仙丈ケ岳＆甲斐駒ケ岳、戸台からの半周回

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月13日(土)

• GPS: 24:04
• 距離: 29.8km
• 登り: 3,525m
• 下り: 2,493m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:58

7:01 戸台登山口
9:26 9:39 角兵衛沢渡渉点
9:50 9:54 熊穴沢渡渉点
11:34 12:15 丹渓新道登山口
15:37 15:38 馬ノ背三角点
15:59 馬の背ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:05

6:03 馬の背ヒュッテ
6:48 7:31 仙丈小屋
8:00 8:31 仙丈ヶ岳
9:49 9:50 小仙丈ヶ岳
10:40 10:43 薮沢大滝ノ頭
11:49 11:52 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:02 12:12 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
12:17 12:21 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:22 12:22 仙丈ヶ岳二合目登山口
12:24 12:24 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
12:28 12:35 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
13:08 仙水小屋

3日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:56

4:14 仙水小屋
4:47 4:49 仙水峠
6:05 6:06 駒津峰
6:49 6:50 六方石
7:39 8:12 甲斐駒ヶ岳
8:26 8:33 駒ヶ岳神社本宮
9:18 9:19 六方石
9:44 10:08 駒津峰
10:44 10:51 双児山
10:57 11:00 双児山南峰
12:10 北沢峠 こもれび山荘

天候

3日間晴天☼

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅から戸台河原登山口の駐車場まで約2時間半

コース状況／危険箇所等

戸台河原から丹渓新道の分岐までの河原沿いのコースは所々で途切れ不明瞭。何度か川を渡る。その他危険個所なし。

写真

8/11 6:37

朝6時半頃、戸台河原の駐車場に到着。山の日ということで相当混んでいると思いきや...

8/11 6:53

登山届を書いている間に1チーム後ろを通過。その後、馬の背フュッテに着くまで全く人に会いませんでした。

8/11 7:00

登山口の看板

8/11 7:01

のんびりと川沿いの砂利道を歩いていきますが、

8/11 7:15

じきに道が途切れ、河原に降ります。

8/11 7:22

さらに行くと行き止まりになり、やむなく川を渡りますが、渡れそうな浅瀬がなく靴を脱いで渡ります。

8/11 8:08

途中、山側に迷い込んだりしながらもまた川を渡っていくと、また、砂利道が現れます。

8/11 8:19

砂利道は所々途切れ

8/11 8:28

河原を直接歩きます。

8/11 8:44

ここで、また行き止まり。仕方なくよじ登って越えていきます。

8/11 9:26

鋸岳方面への分岐点。

8/11 10:12

狭くなってきた沢を何度か渡りながら、

8/11 10:53

何とか丹渓新道との分岐点に到着。ここから、樹林帯の急坂を登っていくと、

8/11 11:42

南アルプス林道に出会います。ここで、昼食のおにぎりを食べていると、北沢峠から下ってきたバスが通り過ぎて行きました。

8/11 11:44

この地点から見た鋸岳は絶景です。

8/11 12:22

丹渓新道の急坂をどんどん登って行くと、

8/11 14:33

甲斐駒ケ岳や、

8/11 14:36

仙丈ケ岳が見える尾根にでます。

8/11 14:37

仙丈小屋も見えて来ました。

8/11 15:33

ハイマツの生えた稜線をどんどん歩いていきます。

8/11 15:34

気持ちがよい稜線歩きです。

8/11 15:51

途中、分岐点を少し下ると、

8/11 15:59

1泊目の馬の背フュッテが見えてきました。

8/11 15:59

戸台河原の登山口から約9時間、やっと到着しました。

8/11 16:51

とりあえず缶ビールで乾杯。

8/11 17:52

夕食はカレーライス。

8/11 18:04

周りの人たちが「小仙丈」と言いながらカレーのお替りをしていたので、私は「甲斐駒」と言ったら、こんなのが出てきました。

8/11 18:28

食後には、山の日記念ということで「じゃんけん大会」。

8/11 18:31

なんと優勝してしまいTシャツとかバンダナ、ピンバッチ等のお土産をゲット。生ビールのおまけ付で、気分は超ハッピー。9時間かけて歩いてきた甲斐ありだね^^

8/12 4:38

2日目の朝
日の出前の雲海。

8/12 4:47

朝ご飯を食べていると、

8/12 5:05

ご来光が。

8/12 5:07

ご来光に照らされた馬の背フュッテ。ここを6時ころに出発します。

8/12 6:11

昨日通過した分岐点まで戻り、

8/12 6:21

まずは、仙丈小屋を目指します。

8/12 6:48

仙丈小屋到着。

8/12 7:00

2日目の行程は余裕があるのでコーヒーでも飲んでゆっくりしていきます^^

8/12 7:28

仙丈小屋から見た甲斐駒ケ岳と鋸岳。その後ろ側には八ヶ岳も見えます

8/12 7:09

雲に浮かぶ八ヶ岳。

8/12 7:30

40分以上ゆっくりした後、仙丈ケ岳山頂を目指します。

8/12 7:46

一旦、尾根に出た後周りの景色を眺めながらゆっくり歩きます。

8/12 8:00

山頂の三角点

8/12 8:00

既にたくさんの人たちが登頂していました。

8/12 8:00

富士山！

8/12 8:01

記念に1カット。

8/12 8:04

富士山と北岳

8/12 8:13

中央アルプス方面。後方に見えるのは御嶽山かな。

8/12 8:32

甲斐駒ケ岳方向

8/12 8:46

小仙丈ケ岳方面に向かう途中から仙丈ケ岳方面を振り返る。

8/12 9:35

小仙丈ケ岳

8/12 10:14

ライチョウ発見！

8/12 10:16

足に何か取り付けてあるようです。ここのところライチョウの数が激減しているそうで、何かの管理のために付けてあるのでしょうか。

8/12 10:28

あとは、樹林帯をどんどん下って行き、北沢峠の林道を渡りしばらく行くと、

8/12 11:56

長衛小屋のテント場が見えてきます。

8/12 11:57

何年か前に建て替えたようでとてもきれいです。

8/12 12:17

ここで、昼食を頂きました。

8/12 12:39

長衛小屋からしばらく沢を登って行くと、

8/12 13:09

2泊目の目的地仙水小屋に到着です。

8/12 13:15

部屋の様子です。まだ午後1時ですが、数名の先客がいました。

8/12 16:19

泊まったのは離れの2階の部屋です。

8/12 16:19

トイレはなんと「水洗式」

8/12 16:20

夕食は外のベンチで頂きます。

8/12 16:20

夕飯にはなんと刺身も！手前の肉はくじらだそうです。

8/13 3:19

3日目
朝はなんと3時起床。3時15分には朝食の準備ができてきました。

8/13 4:20

身支度を整えて、4時過ぎに出発。

8/13 4:46

仙水峠に至る登山道は石がごろごろしています。

8/13 4:51

仙水峠にさしかかる頃空が明るくなってきました。

8/13 5:11

駒津峰まで急坂をどんどん登ります。

8/13 5:29

途中、甲斐駒ケ岳の頂上が見え隠れしてテンションアップ

8/13 6:08

ところが、駒津峰に到着してみると、

8/13 6:12

ガスが立ち込めてきて山頂が全く見えずテンションダウンも気を取り直して山頂を目指します。

8/13 6:55

途中、巨大岩石発見

8/13 7:12

頂上までの直登コースをいきます。

8/13 7:18

ガスにさえぎられた太陽の光が月のよう。

8/13 7:36

山頂が近づくにつれ

8/13 7:38

霧が晴れてきました。

8/13 7:49

またまた、ライチョウ発見！

8/13 7:44

羽を広げているのは珍しいです。でも、飛べません。

8/13 7:52

3時間半ほどで山頂に到着。

8/13 7:58

記念写真を一枚

8/13 7:57

山頂は完全に雲の上で、360度の雲海が広がっていますが、富士山も見えないし近くの山が見えるだけですが、

8/13 8:19

霧が少しづつ晴れてくると北岳が見えてきました。

8/13 8:28

山頂からちょっと下ったところが駒ケ嶽神社の本社のようです。

8/13 8:29

色々な神様が祭ってあります。

8/13 8:30

山頂方面

8/13 8:35

下りは巻き道のほうをいきます。

8/13 8:36

砂礫の斜面がなかなかよい景色です。

8/13 8:43

どんどん霧が晴れてきて周りの山々が見えるようになってきました。

8/13 8:50

不思議な形をした岩が独特の雰囲気を醸し出してします。

8/13 9:22

駒津峰方面

8/13 9:36

駒津峰方向に向かう途中、山頂方向を振り返ります。登る時には見えなかった山頂の雄大な景色がよく見えます。

8/13 9:36

山頂に立っている人影も見えます。

8/13 9:47

駒津峰まで戻ってきました。

8/13 9:55

駒津峰からの山頂。

8/13 9:56

前日登った仙丈ケ岳方面もよく見えます。

8/13 10:11

雄大な景色を見ながらしばらく休んだ後、北沢峠方面に下ります。

8/13 10:14

気持ちのよいハイマツの登山道を下って行くと

8/13 10:45

双児山の小ピーク

8/13 12:22

北沢峠到着。ここからはバスで戸台大橋まで向かいます。

8/13 13:08

戸台大橋

8/13 13:10

戸台大橋のバス停で下車。

8/13 13:32

30分ほど歩いて戸台河原の駐車場に戻ってきました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

感想

taeji

8月11日は「山の日」だし連休にもなるので、家内と前から計画していた南アルプスに行くことにしました。北沢峠まで朝一番のバスで到着できれば1泊でも仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の両方に登れると思ったのですが、何しろ山の日だし、連休だし、大混雑でバスなんて乗れないと思い、バスに乗らないで戸台から歩いてのコースを行くことにしました。
＜1日目＞
6時半過ぎに戸台河原の駐車場に着いたときは駐車場がいっぱいでとめるスペースがあるかしらと思っていましたが、意外とガラガラで余裕で駐車できました。
3名位のチームが先行して歩いて行きましたが直ぐに見えなくなってしまい、結局その日は最後まで登山者に会いませんでした。
登山口から丹渓新道の登り口までは林道のような道を行くので楽勝と思いきや、所々で道が途切れ、靴を脱いで川を渡ったり、行き止まりになったところで山側に迷い込んだりと散々な出だしになってしまいました。
丹渓新道のほうもさぞかし荒れているかと思ったのですが、こちらはよく整備されていて迷うこともなく快適に登ることができました。結局9時間かけて馬の背フュッテにたどり着きましたが河原の道で迷っていなければもっと早く着いていただろうと思いました。
＜2日目＞
馬の背フュッテから仙丈ケ岳、小仙丈ケ岳、北沢峠まで行かないでショートカットで仙水小屋へ。
計画した距離に比べ時間はたっぷりとってあるので、最高の天候の中360度の絶景を眺めながらゆったりとした山行を楽しみました。
＜3日目＞
仙水小屋は夜8時消灯の朝3時起床。3時15分から朝食を食べて4時頃にはほとんどの登山客は山小屋を出発します。そうすると仙水峠の辺りでご来光を見ることができるし、ガスが巻いてくる前に甲斐駒ケ岳の頂上に立てる、と山小屋のご主人が言っていました。でも、山の天気は単純にはいかず、途中までは頂上が見えていたのですが、一番よく見えるはずの駒津峰に着いた時はガスの中でわずかに山の形がうっすらと見える程度でした。でも、登るうちにだんだんと晴れてきて頂上では青空と雲海に浮かぶ絶景を見ることができました。
北沢峠まで下山した時はまだ12時を少し過ぎたところだったので、帰りも河原沿いの道を戻ればちょうど一回りの周回コースになったのですが、来るときにさんざ迷ってひどい目にあったと連れがどうしても行きたくないということで帰りはやむなくバスに乗ることに。戸台大橋のバス停でバスを降りて30分ほど歩いて無事に駐車場に戻ってきました。
1日目の道迷いを除いては天気も良く快適な山行を楽しめた3日間でした。

コメント

かっちゃん

戸台川の遡上は、
鋸岳な人達だけのイメージでしたが、涼しくて、楽しい感じでしたか ？
サンダルあれば、大丈夫そぉ ？？
ＧＰＳログ見たけど、そんなにさまよってる感じはないよ〜

taeji

Re: 戸台川の遡上は、
確かに、戸台から登る人は鋸岳に行く人が多いようですね。他のヤマレコを見てもここから仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳に行く人はあまりいないようです。
GPSログはもっと拡大しないと乱れた様子はわからないかもしれません。自分的にはこの程度は通常ありえる想定範囲内で大したことはないのですが、連れのほうがあせってしまい、こんな表現になったと言えますね。サンダルでも履いていれば全然問題ないですね。