ヤマノススメ巡礼登山 鍋割山,蛭ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 2,480m
- 下り
- 2,393m
コースタイム
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:55
丹沢には行ったばかりだったがヤマノススメ最新号の舞台が鍋割山ということに啓示を受け巡礼登山することに。
天候 | 快晴無風 春の陽気(午後からは若干風が出てきた) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
大倉から鍋割山と塔ノ岳を経て表尾根を下り、ヤビツ峠から大山へ登り返して
七沢温泉へ抜ける、というちょっと長めのコースを設定し時間次第で途中下山する
という流れで山行を計画。
丹沢はそれぞれの登山口に交通機関が整っているので臨機応変な計画がしやすい。
都内に前泊し、6時ちょっと過ぎに小田急線の渋沢駅に到着。
大倉行きのバスは6時48分まで無く、6時15分発秦野行きに乗り大倉入口で下車。
ここから大倉までは徒歩で約30分の道のり。
大倉に到着し準備をしていたらバスが到着し、それなりの数の登山者が下りてきた。
案内に従い鍋割山を目指す、鍋割山は過去三度登っているが大倉からは初めて。
あおいちゃんがテンションダウンしていた地味な林道を1時間ほど歩き二俣に到着。
林道を歩いている時は山口百恵の『いい日旅立ち』が頭の中でリフレインしていた。
日本の何処かに私を待ってる人がいるのだろうか?ちょっぴりセンチメンタル。
二度ほど小さな橋を渡ってしばらく行くとボランティア歩荷用の水置場に到着。
あおいちゃんと同じ4リットルを運ぶつもりが「モンキチも運ぶ!」と言い張るので
めんつゆ3本あわせ7リットルを歩荷する。※モンキチくんの件は妄想というか設定。
水はザックからはみ出しつつも背負えたが、めんつゆは手持ちになり煩わしい。
後沢乗越から少しずつ雪が出て、鍋割山まで3人の単独登山者(下山者)とすれ違う。
小屋に泊まった人達かな、など考え歩いていると前方に巨大な荷物が蠢いていた。
山荘の主人自らによる歩荷のようで、自分の小規模な歩荷が恥ずかしくなる。
追い抜いた際に手に持っていためんつゆに気づいてくれたらしく、御礼を言われた。
9時50分頃鍋割山荘に到着、程なく歩荷の方も到着したので水とめんつゆを渡す。
鍋焼きうどんを注文すると、10時半くらいになってしまうというのでしばし悩む。
巡礼登山というからには鍋焼きうどんを食べないと目的を果たせないのではないか?
とも思ったが、待つのは退屈なので行動食として持ってきたジャムパンを食べ出発。
時間に余裕ができたので丹沢山まで行こう!と考えながら塔ノ岳へ向かう。
11時前に塔ノ岳に到着、水を飲みパンの残りを食べ軽アイゼンとゲーターを着用。
山頂では10人ほどの登山者が休憩していたが、ニャンコの姿は今回も見えなかった。
鍋焼きうどんと一緒に飲むつもりだった黒ビールを、雪の中に隠して丹沢山へ出発。
トレースが踏み固められているため軽アイゼンが無くても大丈夫だと思うが、
やはりあったほうが楽、雪ない木道を歩くときには外すべきなのかもしれないが、
面倒なのでつま先歩きで木面をアイゼンの刃で傷つけぬように対応する。
12時過ぎに丹沢山に到着、蛭ヶ岳まで行ってみたいという新たな野望が沸いてきた。
丹沢山までは一度来たことがあるが蛭ヶ岳は未踏、それはあのヒルを連想してしまう
こともあるが、主たる理由は日帰りだと時間的に厳しいということに他ならない。
しかし今回はスタートが早かったため、表尾根を諦めて大倉尾根で下山すれば
なんとか18時頃までに大倉に着くだろうと想定する(飲み約束もあるし…)。
ということで蛭ヶ岳を目指す、1時間で着くつもりが1時間半かかってしまった。
ここまでの稜線は本当に素晴らしく食わず嫌いしていたのがもったいないと感じ、
先にはまだ檜洞丸という未踏の山域がある、ヤマビルが出る前に縦走してみたい。
山頂でジャムパンを食べ、残りの食料はチーズとフリーズドライのおしるこ2個のみ。
気分高揚しているせいかデヴィッド・ボウイの『モダンラブ』が脳内リフレイン。
蛭ヶ岳から丹沢山までは行きよりも早めのタイムで着いたが、塔ノ岳に到着したのは
想定より1時間ほど押した16時、雪に埋めたビールを飲み無人の山頂でしばし佇む。
残雪が少ないと思い軽アイゼンを外すが凍結している場所もあるため油断ならない。
夕陽が沈み夜の闇が街を支配し始める頃に大倉バス停に到着した。
エピローグ
このあと飲み会に遅刻しジョッキ5杯でギブアップ、家に着くなりバタンQでした。
〜スタートの蛭ヶ岳ピストンは、私なら行き倒れレベルです(笑)
ちゃんとヘッドランプつけたんですね!
お見事ですね!
天気よくて最高でしたね(^○^)☆
お疲れ山でした☆
日没後の山歩きは推奨できないですが夕焼けから夜へ移りゆく空はとても綺麗でした。
お疲れ山ってフレーズ良いですね 今度使わせていただきます。
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