幸福とは古来「運」の字が使われたそうである。
「運」は「運ぶ」ということで、それはめぐりめぐってくるからだそうです。「運」は多くの場合、出会いにより得られる。
幸福の尺度は人によって違うが、共通して言えることは、心が満たされた状態の時ではなかろうか。私の場合は、心が穏やかな時、喜びに満ちている時、そんな心の状態の時が幸せな時のような気がする。
先日、新聞の投稿欄を読んだ。
安曇野に住むKさんの投稿に目が留まった。
95歳で亡くなった祖母が手作りで残してくれた「はんてん」を家族皆で使っている。おばあちゃんの作ったものが、子にそして孫に愛用され、それが冬の寒い時期皆を暖め、家族の心まで温めてくれる。
Kさんの「はんてん大事にしているからね」という言葉に、私も母が残してくれたネックウォーマーを思い起こし、心が震えた。
文は「私もおばあちゃんのように生きたいです」という感謝の言葉で結ばれていた。
実体験の心温まる出来事は、読む者の心を温かくしてくれる。
幸せは伝染する。(運ばれてくると言っていいのかな)
「私もそんな風に子や孫に幸せ感を運ぶことが出来るように生きたい」と、そんな気持ちにさせてくれる投稿文でした。
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