三歳の女の子Mちゃんとは会話が弾む。
大人同士の会話になるとかみ合わない。
大坂なおみちゃんは、三歳から五歳に成長した。私は三歳で成長が止まっている。
「何たることか」と思うか、「それでいい」と思うか。
今の私はその関係が一番しっくりくる。
戸惑い、驚き、発見と、留まることがない。
あげく、三歳のMちゃんにさとされる。母である娘にはあれこれと叱られるが、Mちゃんとはすごく仲が良い。
私がカメラを持っていると「貸して」と私の手から奪って、パチパチ撮り始める。
壊されるのかとヒヤヒヤする。
「これ、こうやってやるんだよ」と私にカメラを向ける。
ツールの理解力は私に勝る。
仕草がおもしろい。
カメラに写された私の顔は、何とも間抜けた顔だ。
「ねえ、あれやろう。これやろう」と次から次に、目まぐるしく提案してくる。
体力では明らかに負ける。
時々、私がふざけてくすぐると「やっちゃだめだからね」と、母親口調で言う。
何をしてもかなわない。
そんなMちゃんと、いつか一緒に山へ行きたいと願っている。
でもこの調子では、私の体力がMちゃんについていけなくなるのではないかと、今から心配している。
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