地元の山なので、軽トラで山へ向かう。今朝の浅間連峰は雲の中、予報は晴れなので、「きっと晴れるだろう」と言い聞かせながらトコトコ車で登っていく。本年初めての雪山。ワカンを装着して登っていくが、正月の食っちゃ寝のつけが出て、フーフーは―はー。骨盤がガクガク、カタカタ。(何とも情けない)でも、ゆっくりでも前へ進んでいけば頂上へ着くので不思議(着いた途端に腰を下ろしましたが)。
篭の登山の頂上は快晴、風もなし。久しぶりの360度の絶景。この山は富士山、八ヶ岳、北アルプス、そして北信から群馬の山、もちろん浅間山も、と眺望が良く簡単に登れる山なのです。登山口から1時間かかりません。烏帽子岳、湯の丸山、水の塔山、高峰山(浅間連峰の山は)簡単に登れ、どこも眺望が抜群。何れもお薦めの山です。
池の平湿原入り口に降りてきて、もうひと山と欲を出し、見晴岳を目指す。足取りは重いが、雪の中をラッセルしたり、急斜面を駆け下りたり、まるで子供の様に遊ぶ。そんな行為は日々の暮らしの中では決して味わえない爽快感を齎す。
人にはそれぞれの楽しみ方がある。非日常の場所に身を置くと、何かを感ずるのは私だけだろうか。冬山の頂で、熱い茶を飲む。「美味い。腹に染みわたる」そんなことを感じた今日の私でした。
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