桑名駅で473号が乗車〜湾岸桑名IC〜・・・
24:00駒ヶ岳SA
車泊
年末年始休暇最後の休日と帰省の混雑からか
車泊の車両が多いように感じた
【D2】
20:16年1月3日(日)
06:00起床、出発
06:40菅の台バスセンター駐車場、着(1回¥600後払←お得♪)
07:50頃、臨時便1両が、先行で出発
乗車券片道分を購入(バス¥820+ロープウェイ¥1210=計¥2030)
※復路の予備として1万円札を携行
08:15バス、発
ほぼ満員で補助席をあけて出発
08:45しらび平駅、着
紅葉時期に来た時は、駅舎の外まで行列ができてたけど
駅舎内で列に並んで待つ
09:05しらび平駅、発〜ロープウェイ〜
09:12千畳敷駅、着(標高約2600m)
満員のゴンドラの扉が開くと登山者達は、アリの巣を突っついた様に
散らばっていった
登山届、提出
売店で、小さなウイスキーボトルを473号調達♪
ガーサス♪
09:50千畳敷駅、発〜八丁坂〜
裏から出て、左手にある神社にお参りをして出発
八丁坂の登山者の行列に加わった
10:35乗越浄土
みなアイゼンを装着していたが、日当たりもよく雪質がよかったのと
トレースがしっかりしていたので、アイゼン無しで登った
稜線にでたら案の定、風がありアウター着用した
10:55中岳
ここに来ると木曽駒ヶ岳が良く見える
他にも御嶽山、乗鞍岳、北アルプスなども見える
ここにザックをデポし、木曽駒ヶ岳をピストンすることにした
11:19木曽駒ヶ岳(標高2956.3m)
多くの登山者で賑わっている
3人での記念写真を女性にお願いして撮ってもらった
久々の3人での写真だ♪
12:16宝剣岳(標高2931m)
宝剣岳へ登りでザイル使用のパーティーが居た
快く抜かせてもらった、ありがとう!
山頂は直径約50〜60cmぐらいの岩頭だ
そこに立って撮影大会
12:46三の沢分岐
宝剣岳から岩稜帯をひとしきり下ると分岐の安全地帯だ
この区間でアイゼンを装着
13:00極楽平分岐
ここから千畳敷駅へ戻れるが・・・
ハイ!GO!ね〜〜了解!
ここで他の登山者にあったのが最後で、これ以降は
誰とも遭遇しなかった
※島田娘(2858m)道票等無く細部不明
展望の良いの尾根歩きが気持ちよい
正面には、空木岳やその右の南駒ヶ岳が並んでいる
左には南アルプスの山々が見渡せる
右には三の沢岳がどっしりと座っている
最高の景色だーーーー!
※風は、風速10〜20m/秒が断続的に吹いるが歩ける
※風向は、北西から西の右から
※稜線上の雪庇の成長は弱く、小さい
※数日前の踏み跡が檜尾避難小屋まであった
濁沢大峰の手前でコルへ下降(もったいな〜い)
このあたりから、KTCの体調が低下し、遅れ気味・・・
14:22濁沢大峰(標高2724m)
急登を登ると大峰の道票が立っている
こっからまたもコルへの下り坂(もったいな〜〜い)
檜尾岳への急登
ここでKTCが一気に遅れる
473号が何度も励まし続ける
風も強まってきたように感じる
16:02檜尾岳(標高2727.7m)
10分ほど遅れて2人が到着
もうすぐだ!がんばれ!
16:20檜尾避難小屋
檜尾岳からシリセードで一気に下降し、平地を歩くと到着
【避難小屋】
無人小屋で無施錠
協力金箱と利用者ノートがある
非常用の薄手のシュラフ、銀マットが数枚あり
非常食のアルファ米が数個
トイレ併設
水場は、雪に埋まっていてるようで細部不明
ザックを中に置いて、外で夕焼けを鑑賞
稜線から離れているのもあり、微風〜♪
南アルプスが夕焼けに色付いていく
サイコーーーーー!
明日の空木岳への稜線もよく見渡せる
熊沢岳へ登って・・・
下って木曽殿山荘・・・
そして再度、空木岳への登り・・・
アップダウンが厳しそうだ・・・
う〜〜ん・・・風・・・体力・・・
夕飯と持参したウィスキーで作戦会議
小屋内の気温−1℃
暖かいね〜〜
協議の結果、明日は空木岳へは行かずに下山を決定
KTCが何度も謝罪していた
夜、外に出てみると駒ヶ根市街地の夜景と星空が奇麗だった♪
19:30就寝
日付が変わる頃から徐々に強風となっていった
KTCの体調不良がなくてもこの強風なら下山を決めていただろう
24時頃目が覚めた
それから何度も寝返りしながらダラダラと時間が過ぎる・・・
・・・長い夜だった
【D3】
2016年1月4日(月)
0500起床
小屋内の気温−1℃
思ったほど冷え込んでいない
どういうことだろう??
朝食、撤収
0645避難小屋、発
朝焼けの中、出発
風速は10〜20m/秒が、吹き続けている
歩けないほどではない
0700日出
南アルプスの稜線、富士山の右肩から日出
東には雲が全く無く日出を遮るものが何も無い
宝剣岳なども奇麗に朝焼けに染まる
最高の景色だ
テンションも上がる、上がる!
しかし登山道を下る、下る!
クラストした雪面を踏み抜くと股や太ももまで沈む
積雪量が充分あり、踏み抜くたびに体力を消耗した
先頭を473号、436号で交互に交代しながら下った
シャクナゲピークへの登り返しで復活宣言のKTCが
ラッセル隊長!
標高が下がると元気になったようだ(笑)
※檜尾登山道は、数日前のトレースあるが
所々消えていた
※上部はピンク色のリボン目印あり
※要所の数か所、登山道標識、標高標示あり
※檜尾避難小屋から一段下って、シャクナゲピークまでの間で
不明瞭な箇所があり、ルートファインディング注意
※地図には、シャクナゲピーク付近に「迷」の印があるが
登山道の標識やピンクの印、トレースのおかげで迷う要素はなかった
※地図には、シャクナゲピーク〜赤沢ノ頭間に「迷」の印があるが
登山道の標識やピンクの印、トレースのおかげで迷う要素はなかった
0947赤沢ノ頭(標高1991.7m)
この辺りからいっきに積雪が数センチに減り、気温も10℃
暑いのでアウターを脱ぎ、薄着で下っていく
すぐ積雪も無くなり枯葉の登山道となる
1058檜尾登山口(標高約1200m、気温なんと15℃)
つづら折りを何度も折り返し、標高を下げ登山口に出た
5分ほど舗装路を下り橋を渡るとバス停
ここで待ち時間を活用、473号のタワシで靴を洗う
行動食などを食べた
各人のザックを背負い比べて比較してみる
A・473号、モンベルのアルパインパック50(1.62kg)
B・436号、オスプレイのケストレル48(1.58kg)
C・KTC、オスプレイのイーサー60(2.15kg)
【A】腕に持つとAとBの重量は似たような感じだが、背負うと
縦に長いAの方が軽く感じた
(すぐ使う小物類はすべて雨フタに入れるしかない)
【B】ザイルを外付けしているので、後方に引っ張られる感じだ
両サイド、ネット等小分け収納派には使い勝手が良い
自分は肩が凝ってしまう
(そもそも容量超過なのだろう)
【C】今日は共同装備のテントを抜いたので重量的に一番軽い
しかしなんだか重く感じだ、背負った感じは背面メッシュが良い
(細部を見ると意味不明な部品が多い)
雨フタを伸ばして縦長になるザックは使い勝手が良い
(ザイル、体温調整で脱いだ服等もいい感じで背負える)
次こそ自分の体形や目的にあうザックに出会いたいものだ
1128檜尾バス亭
バスに乗車(¥410)
ここから6kmで菅の台と標識があるも、歩く気になれない
便利なものは、使いたいのだ
席が数か所あいていたので、3人とも無事着座
1144菅の台バスセンター駐車場、着
そそくさと着替えて、温泉へ向かった
★参考
前回(2013年10月06日(日))
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-354593.html
こぶしの湯
https://www.chuo-alps.com/family/kobushi/
入浴料¥610ー¥50引き=¥560(ロープウェイの半券で)
アイスクリームのサービス(お食事券と引き換えで、どれでも無料)
ソースかつ丼(¥1080)
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