↑こちらはショートバージョン。とは言っても8分程あります。
↑20分弱なので、興味が無い方には楽しくない動画だと思います。
昨日、喜多方市の灰塚山古墳で第8次発掘調査現地説明会が行われ、実家の両親と行ってきました。昨年の説明会は9月6日(火)でしたが、今回は私の休日と重なったので見学する事が出来ました。台風18号に伴う秋雨前線の影響で、降水確率が100%という予報の時もありましたが、少しずつ雨が降り出す時間の予報が遅れていき、雨に遭うことなく参加する事が出来ました。
今回は、石棺の石室から埋葬された豪族とみられる男性のほぼ全身の人骨が出土したものが公開されました。キトラ古墳よりも古く、「四神(玄武・白虎・青龍・朱雀)」や「星宿図」のようなものはありませんが、ベンガラで赤く染められた石室を見る事が出来、感動しました。来年も第3日曜日に開催されれば、また訪れたいと思いました。
昨年の来場者数は200人に満たないくらいでしたが、今年は300人ほど訪れたそうです。
写真左:灰塚山古墳後円部の第2主体部の石棺内部の人骨
写真中:喜多方市の「蔵屋敷あづまさ」のざるそば
写真右:山形県米沢市小野川温泉の「田んぼアート」
【灰塚山古墳とは】
喜多方市慶徳町にある古墳時代中期(5世紀)に築造された全長61mを超える前方後円墳。東北学院大(仙台市)の辻秀人教授ら同大学文学部歴史学科考古学専攻辻ゼミナールのメンバーが平成23年から7年にわたり発掘調査を続けてきました。昨年は、後円部中央の第1主体部とその東側の第2主体部を調査しました。第1主体部は南北に長い木棺ですが、木棺は腐り痕跡が残っていました。棺の内部には青銅の鏡、ガラス玉を綴った腕飾り、竪櫛群、大刀1振り等の副葬品が残されていました。
【東北学院大学の「お知らせ」より】
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/170921-2.html
miki122さん、遅レス失礼します。
貴重な資料が出てきましたね。
5世紀に相当有力な豪族(?)が喜多方にいたとは
DNA鑑定の結果など楽しみです
レポありがとうございました
いえ、いえ、コメント有難うございます。
奈良ほど数多く大規模な遺跡はありませんが、身近な場所で貴重な発見があった事が嬉しかったです。また解説を拝聴し、尚且つ石室内部を見学出来た事はとてもとても良かったです。この時代の完全な人骨が発見された事は東北初で、竪櫛が並べられて出土し、埋葬時に供えられた様子が分かるものは、日本初らしいです。頭蓋骨がかなり完全な状態なので、顔の復元も可能らしいです。
今後の報告が楽しみです
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