愛する母の死を受け入れきれず荒さんだ生活を送り夫婦生活も破綻した女性が新たに再出発するまでの猶予期間としてロングトレイルの旅に出る、というあらすじ。
過去のフラッシュバックシーンが少しくどすぎるかとは思いますが良作でした。
自分にとっては内容よりも演出上の細かなギミックに惹かれました。
例えば主人公が初めてザッグを持ち上げようとする際に苦労しまくる様子、初めて使うストーブの燃料を間違え途方にくれるシーンや飲み水がなくなり水溜りの水を濾して飲もうとするシーン、自己防衛とはいえ人を疑い自己嫌悪に陥ったり、初めて会う仲間との旅の感覚の共有だったり、旅の終わりが近づき新たな現実と向き合わざるを得ない心配と恐怖など…
自分もかつてバックパッカーだった時期がありその頃の旅の思いが甦ってきます。
そういえばフレームザックに憧れてREIでキャンプ道具一式を並行輸入しアフリカ横断の旅に出たことがあったな…実際は一度もキャンプせずに終わってしまったけど 。
2枚目は昨日行った雨飾山の紅葉、3枚目は行列ができるラーメン屋さんの限定麺。
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