【赤岳から硫黄岳】〜ヤマ爺ひとり テント背負って 八ヶ岳〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,721m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
天候 | 1日目 曇りのち晴れ夕方雪 2日目 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢も道路は氷結。アイゼン必要。 |
写真
感想
2週間前に赤岳鉱泉から硫黄岳に登った。ヤマ爺ふたりでテン泊で余裕だったが、今回は一人でテントを背負って南八ヶ岳縦走に挑んだ。このコースは厳冬期何回か来ているが、「今年もまだ登れるのかな」と毎年のように続いている。
天気を見計らって、縦走する日が一番良さそうな日に設定。1日目は赤岳鉱泉までなのでゆっくり出発。その日は稜線に黒い雲がかかり、風が強そうだった。案の定、テントを張り終えると雪がちらちら。明日に期待し、独り宴会。
翌日は月の光が明るい。「ヨーシ行くぞ」と気合を入れて出発。行者小屋は数針のテントのみで静まり返っていたが、今日は土曜なので下から続々と入ってくると思われる。文三郎尾根の初めは急傾斜でふくらはぎが痛い。アイゼンはよく効くので高度感はあっても怖さはない。阿弥陀の分岐あたりで風が強くなるが、ここは毎度のこと、と一気に通過する。山頂直下も雪質はしっかりしていて、雪の岩稜の登攀を楽しむ。
山頂は快晴。360度の大展望を楽しむが、徐々に風が強くなり雪煙が舞うようになってきた。これでは横岳通過と硫黄の登りは絶望か?と思われたが、地蔵尾根の分岐に来るとまったく風がない。これでは「行かない理由はない」と前進する。稜線歩きは爽やかな風?に揺られながらまさに「稜線漫歩」。横岳山頂は数人がおり、お互いに写真を取り合い、山頂の絶景を楽しんだ。このコース最難関の山頂直下も雪がしっかりしていたため無事通過。あとは硫黄までの緩やかだがかなりシンドイ登りだ。幸い風も弱く、2年前の風速30m以上の風でかなり難儀したことが嘘のようだった。硫黄に着き縦走してきた南八ヶ岳の稜線を見るといつもそうであるが、感慨深い。あとは気持ちの良いスノーハイクをしてテン場に向かう。
「ヤマ爺ひとり テントを背負って 南八ヶ岳無事縦走」と独り言を言ってルンルン気分でテン場に着いた。
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